182 【身内】白粉花の村
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[ぎり、ぎり。 胸に強い圧迫感。 思わず掌で押えたくなるそれは「痛み」なのかすら解らなく。 カラダ だけではなく ココロ の痛みまで麻痺してしまった自分を呪う]
…いえ、逃げてるだけ、ね。
[麻痺しているのではない。ココロは正常に痛い。 それが出来なければ「人間」ではなくただの「獣」だ]
(86) 2014/07/01(Tue) 04時頃
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……またそれか。 結局どうしたいんだよ、おまえは。
[繰り返される拙い拒否の言葉>>83に、荒げていた息をやれやれ、と吐き出した。 咎めておいて、求めるようなことも言っておいて、けれど伝えるのを拒まれたんじゃあ、何もしようがない。 相手はここにきて、なせだかずいぶんと取り乱しているようだけれど。それに反するように、沸騰していた思考はだいぶ落ち着いていた。]
…それなら。 僕のやりたいようにやる、から。
[結局、そんな勝手な結論を出す。 相手がそうならば、此方だって。つけ込むような自分本位の案を口にして、クリアになった視界で弟を見た。
どうしてこうも上手くいかないのかと、眼鏡のブリッジを押し上げようとして、その指はそのまま額に当たる。 そもそも上手くやろうとしているのか、それすらも理解らないけれど。 薄らと世界を覆っていたレンズの色がなくなっても、それでもまだ、見たいものは何も見えてはこなかった。]
(87) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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あ、…おい、ガーディ、
[弱々しく振り払われた腕>>84は、そのまま背から退かされる。 ゆっくりとベッドを離れる背中に、離れる直前な聞こえた悪態に、再び眉を寄せることは止められなかった。]
大丈夫なわけない、? …なら、なおさらだろ。
[とにかく反論しておきたかったのか、ろくに推敲せずに吐き出したのか、どちらとも取れないその言葉は、何の拒否にもなっていない。 覚束ない足取りで移動する弟に追いつくことは容易かっただろうか。 食事すらろくに摂っているか怪しい、成長の遅い背に近付けば、歩みを妨げない程度にその身体を支えただろう。]
"医者"の言うことくらい、…ちゃんと聞けよ。
[それが望まれていなかったとしても、きっと関係なんてない。兄である前に、自分は"医者"であるのだから。 敢えて口に出して、それを口実にする。一連の行為がその枠を外れていることくらい、とっくに気付いてはいたけれど。
先駆けて蛇口に手を掛けて、ぐるりと捻る。 一気に溢れ出した水音は、どこか異様な室内の空気を払拭するには至らなかった。 今度は先よりもやや強引に、その背に手を当てる。言葉が届かなくても、行動くらいは伝わるだろうと。]
(88) 2014/07/01(Tue) 04時半頃
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やにくせんせい、
[ふとかけられた声に顔を上げれば、 そこには優しい彼。 いつも柔らかな笑顔で回診をしてくれて、時間があったら絵本も読んでくれる彼に思わず笑顔になる。]
…いいのか?
[そんな彼が食事をご馳走してくれる>>72とあれば答えない手は無い。 嬉しそうな声を上げて、彼の後をついて行く]
(89) 2014/07/01(Tue) 06時頃
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えぇ、勿論ですよ。
[くるり、と此方を見上げた瞳>>89に、いつものように微笑み返しながら。嬉しそうな声でそう言われれば、決して悪い気はしない。 カラカラ、ペタペタ。点滴を引く彼女の速さに合わせるように歩く速度を緩めながら、共に食堂へと入っていく]
それでは、今日は何にしますか。 俺は…そうですね、オムライスにしましょうか。
[メニューの書かれた看板の前に立ち、傍らの少女に尋ねてみる。 日によって少しずつ変わるこの食堂のメニューが、医者にとって楽しみの一つではあった。 オムライスにした理由は、先日猫耳フードの青年と、禁酒の言いつけを破った少女の食べていたオムライスが中々に美味しそうだったからだろうか。 彼女が食べたい物を伝えれば、医者はその通りに。そして彼女と共に、料理を持ってテーブルについたであろう。
チラリ、と自分よりも背の低い少女の頭を見下ろして。青い鳥を想う、絵本の好きな彼女は、今日は絵本を持ってはいないのだろうか]
(90) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[そろそろ発つ時だろうという時刻。 ひっそりとセシルの部屋の扉の下に、便箋を差し込んだ。 柄にも無く書かれた手紙など、どう思われるだろうか。朝顔の約束を思えばそんなことは些細であったけれど]
[朝顔と同じように職員に促され、外に出た際の光の眩しさに顔を伏せる。
車に乗り込むと、嫌味嫌い続けてきたこの病院も名残惜しく感じるもので、発進した車の窓から過ぎ行く建物を木々が覆うまで目で追いかけてしまった。
これで僕の病気も終わるのか。 不安の中に、そういう希望もあって。]
(91) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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"ーーー拝啓
セシル先生。 僕の病気は治療できる見込みがあるらしい。 唐突にも、転院することになった。 ここから出れて清々する。
病気が治れば、外に出られるだろうか。 街にも学校にも遊園地にも、行けるようになるかも知れないな。
悪いとは思うが、一つ頼まれてくれ。 中庭の花壇に朝顔の種を植えた。それの世話を頼みたい。 いつか外に出られるようになれば、その押花を受け取りに行きたい。 お前にこの頼み事を飲む義理は無いが。
最後に。 先生には感謝している。 またどこかで。
オスカー"
(92) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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でめてるもそうする、
[少し背伸びをして、彼と同じものが食べたい事を伝えた。 そして、テーブルの目の前に置かれた黄色と赤のコントラストが美しいオムライスに少し目を輝かせ。
いただきます、といえばそのままスプーンでそれを掬って食べ始めた。 もぐもぐ、と咀嚼している最中に自分の手元などを見ているやにくせんせいに気がつけば、ゆるりと首を傾げて]
なにか、ついているか?
(93) 2014/07/01(Tue) 09時頃
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[僅かに背伸びをし、希望を伝える彼女>>93にニコリと頷けば、二人分のオムライスの注文を済ませる。 料理を受け取り程なくして始まった食事の最中、此方の視線に気付いたのか小さく首を傾げる少女の手元を軽く指しながら]
今日は絵本をお持ちで無いんですね。 美味しいですか、オムライス。
[回診の時には、何度か彼女に絵本を読んだ事もあっただろうか。 病室の外で見かけた時も、絵本を持っていることも度々あったように思う。 一口、二口。スプーンを口へと運びながら、揺れる長い髪を見つめてそう問うた]
(94) 2014/07/01(Tue) 09時頃
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