人狼議事


218 The wonderful world

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【人】 手伝い クラリッサ

― 5日目 ―

[ミッションの結末を見届けることもできず、体力を使い果たして倒れたまま、意識の覚醒は次の日へと。
幼馴染の奮闘も、心配も、知らずに。
3

1.ヒラサカ駅東口
2.南武
3.モルコ
4.麺屋 虎次郎]

(15) 2015/03/14(Sat) 17時頃

【人】 手伝い クラリッサ

― エリアD・モルコ前 ―

[目をぱちくりさせる。
>>#0ミッションのメールの着信音だけ聞いて内容を確認せずに、体を起こす。

……自分は昨日、ミッションの半分を果たせずに倒れてしまったはず。
しかし次の日に進んだということは。]

そっか……他の参加者がクリアしたんだね。

[それに気付いて肩を落とした。

体がキシキシと痛むのを感じる――が、昨日ほどではない。
サイキックの使いすぎて積み重なった疲労も、狐との戦いで受けた物理的ダメージも、
日付が変われば幾分かは回復しているようで。]

(16) 2015/03/14(Sat) 17時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

昨日はやりすぎちゃったか。
でもまあ、消滅しなくて良かった。
……あの大技は、できる限り温存しておいたほうがいいかもしれないね。

[手を閉じて開いて、感覚を思い出す。
サイキックを使いすぎることによる疲労は、回復まで時間を要するようだ。
一戦一戦に間が空くならともかく、昨日のように連続で戦うことになれば、その隙が致命的にもなりうる。

実際、テルにも負担をかけてしまった。
私自身、テルの力を大いに頼りにしての行動だったし、なんとかしてくれるだろうという確信もあった。
だけど彼の身に降りかかる負担についても考えなければいけないことで。]

テル、大丈夫……――あ。

[幼馴染の無事を確認しようとして、振り返る――その時。
ロリータ服が79(0..100)x1程度の損傷を受けていたことに気付く。

0〜40:少しボロボロ 41〜80:かなりボロボロ 81〜100:きわどくボロボロ]

(17) 2015/03/14(Sat) 17時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[昨日、狐の尻尾を掴んでもがいた際に、地面に倒れたまま振り回された。>>#5
それによって摩擦で服の前面がかなりボロボロになってしまっていた。

胸元から腰にかけて、生地は痛み、中のブラウスにも被害が及んでいる。
フリルはぼそぼそになり、腕部分もかなり傷付いている。
辛うじて下着は見えない程度だったが。]

……。

[傷付いた部分をさする。そんなことをしても戻りはしない。
このまま街を歩き回るのは恥ずかしくて忍びない――が、ゲーム中だから我慢できるといえばできる。

問題は、好きなブランドのものであるため、精神的ダメージも小さくないことだったりする。
しばし無言で哀しみを訴えた。**]

(18) 2015/03/14(Sat) 17時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/03/14(Sat) 17時半頃


クラリッサは、ミナカタに話の続きを促した。

2015/03/14(Sat) 20時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/03/14(Sat) 23時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/03/15(Sun) 01時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/03/15(Sun) 18時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

[>>93幼馴染がかけてくれた声で我に返り、哀しみをぐっと抑える。
……今はそんなことを考えている場合ではない。

クレープの件もだし、服の件もだが。
生き返りを賭けたゲームであっても、生前の日常を過ごしていた感覚からは逃れられないようで。
これが日本人特有の平和ボケというやつかなあ、なんてふわふわした思考が頭の中を漂う。]

ミッションね。
……ええと。

[>>#0ようやくメールの内容を確認し、ん、と眉を顰める。
見間違いではないか、何かの引っ掛けでないかを何度か確認。

そして一人では携帯をチェックできない幼馴染に、その画面を向けた。]

