18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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[汚くないのかと言うヤニク >>111に、さぁな、と答え。]
ああ、俺もお前は信じている。 お前がアイリスを殺すわけがない。殺したのがお前じゃなく、仲間だとしてもその前に止めるだろう。 ……すまん。気付かなくて。
[二階で寝ていた自分が、アイリスが襲われていた事に気付けば。 こんなことにならなかっただろうと、謝る。 その謝罪は、ヤニクに対してだったか、二階で眠るアイリスへ対するものだったか。**]
(115) 2010/07/04(Sun) 17時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 17時頃
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― 回想:集会所2階 ―
…あ。 ……ごめんね、ありがとう。
[慎重に2歩目を踏み出したところで、ガストンが声をかける>>61。 少しの躊躇いのあと、小さく頷いて背負ってもらった]
(……………)
…いつも、頼ってばかりでごめんね…。
[声になるかならないかの小ささで呟く。 ガストン自身の足音でそれは掻き消され、ガストンには聞こえなかっただろう]
(116) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
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― 集会所1階 ―
[椅子に座ったあと、聞こえてきた言葉は断片的で。 ヨーランダが霊能者、アイリスにもその可能性が、テッドは人狼じゃない、空振り――…。それは、ただ、聞いているだけの状態になっていた。 タバサが振舞ってくれた料理も、あとで食べるねと断った。
だが、流石に自分の名前が出てくれば顔をあげた]
え、…アタシ…を、占ったの?
[どうして、と問う前にヤニクの強い声が響く>>91]
…い、いるかもしれない、じゃない。脚の悪い人狼、だって…。
[自分が疑われない材料として言われているのに、何故か小さな声で反論してしまった。 疑われたいわけではないのに、ちぐはぐだと自分で思い、目を伏せる。
ガストンが気遣ってくれた時>>101には、気にしてない大丈夫よ、と、なるべくいつもどおりに笑って答えた]
(117) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
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誰を…。
[ドナルドの問い>>93に、暫く考えてから]
……アタシは、占いとか霊視とかすごいことができるわけじゃないから、絶対に…とは言えない…けど…。 ………ガストンと…フランシスカは…二人は…二人だけは……違うと、…思う、の…。
[いや、そんなことを言えば。皆違うと思いたい。 あんな残忍にサイモンとアイリスを殺した獣がこの中にいるだなんて思いたくない。 でも、だけど、…特にこの、二人は――…]
なにか…具体的な推理材料があるわけじゃ…ないの…。 ただ、…ただアタシが信じたいだけ…。
……役に立てなくてごめんなさい。
[人間って証明してもらったのに、と、最後は小さな声で言った]
(118) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
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飾り職 ミッシェルは、森番 ガストンと、フランシスカを見た。フランシスカの様子に、心配げな*顔をする*。
2010/07/04(Sun) 18時半頃
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ッ、ペラジー?
[ あくびをしながらの呟き>>110。 背筋が凍るような怖気が走った。]
そんなこと……!
[ 思いもよらなかった。 イイコガシンダホウガ―― そのような目的を持って人狼が狙いを定めるなど、人の心を弄んで心中で笑っている者がいるなどと。その言葉は彼女の理解を超えて衝撃を走らせた。 ペラジーがその理由を容易く発想したことに、肌が粟立つ。向けた視線は怯懦と疑念を孕んでいるだろうか。]
さ、サイモンを狙った理由は、合目的的だったでしょう…
[ ガストンの答え>>112には、小さく頷いて膝を抱える腕に力を篭めた。]
(119) 2010/07/04(Sun) 19時頃
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[近づく気配>>71には気付かなくて。頭に触れた温もりにやっと顔を上げた。]
ガストン……アイリス、が…アイリスが……
[ぽたり、枯れてない涙は溢れて。 すがるようにガストンの服をつかんだ。 嫌がられなければそのまま彼にしがみついて声を上げて泣いていたのだろう。]
(120) 2010/07/04(Sun) 19時頃
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[そしてヤニクが壁を叩く音>>91が怒声と共に響けばびくりと身を震わせる。 続く論争にも、ただただ怯えたように耳をふさぐか。
