人狼議事


255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―

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視点: 人

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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2016/10/06(Thu) 00時半頃

天のお告げ (村建て人)

いつもと変わらぬ朝、いつもと変わらぬ風景の中に君たちは存在している。
そこに違和感をもたらしたのは、とある館への誘い。
それはどんな形であったか、我々は知らない。

日常を飛び出した君たちは、とある事件に巻き込まれることとなる。
噂くらいは耳にしたことがあるだろう。
記憶を喰らう者『ショク』のことを。

何も知らない君たちは、吸い寄せられるようにその館へと
また、その事件へと、足を踏み入れるだろう――。

(#0) 2016/10/06(Thu) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

/*
それぞれの日常を過ごしている頃、
貴方のもとに何らかの形で館へのお誘いがあることでしょう。
その誘いに乗ってあなた方は、館に訪れることになります。

【1dが始まるまでに館の大広間へお集まりください。】

・『誘い』は基本的にショク探しには触れていない内容のものです。
・役職の方については、事前に『ショク』と呼ばれる種族が生息していること、また其れを狙う組織があることを知っているかもしれません。

※ご質問等あれば、メモにてお願いいたします。

村内では1dにつき、一日の時間が進行します。
リアルタイムとリンクしている訳ではありません。
日替わりの間はPC達の就寝時間となります。

(#1) 2016/10/06(Thu) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

/*
【館について】
館は鬱蒼とした山奥の深くにあります。
館の構造は、一階立てになります。
大広間には古びた時計に、そぐわない真新しい茶器や椅子が整えられていることでしょう。
いくつか部屋はあるようで、探せば色々なものが出てくるかもしれません。
数日間の食料と飲み物ぐらいはあることが分かります。
その他、どんな部屋があるかは描写した方に委ねられます。
(齟齬が発生することも考えられますが、柔軟にご対応をお願いいたします。)

(#2) 2016/10/06(Thu) 00時半頃


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

/*
本編の開始日は8日の0時半となります。

(#3) 2016/10/06(Thu) 01時頃


採集人 ブローリンが参加しました。


【人】 採集人 ブローリン

 ―とある山小屋―


[大樹の切り株に斧を振り下ろして、傍らに腰を下ろす。斧に興味を持った小猿が手をのばすのを、片手で押し留めながら長い息を吐いた。
 ベストの胸元のポケットには、半分にたたまれた手紙がある。]


 ――……何でまた、僕のところに来たんだろうなあ。


[手紙の中身は、地図と招待状だった。小規模のパーティを開催する、と記された其れを受け取ったのは数日前だ。
 宛先は間違いなく、自分。内容を確認してから、配達人に何度もなにかの間違いではないかと確認した。
 けれど彼らは、宛先に届けただけで内容は知らぬと云う。当然である。
 招待状にも記された、ブローリン・ロイエの名は何回確かめてみても変わらない。]

(1) 2016/10/06(Thu) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン



 同姓同名の別人、ってことはない、よな?


[小首をかしげて、小猿に聞いたところでキキッと鳴かれるばかりだ。
 なら、主催者に直接会って、辞退させてもらうとしよう。そういう堅苦しく人数が集まる場所は好みでない。
 小猿を膝の上に抱え上げて、吐いた溜息はどこか重く*沈んだ*]

(2) 2016/10/06(Thu) 01時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 01時半頃


司祭 ブルーノが参加しました。


【人】 司祭 ブルーノ

―薔薇が咲かない教会―

[見事な薔薇の茨が広がる、1つの教会。]

 あぁ、これは勿論、薔薇だ。
 薔薇だが、察しの通り、咲いているものはない。

 何か言いたいか?

[そう、広がるのは茨ばかりで、花開いたものは一輪としてない。]

 花が見たいなら、夜に来るのだ。
 それも、皆既月食の日のな。

[そして、空を仰ぐ。]

 運が良い。花咲く夜は近い。

[空を仰いだ頭を下げ、相手を見る。]

(3) 2016/10/06(Thu) 01時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

 1つ、教えてやろう。
 
 この薔薇が咲く夜、ここで誓いを結んだ者には幸福が訪れる。
 
[そして、ふっと、息をついて]

 というのは、創り話だ。
 誰の?無論、私のだ。

 なんだ、可笑しいか?
 顔に出ている。

[この創り話は風の噂となり、知る人ぞ知る、少し有名な教会となっているのだが、それをこの司祭がそうなることを狙って流したかは、さて、どうだろう。]

(4) 2016/10/06(Thu) 01時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

 この薔薇が花咲く度に、
 待っていたこともあった。

[この花が咲く夜にここで逢って、夫婦になろうと、そんな約束を交わしたこともあった。

だが、相手は来なかった。
もう何十年も前の、司祭になる前の話。]

 まだ、待っているのか?
 そんな歳は、とうの昔に過ぎた。

 それに司祭は妻はとれん。

[そして、再び空を仰ぐ]

(5) 2016/10/06(Thu) 02時頃

【人】 司祭 ブルーノ


 それもまた、"思い出"
 歳をとれば、増え、減っていく。
 
 "大切な記憶"というものだ。

(6) 2016/10/06(Thu) 02時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 02時頃


愛人 スージーが参加しました。


【人】 愛人 スージー

―とある街角の住宅で―


 あら、なあに? 手紙?