(97) 2015/03/15(Sun) 18時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

二進数っていうと、あの場所しか無いよね。
しかも制限時間無しって。

……簡単なミッションで油断させて、何か罠が待ってるってことかもしれない。
例え罠でも行くしか無いのだけど。

[昨日のように頭を捻らせるまでも無いその問題に、幼馴染はどう反応しただろうか。
異論が無ければ、目的地へ向かって真っ直ぐ歩き出そうとするだろう。

服のことは、今は忘れることにした。
――私の愛用する「ハロウ・バニィ」の店舗は、ファッションビル1○1○の中にもある。
だから、ミッションをクリアするついでに、時間が許せば着替えもしたいなと思いながら。]

(98) 2015/03/15(Sun) 18時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[と、歩き始めようとしたが。
>>93幼馴染の息がどことなく荒いのに気がつくだろう。

昨日の疲労がまだ回復していない、のだろうか。]

……ゆっくり行こう。
今日のミッションは簡単だから。

[できることならば、彼の体を支えようとして。]

昨日は、ありがと。信じてた。

[小さく耳元で呟いた。
戦いを繰り返して、分かったことがある。
このゲームは1人では生き残れない。互いを信頼して生き残るゲーム。
意地を張って自己犠牲をするのでは何も生まない。
相方の力を信じればこそ、私も無茶な行動ができるのだ。]

(99) 2015/03/15(Sun) 18時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[テルからの返事や文句は、歩きながら聞くとして。
エリアEに向けて進もうとするその時、>>@18]

何あれ。
……何、あれ。

[モノクロの視界の向こう、恐ろしいものを見た。
背中に羽根の生えた――おそらく死神の女の子が、ノイズを丸呑みしているという光景。

なんだっけ。
敵を吸い込んで自分の力に変える、そんなゲームのキャラクターはいた気がする。
「星のキャービィ」だったっけ。あれはぽよぽよ丸っこいデザインが可愛くて好きだ。

だがしかし、眼前にあるその女の子の吸い込みはショッキングで。
慄いて口をぽかんと開けることしかできない。

――不幸にも。
その飲み込まれたノイズの色が重要だったのだが、色彩感覚を奪われた私には、今までと同じノイズにしか見えず。]

(100) 2015/03/15(Sun) 19時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/03/15(Sun) 19時頃


【人】 手伝い クラリッサ

そう、1○1○。
1と0で言い表せるのが二進数。○を0と読ませるわけね。

[ファッションビルの1○1○だが、正直言ってあの看板、なんて読むのか分からなかったりする。
イチマルイチマルにも見えるし、イチゼロイチゼロにも見えるものだから、呼ぶ人によってその名前は変わったり変わらなかったり。
正式名称を調べるのも面倒だが、まあ間違ってはいまい。

歩き出して死神の女の子と目が合えば、>>@35
ぶんぶんと首を振る様子を見るも、何を伝えたいのだか分からない。
とりあえず、ノイズを食べる子という認識ができた。]

黒いノイズ?
普通のノイズよりも強い?

……どれのこと……?

[折角の警告だが、何を言っているのかは分からない。
何せ、普通のノイズも黒いノイズも等しくモノクロに見える。言われなければ、ただ色が濃いノイズとの判別がつかないのだ。]

(121) 2015/03/15(Sun) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[ぽかんと突っ立っていると、足元から飛び出す5匹のカニノイズ。
昨日の記憶が蘇る。厄介な遠距離攻撃を飛ばしてくるタイプだ。

先手必勝と絵筆を取り出すと、そこへ聞こえる相方の声。>>116]

黒? こいつが――

[警告を聞いて上体を反らしたその瞬間。
カニノイズから放たれた刃が、私の眼前を横切っていく。
それは速さ・大きさ・威力、どれを取っても昨日のノイズより上で。

慌ててテルに従い距離を取る。
この強さのノイズが5匹。……まずいかもしれない。]

(122) 2015/03/15(Sun) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>@35同じく距離を取った死神の少女に向かって声をかける。
そういえば、この子はさっきノイズを食べていた。