でも。
本当にききたくない“声”は。
無常にも少女を捕えて離さない。]
(121) 2010/07/04(Sun) 19時頃
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[>>119タバサの視線、そして言葉に気付くと]
サイモン狙いとは方向性が違うけど、 今日の理由がそうだったにしても合理的だったとは思うけどねぇ。 紛糾させれば、人に人を殺させるのも簡単になるだろうし。
[淡々と答え、「何で怖がられるのかわからない」といった風で首をかしげた。 そして、■■■■を横目で見てから天井に視線をやると]
(君には、死なないでほしいんだけどねぇ……)
[理由はよくわからないけれど、と、心の中で呟いた**]
(122) 2010/07/04(Sun) 19時半頃
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[ミッシェルの言葉>>118が心に刺さる。
――ごめん、ごめんね…
心の中で、何度も何度も謝罪を述べる。 でも、実際に伝えることはできなくて。
何かに縋りたくて、傍らの温もりに手を伸ばした。 幼い頃、よくしたように。
でも。 それはタバサに触れる直前で空に停止する。
幼い頃の自分と、今の自分は。
違う、モノだから。
触れていいのか。 触れる資格が、誰かに縋る資格が、自分にあるのかと。]
(123) 2010/07/04(Sun) 19時半頃
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[ 人に人を殺させる>>122、考えようとすれば体が震えた。 膝を抱え、コップを握る指を見つめ――隣の気配が動いたことに気付く>>123 ずっと泣いていたフランシスカの手が、躊躇いがちに浮いてこちらへ向いていた。]
……
[ 表情は見えない。 一つ瞬くと、宙に浮いたフランシスカの手へ、八割以上中身の残ったレモン水のコップを押し当てた。]
そんなに泣いたら、カラカラに乾いちゃうわよ。 …ほら。
[ 少女は受け取っただろうか。 体を寄せるように、床へついた腰を横へにじらせると、隣にだけ聞こえるような小さな声で、歌を唇に乗せる。 低く掠れて音程の乱れた、短い旋律の子守唄。]
(124) 2010/07/04(Sun) 20時頃
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[顔は伏せたままだったから。 手に物が触れた時、それがなんなのか、わからなくて。 涙の残る顔をあげて、瞬きひとつ。]
………あ、ありがと
[ほら、と促されてやっとコップを握る。
コップは、冷たいのに。 とてもあたたかく感じたのは。
寄せられた体。聴こえる歌。 幼い頃聴いたそれより、声は掠れてしまっているけれど。
そのあたたかさは、何も変ってなくて。
だから、余計に。 変ってしまった、自分が辛くて。
レモン水に波紋が広がった。]
(125) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
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泣かないでよ。 貴方の泣き顔、私苦手なんだから…どうしたらいいかわからなくて、いっつもまごまごして、こっちまで泣きそうになってたんだからね。
[ もう一度最初から一節、歌うと小さく笑う。 話し合いは続いているだろうか。声を潜めて、傍らの少女と体温を分け合うように寄り添って、話しかけた。]
ねぇ、私も随分ヘタクソになったものよね。 前は…私が歌って、貴方が踊って。楽しかったわね?
[ 鬱ぐ少女を叱咤して、引っ張り回して、祭のたびに舞台へ誘った。 舞を演じる時だけは、涙を見せることがなかったから。]
(126) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
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ん…ごめ……
[コップを傾けて、軽く目元を拭う。
タバサの歌声。傍らから伝わるぬくもり。 それらが優しくて、懐かしくて。 また違った意味で、涙が溢れそうになるけれど。]
でも、変ってない。変ってないよ。姉さんの歌から伝わる優しさは、なんにも。
……うん、楽しかった。姉さん足長いから、追いつくの、大変だったんだよ?
[水面に視線を落としながら、懐かしむように言葉を紡ぐ。 きっとタバサも同じように、祭りの風景を思い出しているのだろうかと、思いながら。]
(127) 2010/07/04(Sun) 21時頃
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スタイルならパコの方がいいじゃない。私のは単に歩き方が下品なのよ。
[ くすり、と笑う。 舞台の灯り。弧を描いて人の目を惹き付けるフランシスカの指、軽やかなステップ。 鋭い眼差しは何を見ていたのだろう。浅黒い肌の踊り手は、確かに祭の夜に咲く華だった。]
パコは…今でも踊っているのよね? また見たいわ。私…歌えないけど、手拍子くらいなら打ってあげなくもないわよ?
