24 明日の夜明け
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[桜の幹を叩く音と、ぶつけられた言葉>>20。 軽く、唇を噛んだ]
……ソフィや、先輩たちの……?
[実際にどうなのかはわからない。 三人が消えた理由や意味。 それは、全く知りえない領域だから]
そうだとしたら、すっげえ、やな感じ……だけ、ど。 でも。 ……オレ……やっぱ、この樹は、まもんないとって、思います。
[ぽつり、と。小さな小さな声で、呟く]
オレ……諦めたく、ないから。 諦めたら、いけない気が、する、から……。
[言いながら、再び空を見上げる。 零れる青の光は、冴え冴えとして見えた**]
(25) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[絶叫が、その時の表情が、狼の咆哮が、落ちていくマーゴが。泣き崩れ、赤い色の残した彼女を拾い上げた高さは>>#0自分の居る高さで。
見えてしまった、遺体。]
なんだよ、なんだよう―え――あああああああああ!
[何かが、笑ったような気がして。悲しみよりも恐怖が上回って。]
(26) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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そうか…
[青い月をうつすテッドの瞳はあまりに澄んでいて>>25それをみているとふと口元に笑みが浮ぶ]
ソフィアも…ぶんぶん頷いて諦めるなっていいそうだ。 怪我…治り早いなら何よりだけど、あんまり無理しないようにね …人に言えた義理ではないけど
[自嘲するように付け加えた]
(27) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[ホリーが側にいても今度は声はかけないだろう ただじっと静かに見つめて大きく溜息をついて。
足を引き摺りながら校舎へと戻りゆっくりと階段を登る。 四階の一番奥の生徒会室。 いつもの習慣で隅っこの椅子に座る]
(28) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[涙を流しながら、外を見れば、グラウンドに人が居ただろうか。
とても、人が恋しくて。]
――――――!
[全力で下へと走り抜けていく。本来何処かで息が切れて動けなくなるはずだろう。しかし、そうすることなく、伝説の樹に向かって駆け抜けた。]
― 回想おしまい ―
(29) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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― 伝説の樹 ―
あっ! カルヴィナ先輩ぶぢでひたか!
僕先輩にあやま
[声はがらがらにならないが、滑舌が上手くなく噛んでしまっただろう。
だが謝ろうと言葉を発そうとして見えた>>11に言葉を失った。]
まさか―そんなああぁあ…
[緑色の液体。それが意味することを理解し、そのまま、膝から崩れ落ちた。]
(30) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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え。
[保健室の入り口付近にいた。目の前、何かが落下した。駆け寄ろうとして、地響きにゆられ、壁にぶつかり、気を失う。
最後に見えたのは、ぐったりしたまま、大きな手に連れ去られるマーゴ。そして聞こえたのは、メアリーの叫び>>3。]
(31) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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っつ。
[それから。恐らく、それほど時間はたっていないだろう。頭を抱えながらも、起き上がった。既に地響きはない。月は青い。少しふらつきながらも、外へ出た。マーゴが落ちた場所、そして連れ去られていったと思われる、外を見て、俯いた。 何も言う事はできなかった。ただ、腕を抱えて。震えるようにして、落ちたと思われる場所に膝を着いた。]
どうして……マーゴ、さん?
[窓が開けられ、屋上から漏れ聞こえた人形の声。その前、カンカンと、今思えば、フライパンを叩くような、目立つ音。すぐには分からなかった。けれど、よくよく考えると、まるで昨日のテッドみたいな……。人形の足にしがみつく姿も思い出され、その思いを強くする。]
(32) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[ドレス姿をしたズリエルだとしても、彼を笑う気などさらさらなかった。そんな余裕は全く無くて。
伝説の樹に眼を向けて。]
結局!やっぱ、これなのー!これなの…。
[>>15一つ前の青い月のときに考えたことを先輩が口にして>>20叩くのを見た。実は更に大きくなっているのが、理解できた。]
(33) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[>>28結局先輩には何も声がかけられなかった。]
どっちかってこと、それだけの差?
