162 絶望と後悔と懺悔と
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[刀を抜いた後の右手は 手首から先が力なくだらりと垂れて、 尖った骨の白い断面が皮膚を突き破って覗いている。
にも関わらず──菫色は熱を帯びて潤み、 頬も紅を叩いたように赤い。
遠く聞こえる爆音に、背筋がぞくりと震えた。]
(57) 2014/02/21(Fri) 23時頃
|
|
[守護部隊の戦士から渡される黒の刃>>50 それが彼らの絆と言う様な、輝き持たぬ、 だが他に染まらぬ色を感情の籠らぬ瞳で見つめ 無言で駆け出す]
…………。
[狙うのは黒刃を渡した戦士の左手。 刃を手放したと言う事は右手は使えないと判断して。 もう片手も潰そうと、彼女がやったように、 擦れ違いに二の腕から引き裂こうと]
(58) 2014/02/21(Fri) 23時頃
|
|
……っ、うん、明にーさんも。
[なんだか五年前を思い出さずにはいられない構図に少しだけ、苦しくなる。>>49 でも、無事だ。
僕はやがて隣に駆け寄った絢矢へと視線を移す。そして、その手の中の小太刀にも――、>>50]
これ、……使って、いいの?
(59) 2014/02/21(Fri) 23時頃
|
|
[僕は絢矢からそれを受け取って、左手に持ってみる。 長さは、脇差と変わんないね。二刀振り回してる時の感覚で扱えそう]
……! それって、どういう、
[僕としては“いみな”の意味を訊いたつもりだったけど、別のことについて訊いたみたいにもとれるかも。>>54
刃は身に慣れすぎた、夜の色。 僕の手の中で、揺れて、たたずむ。 その刀身に僕の顔は映らないけれど、]
……。
[自然と笑みがこぼれてるのが、分かる]
(60) 2014/02/21(Fri) 23時頃
|
|
個としてのお前をというのであれば、そうだな。 私の知る零瑠ではないのだから……ハァ?
[>>32恋?何を馬鹿なことを。 何より倒せる吸血鬼がいて、自分が生きているから残っている ただそれだけだったのだが。 まるで零瑠が自分に言い聞かせるように、 代弁してくれて笑いが溢れた]
(61) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
どう思っていてもいい、お前がそう思うんならな。 なによりも、あの始祖を主だと慕うような奴は殺したいよ。 「其れだけは」間違いないね。
[>>36悠長に話している間に切り落とした足は復活し、 情けない声で守備隊が崩れ落ちた。 逃げる零瑠を深追いすることはないが舌打ちし、 群がろうとする雑魚を一閃した。 左腕はコートを赤く染め始めているが、 まだ――問題は無い]
(62) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
[立ち上がり再び駆け出そうとしたが、思うように身体が動かない。 どうしてだろう。痛みはないのに。
半身を引きずるように、歩き出す。 早く、早く皆と一緒に。
その思いだけが、身体を動かしている。]
(63) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
させない、――!
[絢矢――あるいは菖蒲と呼ぶべきなのか、>>54 狙いを定めた始祖の襲撃を阻むように、右の刺剣。>>58 完全に防ぎきる事は出来ない。 ただ、走る軌道を彼女がかわせるように、 始祖の視界を阻むため。狙うのはその眼]
(64) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
[陽光でそう見えるだけ――。 なのに。
人参色の髪に伸び、掴み上げた鬼の腕を。>>63 零瑠は下から刃を滑り込ませ跳ねあげてしまった。
あぁ。初音が――]
(65) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
[音を伴わず疾駆する金を、 迎える眼差しに浮かぶのは歓喜。
脳髄が痺れて溶け落ちるような陶酔の中 冴え渡る神経が絢矢の躰を動かす。]
ん、ふふ
[愉しくて堪らない──そんな表情で 左腕の代わりに差し出したのは使いものにならない右手。
突き出された明之進の剣が深い攻撃を阻み 始祖の爪は、砕けた手首の先をのみ引き裂くに留まった。
交差し、離れていく金に しかし絢矢は、躱すどころか地を蹴って追い縋る。
横薙ぎに『常磐』を一閃。 更にもう一段、左脚で深く踏み込み突きを見舞った。]
(66) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
[ポケットに入っている小瓶が衝撃で割れなかったのは、幸か不幸か。 これを飲めば、身体は動くようになるだろうか。 ゆっくりとした動きで、ポケットに手を入れる。
音も聞こえず、目の前が霞んでいる。 敵が傍にいたと気づいたのは、髪を捕まれてから>>65。
願掛けのように伸ばしていた髪。 願いをかける神などいないというのに。
抵抗しようとしても、身体は思うように動かないまま。 と、急に捕んでいた手が離されたように感じ。振り返る。]
……だれ、だ?
