8 DOREI品評会
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ご褒美 欲しいな。 奥の方から、イイ匂いがする。
[スカートを頭で押し上げるようにしながら、舌でふくらはぎを辿り、内腿にくちづける。腰掛けているおんなの膝から上へはなかなか上がれなくて、もどかしさに呻き声をあげながら白い太腿の隙間に鼻先を押し付けるようにして、ジリジリと奥へ進んで行く。 スカートの中で奮闘する男の姿は可笑しいだろうか。 結局イアンは、イアンの肩でシートにグロリアを押しあげて、倒すようにして、のしかかる。けれども、おんなの香りがする場所に辿り着いても、下着が阻んでその場所に直接イアンが触れる事は出来ないのだ。]
もどかしくて、はちきれそうになるよ。 ねえ──グロリア。
[膨らんだイアンの下肢を擦り寄せながら、グロリアの下着と太腿の隙間のラインに舌を這わせる。]
(129) yummy 2010/04/16(Fri) 04時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/16(Fri) 05時頃
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俺が想像出来るような家族じゃないんだろうね。 俺の母親は国を越えての略奪婚だったから、 祖国は二つ、名前も本当はもう一つあった……けど、 母子関係は普通だったよ、多分。
[血縁縁故の強い社会の中で親戚から縁切りされた母親を少しだけ思い出す。既に居ない母親の激しく、短いおんなの人生。イアンの人生はもっと短いかもしれない。 加わる制限の数に、肌の上をくちびるでなぞりながら喉を震わせる。]
ご褒美が沢山あると思えばイイか、な。 前向きに考えるなら。
嗚呼、あんたの声、 好き …だぜ。
[手が使えたなら、指を噛んで声を殺させたりしないのに。上気した頬と、閉じられる時震える金の睫毛を見上げながら、掠れた声で言う。]
(133) yummy 2010/04/16(Fri) 06時頃
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[確かに男の身体は重いもの。痛いと言われて揺れる車内の中、腹筋だけで起こそうとする上体。布越しに与えられる刺激に、ピクンと腰を震わせて喘ぐ。減点と言われるなら離れなくては成らないと、身体を浮かそうとするが。]
苦しい よ、もちろん。 ガーターは何時もなら好きなんだけど、 今日は邪魔…──ッ。
[しかし、実質的な我慢の限界よりも、多少は大げさな素振りなのかもしれない。もどかしさと、下着とボトムが勃ちあがっているそれをソフトに拘束している現状を楽しむ事が出来ないわけでは、無い。 腰を緩く動かしながら、熱を拡散させるように舌を出す。]
せめて、脚を思い切り開かせたいよね。 手が使えれば、確かにそうしてる。
(134) yummy 2010/04/16(Fri) 06時頃
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[脚の間に頭を突っ込んだままで、首を横に振る。「ご褒美はたまにの方がいいと思わない?」と言う問いへの答えは当然イアンからはノーだと言う風に。 舌を指先で止められると、イアンは呻き声をあげる。唾液がグロリアのたおやかな指先を汚す。]
お強請りしたら、 あんたがストリップしてくれるの? ──それとも、
[噛みちぎって良いのなら、どうしようと構わない内だろうか。 レース越しに押し当てた鼻先を動かしながら、涎を垂らし、グロリアを見上げる**。]
(135) yummy 2010/04/16(Fri) 06時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/16(Fri) 06時頃
記者 イアンは、黒レースの下着の端に歯を立てようと──。
yummy 2010/04/16(Fri) 06時半頃
記者 イアンは、スーパーグロタイム!
yummy 2010/04/16(Fri) 15時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/16(Fri) 15時半頃
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略奪婚はどうだか。 誰も母を褒める人は居なかったけど。 俺は、欲しいモノを我慢出来ない人達の血を引いてるよ。 ──それも、優性遺伝。
[薄く額に滲む汗。上気した顔で笑いながらグロリアを見詰める。グロリアの手で剥がされたシャツは、後ろ手に縛られたストールの腕に絡まって止まる。肌におんなの手が触れるなら、]
可愛がってよ、グロリア。 駄目だったら、もっとお仕置きして。 じゃあストリップはプールサイドか海辺ならOKになる?
