162 絶望と後悔と懺悔と
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 05時頃
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[正しいと信じて真っ直ぐ突き進んでいたあの頃。 間違えているなんて思わずに歩いていた。
歩む速度は違っても、明之進がついて来てくれると信じていたから、真っ直ぐ進んだ。 無茶な道を歩いても、一緒なら平気と思っていた。 一緒にいれば、何でもできると信じていた。
信じていたんだ。同じ道を歩いていると。]
(207) 2014/02/15(Sat) 05時半頃
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誰を……なん、で。
[頷く明之進>>205が、別の人間に見えた。 何もおかしくはない。 自分だって、さっき家族を殺したと言ったではないか。 何もおかしくはない。
抜けそうになる力を、歯を食いしばって堪える。 泣くのを堪えれば、歪む表情。]
なんで。
俺たち、まだ家族だろ? 一度も止めた覚えは無い。
[互いに家族を殺したと言っているのに、まだ家族と言えるのだろうか。 分からない。分からないけれど、思いはやはり変わらない。]
(208) 2014/02/15(Sat) 05時半頃
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だから、こっちに来い。 俺は、お前に殺されない。 お前を殺さない。
一緒に、帰ろう。頼むから。
[其方に行く選択はできない。 だから、お前が来い、と。
甘い考えだと分かっている。
目の前が滲んで。歪んで見えていた。**]
(209) 2014/02/15(Sat) 05時半頃
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― 補給基地 ―
[すでに周囲は守護部隊の死体が散乱していた。 以前の刀よりも、切れ味は鋭くなっていて。 それが速度重視と言うホリーの戦闘スタイルと噛み合っていた。
しかし、いくらこの程度の相手を切り殺しても。 左手の疼きは押さえられない。 あの時の2人、特に苗刀を使っていた男……津久居 安吾の姿を混戦の中で探して**]
(210) 2014/02/15(Sat) 07時半頃
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[>>187金色の鬼はサーベルを抜刀することなく 無手のまま悠然と周へと臨む。 それは檜江の時同様、敵手を戦士として認めた証だ
――――。
[その流儀を知る由もないが、 圧し潰されそうな程吹き付けるの鬼の王の覇気は、 自分をただの虫螻と侮るものではないと、 獣の本能で理解する]
(211) 2014/02/15(Sat) 14時頃
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>>196>>197>>198
[しばらくはそのまま声は発しない。 離れることもできない。
マユミの手には血濡れの刃があることを知っている。 それでも、駄目だった。 離すことができない。
ただ、もう、頭が真っ白になっているのがわかってて、 一番適した表現があるなら、上せている。 閉じていた目を開けると、こちらを見上げてくる眼差しが、明らかに熱をもって、 願っていた笑みなどそこにはないのだけれど、
きっとこちらも見つめる眸は、曇天の雲のような灰色。 笑みではなく、寄るのは眉で。]
(212) 2014/02/15(Sat) 14時頃
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――……マユミ
[やっと絞り出した声は、やはり掠れて]
おでは……。 お前が
好きだっだんだ…。
[それは、5年前、空気に乗らない声で呟いたことと同じ]
すまながっだ……。
[謝罪は、マユミをあの時助けられなかったこと]
ありがどうだ……。
[そして、助けてもらったことへ対して]
(213) 2014/02/15(Sat) 14時頃
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――……そして、今でも、 好きなんだ……。
[溢れてくるものは止められない。 忘れようとするのではなく、押し込めようとした想いは、
それでも、姿を見てしまえば、もうとめどめもなく。
その刃が己を引き裂いても、もう構わないと思うくらいに**]
(214) 2014/02/15(Sat) 14時頃
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[低い踏み込みからの抜き打ち。 鞭剣ならば充分な距離でも、匕首の刃では届かない。
あと、数歩――その僅かな距離が、鬼を相手取るには遥かに遠い]
――……。
[身体ごと、ぶつかるほどの勢いで正面から駆けていく。 それは無謀な突撃に見えたかも知れない。 けれど――零瑠の得物の間合いに入る直前、踏み込む方向を変え、そのまま体を外側へ流そうとする勢いを掴み。
くるり、半回転――舞うように詰襟の脚へと匕首を振るった]
(215) 2014/02/15(Sat) 14時半頃
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[振るわれた一閃は、そのまま次の動作への布石となる。
零瑠に届いたのなら、今度は金色の鬼へと刃を振るうために。 及ばないなら追撃を打ち込み、黒衣の鬼の機動力を削ぎ落とそうとする]
(216) 2014/02/15(Sat) 15時頃
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[並みの鬼なら、まともに相手取ることも難しい 緩急を付けた踏み込みと、足捌きからの変幻自在の斬り込みは 金色の鬼の眷属たる零瑠にも通用するだろうか?]
