73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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カルヴィンに1人が投票した。
セシルに6人が投票した。
レオナルドに1人が投票した。
セシルは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイラスが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、セレスト、カルヴィン、フィリップ、レオナルド、エリアス、ロビンの6名。
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………!!
[丁度引いたときだった。 サイラスがカルヴィンに口付けたのは。 いったい何がおきたのか、どうしたのか? ただ、引き剥がしたいと手を伸ばすより先に、 サイラスの身体が崩れる。]
(0) 2012/01/02(Mon) 00時半頃
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……ぁ……っ!
[サイラスがカルヴィンに口づけて…精気を得たと同時のこと。
サイラスの情欲と自身の持て余したそれ、 そこに急に精気が流れこんで来れば流石に堪えられずに声が漏れる]
ン………っ、 急に、は……辛いっ、て…
[吐息に熱が篭ったがなんとかやり過ごす]
(1) 2012/01/02(Mon) 00時半頃
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―図書室>>5:183―
感情のままに…など、愚かしいことを。
そうは思いませんか?
[『本当の気持ちを強くする』。それは初めて聞いた。 クライトン、クライトン…。何処かで聞いた名前。ロバートの髪色を見て、ああと思い出した。カルヴィン・クライトン。中庭で震え、ノックスを背負い、フィリップと仲良しに…。]
友達に、なりたい……ですか。
それにしては、友達計画が強引ではありませんか。 夢の世界でなら…
[そう言っていたのは、セシルだったか]
薔薇の仲間は、薔薇で。
[同じ立場同士で。そう、おっしゃるのですよね]
(2) 2012/01/02(Mon) 00時半頃
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[サイラスの纏まらなかった想いからか、 得られたのは生命維持に ギリギリ必要な程度の精気だけ。
蕾のままの花はきちんと咲けぬまま、 蔦を伝ってカルヴィンの胸の中へ。]
[勿論そのような不可思議な現象を フィリップは知るすべもなく]
(3) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[出入り口の方、声>>1が聞こえ。 気付きましたか?と名を呼んだ]
ロバート殿…。
(4) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[差し出されたサイラスの手を>>5:157 取りたくても、いいのだろうかと惑えば先にフィリップに取られ、中途半端に動いた空の手を握ってサイラスに笑顔を向けた。 突然頭に乗って髪をついばんできた紅い姿に抗議しながら部屋に入って席についた、けれど。
いつもと違うサイラスの様子に気遣わしげな声をかけても震える彼の元には届かなかったか。席を立ち、支えるように寄り添った]
サイラス、熱いよどうしたの… 移せば楽になるなら、移しちゃえばいいよ
[何を言っているのかはわからないまま、ただ頷いて]
(5) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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俺はずっと傍に――
[願いは最後まで紡がれることなく唇は奪われ 衝撃に瞳を見開いた。自分の中にある熱い何かを呼び起こすだけ呼び起こして、ほとんど持っていかずに唇は、離れた]
サイ、ラス……?
[塗れた唇で名前を呼ぶ。
答えは、なかった]
(6) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[図書室の近く、耐え切れないほどの感情と熱と。
開きかけの花弁を維持させるために使う体力はエリアスの精神を擦り減らす
酷い目眩と熱い体のまま、無意識に助けを求めるように図書室へと進むけれど
扉を開いたと共に一度意識が途切れてしまう*]
(7) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[重いものが床に落ちる音。 それに驚き鮮やかな姿が卓上から定位置に納まる。 フィリップの硬直はそれでやっと解けて。]
………っ これは、もしかして……ロバートの言っていた……こと?
[倒れたサイラスの横に肩ひざをつく。 カルヴィンの声にもこたえない姿。 当然フィリップが肩をゆすっても目覚める気配はなく。]
(8) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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ねえ、なんで… どうしよう
[意識を失ったサイラスを抱きあげるようにして顔を覗き込む。頬に触れても目が覚めることはなく。サイラスに口付けられた意味も、いや意図はなんとなくだけどきっとわかった。けれど、その時のサイラスの気持ちは?
何を考えていた?]