[と、濡れた口端を持ち上げて、髪を撫でて来るグロリアにウインクをした。イアンに余裕はまだ有る。動かしている腰を捕えられても。]
(161) yummy 2010/04/17(Sat) 01時頃
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[グロリアが脱がない。破っても良いのならと、レースの隙間に歯を立てて獣の様に引き千切ろうとする。犬歯の無い人間の歯では、繊細な繊維の穴を少しずつ擦り切ることしか出来ない所為で、下着はイアンの唾液でびちょびちょになる。 鼻先で押して、下着を噛んで、引いて。小さな穴に尖らせた舌を捩じ込んで隙間から見える柔肉としっとりとした茂みをチロチロと舐める。歯と舌で穴を少しずつ広げて行く。]
嗚呼、いやらしいんだ。
[ご褒美をあげると言う、グロリアを見上げ、広げられた脚の奥をうっとりと見詰めた。今度は尖らせぬ舌を、レースの裂け目の奥、濡れた桃色の柔肉に這わせる。車内に響くのは秘所を舐める水音。クレヴァスの凹凸を確かめ味わうように、犬の舌は何度もその場所を往復する。 押し殺したような声があがれば、鼻先をわざと陰核に押しあて、声を漏らさぬ事に抗議するようにふるふると振動させた。]
(162) yummy 2010/04/17(Sat) 01時頃
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[下着の中のペニスがパンパンに膨らんで、ジッパーの金属が苦しくても、ただ忠実な犬のようにその場所を舐め続ける。 涎を垂らし、荒い息を漏らしながら、それでもイアンが笑っているのは、グロリアが命令しない限り、イアンもグロリアがイクようには動かないからだった。]
命令してよ、グロリア。 俺の女王様。 ……ねえ。
[小さな痺れを望むのか。舌をより深い場所へ潜らせる事を望むのか。それとも──? イアンはハァハァと荒い呼吸に肩を動かしながら、グロリアの灰青の瞳を見上げて、言葉を待つ。]
(163) yummy 2010/04/17(Sat) 01時頃
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痛くしても喜びそうなんて酷いな。 痛いのは嫌いで、気持ち良いのは好きだよ。 ごくごく、ノーマルに。
[本当はどちらも嫌いと言う訳では無い。 痛みや苦痛の心地良さと、お預けが長いほどご褒美の餌が美味しい事をイアンも知っている。べちゃり。態と大きな音を立てながら、]
…… ん おいしいのも ご褒美になる よ。
[グロリアの白い内腿が震える様子に、零れる声に満足げに鼻を鳴らす。潤んだ瞳を見上げるイアンの目の表面、粘膜が濡れている。]
(178) yummy 2010/04/17(Sat) 02時半頃
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ずるくないよ。 悦ばせてって命令だったんだ。 イイんだ。
[舌を出しながら、紅く染まったグロリアの頬を視線だけで舐める、ジリジリと追い詰められて行くそのマゾヒスティックな感覚を含めて味わう、その態度には愉悦が含まれているかもしれない。]
(179) yummy 2010/04/17(Sat) 03時頃
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[いっそ、二人とも追い詰められれば良いと言う風に。]
…… ん ださずにっ て、
[身体の位置を変えるグロリアに声を掛けようとして、ビクリと身体を揺らす。触れるおんなの手、ジッパーを下げる音。 窮屈な覆いから解放されて外へ飛び出した熱の塊。硬いそれはグロリアの手の中でピンと揺れてしなる。露出したままのグロリア太腿に、濡れた線を描いて離れるそれ。]
どうす… ──ンッ ……
我慢比べ? それとも、あん、た 手と口でしてくれる の?
[耳元に忍び込む小さな喘ぎ声に首を傾け、グロリアの口端にくちづける。下唇を食んで揺らす。このくちびるが?と問うように。舌に舌を絡める時、グロリアの手の中にある熱く起立したペニスも揺れた。]
(180) yummy 2010/04/17(Sat) 03時頃
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[手の中で擦れる感触にイアンは呻き声をあげながら、片目を閉じる。]
俺が出しちゃったら、 イレラレナイ よね。 あんたは、欲しく無いの?
