255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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約束を、お忘れでなかったようでなによりです
[芳醇な香りのする液体を喉へと流し込みます。 対面の席に座す"だれか"へ向けて、言葉は続きました。]
おいしいでしょう、ここの葡萄酒は―― 産地は……
[カランと>>110音がしました。
こんな夜に、無粋な真似はおよしなさい。
と、そう、私には聞こえましたよ。]
(112) はたけ 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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お譲りしましょう、お美しい方。 あとは。…月並みですが、
お若いお二人に、お任せします。
[帽子を脱いで、一礼を。 この後の二人にどんな思い出が刻まれた方は。 私の助言をした"彼女"だけが知っているでしょう――*]
(113) はたけ 2016/10/15(Sat) 23時半頃
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―いつかの日―
[バルコニーで庭を見下ろしながら、本のページを捲る。 短く切りそろえられたプラチナブロンドが、風に流れてさらりと涼やかな音を立てた。
その顎にはもう、切りそろえた髭はない。 あまりにも家族に不評過ぎたのもあるが、面影を残しておきたくなかったのもある。
あの屋敷で過ごした数日間のことは、どこにも記録しないまま記憶の中にだけ残っている。 ――組織の話だけは、伝えざるを得なかったが。 あのわかい同胞は元気にしているだろうか。 顔馴染みの同族に軽く聞いてもみたけれど、海を跨いだ此処では情報を得るには遠すぎる。ただ、幸福であればいいと思う。 いずれまた、"はじめまして"の時を、迎えることができれば――…… そう思うのは、水面下に潜った仲間たちに出会う機会が少ないからだけではない。]
(114) Noah 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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[庭先で高い声があがる。 呼ぶ声にバルコニーから身を乗り出して手を振り、穏やかに眦を緩めた。 噴水の傍で遊んでいたのだろう双子が、両手に玩具を掲げて、下りてこいと手を招いている。 緩く首を振って遠慮しながら、幼さを眩しく思うのは、もう、あれから随分時間を経たからだろうか。]
もうそろそろ冷えるから、上がっておいで。
[注意されても幼子たちはなんのその、うつくしい白金の髪を揺らして駆けていく。 きっと、ふたりで青い目を見合わせて、さあ"かくれんぼ"のはじまりだと笑っているのだろう。]
(115) Noah 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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[さて、長い長い隠れんぼには、終りが見えない。 ――けれど最近、街に掃除夫が増えたという噂を耳にした。 もしかしたら――なんて、笑って本を閉じる。
可愛いこどもたちのために今は鬼にならなくては。 腰を上げて、暮れ泥む夕日に、そっと秋空の瞳を細めた**]
(116) Noah 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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[約束を、お忘れでなかったようでなによりです。 そう、向い合せの席に座る男は言う。]
この記憶は、他の記憶より、 "大事"ではなかった、ということだろう。
[少々、失礼なことを言うが、 自身が忘れなかったことより、目の前の男が、 この約束を忘れなかったことに、良かったと思う。]
[そうして、そこに在るのは、互いに皺だらけの手が2つ。]
随分と気の利く、郵便屋だな。
(117) doron 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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[ふ、と少し、表情に力が抜ける。 皺だらけの手に拾われた髪飾り。]
持っていると良い。 持ち主はもういないものだ。
["記憶"にも、その姿はない。 だが]
葡萄酒は、好きか。 ここの葡萄酒は…
[なるほど、 確かに、ここの葡萄酒は、
格別だ*]
(118) doron 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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― 長き時を経て ―
[朝、目を覚ましてベッドから起き上がる。 洗面器いっぱいに冷たい水を入れて、顔を洗う。 顔を洗った後は、黒衣に袖を通し、胸元にはいつものようにクロスを掛ける。 質素なベッド、少ない書物だけが置かれた机、必要最低限のものしか置かれていない部屋。
金色の髪を撫でて整えたなら、外へと繋がる扉を開く。]
[朝の挨拶を神に捧げて、明るい太陽の光を浴びる。 ステンドグラスに晒された、磔の神。]
『おはよう、牧師様!』 『おはようー、牧師さまー』
[ぱたぱたと駆け寄ってくる声に顔を上げて、微笑みを。]
(119) milkxxxx 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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やあ、おはようゾーイ。トニーも一緒だね。 走っては危ないよ。
[あれから、どれくらいの時が経ったのか、もう数えてもいない。 ただ、今は、質素な生活をこの場で過ごしている。 駆け寄ってくる子どもたちの身体を受け止めて、外へと視線をやれば、窓の向こうには薔薇の庭園が見えただろう。]
『だいじょうぶ、こけないよ』 『こけないもん!』 『ぼくたち、薔薇を見に来たの!』
――ああ、そういえば今夜は皆既月食の夜だったね。 そうだ、君たちはこういう昔話を、知らないかい?
[小さな子どもたちの髪を撫でて、視線を合わせるように身体を屈める。 金色の髪の向こうに見える、薄金の瞳が覗く。]
(120) milkxxxx 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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あの庭の薔薇が開く時、その薔薇の前で誓いを交わした者達には幸福が訪れるという噂だよ。
それから、もう1つ。 その薔薇が咲き誇る時、記憶がなくなるものがいるという。
(121) milkxxxx 2016/10/16(Sun) 00時半頃
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