――ノイズを使役して参加者を襲わせるはずの死神が、どうして?
見れば、黒いらしいカニノイズは死神も参加者も見境無しに襲う、統率の取れない動きをしている。
もしかしたら、と思った。]

そこのあなた。
こいつらをどうにかするの、手伝ってよ。

[駄目元でいい。とりあえず、共闘の誘いを。]

(123) 2015/03/15(Sun) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[死神の少女は手を貸してくれただろうか。
返事はどうであれ、この場を切り抜けるには戦うしかないのだが。
5匹もいるのだから、囲まれれば終わる。迷っている時間は命取りだ。

絵筆を手にし、影を収束し始める。
カニとは昨日交戦していたのだから、その経験が役立つはず。

堅い甲羅を貫くには、それよりも強力な刃が必要。
だから影の精度を研ぎ澄ます。
昨日は大きな死神を操ったせいで疲労してしまったが、あの死神の鎌ほどの威力が必要だ。

小さく、コンパクトに――それでいてシンプルに、単純な形で。
疲労を最低限に抑えるような、力の放出で。

そうしたイマジネーションで形作るのは、影の剣……いや、それよりも細い針……とも呼べない、“糸”。
真っ直ぐの黒い糸を1本伸ばし、こちらに近寄ってくるカニの甲羅を断ち切ろうと振り下ろす。
効果は14(0..100)x1

1〜60:小ダメージ 61〜94:中ダメージ 95〜100:一撃必殺]

(126) 2015/03/15(Sun) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[黒い糸はカニの甲羅を傷付けたが、動きを止めるには至らない。
やはり、恐ろしく堅いのは間違いない。

しかしこの調子で糸を放ち続ければそのうち倒せるだろうという手応えだけは掴んだ。
最小限の疲労で放つ最大限の攻撃。
4日の戦いを経て、サイキック使いとしてもレベルアップしてきている。

絵筆の先の黒を再び収束させ、空間に細い線を何本も描く。
糸を次々に作り出して、カニたちの次の行動に備えた。]

(127) 2015/03/15(Sun) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>@45どうやら死神の女の子は助けてはくれないらしい。
だがしかし、少し誤解があるようなので。]

そう。ならいいよ。
平等じゃなくなるなら仕方ない。
黒いノイズがあなたを襲ったとしても、私たちは素通りさせてもらうから。

[捨て台詞のようにそれだけ言い、目の前のカニたちに集中する。
まあ実際はさっきの飲み込みのように、あの子には自力でなんとかする力があるのだろう。
>>133幼馴染の言うように、死神と協力体勢を取ること自体が甘い話だったのかもしれない。

黒い糸を生産しつつ、見守る幼馴染の攻撃。>>135>>138
上手く動かせない“腕”に苦心している様子で。]

(146) 2015/03/15(Sun) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

分かった。一匹でいいの?
できるだけやってみせる。

[黒い糸を数十本、筆先から空中に描き。
それらを交差させて、まるで“網”のような形を作る。

一本で脆弱ならば、何本も重ねれば強靭になる。
本数が増えれば増えるほど負担は増すが、必要なだけ出せば問題ない。

黒い糸が交差して編み上がった黒い網は、カニたちを囲むように伸びる。
そして2匹のカニを封鎖することに成功した。]

(147) 2015/03/15(Sun) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[黒い網に捕らえた2匹のカニは動きを止める。
私の操る影の危険性には気付いたようだ。

網から脱出しようともがけば、網は甲羅に食い込み深い傷を作るだろう。
厚く交差した影の網は、もはや有刺鉄線と変わらない。無理矢理破ろうとすればただでは済まない。

しかしこの網の弱点は昨日と変わらず、遠距離攻撃は素通りさせてしまう。
だから、それに気付く前に倒してしまわないといけない。

テルに目配せをし、後を託す。]