ああ…、予想通りだったね。
でかでかと光りやがって。
ほんないと、ですよね、フィリップ先輩。
[フィリップ先輩が居ようが居まいが、言葉の断片を呟いただろう。探すのはスコップ。ソフィアと同様に、誰かわからないが緑色を埋めるために。]
(34) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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どう、して……っ。
[拳が強く握られ、ただただ、自分の無力さに打ちひしがれる。結局の所、何もしていない自分に。]
……さよなら、マーゴさん。
[ふらりと立ち上がる。それを思い知らされるようで、長く、いれなかった。ただ一度、マーゴの姿を思い出して、それから、首をふって、それを消して、その場を立ち去った。自分でも酷いな、と思いながら。]
(35) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[そして、ひとの集まる伝説の木の元へと向かった。]
……消えた?
[ラルフとアイリス。二人が消えたことを聞くだろうか。]
あはは。やっぱりこれは……。
[顔を押さえて、呟く。もう、どうしようもないんじゃ。 命の実、というのは、確かに大きくなっていた。けれど、この調子なら、それが実を結ぶ頃には誰も残っていないんじゃ、と思えた。]
……あはは。そんなのに何の意味があるんだ。
[仮にあの話が本当で、助かるとして。一人か、二人か? 運が良くて、うまく逃げ延びた奴だけが、生き残る。そう、思えた。]
(36) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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はは、悪趣味極まりない。
[いつ消えるかも分からない。そう吐き捨てながらも、それでも握った拳は。目の色は。今は生き延びる方を、向いていた。]
ばいばい。ラル君。アイリスさん。
[言って、まだ心のうち、緑の液体になったのは、死とは違う、何かなのではないかという思いが捨てきれなくて。どこか遠くを見た。]
(37) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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良家の息子 ルーカスは、緑色を埋めるのには、ただ何も言わず、それを見ないように、その場を去る。*
2010/08/08(Sun) 03時頃
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……あ、ぁああ……嫌、……!!
[保健室を出て、伝説の樹の傍まで駆けて。 結局アイリスとラルフ、ズリエルとは話すことのないまま、 無事を確認して戻ろうとした時だった。 マーゴが、空から、降ってきたのは――]
…………っ、ぁ。
[地面に広がる赤。白い肌を染める、あか。 倒れ付す彼女を見た瞬間、縫い止められたように足が止まる。 目の前が霞むように頭が痛む。止めて、と何かが叫ぶ。 人形に連れて行かれるときにも、動けなくて]
(38) 2010/08/08(Sun) 03時頃
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[遠く、ズリエルの声>>1が聞こえ、緩慢な仕草で振り返る]
アイリス、ラルフ、くん……。
[ふらふらと、そちらに近寄っていく。 その場にはテッドやサイモン達の姿もあっただろうか。 ソフィアのときと同じように、少しの間そっと触れて]
……ふたり、いっしょだね。
[誰にも聞こえないだろう呟きを、そっと零す。 涙は出ない。感情は表情から抜け落ちた。 立ち上がりもう一度マーゴの、メアリーの所へ行こうとするのに、 やはり身体は動かせなくて、唇を噛む。 瞳に浮かぶのは恐怖とない交ぜになった、様々な感情たち]
(39) 2010/08/08(Sun) 03時頃
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―屋上へ―
[トン、トン、トン。 いつの間にか制服に戻った姿で、階段を上っていた。 軽快さのない、無理矢理足を動かすような足取りで、 それでも視線は先だけを見つめて、一歩一歩踏み出していく]
[生徒会室の前を通り過ぎる。 そこにカルヴィナがいると、知ることはないまま]
[屋上の扉をゆっくりと開いていく。 暗い闇に差す青い月光の下、床の上には自分の楽器ケースと ――フライパンや、オタマが、あっただろうか]
[ただそれを、抱えて強く抱きしめて。座り込んだ**]
(40) 2010/08/08(Sun) 03時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 04時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 04時頃
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―― グラウンド ――
[マーゴがいたはずの場所で、泣くメアリー。 そっとその背をさすっていた]
………ごめん
[何もない空間に謝った。 何に対しての謝罪かは自分でもよく分からない。
強いて言うなら、自分がここにこうしていることへの、謝罪]
………?
