202 月刊少女忍崎くん
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呼ばれただろー? 終わった後おわったあとー!
(206) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[ガッ、と栗栖に首元を掴まれる。 そのまま、身体は後退して飲み物からどんどん遠ざかっていく。
それどころか、かわりに、墨を移したペットボトルが入ったバケツと大きな筆を手に持たされて]
あ゛〜〜〜 ぁぁぁ ……
[そのまま、*ずるずると*]
(207) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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書道部 いっきまーす
[タモツをずるずる引きずりながら、もう片手には道具を持って。
*それはとても楽しげな様子だった*]
(208) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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♪ ぴんぽんぱんぽ〜ん ↑
『〇〇時より、第二体育館で書道部のパフォーマンスが始まります。
みなさん、ぜひ、見に来て下さい!』
♪ ぴんぽんぱんぽ〜ん ↓
(#1) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[ズームされた様子から見える彼女たちの姿>>177は まるで仲のいい恋人達のようだ。 花園の色恋妄想程でもないが、 二人の様子にまどかは少し興奮する。]
(…でもなぁ〜)
[少しカメラを動かして、映し出されたのは氷見山の顔]
( みゃ、みゃま先輩かぁ〜… )
[ファインダーの奥の彼に、 先日、忍崎の家で行われた映画上映会の様子がちらつく。 こちらが驚くほどに怖がっていたあの時の彼とは大違いだ。]
(209) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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(だっ だ、だいじょうぶかなあ〜〜…っ )
[花園の妄想を聞いていると、思わず彼女の理想は そこそこに高いのでは…と思ってしまう。 忍崎の描く「恋バナっ」でいうところの 佐藤のような印象を抱いているのではないだろうか。 氷見山も人気者であるのは間違いないのだが。]
[うっかり彼女の理想を崩して、 氷見山の名誉と花園の気持ちを裏切ったりしないだろうか。
その光景を一瞬想像して、まどかは頭を抱えた。 それはお互いを知る者として、できるなら避けてほしいと 願うばかりだ。
まどかは もはや、はじめてのおつかいをまかされた子供 見る気分で、氷見山と花園の様子を眺めていた…]
(210) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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[佐藤フィルタをかける時、 佐藤フィルタもまたこちらにかかっているのだ。
変わらずに向けられるキラキラした視線>>203。 そこにやっぱり、なーんかいっぱい既視感を感じた。]
ん?いや、なーんでもないよ。
[と、半分ほどがお腹に消えた所で、放送が鳴った>>#0。]
あっ、もしかして俺の出番ッ、、、じゃないな。 予定のうしろの方だったかな、確か
[演劇部の舞台と聞けば、椅子を引きかけるも、 すぐに気づいて、元に戻す。 その際、どこかから視線を感じたが。]
(211) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[そこにマドカちゃん>>209が居合わせたとはつゆ知らず。 大丈夫、俺、お化け屋敷切り抜けたからっ。 何処に向けたドヤ顔なのか。
見栄っ張りな氷見山は上映会の時も最初平気なふりを装っていた。それはすぐに瓦解したのだが、マドカちゃんの最終的な子を見守る親のような視線が忘れられない。それから少しの間なにやらすごく心配された。はずい。
今の真面目テンションは、上映会が終わった次の日のそれと同じ。俺を知っている人は、何かあったんだろうな、と察するレベル。]
(212) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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― 回想/たまに彼女がフレームイン? ―
(213) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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― とある下校中 ―
[唐突に女々しいかもしれないが、俺は花が好きだ。 春の桜、梅雨の紫陽花、秋の金木犀、冬の薔薇。
見かける花々をさらさらとペンで手帳に写す。 高校に入って何気なく行う習慣になっている。
たまに、ちらりちらりと見える光があったような。]
[大雨の日(嘘)、その手帳を落としてしまって、ずぶ濡れになりながら(大嘘)探していた所、差し出される大切な手帳。とくん。高鳴る鼓動に見つけて来れた佐藤(忍崎)と恋に落ちる―――。
という話を、手帳が縁で忍崎の漫画の手伝いをすることになった後に作られたのだが、俺がモデルになっているというその話は自分にとってトラウマものである。あいつ、他に俺のことネタにしてねぇよな…?]
(214) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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― 今年のはじめの方 ―
[新聞部の目下次期部長と噂されていた傘原が、ジュース一本のおごり(昼休みに嵌められた)のお返しとして新聞部の手伝いを求めてきた事があった。
急ぎの仕事らしく手を惹かれ、三年生から二年生、一年生の教室を通って新聞部の部室へ。放課後唐突の上級生のドタバタした来襲、一過に注目が集まるのが恥ずかしかったなどと記憶している。
その中に"誰か"がいたと気付くことはなかった。]
[傘原は残りの記事を書くから、と、自分の仕事に引きこもり、取り残されたのは新入部員真弓ちゃん>>2:176と俺。頭をポリポリと掻きながら嘆息一つ、混乱気味の新入生に話しかけた。
幽霊(←怖い)新聞部員よりも顔出してるってどういうことですかねぇ。心中ぶーたれながらも用意された枠の概形に装飾を書き加えていって、部を勘違いしたのだという話を聞いた。
傘原は一度捕まえると離さねぇからなー、と苦笑しながら、書くのが好きならばと、所属せずとも部誌に寄稿すればいいんじゃない?という提案をしたのは正解だったらしく。
今年、"早乙女スピカ"は『珠玉』に毎号寄稿するようになった。]
(215) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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