65 In Vitro Veritas
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 18時半頃
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― B1F:スタッフルーム ―
[重ねられた手のぬくもりを感じ、彼女もまた同じ人間であることをはっきりと自覚して。 弦の音が鳴り止み、雨宮とそのオリジナルがその場を離れてもしばらくそうしていただろうか。
何も言葉は交わされずに、静寂に包まれる。 それをやぶったのは、『何か』が落下した様な音。]
―――…なに、今の音。
[はっとなり顔をあげて、椅子から腰を浮かした。]
(41) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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― B1F:廊下 ―
[スタッフルームを出て、音のした方へと足を向ける。 その途中に、ニックと出会う事はあっただろうか。 もし彼とすれ違えば、今何か落ちる様な音がしなかったかと彼に問いかけただろう。
彼からの反応はあっただろうか。]
(45) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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― 非常階段 ―
[周囲を見渡し、病室などを一応身ながら歩みを進めてゆく。 けれど何かが落下した様な音はしないし、この階より下の方、B2Fの方で音がしたようにも感じた。]
下に行ってみようか…。
[リーネはその場にいただろうか。 ひとりごちる様に小さく呟いて、非常階段へと足をかけた。
階段の先に広がる赤に気付いたのは、階段を半分降りた時だった。]
(47) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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あれは…、
[階段を駆け降りる。 遠目に一目見ただけでも頸椎骨折をきたしているのがわかる。 恐らくもう死亡しているだろう。 彼の隣にしゃがみ込むと、彼の顔に耳を近づけて呼吸を確認する。]
息、してないわね…。
[頸動脈も触知しない。 目を開かせると散大した瞳孔が彼女を見つめた。]
対抗反射なし。
[手でかげりを作り、確認すると力無く呟いて、彼の手を組ませてやった。]
(49) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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―――… 、
[階段は高さはあるとは言えど、自分で足を滑らせたのならば少しでも受け身を取れるはず。 頸椎骨折まで至る事はなかなか無いだろう。
やはり誰かに殺されたのだろうと見当をつける。]
(54) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[緑がかった灰は、死んだ男の顔に向けられていたが、聞こえた声と誰かが近付いてくる気配に顔をあげた。]
ええ、死んでる。 私が来た時には、既に死んでた。
[雨宮の姿を認めると小さく頷いて応えた。 けれど、続く彼の言葉にはゆるりと首を傾げた。]
どういう意味?
[彼女は死んだ男と言葉を交わした事すらない。 クローンに対してどんな考えや思いを持っているのかも知らなかった。]
(58) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 23時半頃
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そう…。
[雨宮の言葉を聞き、視線はまた死んだ男の顔へと注がれる。]
一番、恨まれるべき対象は私なのだろうけど。
[今まで、一体何件の手術をこなしてきただろう。 その一件一件に、裏ではあんな惨劇が起こっていた。]
貴方のお兄さんのクローンは、貴方のクローンのお兄さんでもあったのかしら。
[ふと疑問に思って口にした。]
私達が壊したのね…。
いえ、殺したのね。
(71) 2011/10/01(Sat) 00時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/01(Sat) 00時半頃
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そうね。 知ろうとしなかったのも…、知らなかった事も私の罪だわ。
目を伏せてたのよ。 貴方のお兄さんの症状からだって、少し考えればそう気付けたかもしれないのに。
[記憶転移の症状。 移植した臓器の細胞がドナーの記憶を蓄えているという説があることも、知っていたのに。 最初から、否定していた。 考えない様にしていた。]
(77) 2011/10/01(Sat) 00時半頃
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そう。 やっぱり、大切な人だったんだ…。
[ふ、と目は伏せられる。 しかし何処からか響いてきた声に、すぐに開けられることになったのだけれど。]
声、したわね。
[何処からだろう、と彼と同じく廊下へと視線を向けた。]
(79) 2011/10/01(Sat) 00時半頃
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ごめん、私はちょっと休んでからいくね。
[声のした方へと向かうセシルの背に声をかけた。]
…―――疲れた。
[元々精神的に強い方では無い。 ここに来てからの疲労がたまって、壁に寄りかかる様にして座りこんだ。**]
(98) 2011/10/01(Sat) 03時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/01(Sat) 03時頃
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― コントロールルーム ―
[セシルが去ってしばらくした後、ようやく重い腰をあげて彼の後を追った。 ここではないかと部屋に入って、真っ先に目に入ったのは、横たわる岩瀬の死体。]
岩瀬さんっ!?
