3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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長老の孫 マーゴは、演劇部 オスカーと手を繋いだ。(06)
2010/03/03(Wed) 01時頃
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−PCルーム−
[オスカー>>25の唐突な呟きに、戸惑ったけれど、 その後に続く台詞で安心する。口元には小さな笑み。 自然と左手に力をこもった。うん、大丈夫。
けれど、オスカーの視線を追って自分もモニタを見て、 新たな文字列が加わっているのに気付いてー。]
− “hector is dead”
(39) 2010/03/03(Wed) 01時半頃
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長老の孫 マーゴは、「え?」その文字列の意味を理解するのに、しばらく時間がかかった**
2010/03/03(Wed) 01時半頃
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−PCルーム→廊下−
うそっ!
[鋭い叫び声をあげた。ヘクター君が、死んだ? うそうそうそ…。大きな眩暈が襲ってくる。 それでもふらつきながら、オスカーと共に廊下に出る。
そして、目の前で広がる光景に、絶句する。]
どうして…? [さっきまで二人ともあんなに楽しそうだったのに。 眩暈が引けば、近づいて自分にもできることはないかと尋ねるだろう。 それまではビー玉を強く*握りしめ*]
(87) 2010/03/03(Wed) 02時半頃
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−北棟3階廊下−
保健室に、連れていくのがいいかしら。
[オスカーがフィリップからのメールをまだ見ていなければ、 保健室に踏み込む危険さを知らないわけで。 けれど、今は保健室に近づかない方がいいときけば、]
もう、安全な所はないのかしら? [悲しそうな顔で呟く。]
それでも、体を横にして休めるところ…、 用務員室か校長室? 生徒会室にソファはあったかしら…? [誰にともなく*尋ねる*]
(115) 2010/03/03(Wed) 06時半頃
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−回想・美術室前−
[とりあえず会議室に移動することになったのだが、 突然美術室から現れたディーンに、目をみはる。 つい先ほど生徒会室で見かけた様子とうってかわって、]
(いつも通りのディーン。いつも通りすぎてなんだか…。) ディーンの前に立ちはだかるミッシェルの、 そのまた後ろでオスカーに庇われるように存在する自分。 ミッシェル達のやりとりを息を飲んで見守る。 息が苦しく感じるのは、緊迫した空気のせいだろうか? それとも、相変わらず守られているだけの自分…?]
(334) 2010/03/03(Wed) 20時頃
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−回想・美術室前−
[ミッシェルのディーンに対する糾弾。 それを窘めるピッパと、ほんの一瞬目があった。 オスカーの腕を掴む力が少し入ったけれど、 自分からはそらすまい、とこらえた。 一瞬だけみたピッパの…な表情は気のせいだっただろうか。 プールに行く、と言って慌ただしくその場を離れるピッパを、 一人じゃ危ない…、そう思ったけれど、後を追うことはできなかった。]
[メアリーの声にならない声。 ディーンを見つめる表情やミッシェルへのメッセージも 見ることはできなかったが、 ディーンに抱き寄せられた後ろ姿は幸せそうで…。]
(338) 2010/03/03(Wed) 20時頃
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(あれ…?どうして…?) [自然と涙がこぼれた。 メアリーとは酷く近い場所にいた、そんな気がしていたけれど、 今は遠い。いや、遠くに行ってしまいそうな気がして。]
駄目だよ、メアリー。行っちゃだめ…。 [うわごとのように呟く声は彼女の耳に届いただろうか?]
(339) 2010/03/03(Wed) 20時頃
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−美術室前−
[ジェレミー>>330最後の言葉に頷いた。
ミッシェルの言うことが本当なら、 本物のディーンの…が何処かにいるわけで。] 私、ミッシェルさん、信じてるから。
[PCルームのモニタに、ディーンの名前はうつってなかったけど、*それでも*]
(340) 2010/03/03(Wed) 20時頃
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−美術室前−
[オスカーの側で、ジェレミーがその場を離れて行くのを見送った。]
(これからどうする?) [そう言いかけたが、とりあえず自分で考えようと。]
(380) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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長老の孫 マーゴは、紐 ジェレミーが階段を落ちていく音を聞いたような気がした(遅
2010/03/03(Wed) 21時半頃
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−美術室前−
[やっぱり、メアリーのことも追いかけることができなくて。>>381]
武器になるような物があれば…?
[思い出したのは、部活で使っていた草刈り用の鎌とか。 けれど、逆に奪われたり操られたりされるかもと思うと、 躊躇いがある。できれば傷つけたくない。痛いのは嫌だから。 でも、今のままではあまりに非力で。]
…オスカー君? [何事か呟いて、とある方向に視線をやるオスカー>>382。 遅れて追いかければー。]
(385) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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−美術室前−
ーひっ!
[オスカーのすぐ側の闇から現れた、 ケイトに歪んだ笑みを向けられると、血の気がひいた。 そしてまたオスカーにしがみつく。目は緋色からそらせない。]
(388) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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−美術室前−
[オスカー>>394の「大丈夫」の声に、息をつく。]
うん。私も逃げない。諦めない。 こんな遊び、絶対終わらせるんだから。
(400) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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−美術室前−
知らない場所…。
[ミッシェルのもたらした情報を復唱した。]
そこにケイトが?