[目をあげた。伝説の樹の下、人が集まっている。 目を凝らして……サイモンがスコップを持っているのを見れば、体を硬くした]
……ごめ、メアリー…… ちょっとだけ、行ってくる
(41) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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[手を止めて、離れる。 彼女が付いてくるなら、とめない。 ただ、足をひきずってふらふらと、そちらの方へ。 早く進めないことが、酷くもどかしい]
ルーカス! ロッセリーニ! ……何が……あった?
(42) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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―― 伝説の樹 ――
……みど り ソフィアちゃんと、おなじ……
[それは、ちょうどルーカスがそこから去ろうとしていた時。 埋めようとするサイモンに、力なく左手を挙げて、とめた]
……悪ぃ、ちょっとだけ、待って
[その緑が誰だったのか。 その場の誰かからきくことが出来たろうか?
それがラルフとアイリスだと聞けば、かくりと膝を地面についた。しばらく、無言で凍りつく]
(43) 2010/08/08(Sun) 06時半頃
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――― っぁあああ!!
[色々な思いを込めた、叫び。 ぐ、とグラウンドに爪を立てた]
[本当にこれがラルフたちなのかとか。 でも、違うなら何故マーゴのいた場所にいないのかとか。 どっちかがどっちかを命を捨てても守ろうとしたんだろかとか]
[瞼の裏に、色々な景色が蘇る。 2人の付き合いを周囲よりも遅れて知った昼休みの教室。 練習が終わった夕方、体育館側の水道で聞いた楽器の音。 ズリエルに土下座して、悔しくて泣くかと思ったときに追いかけてきてくれた足音。狼に襲われて恐慌状態の中ようやく逃げ込んだ体育館で、懐中電灯に照らされた彼らの姿]
[手をぐっと握り締め、立ち上がった。 表情には疲れたような色だけで。 サイモンがそれらを埋める続きをするなら、淡々と手伝っていた**]
(44) 2010/08/08(Sun) 07時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 08時頃
良家の息子 ルーカスは、すれ違いに出合ったフィリップの問いには、ただゆるく首をふって、ズリエルや目撃した者の姿があれば、そちらを目でさした。
2010/08/08(Sun) 08時頃
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―― 伝説の樹 ――
[さく、さく]
[土を掘る]
[あらかた作業を進めたところで目を上げた。 そこにズリエルの姿はあったろうか。あれば、緑にまみれたその姿を見上げて睨みつけ、なければ彼の去って行った方向をねめつけた]
なんでっ………
[言うつもりはないのに漏れる言葉]
なんで、オマエがっ………
[なぜ、ラルフが溶けて、オマエが。言ってはいけない言葉が漏れかけて。無理矢理視線をはがした**]
(45) 2010/08/08(Sun) 09時頃
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─伝説の樹─
……やっぱ、先輩もそー思います?
[ソフィアも、というカルヴィナの言葉>>27に、少しだけ、笑った。 怪我の事には、もう一度右肩の辺りを見て、左腕を見る]
……ん、気をつけます。 こっちは、まだまともに使えそうにないですし。
……先輩も、っすよ?