――――。
[周の攻撃を支える歩法と体術は、 鬼を討つ為の人の武の精髄。
五年という歳月では、その深遠を極めるに足りないが 未熟さを執念で補い、ひたすらに金色の鬼へと手を伸ばす*]
(217) 2014/02/15(Sat) 15時頃
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─ 補給基地襲撃前 ─
[民家の窓から射し込む光は紅から蒼へ。 日没が近い。 基地の襲撃が近いという安吾に読みには絢矢も同意だった。 急いで基地へ向かわなければ。
小袖を身に付けながら頭にチラつくのは今しがた見た夢。
一つ目の夢は、慣れたもの。 隊舎で鏡を覗くたび、日毎に母に似て来た貌が 鏡に向かう己へと、贖いを遂げよと囁くから。
でも──次の夢は。]
(218) 2014/02/15(Sat) 15時頃
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[幼い零瑠は女顔だった。 優しげで果敢なげで──父を彷彿とさせるところなど。
でも、もし。 彼が成長をし、男性らしい輪郭を備えるようになった。 どこか──]
……。
[──莫迦な。
帯をきつく締め直し、益体もない考えを締め出す。
夢はきっと予兆。 これから彼らを討つ自分が見ることになる光景の──。]
(219) 2014/02/15(Sat) 15時頃
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[繰り返し見た夢。
夜桜舞う庭園に 転がる首がむっつ。
並ぶ十二の瞳の前で、最後に刃が貫くのは──*]
(220) 2014/02/15(Sat) 15時頃
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─ 補給基地 ─
[月が高い。 ガス灯の灯りより冴え冴えと足元を照らしている。
近付く基地からは喧騒が聞こえている。 剣戟の交わる苛烈な音も。
戦いは既に始まっていた。 遅れた自分を責めるより先にやることがある。
小袖の他に身に付けるのは 膝上までの靴下と深めに巻いたストール。 どちらも黒で、膚の露出を減らす。]
───。
[夜陰に乗じて敵の背後より近付き、心臓を突いた。]
(221) 2014/02/15(Sat) 15時半頃
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[無理を通して休みも取らずに駆けて来た。 先に帰った安吾にも、そうは遅れていないだろう。
明るすぎる月の光は、隠密行動には向かない。 数匹を気付かれる前に葬ったところで他の鬼に気付かれた。 隠れるのを諦め、二刀を抜いて走り出す。
理想とする型を正確になぞった 流れるような小太刀の軌跡が駆け抜けた後には 腕や足を切り裂かれた下級の鬼達の呻きが残る。
一匹一匹息の根を止めるより 機動力を殺し武器持つ腕を殺し捨て置くことを選んだ。]
(222) 2014/02/15(Sat) 15時半頃
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……何をやってるのだか。
[吸血鬼の数が減っている事を感じ取り。 それでも、自身の眷属や理依達トルドヴィンの眷属がやられた様子は今は無い。
つまりは、古参の吸血鬼が次々と倒されているか。 或いは殺されないまでも戦闘能力を奪われている。 左腕の傷がまた疼いていた。
この疼きを止める方法など分かっている。 原因となった相手を殺せば良いのだ*]
(223) 2014/02/15(Sat) 18時半頃
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[鬼と違い、人はそこまで夜目が効かない。 それ故激戦が予想される開けた場所には 予め広範囲を照らす強いライトが設置されているだろう。
光と光の間は闇が濃くなる。 その闇は、鬼にとっても死角となるか。
絢矢は月灯りを頼りに影から影へ 光の間を縫うように疾走る。
──四ツ野で別れた安吾の姿を探し。]
(224) 2014/02/15(Sat) 20時頃
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―中央本部―
[強力な吸血鬼の一団が現れたと聞けば、なるほどこちらが本命かと得心がいく。
神宿に着て行った灰色のロングコートを脱ぎ棄て、本部に余っていた白外套を羽織る。 ――俺はここだと主張するような、純白。]
…んじゃ、兄さん方。 本部はお任せしましたよっと。
[いつものように、にっと笑って、ひらひら手を振り戦場へ。 近場の兵を捕まえて、一段被害の酷い場所を聞き出す。]
あぁ、黒の洋装、百合のアクセサリーを纏う少女。 …間違いねぇよ。ホリー・ニルヴァーナだ。
――さっきの決着、着けさせてもらおうか。
[一先ずそこを目指し、戦場を駆ける。]
(225) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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―吸血鬼の波を駆けながら―
[決して気を抜いていたわけではないけれど。 目の前に飛び込んでくる吸血鬼らを斬り伏せながら、先日の駐屯地襲撃で出会った理依のことを考えていた。
4日前、斬り結んだ時の、彼の言葉の数々を思い出して。]
『俺、今兄貴にだけは殺されたくないな。>>292』
[同情なんてされる筋合いはないと。 「かわいそう」としか考えられない奴には殺されたくないと。
…まったくもって、理依はいつでもこう、嫌なところを突いてくる。 そうだ。知りもしない。彼らがどんな思いで今に至るかなどと。
知りもしない、知ろうともしないで、自分の考えを押しつけているだけということ。 それを、突き付けられてしまった。ずっと目を逸らしてきたのに。]
(226) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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[途中──]
始祖と、ホリーはどこ。
[手足の腱を断ち地面に転がした 純血の首筋に刃を突き付け冷たい声で問う。