[ケイトからヘクターの名前が出れば、息が詰まった。]
ヘクター君は、あなた達の仲間じゃないわよ…。 私達の…。
(408) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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−美術室前−
[目の前にはまだケイトがいたが、メールの着信>>419に気づき、携帯を覗く。]
兄さん…。
(危険な目っていうのは今の状況かもしれない…。) [それでも何故かすぐに返事を書かなくてはいけない、 そんな気がして。]
「title:RE メールありがとう。私は大丈夫です。 取り込み中だけれど、オスカー君もミッシェルさんも側にいるから平気。
今、美術室の前だから、理科室までは時間がかかるかもしれません。 もっと近い場所なら早く逢えると思いますが。」
[取り急ぎ、それだけ打って、返信した。]
(436) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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−美術室前−
ヘクター君…?
[>>@54何処かからヘクターの声が聞こえたが、 耳をすませても怨嗟の声ばかりで…。
ケイトが消えた闇の方をただ見ていた。]
(450) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−美術室前−
[ミッシェル>>452にこれからどうするか?と問われ、]
…兄さ…スティーブン先生が、話があるって。 呼ばれてるんだけど。
[携帯を見たが返信はなかった。]
オスカー君、どうしよう?
(456) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−美術室前−
[オスカー>>454が校内巡回するときいて、 途中まで一緒に、と言おうとして、着信に気付く。]
あ、補習室で会おうって。私、行ってくる。 近くだから、一人で大丈夫。
[オスカーがそれでも一緒に、と言えば、 喜んで応じるつもり。従兄は、一人で、とは言ってないので。]
「title:re:今
わかりました。すぐに行きます。補習室で。」
(463) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−美術室前− >>462 じゃあ、近くまで一緒に。 話が終わったらメールするってことにしようか。 [そう言って、東階段を二人で降りていく。]
気をつけて。また後で。 [ミッシェルと別れる時はそう言って手を振って。]
(471) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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長老の孫 マーゴは、演劇部 オスカーとは、東階段を降りきったところで別れただろうか。笑顔で手を振って。
2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−補習室−
[扉をノックして、ノブを回した。鍵はかかっていない。]
マーゴです。兄さん、いるの?
[そっと扉を開け、声をかけながら補習室へと。 窓際に人影がみえるだろうか?]
(477) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−補習室−
[教壇に従兄が立っているのを見つけた。]
まるでこれから授業が始まるみたい…。 [ふと日常を思い出す。]
怪我はないわ。 うん、オスカー君が一緒にいてくれてるから、大丈夫。 兄さんのいう通り、一人じゃない方がいいみたい。
[髪が伸びているという指摘に、自分の髪をふと見下ろす。] そう…かしら?おろしたからそう見えるのかも…。 [伸びているという自覚はまだなくて。]
…話ってなぁに? [そう言いながら、近づいていく。]
(490) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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長老の孫 マーゴは、化学教師 スティーブンを、見上げて、話を待った。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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−補習室− >>491 [従兄の問いに目を瞠って、]
違うわ。私は鬼じゃない。 …兄さんも違うでしょ?
そういえば、さっきジェレミー君が 鬼の声をきいたって言ってたけど…。
(499) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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−補習室−
[保健室…。保健室に入ると危険ってさっき…。 でも兄さんなら大丈夫?]
…母さん…? [不意に母のことを口にされ、戸惑う。
その戸惑いは、山吹色のビー玉をみせられた後、 抱き寄せられ、口づけをされた頃には混乱へと。]
兄さん?どうしたの?
(509) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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−補習室−
兄さん。何を言ってるの? 出られないって、鬼を連れていくって…。
[スティーブンの顔を見つめる。]
一緒に帰ろうよ。送ってくれるって約束したよね?
(520) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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[従兄の告白をぼんやりとした表情できいた。]
母さんを…。
(ああ、それで…。) [色々と腑に落ちた。幼い頃の思い出。 決して好きとは言ってくれなかったー、 いつも何処か遠くをみるようなー。] 私は、お兄ちゃんが大好きだった。 お兄ちゃんのお嫁さんになりたかった。
[今だって大事な従兄にかわりなく。]
やだっ、一緒に帰る!意地悪言わないで!
[透けた肌を見せられて、一瞬息を止まったけれど、 涙があふれて止まらなくなって、いやいやと首を振る。]
(538) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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[従兄の頑固さはよくわかっている。こんな状況でさえ。 涙を拭われながら、目を閉じて弱々しく笑う。]
…私は、意地悪な人が好きなのかしら。 どっちに似たんだろう、ね。
…さよなら、エミール兄さん。 今まで、ありがとう。
[一歩下がってから、くるりと振り向いて補習室を出ていった。 1度も振り返ることなく。]
(550) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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[最後の最後に嘘をついた。]
(私の好きになる人は、とっても優しい…。)
[補習室を出て、そのまま廊下を駆けていった。 渡り廊下の辺りでつまづいて、その場で崩れ落ちて、 手放しで泣いた。声が響いても構わずにー。]
(555) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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