64 色取月の神隠し
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―祭り初日・屋台「菊屋」―
[>>2:141店を訪れたあやかしの男の気配に中られたのか、 団子屋の娘の眉が僅かに顰んだ。
(……なかなか勘の良いことだが、やはりこの娘、あやかしと縁があるのかねェ……? だが、今からそれでは、逢魔時の渦中には難儀するだろうなぁ)
――などと意地悪く娘の面を眺めれば 不意に娘の口元が綻び、男に向け手ぬぐいが差し出された]
(55) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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――――……? ん……。 口? はて、な。
[娘の表情の目まぐるしい変わりように阿呆の様に瞬いて 指摘された口元に指先を伸ばせば 触れるは先刻口にした、カステイラのざらめ。
かつて、京を恐怖に陥れたあやかしも 時降れば喜劇的な存在になるらしい]
……いやぁ、これは失敬。
[手渡された清潔な手ぬぐいで口元を拭いながら あやかしの男は心底愉快そうに笑った]
(56) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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>>2:146>>2:147 [娘の熱烈な団子の売り込みを 男は腕を組み真剣な面持ちで聞いている]
……なるほどなぁ、全てがお勧めというわけか。 これでは、一つを選ぶなど、到底出来ないな。
[ふむん、と頷き]
……よし、此処はお姉さんの謂いを信じて、全部貰おうか。
[それこそが娘の思惑とも知らずに言い切って みすぼらしい身形に似合わない 数珠繋ぎの銅銭をじゃらり、懐から引っ張り出した]
(57) 2011/09/15(Thu) 22時頃
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確かに、これは……美味いな。
もし、団子の味が口上ほどでもなかったら、 あの娘、口直しに攫って喰ろうてやろうとも思ったが……。
[菊屋の屋台を離れ、道々団子を頬張りながら 物騒なことを独りごちれば 何処からともなく聞こえるは、龍笛の音>>2:157]
ほぅ、九十九の……辰サンの音色か。 どうやら、夕は無事に本懐を遂げたようだねェ。
……良かったなぁ。 [やがて、遠ざかる二つの影を送る龍笛の調べに箏の音が重なり>>1逢魔刻の始まりを奏でた*]
(58) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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―祭り二日目・秋月邸―
[同胞への手土産に、今日は鶉でも獲るかと森へ向かおうとすれば 廊下の途中で、女中に案内されてきた美しい娘とすれ違う]
……ほほぅ。旦那の邸は今日も千客万来だなぁ。 いや、それにしても、これは予想以上の別嬪さんだ。
[男を見とめ、嬉しそうに目を瞠る琴古主>>12に 口の端を吊り上げて見せた]
(75) 2011/09/15(Thu) 22時半頃
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―祭り二日目・神社広場―
……やあっと見つけた。
[鎮守の森で鶉を獲ったその足で、芙蓉の気配を辿り 男は軽業の演し物で賑わう場に姿を現す]
芙蓉の薬が効いたみたいでさ、金創の痛みが大分良くなったよ。 それで、礼って言っちゃあおかしいが、土産を持って来たんだがね……。
[数羽の鶉が入った籠を芙蓉に渡そうとして 連れのいることに気が付く]
おや、今日は"お友達"連れかぁ。
[この娘が、お前さんが連れて帰りたいお相手かい? ――そう視線で尋ね、傍らの気品ある娘に穏やかに微笑み挨拶を向けた]
(85) 2011/09/15(Thu) 23時頃
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ま、動かないのは変わりはないが 痛みが薄れただけども、大分マシってもんさ。
[芙蓉の本心からの笑みに、にこやかに微笑んで]
随分、仲良さげに見えるが……違うのかい?
