22 共犯者
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――…怖いから、引き金を引いた? ヴァンルナールの当主に言われて…… 儀式を遂行するために、仕方なく……?
[そうであって欲しいという思いが言葉になる]
………求婚したら、受けて呉れるの?
[ことりと首を傾げるけれど 恋い焦がれるような感情を娘はまだ知らずにいた]
褒めたつもりはないのだけど。 だって、私はヘクターの事、頼りにしてるもの。
[話してみればやはりいつもと変わらない]
――…ね、少しだけ屈んで。
[両の手を伸ばして抱擁をねだるようなそんな仕草を見せた]
(177) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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「おとなのじじょう」 んー、それじゃあ仕方ないか。
[多分話してもらっても、そういう事なら、理解できない可能性は高い。]
そういえばね、礼拝堂に、パンとスープかお茶を用意してあるって。夜一晩中歩いたみんなのために。来る?
[そう誘ってみたのは、誰かと一緒だと、あまり叱られずにすむかもしれないという計算もないではない。]
(178) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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─夜の森>>170─ 気にするな、ですか。 気にしないでいられたら、本当に良かったんですが。
私はね、また「いてはいけない人」になってしまったんです。 他の人にとって私は「いてはいけない人」なんです。 だからまた出て行くしかないんです。
[ 自嘲の笑い。どんどんドツボに嵌っていっているようだ。]
(179) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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>>171 あれ、テッドだ。
[マーゴの家からの帰り道、テッドの姿を見つければ声をかけた。 いつもとは違うよそ行き風の服で、いつもと同じ笑顔を浮かべていただろう]
テッドも休まないの? マーゴもそうだったけど、みんな結構休んでないよねー。
(180) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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>>178 夜に一晩中歩いた人の為に? つまりそれは、巡礼者の皆様の為……ですよね。
私が一緒に行っていいのかどうかは分かりませんけれど……
[と言って、ミッシェルの方をちらりと見た。]
……教会の方に行きますか?
(181) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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双生児 オスカーは、ランタン職人 ヴェスパタインの様子を、何となくみつめている。**
2010/08/03(Tue) 00時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>175 えー。だって顔に僕は男の方が…
[けふんけふんとわざとらしく咳き込む。]
まあ、関係ないですけどぉ。 そういう言い方しなくてもいいじゃないですか。
そうですよね。仕事なんでした。 宮仕えは大変ですね。 イアンさんが無事に帰れるようにコレを貸してあげますよ。
こんなことで泣く人を増やしたくないですし… どうせなら「ミツカイサマ」を取材してきてください。
[はい、とペンダントを差し出してみるんだ。]
(182) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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─朝・井戸>>176─ そうですね……生き残れたら。 そんな村を作って下さい。
[ 桶から両手で水を掬って、溜まったそれを飲み干す。 幾度かそれを繰り返した後、井戸の縁に手をついて立ち上がった。 水、ありがとうございました、と頭を下げ、]
出来ればずっと、この村で暮らしたかったです。
[ と最後に一言残して、立ち去った。**]
(183) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>178 >>181
そんな準備してくれてたんですね。 折角のご厚意ですし受けて構わないんじゃないでしょうか。 イアンさんだって一晩中歩いてたのは変わらないです。
此処でずっと喋ってると怖い人に睨まれそうだし場所を変えるのもいいかなって。
[広場の真ん中。供物台の近くで件の記者と喋ってれば、じじばば達の視線はキツいだろう。]
(184) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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だからさぁ、いてはいけない人なんかいないんだよ 気に入らない事があるなら、そいつが出て行ったら良いんだ
[私も、そうしようと思うし>>179 ジジババが気に入らないから、ジジババを追い出すと言うなら そいつは横暴だろうし、不毛な事だろう だが、気に入らない事があるから出ていくのは自由だ]
出て行くしかない、なんて悲しいじゃんか ここに居たくない、つーなら仕方ないが 仕方ないから、つーんじゃ悲しい そんな事言うなよ?
[なんだか、悲しかったから 彼を支える手に力が籠った]
独りは寂しいぞ
(185) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>177 な…!! 受けてくれ……って、本気か? いいのかよ、おい。
[マーゴの想像外の返答に動揺する。 俺の事、怖いとか、思わねえのか? 昨日の村長夫人への凶行は知っているだろうに]
マーゴ……。
[マーゴに言われるよう膝を落とし、彼女をそっと抱きしめようとした。]
(186) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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―広場―
[道で少しテッドと話したあとだったか。 ホリーは広場までやってくると、二つの人影がなにやら会話しているのが目についた]
こーんにちは!
