25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[湯船満たす清い湯と、まっさらな替えの着物が、 南端の角部屋に用意されたかは返答次第。
気怠げな 朝の眠りに 寝乱れて かいなに縋る 夢はうつつか
独り寝の夢か、ともに見たかも、返答次第。]
(516) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
僕は……あなたのためだけに囀る鳥になりたい――
[濡れた髪の奥から、見上げる紅石榴。 そこに燈るは、恋情――――]
僕の羽根を落として下さい。 あなたの手で……。
(517) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
[月の檻に囚われて――否、自ら飛び込んだのだ―― 落とされる、風切羽。
歌えよ、囀れと、果てるまで。 鳥はただただ、甘く声を上げ続けるのだろう。
痺れにも似た甘い気だるさの中で、 再び眸を開けば、間近に見える月下の佳人]
……夢では、なかったのですね。
[夜通し歌っても尚、透き通る声で呟き、 その白い肌へと頬を寄せた]
(518) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
―夜→早朝― [湯場をでて部屋に戻ったのはもう明け方近く。 常ならば既に起きている時間だと、部屋でぼんやりと書を読みふける]
朝か。
[窓の外、朝露に濡れる木々の緑。 半眼をさらに細めて、又書へと視線を落とす]
お勤めをしなくてよい朝というのも、新鮮ではありますか。
[部屋の掃除は夜中のうちら済ませた。 荷物の整理も同じく。 書を寝台の上に放り、着物を萌黄の物に替えて、廊下へと出た]
(519) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
― 朝/表座敷 ― [座敷に差し込む光は、障子を通し柔らかく 薄らと持ち上げた瞼 冬色をした眼で間近の温もりを見遣る]
大きな……狗。
[瞳を細め、薄く笑みをひいた。 丸まっていた敷布は白。 広げ、其の上に皺のついた服のまま寝そべった。 他人に触れる事を嫌っていた指が、隣に眠る彼の髪へと伸びる。 頭の形をなぞり、確かめるような仕草 愛撫のような手つきで同じほどに短い髪を掻き乱すと、ゆっくり身を起こした]
(520) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
― 本邸/表座敷 ―
嗚呼……良い目覚めだ 否 是が謂うなら 口調は改めねば
[伸びをして、顔を上げる。 熱の引いた顔には、目元に朱が残っていて けれど返って色を添えていた。 発した声音は凛と 硬いだけでなく含むものを感じさせる]
――誰か、いないかい? 着替えたいんだ。
[少し間を置いてひとを呼んだ。 口調はなるだけ幼く]
(521) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
[朝の廊下をゆるりと歩く。まだ早い時間、恐らく朝の支度は始まっているのだろう。 目のする人の姿は使用人ばかり。
散歩ついでに庭に下りると、池のほとりを歩く]
あの御仁は余り好かぬが、この庭は良く手入れが届いている。 主催をするだけは有るか。 揃えられた花の種類は様々だが。
(522) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
|
|
−B棟・居室− [朝食を部屋に用意させながら、完全に目が覚めるまでは大分時間を要した。 表庭を見下ろす窓を開けば紗がふわりと揺れる。 食事を続くテラスへと運ばせて]
…眩しい。
[少し瞳を眇めた。 池への日光の照り返しが目に入る。 美しいが、眩しいと思う。 そんな風に呻きながら、赤い実の浮かぶ粥を 蓮華で掬い、冷まし口にはこぶ。 舌に残る塩味は、丁度良かった]
(523) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
[用意された湯を浴び、着物を纏う。 仄かに香るなよたけの君の香りは、 まるでそのかいなにいつまでも包まれている様な、 そんな錯覚を鳥に誘った]
……法泉、さま?
