167 あの、春の日
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シーシャは、ゴロウ成る程!
MIZ 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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……ああ。
[こちらの手を握るシーシャの手に力がこもる。思わず顔を上げた。 視界に飛び込んできた懐かしい風景に、目を細める]
(25) takicchi 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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ラブっ……?!ぃ、え、……そ、そうだね。 うん…同窓会の二次会って感じかなぁ。
[さらりと過激な事を言う彼女に酷く狼狽した。思わず想像しそうになる己を、脳内で殴っておいた。 二人だけの二次会。皆を置いてきてしまった後ろめたさも少し感じつつ。]
……? 高校でも、登ったのか…?
[思い出の中には無かった。ただ、“記憶”としては確かに木の上に梟のように座っていた彼女を、受け止めたのだ。]
[校門は開いていただろうか。もし閉まっているなら、校庭の方から回り込むか、体育館の方から塀を乗り越えるか。幾らでも忍び込む方法は思い付いた。]
(26) MIZ 2014/03/11(Tue) 02時頃
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実際は、登ったことはないが。 ……しかしついさっき登ったような気がする。 夢なんだから、もう少しチートな性能を付与してくれていて構わなかったのだが、シビアにリアルだった。
[思い出すと、息切れまでよみがえってくるようだ。 夢なんだから空くらい飛べてもいいのにと恨めしく思ったことを思い出し、僅かに眉を寄せる]
シーシャ、こっちだ。 ……まだ使えるか、わからないが。
[校門は閉まっていた。シーシャの腕を引き、こっち、と歩き出す]
フェンスが破れていてな、ショートカットに最適だったのだが、覚えていないか?
[少し裏に回ったところ。ハルカは成績的には優秀な生徒ではあったが、決して優等生ではなかった。 積極的に利用していた抜け穴のことは、良く覚えていて]
(27) takicchi 2014/03/11(Tue) 02時頃
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そ、そっか……うん、俺も…リアルな夢見たよ…
[後頭部に受けた激痛も。彼女の華奢な身体の感触も。妙に生々しくて、温かくて。自分のなかに芽生えつつある、その感情を撫でた。]
おー。覚えてるよ… ……俺も、よく、お世話になったし。
……あった。
[腐れ縁同様、自分も優等生ではなく。寧ろ、学力も良くない、遅刻は当たり前の劣等生だった。 記憶のなかのそれと符合すると、小さく歓喜の声を上げた。彼女に先に行ってもらうよう、フェンスの穴に手をかけた。**]
(28) MIZ 2014/03/11(Tue) 02時半頃
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[キャサリンのメイクを終えてそっとペンを置く。]
出来たよ。 あの時と変わらない…いや、もっと綺麗になった。
メイクなんかじゃない、踊れなくたってキャサリンはいつでも俺の中では綺麗で輝いてた。
[あの頃とどこか同じで、でもあの頃とは違ってとても素直に]
俺、決めた…迷っていたけど、怖くて踏み出せなかったけど、今度はコレで、メイクで生きてみる。
[そう言ってキャサリンにだけ微笑みかけた。]
もう一度一人で勉強して、プロになって、一流になるって決めた。
だから……―――
(29) りおん 2014/03/11(Tue) 02時半頃
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その時は俺だけのプリマになってくれませんか?
[掛けた言葉は今迄よりもはっきりと、あの時のような曖昧な問い掛けじゃなくて]
俺の言葉なんて信じられないかもしれないし、キャサリンに嫌いだって言われるのも慣れている。 それでも……――俺は君が好きだよ?
[言葉にするのは生まれてから2度目の”好き”という言葉。 その言葉を拒絶される覚悟はもう出来た。
だから……――ゆっくり言葉を待って…**]
(30) りおん 2014/03/11(Tue) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
りおん 2014/03/11(Tue) 02時半頃
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[彼女の瞳から零れ落ちる涙>>19を、そっと指先で拭う。 少し潤んだ瑠璃色の瞳と視線がぶつかれば、早鐘をうっていた心臓は、緊張で不自然なメロディーを奏で始めたけれど]
――――っ!! ほんとに?! ありがとう!
