270 食人村忌譚
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イルマに1人が投票した。
ススムに3人が投票した。
錠に1人が投票した。
イスルギに2人が投票した。
志乃に2人が投票した。
ススムは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
イルマが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ミナカタ、錠、イスルギ、志乃、リツ、鬼丞、源蔵の7名。
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 01時頃
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…………。
[>>4:199「罪を増やすのを望むのか」と問われ、暫し逡巡し、頷いた。]
そう、だね。 もしも兄さんが、無辜の者だったとしたら、僕はこんなことは言わなかった。 けれど、既に罪を犯しているのだというのなら……いずれにせよ、殺されるというのなら。
やっぱり僕は、兄さんに殺されて、食べられたいよ。
(0) 2017/12/01(Fri) 01時頃
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− 昨日・集会所で −
[丞よりも若いが、確かに連日の肉料理は 胃がもたれる>>190 だからゆっくりと噛み締めているのではない。
新しく生まれた巫女の元へ向かった彼の 邪魔をしないよう、時間を掛けるふりをして 繋ぎ止める。
それこそリツと志乃が戻って来れば>>4:172>>4:194 寒かっただろ、と囲炉裏の前に 紫蘇に巻いた肉を載せた皿を用意する。 望みの部位を削いでいくのは丞が>>4:200
そして俺からは何も聞かず、 難儀しながら江津子の肉を咀嚼していった**]
(1) 2017/12/01(Fri) 01時頃
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罪を犯す”前”ならば、もっとちゃんと、君の言葉に耳を傾けられたと思うんだけど。 もう、遅かったみたいだよ。
[>>4:201落とさず向けられた視線に返すのは、謝絶。]
すまないね、源蔵。
兄さんも、さ……。 甘えて、わがままばかり言って、ごめんね。
[己には、これしかできないのだと。 ただ強く、兄の着物を握るばかり**]
(2) 2017/12/01(Fri) 01時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 01時半頃
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[進になら任せて大丈夫だと安心していた。 容相手に負けるはずなど無いと信じていた。
容は俺の血を受けているかもしれないが、家畜のままなら 俺の娘ではない。
しかし窮鼠猫を噛むではないが、容が短刀に 何かを仕込んでいる可能性まで考えが及ばなかったのは 人間故の慢心であった**]
(3) 2017/12/01(Fri) 01時半頃
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[変える言葉に、少しく黙り おもむろに小さな箪笥へと足を運んだ。 勝手知ったるように文具を取り出す。 おもい鉄鋏。 刃の部分の少しく錆びたそれを錠へ、持ち手差し出し]
片方でいい、 足の腱を断て
[誰の、 などと言うまでもない。 弟を殺してからの死を石動が望むなら、それが目の届く範囲で行われるべくは、きっとないのだろう。 異端と知りてなお時間を置く、その譲歩を鉄鋏に乗せて、それを行うは錠に任せんと。 あにおとうとの捻れ絡み、拗れた因果の果てを見るのは能わねど、それだけは**]
(4) 2017/12/01(Fri) 08時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 08時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 21時頃
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[弟へと渡される鉄鋏。 そして続けられた言葉。 その意味を理解出来ない程に馬鹿ではないし、弟もそうだろう。]
錠、行こうか。 腱を切るも切らぬも錠の意思次第だ。
源蔵、君もまた容疑者の一人という事を忘れないでくれ。 だけど逃げないとは言っておこう。
[錠が鉄鋏を受け取ったならその場から離れる。 こんな集会所でどうこうする気もされる気もない。 弟と二人向き合うのなら矢張り自宅だろう*]
(5) 2017/12/01(Fri) 21時頃
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[>>4源蔵に差し出された鋏を、暫しじっと見つめていた。 いくら脚が不自由だといっても、この距離なら、受け取った矢先に突き出せば、目玉のひとつくらい潰すのは容易いだろう。 源蔵は、それをしないと思ったのだろうか?]