[ふと廊下から見降ろした池の傍に見えるは、 昨夜言葉を交わした僧の姿。
こつこつ、と小さく窓を鳴らして。 鳥はにっこりと、微笑みを浮かべた]
(524) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
…儚く壊れて消えてしまったかと……
[低く掠れた声で、すり寄る温もりに目を細める。
朝の光のなか、乱れた夜着もそのままで、 華奢な身体に刻んでしまった、幾つもの紅い花びらを辿る。
幾度も啼かせて囀り疲れただろう身体の、 塗り込められた香油の香りにいまだ淡い夢を…]
(525) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
[置かれた灯篭へと片手を置いて、庭を眺める。 静かな朝の空気が、肌に入り込んでいくような感覚。
朝の空気は、幼い頃から好きだった。
静かな中、何事か小さく響く。 見上げれば、霞の部屋に小鳥が一羽。 微笑を返し、迦陵へと手を上げて]
一時の夢でなく、育てたいと思う花か。 見るだけでよいのなら、花でなくとも構わぬのだから。
[零し、本邸の方へと歩いていく。 誰かがすれ違えば会釈をして。 食堂かどこかと聞いて、用意が済んでいれば*食べるつもり*]
(526) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
―A棟廊下― [寝間着から紫を基調とした着物に着替えて廊下へ出た。 懐には、己のためではない髪結い紐が眠る。 窓からは、うつくしい庭が見える。 押し開ければ風が吹きこみ、 ――りん と、髪を束ねた紐の先、 鈴を鳴らした。]
――…、――
[誰かが歩いているようだ。 宴席で見た――霞月夜と去った華花だった。]
(527) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
―夜→朝―
[本邸の屋根の上 見られていたとも知らぬ猫 明けに漸く動き出す 夜通し月を眺めていたか 陽が上がるを待っていたか 漏れるは欠伸 屋根を器用に飛び降りて 木々草花の溢れる庭へ]
腹減った。 …あ、ちょっともらうぜ?
[庭にある木に話かけるは笑顔 熟して成った紅い果実 ひともぎ離し ゆるりとその場に 腰を落とす]
(528) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
|
[擽る様に身体に残る花弁を辿る指>>525 その度に、鳥から花へと変わってしまった身体は、 なよたけの君の耳元に零す、甘い泣き声]
壊れてなど……。 いえ、いっそ壊れてしまっても構わぬ、のです。 あなたの手に齎されるものなら、どんなものでも僕は……。
[縋るように華奢な腕を巻き付けて、 うっとりと微笑む、花のかんばせ]
(529) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
[使用人がやがて運んできたのは、誂えられた眼鏡 矢張りこの姿に良く似合う洋服だった。 袖を通し、身なりを整える。 包帯のした、傷は塞がっているらしく もう朱がにじむ事はなかった。 けれど、立ち上がり戸口へ向かい歩む度に痛みが走る]
昔々――足を得た人魚は 痛みを見せず、射止めんとする者の前で 見事に舞い踊ったと謂うけれど それほどに気を引こうとする姿は ……花に良く似ているね
[イアンは目覚めているのか、いないのか 呟きは何か確かめる風に。 短く息を吐いて、表座敷をあとにした。 朝日を浴びながら、壁伝いに回廊をゆるゆると歩む]
(530) 2010/08/04(Wed) 13時頃
|
|
[齧る果実は甘い蜜 唇を、口端を濡らし 朝陽にも艶めいて光る 夜に眠るを為せぬ猫は 木に寄り掛かり瞼を閉じるか]
……ん。
[防備などありはしない 静かに桜を風に揺らし 食べかけの果実を弱く握り]
[その様は眠る仔猫か否か この場所のみがまるで春のよう 陽射しも花も風に揺れ ただ優しげな彩りを添える]
(531) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
|
|
[粥に少しの菜と茶。こうして朝食は終わる。 歳の頃を考えればあまりに少ない食事量だが、 その分は回数で補っている。 たとえば、落雁しかり、干琥珀しかり]
…?
[樹が派手に揺れる音がした。 何事かと思って落下防止の手摺より少しだけ覗きこめば 先日のじゃじゃ馬の姿。 呆れ交じりの表情でちらりと見はしたけれど]
(532) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
|
|
……ん、…?