[>>20嬉しさで、弾けんばかりのキラキラした笑顔がこぼれた。 そのままの勢いで抱きついてキスをしようと思ったら、後輩の声>>15が耳に入って我に返る。
そう、ここは居酒屋。ぐるりと見渡すと、この場にいるメンバーは今どんな顔をしているだろう]
[頭をかきつつ苦笑をこぼして誤魔化した後、そっと彼女の手に自らのそれを重ね合わせると、軽くその身を寄せた]
(31) JITA 2014/03/11(Tue) 03時頃
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[皆が起きて来たというのに、彼女は鍋に夢中だった。 夢の中でたくさん食べ損ねた昆布だしとキムチ鍋。 味は違えど、皆で囲むそれは同じ。]
……、あれ……
[ふと、顔を上げる。 彼女が起きたら一番に話したい、そう思っていた人の姿は]
……ハルカ、先輩?
[机の端に置かれていた、紙幣>>21。 呼ぶ彼女はもうそこには、居なかった。]
(32) oranje 2014/03/11(Tue) 08時半頃
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[そろそろこの会もお開きだろうか。 一抹の寂しさを感じながらも、黒眼をつと上げる。 個室に帰ってきてからは鍋に夢中で満足に話しもしていなかった――少しだけ話しをするのに戸惑ってもいた――かの先輩へ、それを真っ直ぐに向けた。]
……ゴロウ先輩。 先輩が卒業なさるとき、お手紙を差し上げたのですが……
[もう10年も前のこと。 夢の中と同じ、卒業する3年生へ向けて送った封筒には名前を書かず、和歌を記したメッセージカードにだけ「檀」と書き添えた。傍から見れば悪戯とも思える手紙。捨ててしまわれていてもしょうがない。
少なくとも、手紙を送ったという事実は変わらない。 けれど中身がどうなっていたか、問わなければわからない。]
憶えて、いらっしゃいますか?
[問うその刹那、瞬きを一つ。]
(33) oranje 2014/03/11(Tue) 09時頃
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シーシャは、恥ずかしい!**
MIZ 2014/03/11(Tue) 13時頃
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[段々と目覚める皆の様子を眺め、水を飲むルーカス>>13へ、お絞りを渡した。 野菜もきちんと取っている様子>>15も見て、うんうんと頷く。]
……無理に、成長しようとしなくて良い。 お前はちゃんと成長している。
[早く花を咲かせようとして、水をやりすぎて根を腐らせてしまったり、肥料をやりすぎて枯らせてしまったり。 花が咲く時期はそれぞれ違うのだ。 そう、ポツリと零したルーカス>>16に頷いて、空いた器に肉団子を10個ほど入れた。]
(34) okomekome 2014/03/11(Tue) 13時頃
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[頭を撫でていたエルゴットも目を覚まし、息を吐いた様子>>8を見て、首を傾げる。 10年前に見たことのなかったその溜息に、声を掛けることはしなかった。 が、その代わりに彼女が席を立った>>9タイミングで、デザートを注文する。
暫くすれば、苺と生クリームがたっぷりと乗ったプリンが彼女の席に届けられるはずだ。
因みに、当たり前のようにマドカの分も注文している。]
(35) okomekome 2014/03/11(Tue) 13時頃
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[夢中で鍋を食べていたマユミにもデザートを頼んだ方が良いかと顔を向けた。
まっすぐとこちらを見てくる黒い眼>>33に気付けば、驚いたように数度瞬き。]
……勿論、憶えている。 真心を、添えてくれてたな。
[内容には触れず、書き添えられたそれについて頷いた。]
(36) okomekome 2014/03/11(Tue) 13時頃
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[黒い髪と黒い瞳の艶めき。 何故か惹かれていた。 忘れることのない思い出。
10年経った今でも変わらず、あの頃のように……あの頃以上に艶やかだ。 眼を細める。
彼女の魅力は、今も変わらず変わらず心に刻まれたまま。]
(37) okomekome 2014/03/11(Tue) 13時頃
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おお。
[シーシャの言う通り>>28、はたして記憶のその場所に、穴は開いたままだった。 今でもショートカットポイントとして活用されているのだろうか。そんな想像をして、笑みを浮かべる]
ふふ。気が利くな。 レディファーストというやつか。
[ハルカを先に行かせようとするシーシャに、小さく笑ってそんなことを言うが、レディファーストというより、過去の身についた習慣というか、ハルカを優先しないとあとが怖いという本能的な恐怖から来るものだったのかもしれない。 ひょいと意外と身軽な様子で穴を潜り抜け、懐かしい敷地内へ]
うむ、相変わらずなセキュリティだな。