ねえフィリップ、どうしよう 俺…サイラスのこと、
やっぱり、好きなの、かな
[廊下に倒れていたノックスも、寝入ったように見えたジェフも、サイラスと一緒なのだ。 祈るように、瞼に口付けようとして…綺麗になった、胸元に気づいた。 自分の胸元に、肌蹴れば棘があるのだろうか?この痛みは、何もないほうがおかしいけれど]
(9) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[開く扉。倒れる身体。 腕を伸ばしても遠く。]
エリアスくんっ
[ロバートに頭を下げ。エリアスに駆け寄って。 意識のない身体を抱えた]
どうしましょう、熱が…
(10) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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……………知ってる……
[倒れたサイラスに混乱しているのだろうか? カルヴィンの様子に、尋ねられた一言に、 一瞬息ができなかった。 けれど、自分に泣いてすがった姿も まだ記憶にしっかりと残っている。 彼が薔薇にした願いだって忘れてない。
そんなこと俺に聞くなって怒鳴りたい気持ちが一瞬。 けれど、困惑する様子に懸命に視線をそらして。 初めからわかっていたことだと、自分に言い聞かせながら 落ち着かせるように軽く頭を撫でようと。]
………いまは、さ。 床じゃ寝かせるにはあまりに冷たいから…… 医務室に、運ぼう?
[胸元を気にする様子に、そう声をかける。]
(11) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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フィリップは、それともこの部屋に寝かせたいだろうか?とも考える。
2012/01/02(Mon) 01時半頃
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うん…
[曖昧に頷いたのは、フィリップが知っていることについてか、自分の感情を再確認してのことか]
冷たい、よね とりあえずベッドに運ぶ 医務室、ジェフ先輩いるし…
[そのままサイラスの身体を抱えようとして、けれど抱き上げる前に体力的なものではなく、胸にはしった痛みに取り落としそうになる]
(12) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[軽く頷いて見せた。目蓋を閉じ、檜葉の机を指でタップする]
その通りだね。 感情のまま生きたいのなら最初からそうしてる。 隠してるものを暴き出すなんて、デリカシーがないよ。
[そうだろ?見上げたキャロルの顔からはなにも読み取れなかった]
もし本当に薔薇が友達になりたいと願うなら、そりゃ強引だろう。 夢の世界なんか使わなくても、咲く季節を間違わなきゃいい。 そうすりゃ薔薇だって、分不相応な力なんか使わなくていいんだよ。 自然体でいられるってものじゃないか。
[薔薇の望みなんてわからない。だけど、厳しい季節に人を傷つけてまで咲く薔薇の選択に生きづらさを感じ、俺の顔は曇った。 油断してたんだな。その時俺は、話に夢中になっていて近づく物音には気づかなかったんだ]
何だ?
(13) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[なぜジェフ先輩とやらが出てくるのかはわからなかった。 けれど、カルヴィンがこの部屋に寝かせたい、 と、言うから、むしろ医務室に運びたかった。 ……実際には、そうせず従うのだが。]
…………カルヴィン?
[サイラスの重さが突然増える。 カルヴィンが取り落としかけたからだ。]
……俺が運ぶよ、ほら、 サイラス上背、あるし、さ……
[こんなときに嫉妬している場合じゃないのに カルヴィンを心配するのと同時に、 それにかこつけて、サイラスをずるりと、 ぬいぐるみのない方の寝台へと。]
(14) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[空いた扉から入って来たのは、苗字を知らないエリアスだった。熱に浮かれた様に体調を狂わせているのは見るだに明らかだった。キャロルが一礼の後、駆け寄っていた。気づくのに遅れた俺はきっかけを失って、椅子の足が不快な音を立てるに任せて立ち上がっていた]
エリアス。君……意識はあるのか? 何があった。
[また新しく薔薇の犠牲者が出たのかもしれない。俺は濃くなる甘い臭気に反応する身体に気持ちが反抗するので、腕を組んだ]
(15) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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──廊下──
……はぁ。
[薔薇の精にふれられた部分が熱いくらいで。小さく吐息をこぼした。]
……楽しむのは、俺はそろそろキツイかな。
[彼の言葉を思い出して独り言。あそこで襲わずに済んだのは、ひとえに理性というより、身体を離されるタイミングが少し早かっただけなんだろう。 薔薇の精のことは、嫌いではないし、守りたい。けれどエリアスにむける渇望とはまた違っていて……感情はもう持て余すほど。]
……棘をもらわなくちゃァね。
[はやくこの騒ぎを終わらせてしまいたい。自分の理性が保つうちに。]
(16) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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うん…あの、ごめん ありがと
[フィリップの後についていき、眠るサイラスの傍に座る。少年の吐息はいつしか薔薇のようになり、自身がその香りを気にすることはなかった]
多分、目覚めないんだよ