[ミッシェル、イアンの背後から声をかける。 普段とは少し違ったホリーの服装>>72>>85に二人は気づくだろうか]
二人も休んでないんだ。 皆休まないねー。
[何処か感心したように呟いた]
(187) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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双生児 ホリーは、靴磨き トニーに気づけば、彼にも手を振った。「こんにちはっ」
2010/08/03(Tue) 01時頃
双生児 ホリーは、長老の孫 マーゴの「休むように」という言葉を思いだした
2010/08/03(Tue) 01時頃
双生児 ホリーは、若者 テッドも、家に帰ってしっかり休むだろうか、などと考えている。
2010/08/03(Tue) 01時頃
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―エデンの園― [ 供物台に捧げられたパピヨンの死に顔は白いというより青く 手の甲で静かに触ってみると冷たく硬かった ]
……お前さんの話、聞いたよ。 アルフの希望はお前さんの説得と同じものだったのかい。
俺はお前さんの遺志は継げそうにない。 アルフの遺志も、多分継げないままそっちに逝くことになるだろうよ。
本当はな、お前さんを俺が森で殺して帰って来るつもりで、一人で森に入ったんだよ。 そうすれば、若いものが誰かを手にかける数が減るだろ。
(188) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>182 ……なんで男の人がどうこうって話になるんですか。 私が男性と何かあったとでも……?
[ふとそこで昨晩森であったことを思い出す。]
……そんなことあるわけないじゃないですか。
[悪夢とも性夢ともつかない出来事を思い出し、首を大きく左右に振った。じっとりとした目でミッシェルを見ていると、その彼女からペンダントが差し出された。]
あ、ありがとうございます。これは……?
(189) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[ミッシェルと名を知らぬ記者を教会に引っ張り込むのはうまくいったようで、ちょっとほっとする。]
じゃ、行こうよ。ね。
あ、そうだ。名前を教えて?
[別に良いと言われても、やはり小父さん呼ばわりはなんだか申し訳ない気がした。]
[3人で教会の方へ向かいながら、何時もよりきれいな格好のホリーに*手を振り返した。*]
(190) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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こんにちは。今日も元気ですね。
[声に振り向いて。すぐに服装が違うのには気づきます。]
どうしたんですか、その服…。 休まないってわけじゃないですけど、色々と気になることが多いから。 これから教会まで移動しようかなって話してたところです。 パンやお茶を用意してくれてるみたい。
(191) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>184 え……ええ。ご一緒してよろしければ、行きましょう。
[そこで、トニーの方に視線を落とす。]
ええと、君の名前は? 私は別に「おじさん」でも構わないんだけど…一応、イアン・マコーミックっていう名前があるんだ。
できれば名前で呼んでくれると嬉しいんだけどな。
(192) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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それがまさか、ヘクターに、森に入る前に殺されてしまうとはなァ…
[ 自嘲めいて口端が歪む ]
後は何とやらを早く検討つけて、さっさと殺してしまえば、若い者は助かると、そう思ってた俺はどうやら相当の甘ちゃんだったらしい。 …オスカーに言ったことも、あれはあれで本音なんだがね。
[ 胸元を抑えた ]
……パピヨン、知ってたか? アルフや俺やその他の…あの頃やんちゃしてたヤツらの憧れの的だったんだぜ、お前さん。 ちと理屈っぽいところを煙たがったのもいたがな、先がわかってても憧れずにはおれなかったんだ。
(193) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時頃
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[動揺するヘクター>>186の様子が何だか可愛くて 少しだけ愉しそうな笑みが浮かんだ]
ヘクターは私が昔から知ってるヘクターなんでしょう? それなら、良いよ。 ヘクターのこと、好き、だから。
[頼りになる兄のような存在。 そんな彼に対する思いは憧れにも似たもの]
あなたのこと、識りたい。 識って支えになりたいと、思う。
[ポツと紡いで彼の肩に華奢な腕を絡めた。 ぎゅっと抱きしめ肌を重ねれば識れる血脈]
(194) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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靴磨き トニーは、記者 イアンに、「トニーだよ」、と返事を*返した*。
2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>187 いえいえ、正直あまり寝ているとは言えないですよ。 原稿を纏めるのに時間が掛かっちゃって、気がついたら睡眠不足です。
[ホリーの方に手を振りつつ、少しだけ疲れた顔で笑った。そしてトニーの方を掌で差し、]
今から、彼の案内で、教会に行くんです。 巡礼の旅を終えた皆さんに、パンとスープをくださるというお話でして。
……あれ? ホリーさん、いつもよりも素敵なお召し物ですね。 一体どうなされたのですか?