[扉の隙間に差し込まれたそれを、
親指と人差指で摘み上げ、ひらひらさせて。

太陽光に透かすように眺めても、
それが何なのかはわからない。]

(7) 2016/10/06(Thu) 11時頃

【人】 愛人 スージー



 何かしら。


[端を爪で切り込みを入れて。
そっと破らないように開けば、そこには――]


 "地図"と"招待状"。


余りにも唐突な贈り物に、思わず眉を顰める。]

(8) 2016/10/06(Thu) 11時頃

【人】 愛人 スージー

[しかしどこぞの招待客が辞退を望んでため息をつく中、
此方の反応は少し、違った。]


 ……どこの、貴族からのお誘い?
 お金、持ってる人なら嬉しいんだけど。


["招待状"という響きに胸が踊る。
差出人は――不明だわ。何も書いてない。

だけど手紙に使われている紙は明らかに上質なもの。
庶民が手に入れられるようなぼろぼろの羊皮紙なんかじゃない。
それに綺麗な封蝋は、間違いなく、庶民とは、違う。

――心が踊る。

ああ、"今日を生きるための"、新しいパトロンは、
もしかしたら此処で出会えるかもしれないもの。*]

(9) 2016/10/06(Thu) 11時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 11時頃


愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 11時半頃


げぼく ショコラが参加しました。


【人】 げぼく ショコラ

  ― 修道院(売春宿) ―

[身体の底に、まだ鈍い震えが残っていた。

ぬるいシャワーで両脚の間を流す。
曇った湯が付け根から腿をつたって、肌の上を這うように垂れていった。

屈んで、胎内にわだかまった円形を引き抜く。
力を込めると踵が頼りなげに浮いた。
蜂蜜と檸檬の汁で汚れたそれを素手でこすってよく洗う。

天井の高い浴場に、わずかな湯気と湯の滴るばちゃばちゃとした音が響いていた。

身を起こして、硬い床に唾を吐いた。口紅が混じってまだらに赤く染まっている。
ぬめやかに光る唾液は湯に乗せられ、「どっこいしょ」と声が聞こえてきそうなほどのろのろとした様子でどこかへ流れていった]

(10) 2016/10/06(Thu) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[簡単な湯浴みを終え、身体をタオルで拭う。

皮膚のした、筋肉、内臓、そのさらに奥に、ひりりとした感触を残している下腹部を手のひらで撫ぜた。

まるで妊婦にでもなったかのような動作。
老け込んだようで嫌気がさす。

妊娠していようがいなかろうが、女のする動作など変わらない。
下腹部を撫ぜるこの動作は、子を宿すことよりも前の行為によってもたらされるものなのかもしれない。

はっ、なんだか笑えてくるな。
平らな臍の下をさすりながら、自嘲気味な笑みをこぼした]

(11) 2016/10/06(Thu) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[袖を通すのは、ポンパドゥール夫人のようなボリュームたっぷりのドレスに、大きく開いた胸元を隠すケープ。
七分丈のアンブレラ・スリーブから、小鹿のような細い腕が伸びている。

右側だけ結わいたサイドアップに、ドレスと揃いのチョコレート色の大きめリボン。

色味こそ控えめなものの、下品で化粧っぽい装い。
おおよそ修道院に似つかわしくないだけれど、そんなことは関係ない。

こっくりとしたチョコレート色は、娼婦・ショコラのアイデンティティだ]


 はぁい?


[ショコラちゃん、と呼び止められて、にこやかな笑みで振り返る。
声をかけてきたのは、この修道院を牛耳っているシスター。
ダッサい修道服に身を包んで、お堅いフリして売春の斡旋をしている欲望まみれの汚れたババアだ。

……ああ。それとも修道女だから、汚れてはいないんだっけ?]

(12) 2016/10/06(Thu) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ


 え? わたしが?


