95 File.2:Do you Love me?
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俺はそんな事はしない!! お前と一緒にするな!!
[>>170の言葉に激昂する。 確かに今のところ言葉だけだ。 それでも言葉も気持ちも嘘ではなかったから]
(174) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[アイリスの突き出す腕は、確実に脇腹へと刺さり。 流石の痛みに斬り付ける手を下げ、脇腹を持つ。
脇腹から噴出す紅い飛沫を手に染めふらつきながら、 朦朧としそうになる意識をもう一度オスカーに向ける。
が───
目がかすみ、上手く相手が何処に居るか掴めない。 あまる力でメスを振り回す。]
(175) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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……っ、うるせえ!! 離せ、離せよ!!!
[手にした武器を振り回す。パティを掠めたかもしれないが、手応えは殆どない。おそらく、擦り傷程度しか与えることはできなかっただろう。
>>168 フィリップが軽口を叩きながら近づいてくるのが、酷くゆっくりに見えた。]
――遺言? そんなもん――ねえよ。
[3対1。 どう足掻いても勝ち目はない。 フィリップを睨みつけ、唇の端をあげた。]
せいぜい……誰が誰と生き残るか、考えやがれ。
(176) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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ッ、――
[背後からラルフの声が聞こえると同時。 右の足裏に、ぴりっとした痛みが走る。 思わず顔を歪ませる間]
あーぁ、いい切れ味なこって。
[右足の裏に2本の赤い筋、床にも僅かに血痕を残す。 >>169アイリスが鋏を構えたまでは見えたがその後は モリスの背に隠れて何が起きたは見えずのまま]
…、それ使え!!!
(177) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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――… オスカー !
[痛みを訴えるような彼女の声に 娘は悲鳴染みた声でその名を呼ぶ]
(178) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[羽交い絞めにされたトニーがもがいた際に、 腕が一時的にトニーの気道を塞いだ。 息ができずに動きが止まったその時、トニーの頭部に瓶が。 くらりとした様子の後、咳き込むトニーを見て]
……ん、もしかしたら。
[フィリップがナイフを持ち、構えている様子を見つつ、 羽交い絞めにしたまま左手に巻いていたチューブを、 トニーの首に巻きつけた]
(179) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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へえ……、やーっぱいいモン持ってんじゃん。 こっちより、余程いいよなあ?
[モリスのメスがオスカーの掌を貫くのに目を細め、 麺棒を黒鞄へと突き刺す。 手にしたメスは2本、そのうちの1本を右の手に握り締め、]
………らああああッ!!!!
[響くワンダの声>>177 同時、モリスへと声を上げその背後からメスを振りかぶる。 力任せに暴れるもリスの背後は、がら空きになっていた。 狙ったのは無防備に見えた、その───首筋へと]
(180) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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オスカーは、ラルフに話の続きを促した。
2012/07/02(Mon) 00時頃
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[手に伝うのは鈍い感触。 モリスの脇腹の肉へと突き刺さった鋏が その生々しい感触を娘に伝えてきていた。
ぞわり、鳥肌がたつ。 人を傷つける感触に生理的な嫌悪を感じる。
途惑い、怯えたようにモリスを見上げれば 彼により振り回されたメスが娘の片方の胸のふくらみを裂いた]
――… ぁ、っ。
[薄い声を漏らし冷たい感触を感じた胸を押さえ 後ろへと数歩よろめき、膝を折る]
(181) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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ったく、―――
[>>173オスカーの悲鳴が耳に音を届ける。 あまり嫌な音ではなかった。]
…うわ、
[>>175メスを振り回す姿が見えれば、嫌そうな顔。 それからモリスの脇から飛散る血の色を見れば、 応急処置の本に書いてあった事が自然と脳裏を過る。]
ほっときゃ、死ぬかもな。
(182) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[まあ、そうは呟いてもラルフを止める事はしないまま >>180首筋を狙う背をいつもの顔で追う。]
主人公らしーこった。
[先刻、押し付けられかけた主人公フラグをあっさりと返してみる。]
(183) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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パティは、モリスに話の続きを促した。
2012/07/02(Mon) 00時頃
パティは、ラルフに話の続きを促した。
2012/07/02(Mon) 00時頃
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…――、っ
[手に一度突き立ったメスが滅茶苦茶に振り回される。 ぶちり、音がして手のどこかの筋を持って行かれたのが判った。
モリスの向こうにラルフとその脇腹にアイリスがぶつかる。 痛みに歪めた顔、身を引くも鋭いメスがまた、服を斬り。 肩を、腕を傷つけて]
、アイリス!