[自嘲するよな言い方に、ぽつりとこう付け加えて。 校舎の方に向かうのを、そのまま見送った]
(46) 2010/08/08(Sun) 10時頃
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……っと。
[やって来たホリー>>39が緑色に触れる。 けれど、何となく、声はかけ難くて。 結局、何も言えないまま、立ち去るのを見送るしかできなかった]
……っつか。 こうなると、オレ、役立たないし……。
[サイモンが来て、埋める、という言葉を聞いて>>34。 けれど、左腕は思うように動かないから、手伝うに手伝えなくて、ため息が零れる。
樹にやって来る面々に、溶けたのが誰かを問われたなら、それに答えて。
埋める様子を見やりつつ、そ、と伝説の樹に触れた**]
(47) 2010/08/08(Sun) 10時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 10時半頃
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[自分の名前が呼ばれて校舎から出てくる人影を振り返る>>30]
サイモンは無事だったんだね。 あれからずっと記憶が飛んでて、無事ならよかった
[途中で口篭る様を…そしてその肩の上の小さな影を目を細めて見つめる。 ペロペロと慰めように頬を舐める子猫の姿]
サイモンもコノヨノモノデハナイチカラがない人みたいだから… 敵に捕まらないように、緑の液に溶かされないようにキヲツケテ
[力なく呟いただろう]
(48) 2010/08/08(Sun) 10時半頃
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――伝説の樹の下で――
[ポン、とテッドに背中を叩かれて。ゆっくりと、彼の方を向く。 カルヴィナたちが近づいてきているのを見ても――あれほどこの姿を見られたくない、と思っていたのに―― ここから動こうという気持ちが、わかなかった。 『なぜラルフとアイリスが消えなければならない?』カルヴィナの声がこだまする] なんで、だろうな……。ああいうことになるのは、きっと俺の方が先だろうに。
[呟いた言葉は、小さく口の中で消えた。続くカルヴィナの言葉を聞いて(>>15)、 無言で樹を見上げる。 確かに、命の実は以前よりもずっと、大きく、みずみずしく、育っているように見えた]
(49) 2010/08/08(Sun) 10時半頃
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[なんとなしに、屋上まで足を運んだ。ホリーの姿があったが、声はかけずに、気づかれれば、軽く手だけふって。校舎を包む、渦を眺めた。
それから、下を見て。再びグラウンドへと戻ってくる。そろそろ、緑を埋めるのは終わったろうか。]
(50) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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[少し前伝説の樹の前で>>48子猫の姿を見た事を思い出す]
…でも誰にも御前の姿はみえてないみたいだし もしかしたら、ヒトデナイチカラなんてないのかもしれない。 私はホリーに嫉妬していて…ただそう思おうとしてるのかもしれない
おいで…
[ソフィアが書いたのだろうか子猫の似顔絵がかいてあり○○ちゃんの部屋とかいてある猫用のダンボールに向かって声をかける]
(51) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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―屋上―
[渦巻きの浮かぶ、星の瞬かない空を、見上げていた]
[途中ルーカスが訪れた。 それでもそちらを向かなかったのは、気付かなかったから ――ではなく、ただ、逃げていただけだったのだろう。 それから少し経ってから、やっと立ち上がる。 楽器ケースと一緒にフライパン等も抱え、屋上を後にして]
[生徒会室のドアに、手をかける。 そのドアの向こうには、カルヴィナの姿があるのだろうか]
(52) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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[命の実を見ながら、ぼんやりと考えを巡らせる。 月が変わり、誰かが消えて。 その度に大きくなっているように見えるそれは、確かに命を吸収しているようにも思える、けれど]
……考えんの、やめ。 考えたって、答え、出ねぇし、出せねぇし……。
[呟いて、は、と小さく息を吐いた]
(53) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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−生徒会室− [声を掛けると小さな影がトンと膝に乗る]
目をつぶってこうしていると…
[奥の机でラルフが書類を書くシャープペンの音が、ソフィアがウキウキとお菓子の袋とがさがさとあけて3時のおやつの準備を始める音や…ラルフの名前を呼びながら扉をあけて飛び込んでくるアイリスの声が聞こえる気がして]
みんなまだ側にいる気がする…
(54) 2010/08/08(Sun) 11時頃
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