[きょろきょろと辺りを見回しながら、満足げな笑みを浮かべた]
(38) takicchi 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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う、うん…… っと。
[時代も時代だし。警報機の類が鳴ってしまうかも、そんな恐れは少しあったけれど、好奇心の方が勝ってしまう。>>38 腐れ縁は相変わらず、そういう危惧の欠片すら端から無いかのように軽やかにくぐり抜けていった。万が一、叱られたら叱られたで良い。それすらも良い思い出なのだ。 猫の様に背を丸めて、彼女の後ろに続く。解放された左手が、寂しい。]
お〜 相変わらずだね〜……
[闇夜に浮かぶグラウンド。体育祭は、終始木陰の下でスポーツドリンクを飲んでいた気がする。 ルームメイトは相変わらず、女の子にモテていた事を覚えている。園芸部――元運動部のあの先輩は、どんな想いで体育祭を過ごしたのだろうか。新聞部のあの後輩は、やはり熱心に写真を撮っていたのだろうか。 色んな思い出が蘇る。夢ではない、リアルな記憶が時を超えて脳内に投影されていく。
――帰ってきたのだ。]
(39) MIZ 2014/03/11(Tue) 22時半頃
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思い出すな、色々。
[夢の記憶と実際の記憶。 重なりあっているようで、ところどころぶれるように一致しない記憶。 その両方を懐かしむように目を細めた]
さすがに建物の内部に入るのは不可能だろう。 シーシャどこか行ってみたいところはあるか? 私はあの木がどうなっているか確認したい。
[寮のある方向へ顔を向ける。 ここからではわからない]
(40) takicchi 2014/03/11(Tue) 23時頃
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ぉ、俺か…… び、美術室……
[でもそれは叶わない願いだというのは解っている。 校内を見渡せば、自分たちの知らない建物を僅かばかりに出来ているようだ。 改修工事を行ったらしい部分も見受けられる。 古いものと新しいものが、ごちゃまぜで。なんだかパッチワークのようで滑稽である。]
良いよ―― 裏庭に、行ってみるか。
(41) MIZ 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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[切りそろえられる眉>>5:+17。シャキ、くすぐったい。 柔らかいパウダーの感触。少し冷えたコンシーラー。>>5:+16指に触れてそれは少しずつ温かくなじむ。]
良く言うわ。
[くすり、笑った。 充分綺麗だなんて。次の瞬間には別の子に同じ言葉を使っているのに。>>5:+17
それでもされるがままになる。顎を引かれれば一瞬だけ肩が強張った。居酒屋の喧騒は目まぐるしく、時間を飲み込んでいく。過去と今をないまぜに。あの時伝えられなかった言葉を都合よく持越しに。
ペンが、置かれた。>>29]
(42) kanon 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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…。
[いつの間にかシーシャとハルカもその場から消えていた。 遠い昔好きだった人は、相変わらず鍋をつついている。 悪友だと思っていた人が、何か大事な言葉を紡いでいる。
舞台を取り合ったあの時と同じ熱量で。]
…気障な言葉。
[苦笑い。ほら、貴方やっぱり演技向いてないのよ。それだって演技ですらないじゃない。]
(43) kanon 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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時間を頂戴。
この10年間あったことも。これからのことも話す時間。貴方が一流になるって証明できる時間。
[貴方の10年。これから。同時に、私の10年。これから。埋める時間を。]
ね。 私が嘘のメイクなしでも、貴方に綺麗にしてもらえるんだって、 証明してよ。
(44) kanon 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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[ぱちり。 目を開けて、見えた世界は 。]
(45) kanon 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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さすがに校舎の中はな……。
[美術室という返答は予想していた。 気持ちもわかるので、あまり無下にもできず、少し考える]
まあ待て。そんなあっさり諦めるな。
[裏庭にというシーシャを引き止めた]
中には入れなくても、外から覗くくらいならできるだろう。 美術室、覗いてみるか?