[アイリスが赤を散らしてよろめいたのが見え>>181。 身を地面に這うほど低く沈め、彼女の方へと駆け寄った。 その身の前に、自身の細い身を捻じ込むように]
(184) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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……フィリップ!
[投げた瓶がトニーに当たって自分でも驚いた。 フィリップが近付いていくのを見守りながら、後押しするように声を上げた。
鍋の柄を握って、万が一のときはそれでなんとかしないと、と思いながら。]
(185) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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余計なお世話だよっ!!
[思わず声を荒げた、できる限り考えたくないから。 心の動揺をパティとポーチュは気づいただろうか?]
(186) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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――っぐ、あ……!
[>>179 チューブが首に食い込んだ 気道を締められ、チューブを解こうと、爪をたてて首をかきむしった。 見開かれた瞳が、パティを恨みがましく睨みつけ、声にならない声が唇から漏れた。
ナイフが身体に突き刺さる。 白いシャツに赤が広がり、その鋭い痛みと熱さに身体が震えた。
死に至るまで、何度刺されただろうか。 やがて背後の拘束が解かれれば、冷たい床へと倒れこむ。]
(187) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[カラ、と床に落ちるは血に濡れた鋏。 冷たいと感じた其処は熱を持ち遅れて痛みを伴う。 押さえた手にはなまあたたかく滑る感触]
……、は。
[使えとワンダの言ったメスが傍らに見えて 鋏を失った手がメスの柄を取り握り締める]
死ぬのを待ってたら…… オスカーが殺されちゃう。
[ゆらり、立ち上がるけれど]
(188) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[振り回す手が、何に当っているのかわからない。 ただ、駄々を捏ねる子供のように振り回すその手をもう一度当った者に当てようとした瞬間──]
っ…!?
…あ、あああああっ!!
[首筋が酷く熱くなる。 ラルフの突きは確実にモリスの首筋に命中し。 持っていたメスを離して首を押さえ床に転がり暴れるが、段々と動きが鈍くなる。
そしてその動きも虫の息程になった。]
(189) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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――あぁあ……
[頬の下に、自らの血のぬるりとした感触を感じたが、それもすぐわからなくなった。 呼吸が止まる最期の瞬間、思ったことは]
カツサンド、食いたかったなあ――
(190) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[被験者NO,To-NE_ed70956 ID:トニー
生命活動、停止――――**]
(191) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/07/02(Mon) 00時頃
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[朦朧とする意識、思うように動かない身体。 これが死ぬと言う事か、と、薄れる意識の中思った。]
…………。
[口が何かを呟いたようにも見えただろうが、何を言ったかは誰にも聞こえない。 苦痛に満ちた表情のまま、痙攣していた様な指先の動きすら止まった。]
(192) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[トニーが暴れている時に初めて、彼が手に何かを持っていることに気付いた。 ナイフが体をかすめたが、ベストに切れ目を入れる程度で]
ごめんな、私も死にたくないんでね。 息ができずに苦しくなる、ってことは、 首を絞めて息ができなくなったら……、って、ことだよね。
……ふン!