殺めるつもりだった咎人と その弟だって分かっていて、こんな鋏を渡すなんてさ。
僕が、君に斬りつけないっていう保証は、どこにもないよ。
[静かに、口端を持ち上げて。 鋏を受け取る。 言葉だけだ、実際に切りかかるようなことは、しない。]
(6) 2017/12/01(Fri) 21時半頃
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[手の中のそれは少し重く、動かすと、刃の錆がきしきしと音を立てた。 膝の上に置き、振り返ろうとすれば、兄から声がかかった。>>5]
そうだね、帰ろうか。
大丈夫だよ、源蔵。 逃げたり、逃がしたりなんて、しない。 それは分かってくれるよね。
[兄に殺され、食べられるのであれば。 最期に口にする食べ物も、兄がいい。 ならば、腱をもらうのも、悪くないのではなかろうか。 嗚呼でも、そのままでは硬いかもしれない。 そうだ、鋏で呑み込める大きさに切ればいい。
考えると、自然と薄く笑みが浮かんだ。]
(7) 2017/12/01(Fri) 22時頃
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じゃあね、源蔵。 また………。
[次の世で。 その時は、互いに五体満足でと。*]
(8) 2017/12/01(Fri) 22時頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 22時半頃
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― 集会所、弔いの場で ―
[巫女の肉とはいっても、ゆりの味は特別なものではなかった。多少乾いた食感も、毒を抜くためのものだろう。ほんの一口ほどで終わってしまうそれを、ゆっくりと口を動かすことで味わう。
特別でなくとも、これはただ一人の肉だ。 味が変わらなくとも、愛理も櫻子も、ゆりも江津子も。それぞれ無二の存在だった。それは、過去の生まれ変わりだったとしても変わらない]
未練、ってやつか
[ミナカタのいう出来なかった約束>>4:203を未練とするのはよくないだろう。諦めきれないものではなく、諦めなければならないのだから]
(9) 2017/12/01(Fri) 22時半頃
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― 自宅 ―
[弟を連れて自宅へと戻って来た。 その頃神社では何が行われ、どうなったのか知らないままに。]
さて、どうする? あまり時間をかけては源蔵が来てしまう。 やるにしろやらないにしろ決断は早い方がいい。
[恐怖はなかった。 腱を切られたらさぞかし痛かろう、などとどこか他人事のような気分でもあった。
元よりこの村が滅びればいいと思ったのは誰にも喰われず、弟にだけ喰われ。 そして弟を喰いながら死にたいとそう願ったからだ。
この村から逃げたいわけではない。
その願いを叶える為に教え子に手を貸そうとした。 その為に教え子を守らねばならなかった。 だが、こうまで疑われてはそれももう難しい。]
(10) 2017/12/01(Fri) 22時半頃
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[するりと腕を伸ばし、錠の首へと指を絡める。 無骨な指が肌に食い込んで、しかし呼吸を止める程ではなく。]
早くしないと私はお前を殺してしまう。 他の誰かに殺される前に、お前を殺して。
[転生など出来ぬよう、腹の中に閉じ込めてしまう。]
源蔵やミナカタは私はお前に恋をしているようなどと言っていたが。 矢張りこれは恋などではない。
私はお前を愛しているよ錠。 お前は私を殺してくれるだろう?
私もお前を殺してやろう。 約束通り、一緒に連れて逝ってやる。
[だから早くやりなさい、と微笑みを浮かべて促した*]
(11) 2017/12/01(Fri) 22時半頃
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[ミナカタが痛みを表す声は、聞き返すには些細なものだった。骨を残したか、あるいは怪我でも、と思っても、人と豚、たっぷりの肉を捌いた身で、血臭をかぎ分けるなど出来るはずもない]
江津子さんの肉なら、食べるだろう
[震えた様子の志乃>>4:175にも、巫女のそれではないと言ったうえで、焼いた肉を米の上に盛り付けて差し出したりなどした]
(12) 2017/12/01(Fri) 22時半頃
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[さて、丞は次の儀式に選ばれるは、志乃だろうと考えていた。同時に、少なくとも過半数の容疑者がいなければ儀式など勝手な私刑と変わりないとも思っていた。 今、弔いの場に参加するは何人だ。 ある意味では教え子でもある、先代の巫女の血を引く容も見えず、片手で足りるほどの人影しかない。
腹を満たし、刃物についた血を流し乾かせば、]
さて、 ……今夜はどうしたもんかね
[思い出す。 かつて、儀式に用いるために、と刃研ぎを頼まれたことがあった。 儀式自体、そう頻繁に行われるものでなければ、その頻度も少なく、―――あるいは、容はそれを取りに神社に向かったのではないか、と]
(13) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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―昨日―
[共に集会場に入っていけばリツの近くに座り、人の一挙一動を気にしながら渡される弔いの肉に少しだけ逡巡 大丈夫だろうかとリツの顔を不安そうにみていただろう。]
私が食べて…‥いいのかな……?