[ この事件が終わったら――その言葉は飲み込んだ。 明日の生死もわからない身、ましてフランシスカの正体など知るはずもなく。]
(128) 2010/07/04(Sun) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 21時頃
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そんなことは、ないでしょ。
[タバサの笑みにつられるように、くすりと小さく笑みを浮かべる。 久しぶりに笑った気がして。自分で少し、驚いた。
タバサの歌は、とても心地よくて、他の人のそれよりも、綺麗に踊れて。 踊りながら時折絡んだ視線に、ふたり幸せそうに笑いあったのを、思い出したりして。]
たまに、だけど。祭りの時は踊ってる。 歌えて、るよ。だめ、かな。また、姉さんの歌で踊りたい…
[この事件が終わったら――少女もまた、同じように飲み込んだ言葉。
この事件が終わる。その、意味するところは。]
(129) 2010/07/04(Sun) 21時頃
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歌えてないわよ。全然。
[ 阿片窟の退廃的な香りを思い出す。喉を潰してまで自分は何をしたかったのか。賭けた物に比して、掴んだ物は汚れた砂でしかなかった。 俯くようにして。コップはフランシスカの手の中にあったから、ブーツの結び目を指でなぞる。]
私が村を出たとき…パコ、反対したでしょ。 あれ、ね。凄く辛かった。
[ ぽつぽつと、5年前の少女の顔を思い出すように、首を傾けて。]
(130) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
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皆、都会で歌い手になんかなれるはずないって引き留めたけど…貴方だけは、「きっとうまくいくよ」って、送り出してくれると思ってたの。 子供だったのよね。
私の人生最大の失敗は、自分に才能があると勘違いしたことよ。もっと広い世界を見たい、もっとたくさんの人の前で歌いたいって、足下なんて見えてなかった。
[ 隣の少女へ、真摯な目を向ける。]
だけど、本当にたくさんの踊り子を見たけど、パコほど綺麗に踊る子はいなかったわ。 結局、貴方が一番だったの。
パコ、約束して。生きのびるって。何を失っても、貴方は生きなきゃだめよ。
(131) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 21時半頃
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[タバサの語る言葉。俯く横顔を見つめながらじっと耳を傾ける。
5年前、村を出ると言ったタバサ。
村を出たら、戻ってこないんじゃないかって。 戻って、これなくなるんじゃないかって。
心配になって。]
……子供、だったんだ。姉さんが、姉さんまで、いなくなっちゃうんじゃないかって。送り出したかった。姉さんを、応援したかった。でも、怖かったんだ…
(132) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
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[死が訪れるのは、なにも村の外だけじゃないのに。 怖がって、タバサを笑って見送れなかった。
やだ、と。行かないで、と。 そう言った時の、タバサの切なそうな顔が。脳裏に浮かんだ。]
違うよ、姉さんの歌があったから、あたしは踊れたんだ。一番綺麗に、踊れたんだ。
[向けられた、真摯な目。 その目に映る、自分は。どんな表情をしていたのか。
――生きのびる。
ああ、でも。それは。それが、意味するのは。]
……姉さんも、生き、て…
.
(133) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
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[ヘクターの言葉に額を押さえていた布巾を取り落とす、相手は望外の化け物、身体の障害が判断にならない―― キンと耳鳴りがして、激しく憤りが身体を駆け巡る『本当の敵』との対峙は今回が初めて故の実戦経験の無さに悔しさが込み上げ、立ち上がると壁に一度だけ強く頭を打ち付ける、血は再び噴き出すが頭は冷えた気がした]
――そう、カ…… すまなイ、そういうのも居るのカ、頭が回ってなかッタ……
今の話で少し冷静さを取り戻せタ、ありがとウ、そしてすまなイ、ヘクター。
[先程の暴言に頭を下げて謝罪を表す]
(134) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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[血が足りなくなってきたせいか、再び座り込む、ガストンの謝罪を耳にすればそちらを見て]
……アンタが気が付いて、それで助けに入ろうとして、代わりにアンタが死んだンじゃ、それも話にならないダロ。
誰が俺を止めてくれるンだヨ。
下手すりゃアイリスちゃンとアンタと、二人一辺に殺されたかも知れないンだからサ。
[辛そうな表情を浮かべてすぐに俯き、額の傷を抑える、今日処刑すべき者を決めなければと再び顔を上げた]
……俺は、ガストンは疑わナイ。 選ぶならペラジーかドナルドのどちらかを希望スル。
(135) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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[ 子供だった、と返すフランシスカ。あの時、少女は15歳だった。 村の外で兄を喪った少女が、二度と村を出ようとしなくなったことを、思う。]
ごめんね。 自分のことだけ考えてたの。貴方がどんな気持ちになるかなんて、気が回らなかった。 ……帰って来てからも。今の私を見られるのが、ひどく惨めに思えた。
一番に貴方の元へ行って、ただいまって言えれば良かった。 ……ご両親、亡くなってたのね。一人でずっとここにいたんだ――
[ 生きて、そう言うフランシスカの眸を覗き込む。 若草色を湛えた眸の持ち主に、いつかどこかで同じことを言われたような気がした。 どうして、なのだろう――一番”安い”命は、私――]
(136) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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水商売 タバサは、さすらい人 ヤニクの言葉に顔を上げた。冷静さを取り戻した声と、表情を見る。
2010/07/04(Sun) 22時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 22時頃
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[謝るタバサに軽く俯いて首を振る。 溢れそうになった涙を隠すように。]
――…おかえり。おかえり、姉さん。
[顔をあげて。瞳を見据えて。
視界はきっと、まだ少し滲んでいたけれど。 笑みを浮かべて、ただおかえりと。 拒まれなければ、きっと幼いころのように腕を広げて。]
(137) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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…その二人のどちらかなら、……アタシはペラジーが怪しいと思うわ。
[ヤニクの言葉>>135が耳に入り…言った]
昨日から、…楽しそうというか、やる気がないというか…。 人狼を真剣に探している気が、しないの。
[そう言いながらペラジーの姿を探し、見る。 彼女はどんな反応を見せただろうか?*]
(138) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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ふん、頭、冷えたかよ。 ……しっかりしやがれよ。てめぇの敵はどこにいるかわかんねぇんだろ?
