147 書架の鳥籠
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私の言葉は妄信の一言が片が付く。
[困った様子のグロリアへそう言い>>100 言葉続けようとした時――]
[やおらシメオンが立ち上がる。 温度の無い瞳。 目を眇めたのは背筋に覚える寒さから]
[手にした珈琲のカップが震えぬよう力を込めて、 身じろぎもせず見つめ返す時]
(117) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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オズワルドは、ルーカスに話の続きを促した。
2013/10/07(Mon) 23時頃
オズワルドは、ホリーに話の続きを促した。
2013/10/07(Mon) 23時頃
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[論理的に物事を考えるのは苦手だから。 浮かんだ感情をシンプルに、シンプルに。]
――あんた、そんな子だったっけ。
[グロリアへの探るような目線(>>27)。 占い師――と名乗りをあげてから、像が重ならない。 それほどよく知っているわけではないけれど。 少なくとも、オズワルドやルーカスが推察を披露したなら、一つ一つ反論くらいはするような気がする。
もっと直情的で、素直じゃないのに、素直なところが ――かわいいと思ってた。]
(118) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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ピッパは、オズワルドに話の続きを促した。
2013/10/07(Mon) 23時頃
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何よりもわからないのは、旦那ァ。 この状況を見て、坊っちゃんが占い師、 お嬢さんを狂人と即断したッスよね。
[オズワルドの方を見ていないが、明らかに彼に 向けた言葉であろうか。ラルフの言葉に頷いて、 もう口をつぐんだりはしないようではある。]
オレ、難しいことはわからないッス。 でも、オレこの状況を見て坊っちゃんには 苦しい感じだなって、そう思ったッス。 少なくとも、旦那の推理通りに即断はできなかったス。 本職の探偵には、肉体労働者ごときには 見えない何かでも見えているッスか?
この 学のない 肉体労働者にも わかるように 説明を して 欲しいッス。
(119) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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[畳み掛けるような叫び声 "奪おうとする"その言葉が耳に残りそこに違和感を覚えたものは、果たしていただろうか。 シメオンはサロンから逃げ出す、敵の大人達から逃げ出す。 ここに来てから、記憶を失ってからも何度もしたように、けれど"嫌い"と言い捨てたことは一度も無かった]
(120) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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ピッパは、シメオンの叫びに目をわずか見開いて。
2013/10/07(Mon) 23時頃
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―――〜〜〜っ
[投げられたのは叱咤の声] [投げられたのは溢れ出る涙]
ぐ、ぅ…
[詰められる動揺にカップが手から滑り落ちた]
シメ、オン…
[かける言葉も見つからずうな垂れた。 痛い。痛みに顔が情けなく歪む]
(121) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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…さっき、ホリーが言っていたことだが。
すでに占い師が失われている状態で この展開ならば、 亡霊と狂人の茶番になるのだよ…
[大嫌い。胸に響いて。 男の声は先ほどまでより覇気がない]
…
[こてんと転がる珈琲のカップ。 汚れない絨毯から拾い上げて]
珈琲…
[しょぼりとピッパにおかわりを強請る]
(122) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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やっぱり子供なんだな。
[ぼろぼろと泣きながらサロンから走り出ていくシメオン>>120を見]
追う?
[誰にともなく呟いた。]
(123) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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[ホリーの眸が此方に向くを感じる。 紡がれた可能性もホリーの視点なら理解出来る。 慎重になるのも分かるから微か目を細めた]
[オズワルドの応え>>108を聞くとゆると頷く]
――…そうね。 それならあなたがこれまでみた私は あの場であえて博打をうつようにみえた?
[グロリアに狂人の可能性をみたオズワルドに それがこれまで見てきた自分と重なるかを問いかける]
(124) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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―― クラリッサの定位置 ―― [泣きながら蹲る、手の中のゲルトを撫でる]
ゲルト、もう嫌だよゲルト 皆人形になればずっと一緒なのに魔女様も皆も寂しくないのに 僕達も"三人"でここを出れるのになんでそれじゃダメなの?分かんないよ……
[人形に話しかける行為に、今のシメオンは疑問を抱けない。 普通の心のままの者なら、なんて身勝手だとしか思えないことを本気で思っている 仲間がいるのに逃げ出した、あの人はなんと思ったか。 亡霊になる前シメオンと接していた大人達のように、いらない子だ迷惑な子だいなければいなかったのにと考えただろうか。 そう考えればもうシメオンには魔女に与えられた人形のゲルトと、自分を亡霊だと知らぬまま獣に殺された少女しかいなかった。 いつも何も言わずに傍らにいさせてくれたクラリッサ、クラリッサに会いたくてここにきていた]
(125) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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[ガタッ!!