[食べて弔ってあげたいとは思っても志乃は咎人、そんな自分が参加して食べてもいいものなのかとやはり躊躇う。 しかししばらくすれば空腹に耐えられず、江津子の肉を少しずつくらっていく]
……待てばいいのかな……?
[お探しの人はいないみたい。裁かれる立場として居心地悪そうにちらちらとリツの顔を覗いた*]
(14) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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―集会場―
ありがとう。丞さん
ゆり様、江津子さん。また何時か会おう
[丞さんから江津子さんの右腕とゆり様の肉を受け取ると 弔いの言葉を唱えて、食べ始める]
今夜……そういえば、容様は何処へ?姿が見えないが
[神社で起きた惨劇など知る由もなく、丞さんの言葉が聞こえると 改めて集会場を見回しながら聞いた]
(15) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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− 集会所でゆりと江津子の弔いを −
[ゆりの肉は一口で終わる程度のもの。 それ以上は仕方ない。 毒で死んだら食えるように手を入れるのが一苦労だからだ。
俺の目に映るのは二本足で歩き、言葉が通じる家畜。
もし一致する意見があるとすれば、 わざわざ肉を食べられないようにするのは勿体ない。
そこ位だろう]
未練? そうだな、未練と言えばそうなるのか?
言って欲しかったなぁとかその程度だけど。
[子供の温い感傷のようなものだと返し>>9 愛理や櫻子よりも丁寧に噛み締める]
(16) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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― 自宅 ―
[自宅へつけば、いつものように兄に腕を伸ばして絡め、車椅子から降ろしてもらう。 ただ今日は、いつもより少しだけ、甘えるように。]
どうするって、なにを? 決断なんてそんな、今更なことだと思うけど。
[兄と向かい合わせに座り、首を傾げ、笑う。 これからの行為は、とても、当たり前のことなのだと。
村の掟に背くつもりなどなかった。 下手人が裁かれて、またいつもの生活が戻ればいい、そう思っていた。 儀式だって弔いだって、そうだ。 それは己の身だとしても、兄だとしても、変わらないことだと思っていた。 事実、進に、己の脳を半分あげようかなんて、話していた。]
(17) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2017/12/01(Fri) 23時頃
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[落ち着きを取り戻した志乃の様子>>14に、 また道を誤ったのかと、残念だとは思うが 進の様な人物が早々生まれるとは思えない。
鳶が鷹を生む、って言う奴かと 今宵儀式の対象になるのは志乃だと 確信しているせいで気もそぞろのまま]
食べる為に用意してあるんだ。 食えるなら食え。
その後お前もちゃんと食べてやるから一緒だろ。
[何が一緒か。何がこの後起きるのか。 承知の上でのんびりした物言いはどう聞こえたか]
(18) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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ああ、もちろんだ。弔いなんだから、村の皆で食べなきゃ
[不安そうなシノにそう頷いてみせる]
そうだな。待ってもいいけど、もう日も落ちたし、そろそろ探しに出た方がいいかもしれないな
[窓の外既に暗くなった景色を眺め探しに行くべきかと悩む]
(19) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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死人は何も言わないから、俺が勝手にどうこう言っても仕方ねぇけどな
[食べていいのか、と戸惑う志乃には、あえて志乃が人を殺した事実ではなく、食べられる江津子に関してのことのみ返すこととする]
江津子さんは、 まぁ 大丈夫だろうよ あんたに弔う気持ちがあれば、な
[志乃を哀れに思う気持ちはなんだろう。 巫女を殺した、その現場にいなかったからだろうか。 それとも、櫻子を下手人とみなしての儀式に、ひっかかるものを覚えていたからだろうか。
あるいは―――この場にいる彼女が、己の死を受け入れているように見えたから。 現世の罪は、命でもって贖い、そして食べられることによって赦される。 ―――否。 死ねば終わり。終わるならば、最後くらい穏やかでいてほしい。ただ、それだけかもしれない]
(20) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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[けれど────────。
事態に直面すると、そんなものは、建前でしかないと気付かされた。 脚が悪いという負い目がある。 兄にばかり苦労を掛けているのではという不安もある。 だからこれ以上、わがままは言えない。 そう思い込み、ずっと本音を押し殺し、消そうとしていた。]
兄さん、僕、は……、……
…………ア”……ぅ………!