(195) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>189 それを持ってね、根元に白い石の置いてある木の傍に居れば「ミツカイサマ」は貴方に触れることもできなくなる。
ウチに伝わってるのはそれなの。 村の人はイアンさんを生贄にしようとは言わないでしょうから、それさえ持っていれば無事に村からは出れますよ。きっと。 ついでに「ミツカイサマ」の取材もしてきてくれると期待してます。
[効果は確かめたことないけどね、と笑いながら言う。]
(196) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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……相変わらずキレイだなお前さんは。
[ 遺骸の前髪をかきあげ額と顔の全てを眺めて ]
血の気のなくなったこの青さが尚、人ならざる…女神にでもなったようじゃないか。 アルフとお前さんの子を拝んでみたかったよ。そりゃあ可愛い子が生まれてきたろうに。
[ 言いおいて、供物台から離れる ]
アルフにも話をしてくるかねェ。
(197) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>191 服? …あぁ、この服?
[一度首を傾げてから、くるりと回ってスカートを翻す]
さっきまで村役を当家が引き継ぎましたよ、って挨拶に回ってたから。
[はりついたままの笑顔でそう説明し、彼女の言葉を聞けば]
気になること? ふぅん、教会に行くんだ? だったら、私もついていっていい? 丁度行こうと思ってたから。
(198) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>195 [イアンの言葉への返答も兼ねてそう話すと、教会への道すがら、イアンには問いかけた]
ねぇ、取材は順調? …まぁ、少なくとも最初に私がしたアドバイスは役に立ってないだろうけどねー。
[夜皆でで歩いちゃってるし、と笑う]
それどころか…酔っ払いのケンカとかは放っておいたほうがいいよ、って言ったのに、ケンカどころじゃない騒ぎの当事者になっちゃってるもんね。
[言って、やはりおかしそうにクスクス笑った]
(199) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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>>198 は? 村役を引き継いだ…?
[突然の話に目を瞬かせて。]
色々食い違いが出てますから、儀式や祭に。 どれが本当なものか知りたかったんです。
昨日の慰労のようですから、ホリーが来ても大丈夫じゃないかな。
(200) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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>>196 これを持っているだけ……ですか?
[不思議そうな顔で、白い石を覗き込む。]
……不思議ですねえ。 これさえあれば、「御使い様」から身を護れる……ですか。
[そこでふと気づき、ミッシェルの方を見る。]
あの……これ、私が持っていても大丈夫なのですか? 私は「巡礼者」ではないですから、持っているのがなんだか申し訳無いような……
これ、ミッシェルさんがお持ちになっていた方がいい気がするのですけれども……
(201) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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>>194 あん? ああ、そうだな。
[彼女から寄せられる好意に今更気付き驚く。 恋愛のそれとは少し違うようだが…彼は気付いたかどうか。]
俺は昔と、変わんねえよ。 支えに…か……。 ありがとよ、マーゴ。
[マーゴの背中に腕を回し、優しく抱きしめた。]
(202) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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>>199 んー…まあ……あれです。 私の場合、記者ですから……ある程度は危険な場所に行かないと、満足できる「成果」を得られないんです。
椅子に座っているだけでは見ることができないものを見てきて、それを分かりやすくお伝えするのが、私の仕事です。
ホリーさん。 貴女のお気持ちだけでも、お言葉だけでも、私にとっては十二分の価値があるんですよ。まして人の輪に入るのが苦手な私には、なおさら。
あの時は本当にありがとうございました。
(203) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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>>201 「ミツカイサマ」が区別してるのか良く分からないから。 ソフィアは全然関係ないですし。
森に入るのは同じなんだから用心くらいはしておくべきよ。
[持っていたらとの言葉には肩を竦め]
自分には効果ないの、それ。 わたしが誰かを護ろうって考えていると効果を発揮するらしくて…。 だから、わたしが死んじゃっても効果はなくなるから。
(204) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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トニー、こんなに大所帯で教会に向かっても平気かい?
[にこりと笑いながら、ホリーの方を見る。]
……そうですか。 村長夫人が亡くなった今、新たに村役を立てなくてはならなくなった、と……
……その。意外でした。 まさかホリーさんが村長のご血縁とは思わず……
(205) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[やはりヘクター>>202の中に異質な、人以外の気配を感じてしまう。 優しい抱擁に甘えるように擦りより]
変わらない、なら、ヘクターは『御使い』様じゃ、ない? そう、だったら、こんな事をして、怒られてしまうのかな。
[仮令そうであろうと態度が変わるわけではないけれど 確かめるように問い掛けて]
――…ヴァンルナール家が儀式を守ろうとするように ラトル家にも別の役割があるの。 血脈を辿り血に異質が混ざっていないかを識る力を有し 『御使い』様を探すことが出来る、はず、だったんだけど。
[抱き付いたまま囁きかけるのは怖がらぬ証か]
ヘクターからは私とは違う気配が混じってる。 支えたいという想いは変わらないけど……
[どうして、という疑問が強くあった]
(206) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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