シメオンの叫びを耳にした瞬間、脱け殻だった様子が 一変し、勢いよく立ち上がった。拳が震える。]
シメオン…………!!
[なんと、シメオンの名前を口走った。 糸目がくわっと見開いている。]
(126) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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………っ。
[ルーカスを護ってほしい、というグロリアの言葉>>86と。 グロリアが欠けた場合>>92を口にするルーカスに。 微かに揺れる夜色の瞳が、二人の間を行き来して] (もし、今日、“守護”の力が あるかもしれない、と名乗り出たら…)
[グロリアが本当に占い師なら、彼女の身代りに なれるだろうか。彼女の命と占いを守れるだろうか。 それならば…名乗り出る言葉が、喉まで出かかるも]
(127) 2013/10/07(Mon) 23時頃
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クラリス……
[自分の逃げ場所だった少女に会いたいと思っている時点で、泣きながら名前を呼んでいる時点で幸せなど掴んでいない きっと本当は気付いているのに。]
(128) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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((足りぬ))
[『命と魂』を差し出しても、足りないと言った、 あの魔物の答え>>63が耳奥に蘇る。
ああ、そうだ、足りない…。 誰を守るにしても、命を賭けて、 名乗り出て守れるのは一回だけ。 次にその人が襲われたら、守れない。
……だから、唇を噛んで、言葉を飲み込んだ]
(129) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/10/07(Mon) 23時半頃
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[ふ、と思いだしたように顔をあげ]
――…守護に言及してしまったけれど 霊能者と同様、今は名乗り出る時ではないわ。
あなたの力は抑止力。 その存在があるというだけで 希望が、みえるのだから。
[ルーカスが霊能者へあてたように グロリアは誰ともしれぬ守護にむけて語りかける]
(130) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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ボリスは、シメオンに話の続きを促した。
2013/10/07(Mon) 23時半頃
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[オズワルドの言葉(>>115)に、走り出すシメオンの背を見つめる目はやや細く。]
そうだねェ "間違って"しまったら―― それさえ、判る、ってことだし。
[カトリーナを想い、目を伏せる。 彼女が望んだんだと言い聞かせ、選ぶことに、疑うことに、"逃げを打った"結果がこれだ。]
辛いんだろうね――…… サイモンも、ひどいね。
[魔女狩りを宣言した男へ、悪態ににたため息。 シメオンの背中が見えなくなったころ、ルーカスに強請られる珈琲のおかわりに、つ、と視線をよこす。]
(131) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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ボリス君。 まず、私は即断したわけではない。 ―― と、言っておこう。
[ピッパから今度はボリスに顔を向けて>>119 背筋をぴしりと伸ばして胸をはったまま]
仮説を幾つか考えて、そう上で 私なりに最も皆に考慮して欲しい推理を伝えた。
目の前に出された、亡霊、という答え。 それに簡単に食い付いて思考停止など、探偵のすべき行為ではない。
視野を広くして物事を考えなければ 本当の答え、真実には辿りつけない。 そう ―――私は考えている。
[と、ボリスへと言った後に、私はシメオンの声を聞く。>>116]
(132) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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…シメオン君?