[夢と現 彷徨う中で視線があるか 薄く開いた瞼 奥にあるのはヘーゼル ぼんやりと視線の先を眺め]
………。
[ふわり と、笑む]
[視線の主と変わらぬのかも知れぬ 口を開きさえしなければ 見てくれだけは愛されよう、と]
(533) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
|
奏者 セシルは、寝言のように唇を動かし
2010/08/04(Wed) 13時半頃
|
―→ 庭 ― [先ずたどり着いたのは、ヨアヒムの私室。 出迎えたのは使用人]
シュレーゲルさまは……そう、お食事中ですか。
[青褪めた貌に憂いを乗せて俯く。 用件をと問う使用人に、楽器を一つ貸して欲しいとせがんだ。 許可は直ぐに下りる。 もとより花の為に集められたものだと。 場所を問うて、庭へ下りた。 幾つもの道具を揃えた離れは、裏庭の先]
……
[ふ、と 人影を見つける。 セシルの微笑みと、視線の先にある花主たちの棟。 足を止めてその光景に目を留める]
(534) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
[少し、目が丸くなった。 黙っていれば、とはよく聞きもするが]
…成程、とんだじゃじゃ馬がいたものだ。
[微かに眉を跳ね上げる。 面白いとは思えど、じゃじゃ馬馴らしは趣味ではなく。 好い主に引き取られたならよかろうにと思うくらいは叶う話]
(535) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
流石に少し…戯れが過ぎたか……
[部屋を去る雛鳥を見送って、乱れたままの寝台に身を投げ出す。 情けなく重い腰をさすって、夢の続きをいましばし。]
(536) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
[胸を押さえる。 僅かに眉を下げて、もう片方の手が 知らず、新しい眼鏡の蔓を摘む]
些か……眩しい
[朝の日が、庭の草花にも降り注いでいる。 目を伏せた]
(537) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
[まどろみの中 彼の人を誰か認識していれば 向ける表情も違っただろう いつであっても 夢でも現でも その狭間にあったとしても]
ろ びん
[ヘーゼルに映るのは 未だ、ひとつ]
(538) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
…茶と菓子を。
[食事の膳を下げに着た侍従に告げる。 そうしてほんの一瞬視線を離しただけだったのが]
(また花が増えている)
[特に感慨があるわけではない。 優美な細工の施された腰かけの肘置きに少し凭れかかりながら 見下ろすまま、新しい花へと首をかしげて見せる]
(539) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
[振り切るように顔を上げる。 桜いろの唇が形作る名 眩しそうに瞳を細めたまま、口元に笑みをしいた]
……見ているといい
[囁いたのはセシルへか その先、花主の棟に見える男にか 緩やかな足取りで、離れに向かう 気温も湿度も調節されているらしいその場所に 望みの楽器は在った。
ケースをあけて 木製の楽器と、付属する弓を取り出した。 きぃと鳴らして糸巻きを調節し、庭へと戻る]
(540) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
[湯殿から戻れば、くたりと寝台に沈む主の姿。 鳥はその隣へと侍ると、 朝の訪れを告げる歌を調べに乗せる]
夏の夜の 臥すかとすれば ほととぎす 鳴く一声に 明くるしののめ
[同じく窓の外を眺めて。 夢の余韻に、暫しそのまま――**]
(541) 2010/08/04(Wed) 14時頃
|
|
ロビン… 見てる… いつ、だって…
[寝の言なのか 応えなのか ぼんやりとした姿を眼が追う 夢と現の狭間で]
[木製の美しい楽器が奏でられ始めたろうか その音色はどのような彩りであったろうか 意識を床に沈めつつある中 記憶に残そうと、残そうと まどろみへ誘う音と 鳴らすロビンだけを見て、聴いて]
[触れられぬかと、手を――…]
(542) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
|
|
[ゆっくりと向かうのは、風そよぐ庭にまどろむ桜のもと 友人の姿を見遣り、小首を傾いで その鎖骨の上にその弦楽器を乗せ、顎で挟むようにして高く持ち上げる。 弓を手に、すぅとひいた]
――――…
[流れ出る 柔らかくそれでいて繊細な音色は、異国の楽器ならではの音色。 頑なに閉ざしていた冬ではなく 春の到来を告げる曲。
楽器に添えられた指は正確に音を紡ぎだす。 足りなかったはずの色をそこに添えて]
(543) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
|
|
[懐くロビンならば知るだろう 桜は夜に寝るを為せない 不安が胸を駆るのだと 夜の記憶に恐怖するのだと]
[伸ばした腕は弱く 空をかいて そらを描いて]
[唯一安らぎの存在に 深く、憩いの床につく**]
(544) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
|
|
― 庭 ―
[足元に伸ばされた人間の、セシルの手を もう避ける必要は無い。 嬉しそうな微笑すら浮かべ、流し見遣る
そこに怯えていた子供の姿は無く ほころんだ蕾は噂どおり見事な花を咲かせてみせた**]
(545) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る