[慌てて駆け寄ってみれば、傍にいた彼のクローンの姿に驚愕した。]
(117) 2011/10/01(Sat) 13時半頃
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何してるの貴方!
[彼の血まみれの眼窩。 ぼっかりとあいたそこには、何も、無く… 慌てて岩瀬の顔に目を向ければ、明らかに一度くりぬかれ、嵌められた様な瞳。]
貴方…、
[彼が何を想って岩瀬に目をあげようとしたのかは、わからなかった。 けれど、必死になって彼の名を呼んでいる姿を見て心が痛んだ。]
何で岩瀬さんが死ななきゃならないの…。 私が死ねばいいのに。
[ぽつり、零れる言葉。 彼女の顔には、何の表情も、無く――― ]
(118) 2011/10/01(Sat) 14時頃
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岩瀬さんは、もう起きないのよ。 もう、死んでるから、壊れてるから、
[彼を無理にでも止めようとするけれど、抵抗されただろうか。]
血を止めないと、
[彼が自分の話を聞く様な様子があれば、彼の眼窩に布を詰めて圧迫止血しようとするだろう。 そして、岩瀬のつけていた眼帯を探し、きつく彼の目に巻こうと。]
(119) 2011/10/01(Sat) 14時頃
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[ガーゼなんて、勿論無いから。 目に入ったうちで一番柔らかそうな布を彼の眼窩に詰めてゆく。 時折彼の洩らす呻き声が聞こえれば、唇を噛んで処置を続けた。
きつく岩瀬の眼帯を巻けば、彼はまるで、岩瀬本人の様で。]
ごめんなさい…。
[子供の様に無く彼に、言わなければよかったのだろうか、と罪悪感を感じてしまう。]
岩瀬さんは、きっと喜んでる。 貴方が、眼をくれたから。
[彼の背を撫でて、そう声を掛けたけれど。 何だかとても寂しくて、心が苦しい。]
(164) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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…、むずかしいね。
[泣き叫ぶ彼。 自分が治療を施す姿を見て肌の黒いクローンが言った言葉。
お互いに理解し合う事はとても難しくて。]
…、 ごめんなさい。
[彼の背を撫でる手は、そのままに。 ボロボロと涙が落ちた。]
(177) 2011/10/01(Sat) 22時半頃
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そうね、自分を捨てて尽くされても嬉しく無い。
[岩瀬のクローンが眠りにつくと、ゆっくりとその身体を横たえてた。 穏やかに眠っている姿を確認してから、ようやく黒田の言葉を反芻する様に言葉を吐いた。
岩瀬のクローンの前で、その言葉を口にする事は出来ずに。 偽善的な自分に嫌気がさした。]
リーネ…。
[自分が移植が必要な病気になっても、自分は移植を望まない。 彼女と自分は、別の人間だ。 ただ、遺伝情報をほぼ同じくしているだけで。
それが、彼女のリーネに対する見解。]
(206) 2011/10/02(Sun) 00時頃
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[ゆっくりと立ち上がると、血にまみれた手や服に構う事無く、ふらふらとコントロールセンターを出てゆく。
あてがあったわけではない。 ただ、ひどく疲れて、一人になりたかった。
医師とは、壊す者ではなく、治す者の筈なのに。
けれど実際は、手術が行われる度に、彼女は壊す者であり、治す者であった。 彼女の意識の中で、自分の手はすっかり壊す者の手に、なってしまった様に、感じて…。**]
(207) 2011/10/02(Sun) 00時頃
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