[そう言って、力一杯チューブを締め上げる。 かきむしる爪でチューブが切れないかと心配もした。 しかし、それよりも。
苦しそうに、そして恨めしそうに睨む、トニーの形相は恐ろしかった。 その声にならない声も、その恐ろしさを際立たせた。]
おいおい…… 気持ちいいもんじゃないぞ、ホントに……
(193) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/07/02(Mon) 00時頃
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[駆け寄るオスカーの姿を認めればふっと目を細め薄い笑み。 赤く染まる彼女の手へと視線を向けて]
――…痛い思い、させて、ごめんね。
[案じるように謝罪の言葉を口にして モリスへ向かおうとするけれど 彼の声が聞こえ、その状況を知る。 ラルフの攻撃がモリスの首筋にあたり モリスが苦しむ姿が、オスカーの向こうに見えた]
(194) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[被験者No:M-K_00082 ID:モリス 生命活動、停止――――]
(195) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[ ─────ザッ──… ]
[モリスの首筋から、鮮烈な赤が飛沫いた>>189 命の飛沫が部屋を、彼を、白一色の世界を鮮やかに染め替えていく。 モリスの手から零れたメスを、アイリスが拾い上げるのが見える。 けれど、その刃を向ける対象は───、]
…は。頑丈な、こって。
[急激な動きに引き攣れた脇腹の傷を押さえて、唇の端を引き上げる。 右手にある刃も手も、どろりとした鮮血に染まっていた。]
(196) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[>>189 モリスの悲鳴も、音として耳に届く。 音楽みたいで、やっぱり悪くねーな、とか思う。
アイリスの身体が見え、彼女もまた負傷したと解る。 一瞬だけ、眉が寄った。]
…、なんつーか、人殺しって 、超だりーな。
[首を抑えて転げまわるモリスを上から眺めて その身体の動きが徐々にゆっくりになりゆくを、見下す。]
(197) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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…、
[彼の唇が何かを象る>>192のに、一歩踏み出す。 けれどもその言葉を聴く術はなく、]
、お疲れさん。
[苦痛に顔を歪めて死んだ”仲間”に、低く声を投げかけた。]
(198) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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[アイリスの前に身を入れた時、モリスの断末魔が響いた。 アイリスを背に庇うようにして彼が地面を暴れるのを見詰める]
…―いえ、オスカーは平気です。 アイリスこそ…怪我を。
[ふると横に頭を振り、だがモリスから視線を外さず。 彼が痙攣してそれを止めるのを見ると、 ゆっくりと歩み寄り彼の脇に屈んだ]
(199) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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お前に、俺の何が分かる!!
どうすればいいんだよ!!
俺だって、困ってるんだよ!!
くそ!
くそっ!!
くそーーーっ!!!
[どうしようもない苛立ちを全て籠めて。 幾度となくトニーをナイフで刺し続けた。 もはや、ただの八つ当たりでしかなかった。 そんな事に気づく余裕はなかったが。]
(200) 2012/07/02(Mon) 00時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/02(Mon) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/07/02(Mon) 00時頃
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あー
とりあえず言っとくケド…、まだ 1人だぜ?
[解ってるよな、とオスカーをちらりと見てから モリスの部屋の扉を珍しく手で開いて中央にある ガラスケースの中にいるモナリザを見る。]
動いてはいねーみてーだけど…
(201) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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今更じゃね?つーか、働きすぎ。
[殆ど見物していた立場を棚の上に放り上げて、 死んだ男からワンダ>>197を振り返る。 粘るような濡れた感触に、ひょいと右の手を持ち上げ、]
うわあ……。
[べったりとついた血の赤に、盛大に顔を顰めた。]
(202) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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[生命活動を止めても尚、慣性でどくどくと零れる赤。 その首元へと指を当てると、生温かく粘りのある液体に濡れる。 じっと、瞬きをするのも忘れて見詰める。 見る間に顔色が変わっていくのが判って]
…失った、もの。
[命だと、言った。 暫くの間そうしてから、漸く立ち上がって振り向いた]
(203) 2012/07/02(Mon) 00時半頃
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