[熱をこめて視線を注ぐ先。上体を曲げて椅子の上に身体を捻り投げ出し、尖らせた舌を、グロリアの茂みの奥に潜り込ませようとする。]
(181) yummy 2010/04/17(Sat) 03時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/17(Sat) 03時頃
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俺のイイようになんてしてないよ? グロリアのイイように、ね。
[尖るくちびるを見て笑う。粘液をまぶしてなで上げられる場所の反応だけは素直に、ピクピクを棒の芯を震わせる。]
嗚呼、口は駄目なんだ。 ざん ね ん…
ンッ
[声は合わせたくちびるの中に籠る。然程、残念でも無さそうな、快楽を映したくぐもった声の響き。逃げる舌を追い掛けて絡め、逃げて笑う。身体を大きく動かす前に、顎を上げて小さくかぶりを振った。]
(184) yummy 2010/04/17(Sat) 04時頃
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俺も欲しいよ。
ね。
[全て脱がされ切らぬ下着とズボンの所為で、暴れ出しそうな熱の根元は、縛られた状態のようになっている。手でこすりあげられても、そのまま長時間耐える事が出来たかもしれないが。 溢れ出す蜜をかき回す舌と共に、グロリアの手の中で、腰を突き上げる。それを舌のかわりに深く突き入れたいのだと言うように。]
(185) yummy 2010/04/17(Sat) 04時頃
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グロリア イイでしょう──
ねえ、いれさせて
…ッ!
[手が離されて震える竿、膨らんだ先端に先走りの液体が小さな玉を作り、グロリアの絹肌の上をぬるりと滑った。入り込む孔を探す蛇の鎌首。]
(186) yummy 2010/04/17(Sat) 04時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/17(Sat) 04時半頃
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[昂りの根元から伝わる刺激とグロリアの嬌声に、イアンはピンと内腿の筋肉を張らせる。車の座席にしては随分広いがベッドにしては狭い革張りのシートの上、衣服を纏い付かせたまま焦れる熱い二人の身体。]
──…ッ 手、解かなかったら 俺がしてもらってるみたいになって 愉しかったのに な。
[ストールを解かれると拘束に痺れた腕を軽く振った。]
ん…ん イ イ眺め。
[シートの上に行儀悪く転がったまま、黒いドレスの淑女のストリップを欲望の目で見上げる。視線はあらわになるボディラインに、下着を剥ぎ取る時の下肢の柔肉に、それからやはり発情しているはずのグロリア自身の貌に。 シートに身を沈め直したイアンと邪魔な布を取り去ったグロリアが向かい合う。 肌と肌を直接触れ合わせると、すでにしっとりと汗ばんでいる事が分かり、体液が混じり合う少し先の時間が容易に想像出来る。]
(214) yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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[起立して先走りの涙を流すソレの長さは、柔らかな金の茂みに覆われたグロリアの白い肌に当たっている。 おんなの肌の上、臍下から茂みへつとイアンは指でなでおろし、]
……此処まで 埋まるよ。 そう、奥まで。 挿れたいよ ね。
[下腹に指先を埋めるようにして、下腹部をやわく押す仕草。降りた指先はそのまま、茂みの奥に潜り込み陰核をまるく撫でて弾いた。]
(215) yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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[グロリアの形の良い朱唇から垂れる唾液をうっとりと見上げる。 腰を下ろして挿入しやすいように、イアン自身腰を突き出しながら、グロリアに態とされるがままになる。おんなが腰をくねらせる事で臍下に浮かぶくぼみの陰影や、揺れる乳房の感触を味わいながら。]
すげぇ、イ イ眺め。
ふ …ふ
あんたには繋がってるトコ 見えないだろうけどさ。
[ペニスは花弁をくつろげ色の違うおんなの肉の中にずぶずぶと埋まっていく。粘液に包まれ掴まれては、じりじりと飲み込まれる自身の昂り。うねる肉壁の軟体動物のような感触に息を吐いて、喉を反らし、イアンも喘ぎ声を漏らした。]
(216) yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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[完全に熱棒が入るまでの間、グロリアの補助をするよう背を支える片腕。利き腕は繋がった箇所の輪郭をなぞるように指で、花弁を円を描くように撫でて愛撫した。 グロリアの両腕がイアンの背に回る頃には、グロリアの呼吸と背がしなるタイミングに合わせるように、緩やかな腰のグラインドを開始している。]
──ッ、 腰から蕩けそうだよ、グロリア。 ね。
嗚呼、でも俺、遅漏だから。 一服盛られるんじゃなければ、 よっぽどサービスしてもらわなきゃ …さ。 それより、あんたを二回も三回もイかせる方が良いな。
[グロリアの耳元に囁かれる言葉。それからねろりと耳孔に差し込まれる舌と濡れた水音の刺激。頭がおかしくなる位によくなって、グロリアが乱れる所を見たいと思う。自由を彼女に──なら、それが痴態でも良い。]
(217) yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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ルカ。 弟が なあに?