答えを渋る様子を見せれば 太腿に備えたくないの先端で鬼の腹を裂き 長い内蔵を掴み出して問いを重ねた。
鬼の苦悶の声が響く。]
(227) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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[今まで斬ってきた元同胞らは皆、安吾の前でその正体を明かすことはなかった。
故に、知らない。彼らが何故その道を選び、何を思いその場に立っていたのか。 彼らは一切、話しかけてはくれなかった。もう、その理由を聞くことも適わない。
…わからない。わからない。 知ることはできない――否、知ろうと、しなかった。
過去に殺してきた彼らに聞くことはできないが、 少なくとも、理依に聞くことはできたはずだ。
それをしなかったのは…怖かったからだ。 自分のしてきたことが間違っていると、否定されるのが怖かった。
――それはただ逃げているだけだと、心の何処かではわかっているのに。]
(228) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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[誰かを殺すのにも、護るのにも、理由が必要だった。 それが正しいかどうかは問題ではなくて。 自分が救ってやるんだ――そうでも思わないと、斬ることなんてできはしない。
残った家族を護るために戦っている。 道を違えた友を解放するために殺している。
……そう、それはつまり、
誰でも良かった。何でも良かった。 理由がないと、動けない。
自分自身を護るために、人を理由にしていたということ。 自分が傷付かないために、他者を言い訳に利用したということ。
――あぁ、何処までも弱くて、なんて自分本位な人間なのだろう。]
(229) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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あの襲撃の日まで、何年も前に出たはずの孤児院を頻繁に訪れていたのは、子ども達のためではない。 殺しに手を染めてなお、人間らしく在るための精神的拠り所にしていただけ。
孤児や軍の戦友らを家族に見立てて、時に懐き、或いは世話を焼いていたのも。 見返りに欲っしていたのは、相手からの愛情や信頼。
…全部。全部、自分のためでしかない。
だからきっと、理解できない。 誰かのために苦しい選択をした彼らのことを。 理解しようと努力はできても、心の底からは寄り添えない。
互いを想い合う子ども達は本物の家族のようで、 だからそれが少し眩しくて。 きっとその一員になりたかった――]
(230) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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…兄貴面すんのも、ここらが限界、だよな。 津久居さん、俺はやっぱ、あんたみたいにはなれねぇや…
[ふっと、自嘲的な笑みが浮かんで。 無意識的に目を背けていても、向き合ってしまえば逃げることは適わない。
5年前から…否、物心付いた時から染み付いているこの悪癖とは、そろそろ決着をつけるべきだろう。
この戦いを区切りに。―――変わるんだ。
自分本位ではない、本当の理由を見つけよう。 自分の気持ちに区切りをつけて、もう一度、きちんと子ども達と向き合おう。
人間である子にも、吸血鬼となった子にも、 護ること、殺すことの本当の意味を……]
(231) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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…でもまぁ、その前に、
[守護隊員らも尻込みする、少し開けた一角に出る。 目の前には、白と紅の屍が累々と横たわる。]
おまえを倒さなきゃ、なぁ?
――ホリー。 さっきの続き。はじめようぜ。
[何事か呟くホリー>>223の背に、苗刀を構えて告げた。]**
(232) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 20時半頃
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──。
[鬼が情報を口にした瞬間、 その喉を小太刀の切先が貫く。 殺すほどの力はやはり使わない。
這い蹲り呻く姿を一瞥もせず絢矢はその場を去った。]
(233) 2014/02/15(Sat) 20時半頃
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―貯水場近く― [考えないようにしていた。 自分を弱くするとわかっていたからだ。 “さみしい”なんて、感じたことなかったのに、 ぎこちなく離れていくのは、さみしくて。
見上げた先、灰色の瞳。冬の曇り空の色。 でも知っている、彼の目の中に写る色は、緋だ。 ここは戦場で、自分は彼の敵だ。なのに]
……サミュエル、
[掠れた声が告げる言葉、 滲む緋色は苦しげに歪んだ]
(234) 2014/02/15(Sat) 21時頃
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だめだよ……、 サミュエルくん、
離して。
わたし、もうあの頃のわたしじゃない。
(235) 2014/02/15(Sat) 21時頃
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本当は少しだけ、気づいてた。 サミュエルくんが、わたしを少し特別にしてくれていたこと。
それはすこし淋しくて、 でも淋しかったのは――、 一緒におなじことがしたかったから。 ずっと一緒にいたかったから。
[何も考えずに一緒にいられるように、 だから男の子たちが羨ましくて、でも、今は]
……でも、もうだめだよ。
(236) 2014/02/15(Sat) 21時頃
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