[胸を押えて頷いた。サイラスの髪をかきあげて、その手を自身の唇に触れさせて]
…おやすみ
[囁いて、立ち上がった]
(17) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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[『隠しているもの』>>13は、レオナルドにとっては『自分』で。『秘密』で。 薔薇と友達になったとしたら。その友達の意味が分からないと視線を落とす]
[エリアスの額に手を当て。頬と軽く叩く。彼の意識はまだ、途切れたまま]
椅子に、座らせましょうか。
[エリアスの身体を抱え、大きめの椅子まで運んだ]
(18) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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……………そう、なんだ……
[サイラスを抱えあげたとき、あれほど彼からした 薔薇の匂いが途切れていることに気づく。 けれど、部屋の中の匂いは むしろ濃さを増したように…… 今、サイラスが好きだと再認識したばかりの カルヴィンから、香る気がする。 そう、思い込みたいのか、事実なのか、 眠るサイラスに儀式めいた静かな挨拶を交わす姿。 立ち上がる。その姿から視線が……離せない。]
……オムライス、食べ、ようか、続き。
[香りに翻弄されそうになる。 だからできる限り日常を保とうと。 そう言ってカルヴィンに手を差し出す。いつものように]
(19) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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フィリップは、カルヴィンの感謝と謝罪には、大丈夫という風に首をゆるく振る
2012/01/02(Mon) 02時頃
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ん、食べよう。今度こそ
[差し出された手を、指を絡めるようにして取り、けれど何事もないようにテーブルへ向かった]
もう卵固まっちゃってるだろうけどね
[少しだけ手のつけられたサイラスの分から目を逸らせば床にスプーンが落ちていて、拾おうと屈みこむ。いつ落ちたものなのか、覚えていなかった。あの時、きっと耳に入っていても認識していなかっただろうから]
(20) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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[いつもなら握るだけ、暖かいだけの手指が絡まり ぞくり、としたものが背を駆け上る。 カルヴィンは至って普通に見えた。 そう、カルヴィンは、普通なのだから、と 熱が溜まりそうなのを逃がすように一度首をゆるく振る。 卓上でついばむ鮮やかなほうは 一度不思議そうに周囲を見た。]
……俺、いつも冷めてから食べるから…… この方が、なじみ深い、かな。
[だから返す言葉も普通のそれ、を。 実際にはカルヴィンが床にあるスプーンを 拾う姿からも目を離せないのに。 そう、目を離さないでいたから見えてしまう。 屈んで下を向いたとき、白い項と自分がつけた傷の名残を。] [スプーンを持った手で両の目を追う。熱い。 今まで薔薇の香りにここまで翻弄されなかったのに。 どうして、今?]
(21) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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[薔薇について、耳にすることができる以上の意見はキャロルの顔からやはり読み取れなかった。俺はうやむやになった自説が何故か恥ずかしくなり、エリアスが倒れこんだことを歓迎すらしていただろう]
運んでやれ
[椅子に運ぶという意見には*快諾した*]
(22) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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それなら…やっぱり熱いまま食べて欲しかったな
[立ち上がり、スプーンをくるりと回して笑いかけた。 次は、きっと。思いはするけれど口に出せないのは、次がないかもしれない、とも思っているから。少なくとも同じものはもう作れない。 サイラスが眠っている限り]
(23) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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……じゃあ、次は、熱いうちに。
[和やかな日常的会話に視界を覆う手を退け 笑うカルヴィンに笑い返す。 次がない予感知る術もなく、 一緒にいる、のだから、次もあるのは当然と。
そんなことを考えながらも 無意識のうちに手を伸ばす。引き寄せたくて。]
(24) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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[首のスカーフを外し、額に浮かぶ汗を拭く]
私が自然体で居られる場所は、きっとあなたの傍だけでしょう。
…そうだ、ロバート殿。 咲く季節を間違えた『薔薇』の『望み』を、エリアスくんなら知っているそうで。
[逢い引きではないけれど。薄く笑い**]
…目覚めるまで、待ちましょうか。
(25) 2012/01/02(Mon) 03時頃
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