[スマホを取り出す。懐中電灯なんて持ち歩いてはいないが、フラッシュライトで代用はできるはずだ]
(46) takicchi 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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[スマートフォン。10年前は自分は携帯電話すら持っていなかったというのに。 そしてこれもいつか時代遅れの代物になるのだ。青白く、無機質に光るそれを眺めた。]
ぅ、うーん…… じゃあ…覗けるなら…みようか? 無理には…ぃ、良いからね?
[>>4:6 もっとも、自分の記憶のなかの美術室は1階にはなかったのだけれども。別に覗けなくても良いのだ。――…一番見たい絵は、常に自分の心のなかに。 美術部が廃部になる事は恐らくないと思うけれども、今、どうなっているのだろうか。]
(47) MIZ 2014/03/12(Wed) 00時頃
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木登りが必要になるが。 10年前は私が登ったのだからな。 今度はシーシャが登るがいい。
[さらっと無茶振って、美術室の方へ向かって歩き出す。 壁を登れというよりは実現可能じゃなかろうか]
(48) takicchi 2014/03/12(Wed) 00時頃
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……はい、そうです。
[真心。 檀――マユミの花言葉だ。 両親もその思いから、名前をつけてくれたのだと聞く。 ゴロウがそれを知っていてくれた>>36ことに、心が暖かくなる。
細められた瞳>>37に、黒眼も同じく柔らかく細められた。]
その、……内容、までは。 憶えていらっしゃいません、よね?
[もし、塗り替えられていたとしたら。 塗り替えられていなかったとしても、夢のなかで彼が手紙を開いていたのなら。 様々な感情がない交ぜになるも、今度は視線を外さずに問うて]
(49) oranje 2014/03/12(Wed) 00時頃
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え゛ぇ。やっぱりそうなるんだ……うぇえ。 ぃ、一緒に登ろうよ……
[こうやって話していると本当に高校生に戻ったような気分になれる。ずっと、そんな毎日が続くかと思っていた。それは幻だった。そして、もう二度と戻らない。 夜の校舎は不気味で。そしてノスタルジックで。闇のなかを歩いていると、いつの間にか過去に戻れそうな気もして。]
――……、あの。 高校卒業してから――…げ、元気にしてた?
[腐れ縁の縁が切れた空白の9年間。どうやって過ごして。何を感じていたのだろうか。]
(50) MIZ 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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悪いな。気障なのは舞台仕込みなもんでね。
[気障な言葉、そう苦笑いする彼女に肩を竦めて答える。 続く言葉に一度だけ首を傾げる。]
時間なんかいくらだってあげるよ。 なんせまともな返事を貰えるのに10年もかかったんだ。
まともな10年じゃなかったかもしれないけど、これからのことはきっと大切にできる時間だから。 証明出来るだけの時間も……それに……
[答えを貰う事がこんなにも嬉しいだなんて知らなかったから。
想いを伝えることがこんなにも大変だなんて知らなかったから。
嘘のメイク無しでも…そう告げる彼女に目を細めた。]
(51) りおん 2014/03/12(Wed) 01時頃
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これからいくらでも証明してやるよ。
俺には嘘のメイクが通用しなかったように、ノーメイクの輝きを知っているのだから。
(52) りおん 2014/03/12(Wed) 01時頃
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[開いた瞳に映るようにそうしてもう一度だけ笑いかけて]
なに泣いてるんだよ? 素直じゃねえな。
[10年前と変わらずからかうように笑いかけて**]
(53) りおん 2014/03/12(Wed) 01時頃
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枝が折れるリスクが高くなるぞ。 木登りは一人の方が安全だ。
[しれっとそんなことを言いつつ、さっさと歩いていく。 夜の学校は、酷く非現実で、夢の中にいた時よりも夢の中のようだ。 足音だけが耳に届く]
ああ、元気にしていたぞ。 数学に打ち込んで、それなりに充実していた。
[そして大学時代には「女史」なんてあだ名をつけられたりしたものだ。 だが、と前を向いたまま続ける]
(54) takicchi 2014/03/12(Wed) 01時頃
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