[腰を揺らしながら、深いくちづけに合わせて腰に回した腕をキツくして、片手で熟れたおんなの尻をまさぐっている。尻たぶを掴んで引寄せ、時折回転に突き上げる動きをまぜる。 うっとりと目を閉じてしまいそうになるなか、具体的に何を気をつけるのか、と問うように軽く顎を上げて片目を開けた。]
気をつけるって、さ。 あんたの弟が何処に住んでるかも知らないんだぜ?
[グロリアは血の繋がった弟の事を、どう説明するのだろう。]
(218) yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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そもそも、 向かう別荘まで何時間掛かるかも知らないんだ。
始末する時間が無い位のタイミングで俺がイッて、 あんたが俺が出したのを入れたまま 垂らして歩くトコとか、想像するとすげえ素敵なんだけど。
[繋がった腰のグラインドは、ゆっくりとして浅い動きから、徐々に時間を掛けて蕩かせていくつもり。イアンはグロリアが動きに焦れて命令すれば速度を上げる。突き上げる腰を深くする。あるいは意地悪くグロリアが自ら動く事をねだるかもしれない。 死の恐怖、愛、否──あたまがおかしくなったままで居たい**。]
(219) yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/18(Sun) 04時頃
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[服を脱ぐ様子を指摘されて頬を膨らませるグロリアの様子は、奴隷を買うような特殊な人種ではなく、普通の娘のようだと思った。動作が洗練されていても、それはプロフェッショナルの洗練とは異なる。 父親に躾けられた優雅さなのだろうか?と、イアンの中で過る。]
見ないでもわかるのは ナカでわかるからなのか な。
… …──ん、 く
[内壁が蠢き、吸い取られるような感覚に捕われる瞬間、女性が感じる感覚は、男のイアンには分からない。奥まで埋めて、あたった場所で、先端が快楽に震えた。 つなぎ目を撫でていた指は、溢れた愛液でトロトロになっていた。 こっそりとそれを舌で舐めてから、腰に腕を回す。背中に回された手に籠る力が心地良く。]
(225) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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けだものよりも はしたなくなっちゃう あんたが見たいな。
[それが自由な姿なのかは分からないが。想像すると、繋がっている箇所を中心に、背骨を舐めるような快楽がイアンの身体を飲み込み、手足の先の血が巡るすべての箇所がジンジンと痺れるような心地がした。 肩越し覗き込んだグロリアの貌を見詰めて、濡れた濃茶色の瞳を細めて笑った。零れる息の熱を笑みにつり上げた口端で逃がすようにしながら。]
欲しがってくれたら、 何でもするよ。何でも。
あんたが、今までよくなった事が無い なんて……さ
[信じられないねと言う言葉を飲み込んでくちびるを重ねる行為は、摩擦箇所を増やすための救済措置のようで有り、逆に出口を塞ぎ袋小路を作る行為にも思え、脳を蕩かし言葉が途切れる。]
(226) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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弟からも殺されかねないって事かな。 殺されると言うよりも、処理される。
[「今までの奴隷とは違う」とグロリアが言ったとしても、弟から見ればイアンはただの奴隷だ。或いは奴隷の範囲を超えてしまうと都合が悪い。それを許容している主人を含めて。 警告は今は、冷静な思考よりも、より深いグロリアとの密着や快楽をイアンに望ませる。グラスを傾斜させ、火にアルコールを注ぐように。白濁を零しながら歩く所を見たいと言う、イアンの挙げた好ましい痴態の例は、グロリアに却下されてしまった。もとい運転手が女主人であるグロリアの為にさせてくれないようだったが。]
中で出しちゃ駄目なら 哀れな奴隷から絞り取っても 駄目でしょ?