[ババアから告げられたのは、予期せぬ言葉だった。
「月食の始まる頃、山奥の館に来てほしい」と直々の指名。

手紙くらいしか連絡手段のないこの時代、女を買うなら曖昧宿か特殊浴場。
こちらが出向くなんて、そんな夜鷹の遊女みたいな真似。

冗談じゃないと付き返そうとした言葉を飲み込んだのは、重厚な雰囲気をまとう封筒を手渡されたから。

羊が食べるのに全く適さなさそうな上質な紙は、爪で擦ると音がするくらい硬い。
上等なシンボルの刻まれた封蝋をナイフで切って中を検めれば、うやうやしい招待状に、詳しい地図が収まっていた]


 ふぅん。


[満足げにそれを眺めて小振りな口角を釣り上げ、招待状と地図を再び封筒へしまった]

(13) 2016/10/06(Thu) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ


 わっかりましたぁ。
 この日、留守にしますね。


[お客さんきたらよろしくお伝えください、とお辞儀をする。
磨かれたハイヒールがコツリと鳴った。頭を上げると、髪のリボンが揺れる。
スカートの端をつまんで持ち上げた後、ひらりと手を振って修道院を後にした。

眩しい日差しに、小振りなパゴダ傘を開いた。
修道院から出てきた派手な私を、誰もが意味深な顔で見ている。

はは、ばっかみたい]


 あー、いい天気。


[傘でできた日陰のなか、風が木の葉を揺らす音が耳に心地よい。
ジョルジュ・スーラの絵みたいに、川沿いを散歩するのも気持ちがよいだろう*]

(14) 2016/10/06(Thu) 15時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 16時頃


愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/06(Thu) 16時半頃


【人】 げぼく ショコラ


 いやだ。お願い。  



          ……ぶたないで。



              ごめんなさい、ごめんなさい……
 

(15) 2016/10/06(Thu) 19時頃

【人】 げぼく ショコラ

[それが、わたしの子守歌だった。
極めて貧しく酒ばかり飲む父親と、みすぼらしい母親。

打ち付ける鈍い音と押し殺した母の声を右から左に流して、頬に当たる硬い枕の感触を、毛布を頭までかぶった暗闇の中でやり過ごしていた。

まぶたが瞳を押さえるわずかな刺激を光として感じるから、人間は目を閉じても完全な暗闇は得られない。

どうしても眠れないときは、羊の代わりに母がその夜何度「ごめんなさい」と言ったかを数えていた]

(16) 2016/10/06(Thu) 19時頃

【人】 げぼく ショコラ

[父は多額の借金を残して早死にした。
酒は飲むわ金がないから病院には行かないわ、恐らく体のいたるところにガタが来ていたのだろう。


その日は早いうちから出来上がっていて、性懲りもなく咎める母を気のすむまで殴った揚句、それでも溢れ出すアドレナリンを垂れ流したままどこかへ飲みに行った。

過去に殴られた治りかけの黄アザ、押したら痛そうな内出血の青アザ、散々殴られてできたてほやほやの赤い腫れでカラフルになった顔をあげた母は、部屋の隅で一部始終を死んだ魚のような目で眺めていたわたしのほうを見て、情けなさそうに笑った。

「てへへ」といった感じで笑う母は、娘のわたしが言うのもなんだけど、なんだか堪らなく扇情的で色っぽくて、
その時わたしは「だからこの女は殴られるんだな」ということと、自分の中に確かに父のバイオレンスなDNAが流れていることを感じた。


父は明け方になっても帰って来ず、どこぞの農場の肥溜めで逆さになって死んでいるのが見つかった。

肥溜めに真っ逆さまだよ? いったい何と間違えたんだろうね。
農家が朝見たら、暗い水の上から二本の脚がにょきっと生えてたんだって。
はっ、クソ無様な死に様。肥溜めだけに]

(17) 2016/10/06(Thu) 19時頃

【人】 げぼく ショコラ

[父が死んだ後の母は、当然だが日に日に身体中の傷が癒えていった。

父は刃物を使ったりとかいうことはしなかったので、母の傷といったらもっぱら痣ばかりで、血の巡りが良かったんだか何だか知らないけれど、みるみる元の白い肌に戻っていった。


すっかり外見が未婚の頃に戻った母親は、鏡を見てある日、自分が美しいということに気が付いてしまった。


加齢によりまぶたの皮膚が痩せ、彫りの深くなった目元はエキゾチックだったし、
出産経験によって若い頃よりまるくやわらかくなったボディラインは官能的で、
白い肌に浮かぶ優しいしわは煮詰めたミルクにはった膜を思わせたし、
何よりその低く小さな声は、あたたかな母性に満ちていた。

母は狂ったように男を漁り、父のつくった借金を返すどころかワカメみたいに増やしていった。

そうしてやがて、どこぞの誰とも知らぬ男と蒸発した。

母は美しいけれど、もうあの「てへへ」という笑い顔は見せなかった。
けれどどんな男もいつしか、母を殴らずにはいられなくなるだろう。そうしてあの笑い顔の虜になるだろう。
母が一番美しく輝くのは、あの瞬間なのだから]

(18) 2016/10/06(Thu) 19時頃

【人】 げぼく ショコラ

[両親はわたしに、返しきれない借金を残してくれた。
どうもありがとう、大事にするね。

冗談ではなく、とうていすぐに返せる額などではなかった。

ましてやまだ子供だったわたしに、稼ぎ口などがあるわけもない。

……いや。ひとつだけあった]

(19) 2016/10/06(Thu) 19時頃

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