[顔がよく見えない。 焦点が合わない目で、掠れた声で問う。]
(67) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
[目指す戦士の傍には柊もリカルドもいる。 あっさりと引き裂かせてくれるとは思っていない。
柊の刃で戦士を深くに裂く事は出来なかったが、 戦士の使えぬ右手を奪っただけ>>66
目を狙う柊と追い縋る戦士の刃。
迅さは柊の方が上か。 突き出された刃を己の歯で噛み止めて、 柊の背を戦士の刃の盾に使う為。右手を掴んで引き寄せようと]
(68) 2014/02/21(Fri) 23時半頃
|
|
[鬼の腕を断った苗刀は、こんな時だけ軽い。]
………
[目が、見えているのか居ないのか。 今振り下ろせば簡単に落とせるだろうに。
だからか。]
零瑠だよ。キャロライナ。
[名を呼び、柄を握り直した。]
助かったね?
(69) 2014/02/22(Sat) 00時頃
|
|
[疾駆する金色は僅かな首の動きだけで刺突を避け、>>68 切っ先は目には届かず、どころか、歯に噛まれる。 笑みの消えぬ薄い唇に牙が覗いた]
!?
[かわして進むかと思いきや、右手を掴まれる。 がくりと引き寄せられる体は始祖の身の傍]
(70) 2014/02/22(Sat) 00時頃
|
|
行けるな、『月詠』――哭け。
[大きく斧を振ると空気を裂いて音が鳴る。 まるで歌声のようだと思ったことがあったから 返事があるわけでもないのについ話しかける。
零瑠の残した残党はあっけなく散り、 しかし生きている人間の残りも数は少なそうだ。 互いに殺し合うだけなら吸血鬼にも意味はないはずなのに 何故こんなことをしかけてくるのか。 餌にされて生きたいとも思わないが 始祖のただの暇つぶしならばなおのこと悪い]
(71) 2014/02/22(Sat) 00時頃
|
|
[耳はまだ回復していない。 その影>>69の名乗りは、はっきりと聞こえていなかった。]
……だ、れ?
[再度問い、じっと目を凝らす。 霞む目がぼんやりとその輪郭を捉え、どこか懐かしい姿が見えてくる。
髪を掴んできた敵とは違う。 寧ろその敵から助けてくれたのだろう。
ポケットに入れた手は何も掴まないまま。 もう片方の手は苦無を握ってはいるが、構えることはない。]
(72) 2014/02/22(Sat) 00時頃
|
|
―――…。
[そっか。 こういう形でも成長を自覚できるんだね。
かつては手も足も出ないと思っていた始祖吸血鬼を前に、 貼りつけたみたいな笑い顔じゃなくて、心の底から浮かび上がってくる笑い顔を向けて、立ち向かうことで]
―――っ!
[絢矢と始祖吸血鬼の間に明にーさんが割り込まされたのを見て、>>70 僕は絢矢の身体を左側へと押す。少しでも武器の軌道を明にーさんからずらそうと。 とっさにしても手荒だったかなって思えば、眉が寄る]
(73) 2014/02/22(Sat) 00時頃
|
|
[腕を、伸ばす。 指先が人参色に触れる。乾いた血の張り付いた、髪。
彼の手に在る苦無を一瞥し、 抱き寄せた肩に顔を寄せて、耳許で囁く。]
……助けに、きたよ。キャロライナ。 俺を、覚えている?