[ヤニクの謝罪>>134 を嘲笑するような言葉。だがその響きのなかにあざけりのいろはなく。]
ふん、ドナルドはわからなくもねぇが、ペラジーか? 理由、いってみろよ。てめぇが一番、さがしてそうだしな。
(139) 2010/07/04(Sun) 22時頃
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流浪者 ペラジーは、窓の外の夕日を見詰めて目を細めていたが、名を呼ばれて振り向いた。
2010/07/04(Sun) 22時半頃
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――ただいま、フランシスカ。
[ 広げられた腕、その意図を察して少女の細い体を抱きしめる。 顔が見えなくなると、琥珀色には、冷ややかで静かな色が宿った。]
( 心残りは、これで全部――うぅん、お父さんとお母さんは…… でも、もういい。いつ死んでも、私は)
[ 後は人狼を、探すだけ。 サイモンを、アイリスを、ジョンという名の幼なじみを。ひょっとしたら両親を。殺した化け物。
そっとフランシスカの体を離すと、ヤニク、ミッシェル、ヘクター。次々に口を開く面々に真剣な眼を向ける。きっと人間であろう三人の言葉。 そして窓の方から振り向いたペラジーを。]
(140) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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―回想―
[ ヤニクの言葉に返すのは、にたりとした笑み。>>111]
学のねえ身だからよ。 「誰か知ってるんじゃねえか」と思っただけだ。
[ だが、仲間だという言葉を聞いた途端、その顔から笑みは消える。]
……へッ。仲間、ねえ?
[ ミッシェルの言葉を聞き、眉をつり上げた。>>118]
こんだけ時間があってそれだけかよ……結局、誰が人狼か、なんて興味はないんだよなあ? 人間だって証明もらっちまったんだから、この騒ぎだって蚊帳の外のように見てるんだろう? 薄情なモンだぜッ!
[ 吐き捨てられた言葉を聞いてミッシェルはどう思っただろうか。 少なくともいい気はしなかっただろう。 その、様々な表情が綯い交ぜになった顔を睨めつつ、心の中で牙を研ぐ。]
(141) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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まだ……笑う事は出来そうにないけどネ……
[ちらりとフランシスカを見てからヘクターを見直す]
大体はミッシェルと同じ理由だネ、昨日サイモンが死んだ時にペラジーはこういう状況は愉しくないと言ってたんダ、けど状況は変わってないダロ?
なのに処刑者を決めてた今は愉しいッて言ッた事が引ッ掛かッてネ。 言い争う前にだッて、十分にピリピリはしてたと思うヨ。 あのガキが腕を見付けたッて騒いだ時からネ。
その状況と、今の明確な違いを説明してがないと態度のあやふやさからペラジーが怪しいと思うヨ。
(142) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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[>>135ヤニクは聞き流したが、>>138ミッシェルには]
探している気がしない、か。 そりゃまぁねぇ…………ぎゃあぎゃあ騒がしいなかじゃやる気も起きない。
[表情を変えないままに答えた後、だるそうに目を逸らした。]
(143) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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[ふと、顔を上げれば。瞳に映りこんだ、タバサの表情>>140。 その瞳に、移ったいろに。するりと立ち上がり、その隣に、そっと]
――あたしが犠牲になればいい、とか思ってんじゃねぇぞ。
[その耳もとに、低く囁く。]
誰かが犠牲になってすむって話じゃねぇ。 大体、死なれたら俺が困るだろうがよ。
(144) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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