(227) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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[首元に掛かる息と根元までみっちりと締め付けて来る内壁のその動き。うごめく腰を捕えて、グロリアの下腹を撫でながら、イアンも腰を一度だけズクと突き上げる。]
ね、グロリア。 俺は出来たら良いのにと思ってるよ。 出来ない方が良いんだろうけど。
[子どもがとは言わず。 暴れる熱をあやしなだめるような緩いグラウンドに戻しながら。グロリアの背を撫で、色付いて染まった柔らかな胸に顔を埋めた。]
(228) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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強くしても──良いんだ。 嬉しいよ、グロリア。
[ねだる声にグロリアを見上げて、両の乳首をきゅっと捻る。 それからイアンは白い歯をみせて笑い、グロリアの腰に腕を回し直した。]
すごく。
[グロリアの貌を見上げたまま、一度ギリギリまで抜いて軸を定めなおして、突き上げる。そこから先の穿つリズムは激しく、激しく。]
(229) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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[軋むシートと汗と体液の匂い。繋がったまま燃えるような身体。 肉体の境界線は混じり合い、閉じる目裏が螺旋のように揺れる。目を開くと、グロリアの瞳から透明な宝石のような涙が零れるところだった。]
… …ッ 同じ だよ。 グロリア。
[その小さな輝きに、イアンは胸を突かれたようなショックを受ける。 上半身を曲げ、額に額をかさね舌で涙を拭う。]
(230) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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すきって何だろう ね。
……あ あ、 死んでしまう 前 に ふたり、何処まで行ける か な。
[突き上げる速度で揺れるグロリアの身体を追い上げながら、何かを観念するよう目を閉じた**。]
(231) yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/18(Sun) 18時半頃
記者 イアンは、良家の娘 グロリアに返事考える。もちもちもち。
yummy 2010/04/18(Sun) 23時頃
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[エンジン音や振動もほとんど車内に響かない高級車。車がカーブを曲がる時、激しい揺れが襲い、タイヤが軋む音が響いた。チラリとカーテンの隙間から外に視線を流すと、中世ヨーロッパの都市がそのまま残ったような遺跡の街が見え、大きな水平線と海を望む崖道だった。 非現実的な世界は、オークション会場の古城を出てもまだ続いている。祖国を出て海を渡った時のように、強引にアメリカからヨーロッパに取材旅行に出た時のように、また、イアンが海を渡る事はあるのだろうか。]
…── ん。 あんたのもの だ。
[チラリとのぞく現実の風景と、事故死と言う新たに過った死の恐怖は、目眩のような快楽に取り紛れてすぐに失せてしまう。 ただ「いままでのこと」と言うグロリアの言葉に、イアンの中走馬灯のように過去が過ると、背骨をのみこんで行く快楽に、身を切り裂くような痛みが混じり、その痛みがまた身体に炎を呼び込んだ。]
(254) yummy 2010/04/19(Mon) 00時頃
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初めてって 純粋なひとだ な、 あ …… グロリア。
[背に刺さる爪を手に取りくちづける。]
ッ 力抜いて?
手を離しても、離れられない。 俺は此処に居る。
[蝶が羽化するように、自由になっていくおんなの姿に、何度も繰り返し呪文のようにグロリアの名を囁く。 運転手は彼等が満足するまで遠回りを続けたのかどうか。 移動する密室は、二人が疲れ果て、最後にイアンがグロリアの裡で終わり、僅かなまどろみにおちてのち──別荘へ到着する事になる。]
(255) yummy 2010/04/19(Mon) 00時頃
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[それから、イアン・グッドマンと言う人物が居た痕跡は何処にも無い。何処かでアジア系の血を引く男性の死体があがったとしても、それがイアンである事が世に知れる事は無い。
アメリカの本社と、父方の親戚には、奴隷品評会の際に、取材中の行方不明して届いていた。後は年数が経過して、人々の記憶からイアンの記憶が消えるだけ、行方不明が死亡の認識に変わるだけ。 誰もイアンの未来の愛と幸福について想像する事は無いのだ**。]
(256) yummy 2010/04/19(Mon) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
yummy 2010/04/19(Mon) 00時頃
記者 イアンは、良家の娘 グロリアと(開き直って)新婚旅行に出掛ける事にした。
yummy 2010/04/19(Mon) 00時半頃
記者 イアンは、良家の娘 グロリアを抱きしめた。お姫様だっこ。
yummy 2010/04/19(Mon) 00時半頃
記者 イアンは、良家の娘 グロリアの耳元に囁く「愛してる、グロリア」**。
yummy 2010/04/19(Mon) 00時半頃
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