70 領土を守る果て
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ローズマリーは、ワットの選択肢1に突っ込みたかった
2011/11/17(Thu) 21時頃
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― 回想・路地裏>>180 ベネット>>184 メアリー ―
[ベネットがメアリーやプリシラに告げる内容は、別邸で聞いたことと違っていた>>180。 嘘をついているということくらいすぐわかる。 彼らに対する彼なりの配慮なのだろう。そう思って何も答えず、黙ってメアリーを抱きしめた。]
メアリー…
[彼女の声は生気がない>>184。そんな彼女になんて声をかけていいかもわからない。]
ごめんね。
[気の効いた言葉も言えなくて。何もしてあげられなくて。本当のことを言えなくて。 鼻を啜る音が僅かに裏路地に木霊して、メアリーを抱きしめる腕に力がこもった。]
― 回想終了 ―
(234) 2011/11/17(Thu) 21時半頃
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─共同墓地─
[ベネットと両親と共に列へと並び、順番が来ると棺の中で今にも動き出しそうなサイラスを目の当たりにした。亡くなったと話を聞いて初めての対面。]
私の眼は治してくれるんですよね? 大量にくれた薬で絶対治るんですよね?
[腰を屈め、彼に花を添えながら返ってくるはずもない応えを待つ。]
治らなかったらあなたは嘘つきですよ。 「絶対治してあげる」って言ったではないですか。
[そして彼を見た瞬間に、抑えていたものが溢れだす。止めることの出来ない涙に言葉は徐々に詰まらせた。]
私はあなたに期待をして…いました。 誰からも…治らないと言われた私の目を… サイラス、あなただけは…治してあげる…と…
(240) 2011/11/17(Thu) 22時頃
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……メアリーが… あなたと…約束をした…と… ずっと待って…いたのです…よ…
[振りしぼってサイラスに声をかけた。目を治すと豪語した彼、メアリーを泣かせたことも許せなかった。]
溺愛…している…メアリーを…泣かせ…るなんて… 許…し…
[そこまで言うと言葉に出来ない程の涙が目から溢れて、流れ落ちる。ベネットの両親がいようと抑えることの出来ない感情が涙となって顔を濡らした。 大分時間を費やしてしまったようで、次の人がいるからと動こうと彼の両親に言われたがすぐに動けるはずもなく支えられながら動くこととなる。ベネットは先に帰るように言って来た>>230。応えたくても言葉が出て来ず、黙って頷くことしか出来ずにいた。**]
(241) 2011/11/17(Thu) 22時頃
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[ベネットが立ち去る際に彼に肩を抱かれて慰められた。言葉を掛けられても頷くことしか出来なかった。 棺の方を見ると先程会った、メアリーとプリシラの姿を目にする。棺からそんな遠くない場所にいる為、彼らの姿を捉えることは出来た。 彼の両親は見知った顔があるからと挨拶に向かい、彼らが棺から離れれば声をかけるつもりだった。
何故かプリシラから電波>>266が届いた気がしたが、冴えないツラと同伴と言われて同伴でもないですし、彼を馬鹿にする人は手の甲を抓ってあげますと怒りの電波を飛ばしておいた。]
(296) 2011/11/18(Fri) 00時半頃
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ローズマリーは、グロリアを抱きしめた
2011/11/18(Fri) 00時半頃
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