[>>11兄の腕が伸び、頸に指が食い込んでくる。 息苦しさと、血量低下の眩暈のなか、じわりと熱をもった瞳を、兄へ向けた。]
に ぃ、さ……、………… …………
[逃げることはしない。 凭れるように身を寄せて、兄の脚を……膝裏から脹脛、そして腱の形を確かめるように擦る。]
(21) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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……? そう言えば容、様か。 彼女にも弔いの肉は食べて貰わないとな。
[姉妹の肉、そして母の肉。 どちらも容にとっては特別の味だろう。
血の繋がった娘なら、家畜と言えど、味は違うのだろうか。 少しだけそれが気になった。 彼女が身内の味を知る事が出来ないのは知っていたから。 かわりに俺が。
そこにリツの疑問>>]15がちょうどよく聞こえて]
(22) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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[どうしたもんか、というのに答えたリツ>>19に頷き、よっこいせ、と丞は腰をあげた]
さて、俺は大八車を戻しがてら、 ちっと神社を見てくるよ
[豚の血を何度も吸って黒く汚れた大八車は、夜に溶けて見えづらくなっている。それでも、その上に投げ出された自前の鉈は、江津子に研いだのとは比べるほどではないが、それでも鈍く光っているように見えた]
(23) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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呼びに行くか?
[立ち上がり、歩き出す。 既に新しい巫女は1日経たずに運命を終え、 導き手などいなくなる。 進がそれをやってくれたと信じている足取りに迷いはない]
誰か一緒に行くか?
[1人で動けば疑われる可能性もあるだろう。 だから声を掛けたが、誰かが共に来るだろうか*]
(24) 2017/12/01(Fri) 23時頃
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…………ぃ、さ ン ………、も……
[僕も、愛してるよ。 喉を鳴らすが、声にはならない。 それでも、幾度も、「アイシテル」と喉を鳴らしながら
────────ぶつり。
鋏に力を籠め、兄の、左脚の腱を断つ。 硬い、手が痛い。 血が溢れて刃が滑る。 それでも、力の限り深く、腱を抉り取るように、強引に鋏を進める。]
……ァ、は……、……
[酸素不足を起こした脳が、揺らぐ。 揺らいで、それでも唯求めるものは、すぐ目の前だから。 一緒に、逝けるのだと。 嬉しそうに笑いながら、噛みつくように唇を寄せた。*]
(25) 2017/12/01(Fri) 23時半頃
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じゃあ、俺は残るよ。皆で行って入れ違いになっても困るしな もし、先に容様が帰ってきた時はすぐ呼びに行くから
[丞さんと医者先生がほぼ同時に立ち上がるのをみると 自分は残ると告げて]
それに、今日は見回りのために少し休んでおきたいんだ
[昨日見回りをしていれば、江津子さんを助けられたのではないか 胸に残る後悔もあり、今日は一人でも見回りをするつもりで]
(26) 2017/12/01(Fri) 23時半頃
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