[お友達? と自身と連れの娘を交互に指し首を傾げる 芙蓉と鏡合わせのように、男も首を傾げるが 娘――浅井沙耶の名乗りに]
あぁ、これはどうも。 己は田中藤之助です。此方こそ宜しく。
[夕顔との会話で付けた名と、秋月が呼ぶ姓を合わせ それらしい名を拵えた]
(92) 2011/09/15(Thu) 23時頃
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>>93
……あぁ、この足かい?
刀でばっさりやられちまったからねェ。 まぁ、命まで獲られなかっただけでも、良しとするさ。
[その間の事情は告げず――尤も、告げられたものではなかったし 告げても沙耶が信じるとは思えないけれど]
そうなのかい? 十年来の友誼だって言われても、信じてしまいそうだがなぁ。
[「出会ったばかり」という言葉には、大仰に目を丸くしてみせた]
(97) 2011/09/15(Thu) 23時半頃
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>>94
へぇ、良かったじゃないか。
[沙耶と友達になった、と言う芙蓉に答えつつ 男の名乗りにまともに感心する様子には、苦笑する]
そうだなぁ、世の中ってな 不可思議なことに満ち溢れているもんさ。
[だから、己のような 正体不明で曖昧なあやかしだって存在できるのだ]
御邪魔じゃなけりゃあ、ご同道したいけど 良いのかい?
[芙蓉から手妻見物への誘いを受けたから、沙耶に尋ねた]
(98) 2011/09/15(Thu) 23時半頃
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あぁ、こんにちは。
[芙蓉や沙耶の知り合いらしき娘の挨拶に、小さく瞠目するが すぐに表情を整え]
娘さんは二人の知り合いかな? [肯定の意が還れば、 言葉の無い娘にも自分の名を告げる]
(111) 2011/09/16(Fri) 00時頃
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[>>103己の言葉に顔を顰める沙耶に頷きつつ] 物騒か……。 そうだねェ……だが物騒なのは "村の外"だけとは限らないんじゃないかなぁ。 [呟く男の眸の奥で、昏いものがざわり揺れるのに 彼女は気付いただろうか]
――――……いや、脅かす気はないんだ。すまないね。 [詫びつつ、沙耶の手妻に誘う手招きに応じて ひょこり後をついて行く]
(115) 2011/09/16(Fri) 00時頃
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へぇ、お嬢さんが雉を捌いたのか。 何だか面倒を掛けちまったみたいだね。
でも、芙蓉も随分喜んだみたいだし、大したもんだ。
[雉に纏わる芙蓉の嬉しげな言葉>>11を受けて 静かな少女――日向というらしい、に言葉を向けた]
(117) 2011/09/16(Fri) 00時頃
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あぁ、その字で構わないよ。
[男が気紛れと偶然により拵えた名に、日向により形が与えられる>>120
それは、人の子に『虎鶫の声で啼く得体の知れないもの』と呼ばれ 正体を知られぬまま、恐れられた大妖が いつの間にか討伐譚や祭祀により"鵺"と名づけられ 枠を嵌められて、人の子の手の届く場に引き出された構図と似ていることに、男は未だ気付かない]
日向ちゃんだね。此方こそ宜しく。 ……なぁに、己も足萎えだ。不便を掛けるのは御互い様さ。
(131) 2011/09/16(Fri) 00時半頃
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……あぁ、近場に知り合いの山賤の集落があってね。 そこから雉を分けて貰ったんだ。
[>>126男と雉を獲った人物が噛み合わない様子の沙耶に しれっと嘘を吐いて]
ほら、そろそろ、手妻師のお目見えのようだよ。
[首を傾げる沙耶を促した]
(134) 2011/09/16(Fri) 00時半頃
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[手妻師が色紙を蝶の形に切り抜けば 紙で出来た蝶は、あたかも本物の蝶のように はらはらと舞い上がる]
……人の手妻も極めれば、己らの業に似るものだなぁ。
[紛い物の蝶を視線だけで追いながら、ぽつり呟いた**]
(142) 2011/09/16(Fri) 01時頃
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