君の『家族』の零瑠、を。
(74) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
[千切れ飛んだ手首はどこへ落ちたか。 行方を見る余裕のある者などいまい。
夥しい量の血が、絢矢の駆けた後に紅の帯を残す。
避ければ避けれた物を、 避けず柔らかな肉体を盾とした始祖と その前に引き上げられた明之進を見て]
──、
[ごめん、と言うように唇は微かに動き その直後、寝かせた一尺五寸の刃で 薄い明之進の背中ごと始祖の胸を貫かんと柄に力を籠める。]
(75) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
[引き寄せた柊の身体>>70 戦士の刃はリカルドの機転で逸れただろうか>>73]
そう言えば、ジャニスの時は喰いそびれた。
[ジャニスは逃れたが、柊はどうだろう。 耳朶か、首を食い千切ろうと、紅い囁きの直後に 牙を寄せたがやはり逃げられただろうか]
(76) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
[けれど──、
直後に横から加えられた力に、 切先は大きくずれ、 勢いそのままに、貫いたのはどこだったか。]
(77) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
[ぼんやりとした影が、こちらに伸びてくる。 それに対する反応も遅く。
肩を抱き寄せられ>>74、耳許に届いた囁き。]
れい、る?……零留なのか? 忘れるわけ、ない。 会いたかった。あいた、かった。
[家族。家族。大事な、家族だ。 笑みを零し、抱き締めようと手を動かす。 思うように動かず、力が入らない。 抱き締めたいのに。]
(78) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
ぐ……っ…
[放たれた矢が自身で軌道を変える事が無い様に、 躊躇う事無く戦士の切っ先は飛んで来る>>75 いっそ清々しい程の真っ直ぐな殺意。
それは確かに柊の盾を貫いて届く。 途中で歪められた軌道によって、心臓は避けたが 肺は潰れた]
は、大したもの だ
[柊の耳元に掛かるのは彼の血では無く、溢れる己の血潮]
(79) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
[顎を上げ、間近に視線を向けたのは束の間で、 背後に迫るだろう切っ先を振り返ろうと首を回した。
リカルダが笑っているのが見える。>>73 向かって来る刃を逸らそうと、絢矢の体を押しやるのが]
――――、
[微かに揺らめいた唇は何を零したのか知れないが、>>75 容易く命を明け渡して、負わせる訳にもいかなかったから]
(80) 2014/02/22(Sat) 00時半頃
|
|
そ、だよ。零瑠だ。 ……覚えて、くれてた、だなん
あぁ、キャロライナ……。 俺も会いたかった…ずっと、ずっと…
[右の腕は上がらない。 だから、左の腕だけで抱き締めた。
彼が出来ない分、余計に。
腕を落とされた女鬼が、叫ぶ。言葉にならぬ悲鳴を。 キャロライナと零瑠に振り下ろされる爪。]
っ! あぶな!
[それを零瑠は避けなかった。 寧ろ、彼に当たるようにすら――…]
(81) 2014/02/22(Sat) 01時頃
|
|
[寄せられた牙が首へ。>>76 身を捩るが、まだ完全ではない。
右手は始祖の手の内にあって、左手は主の銘を持つが故]
――ぉぉおおおお!!!
[届け、と吼えた。
名が言霊を負うが故。
――凍てつく吹雪に身を晒し、鬼を刺す木であるが故]
(82) 2014/02/22(Sat) 01時頃
|
|
[背を強かに貫く小太刀。
ぶつ、と何かが切れる音を、体の中から聞いた。 目を見開き、口は苦痛を吐きだしたが、 果たして現実の悲鳴は上がったのかどうか。
溢れた紅は、己のものだけではなく。 びしゃりと頬から耳、首筋へと流れ落ちた。>>79
表情はすぐに歪み、歯噛みする。 吸血鬼狩りの刃が注ぐ痛みはまるで死毒のようで、 視界がじわりと滲むのをおぼえた]
(83) 2014/02/22(Sat) 01時頃
|
|
[抱き締める手>>81が嬉しくて、力の入らない手で何とか服を掴む。 零留も同じように思っててくれた。同じように。 家族だから、そう思うのは当たり前だ。]
良かった……零留……帰ろう。 一緒に、帰ろう。 また、一緒に、皆で、一緒に、
[耳に届くのは、零留の声だけ。 敵の動く気配にも気づかないまま、家族との再会を喜ぶ。
力の入らない身体は零留に任せるように身体を預けている。 信用している家族。 害を与えようとするなど考えるはずがない。]
(84) 2014/02/22(Sat) 01時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 01時頃
|
[真弓とサミュエルを繋ぎ止めたと同じ様に、 戦士の刃は柊と共にこの身を縫い止めた。
喉を焼く熱さは、今までに無い熱。
初めて感じた熱に、声を出して笑うが、 溢れるのは声では無く血潮]
な、るほどっ 愉し いな がはっ…愉しい
[盾にするなど、らしくなかったと笑いながら、 柊の身体を引き剥がそうと蹴飛ばした]
(85) 2014/02/22(Sat) 01時頃
|
|
……っは、あッ!
[蹴り飛ばされれば、そのまま。>>85 握り締めた涅槃の刃は始祖たる鬼から抜き出され、 落ちる体は地面を擦り転がり、止まった。
どく、と血が噴き出す。]
(86) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る