[サロンから走り去る金の髪、その背が 一瞬、レティーシャと重なって 息が詰まった。]
(133) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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珈琲。
うん、珈琲か。
[シメオンが走って行った方向。 ――"彼女"の机に置いてきたものを思い出す。]
――悪いけど、今はセルフサービス。
[言って、シメオンが走って行った方へ駆ける。]
(134) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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会いたい。クラリス……
[もう疲れていた。 敵ばかりの空間に、何を言ってもどれだけ頑張っても何も変わらない状況に一度砕けた心は再び砕け、きっともう戻らない。]
(135) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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旦那ァ。
[目を見開いたまま、オズワルドの方を見た。]
わからないッス。言ってることが回りくどくて。 馬鹿にもわかるように言わないと、 どんな推理も説得力がないッスよ。
[などと言って、ビッパの背を追いかける形で この男もまた飛び出していった。]
(136) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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[シメオンを追う事は出来ない。 脚の怪我を心のなかで理由にするけれど グロリアには掛ける言葉が見つからない。
もし戦友が、もし夜色に輝く星が 駆け出していったなら、 少しくらいの痛みを伴っても追おうとするだろうから]
(137) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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>>124 さて、どうかな。
[私はグロリアの言葉に曖昧な言葉を返す。 解らないと言うのを避けただけともいうが、 無論、表情になど出さずに]
しかし、…皆に死ねと言って走り去る占い師よりも ここに最後まで覚悟を決めて立ち続けている占い師の方が ――― 好ましくは思うよ。
(138) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/07(Mon) 23時半頃
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だが、…本当に サイモン君は――― 酷い男だ。
[>>131 辛い、と言うピッパの言葉に同意を示すよう]
けれど、
[小さな魔女の人形になってしまった彼、 いつも変わらない会話をしていた日々を思いだしながら]
…嫌いではなかったのだよ。 むしろ、その逆だったというのに―――
[言葉の最後は 小さく。]
(139) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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――シメオン。
[名前を、呼ぶ。 奇妙な数日、彼女は自分にとってはあまり接点はなかったけれど、彼女の隣で膝を抱える姿を思い出して。]
……クラリスの席、だね。
[ゆっくり、一歩ずつ、シメオンへと近づいていく。 冷たくなった珈琲は、まだ読書机にあるだろうか。]
(140) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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[男は追わずサロンに佇む]
セルフか… うむ…
[ピッパから言いおかれこくりと頷き。 空のカップに溜め息をついて。
けれど走り去る背中を振り返り見れば また、ひとつ別の息をつく]
まあ、――そうしている方が。
ぼんやり寝転がっているより、 よほどおまえらしい。
(141) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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さて、…
[男はテーブルにカップを置く]
立ち続けているのも好いが
[>>138オズワルドの言葉に横から添えて]
君は探し物があるのだったな。
[グロリアへと手をのべる]
(142) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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[ぐさり、とルーカスに背を刺されて以来、言葉に刺された事はなかったが、ボリスの 『馬鹿にもわかるように言わないと、 どんな推理も説得力がないッスよ。』 は、探偵の心を見事に刺し貫いたようだった。]
っ、… 精進 する。
[シメオンを追い掛ける面々は、見送るつもりで]
(143) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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……そうだね。
守護者がまだ生きていたら、 占い師を護ってくれるだろうから、ね。
[グロリアが、ふいに守護者に言及したので、 一瞬、彼女を見遣った瞳が微かに揺れるも。
守護であることは言えぬにしても、せめて 言葉でも守れればいいのに…と。 抑止力になりそうなことを…と言葉を重ねる]
(144) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/10/07(Mon) 23時半頃
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[呼ばれる名前に顔を上げる 瞬いて目を見開けば、大粒の涙が頬を伝い]
……殺しに来た
……大人が僕を殺しに来た
[立ち上がる最中身体が机にぶつかり、冷めたコーヒーが零れた 何も無ければ、きっとそれを淹れた主のが誰か、考えたりもしただろうけど]
嫌だ、嫌だ怖いよゲルト……
[庇うように人形を掴んだ手を後ろに回し、後退りする 今のシメオンにはピッパは、意地を張りながらも密かに慕っていた女性は "敵の大人"でしかなかった]
(145) 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2013/10/07(Mon) 23時半頃
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―……シメオ……ツ!
[ビッパを追って、シメオンを追って。 この男もまたここに辿りついたわけで。 くわっと見開いた眼、わななく拳。]
………。
[先にビッパが辿りついていたので、その後ろの方に立ち 今は敢えて何も言わずに見ていることにした。 まるで鬼神のように、目を見開いて仁王立ちしている姿は 今のシメオンからしたら、ものすごく怖いかもしれないが。]
(146) 2013/10/08(Tue) 00時頃
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