(148) 2015/03/15(Sun) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>151幼馴染の攻撃に合わせて影の網を解除する。
そうして彼の腕にはダメージを与えないように気を配り、カニ2匹が持ち上げられる様を見守る。

何をする気だろう。
そう思うのも束の間、彼が取ったのは。>>153
カニのその堅い甲羅を利用して、カニ同士をぶつけて砕こうという戦略。

おお、と感心する声が漏れた。]

あんた、やっぱ天才かもしれない。

[素直にその応用力には感心する。
それのおかげで、堅いはずのノイズも難なく倒せるのを見守った。]

(157) 2015/03/16(Mon) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[全てのノイズを倒せたならここに用は無いだろう。
死神の女の子も身を引いた今、彼女がどうなろうと私たちには関係がないのだし。]

この黒いノイズってやつ、今までと違うね。
こっちが触れないのに襲ってきてる。

……ミッションクリアを急いだほうがいいかもしれない。

[ゆっくり行こうと提案した手前、申し訳ないが。
のんびりしていればまた次の敵が襲ってくるかもしれない。
ならば先へ進もうと、幼馴染を促した。]

(158) 2015/03/16(Mon) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>@57去り際に吐き捨てられた言葉は、微かに耳に届いていて。]

……おいしく?
食べる気かな。

[思い浮かぶのは、ヘンゼルとグレーテルの童話の中に登場する魔女のごときおぞましさ。
太らせて美味しくしてから食べようという、そんな目論見だろうか。
なんとも趣味の悪さを感じさせる。

――彼女が内心で何を思っているのかは、当然ながら分かるはずもなく。
誤解は深まるのであった。]

(179) 2015/03/16(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

― モルコ → グランドカメラ前 ―

[それから、幼馴染と一緒に目的地へと向かう。
疲労に気を配りながらの移動なので、急ぎはしない。
今回は他の参加者に先を越されても仕方ないとばかりに。

その道中、グランドカメラ前あたり――1○1○までもう少しといったところで、
黒いクマ型ノイズ3体と遭遇、戦闘になった。

クマは1日目に倒している相手。
だが、漆黒の色を纏ったそのノイズは、あの時の強さとは別格である。

1へ多少の掠り傷を負うも、遠距離攻撃をしてこない相手への対処は容易だ。
仮に襲い掛かってきても、テルがその巨体から守ってくれただろう。

そして黒い糸を数本操り、その巨体を細切れにして撃破する。

1.肩
2.足]

(183) 2015/03/16(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[クマの鋭い爪が掠り、肩を覆う生地が露出する。
小さな痛みにそこを庇う。

――その時、どこからともなく聞こえてきた爆発音。>>181

周囲を見回すも、音の主は見当たらない。
それもそのはず。戦場は、グランドカメラの4階。
頭上だった。

それに気付き上を見上げた時――何かが見えただろうか。

爆発に胸騒ぎを覚えるも、そこは目的地ではない。
少しの間様子を伺うが、何も起こらなければ1○1○へと向かっただろう。

その爆発音は、とある参加者が命を燃やした音だとは知ることもなく。]

(187) 2015/03/16(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[――ぱら、ぱら、と。

去り行く瞬間に、天から降り出す、雨の雫。]

……雨?

[掌を開いてそれを受け止め、空を見上げる。
いいや、モノクロの空は雨など降らしてはいなかった。]

気のせい?

[雨でもないのに、天から落ちてくるその雫は。何を意味しているのだろう。

――私は知る由も無い。
>>181グランドカメラの上階にて、水球が爆発し、飛散した名残を。

まるで雨のように、涙のように。
ヒラサカの地に降り注ぐ、それを。]

(192) 2015/03/16(Mon) 03時頃

【人】 手伝い クラリッサ

― 1○1○ ―

[やがて1○1○に到着した頃には、掌のタイマーは消えていた。

現場に残るは、>>#4地に伏せる巨大な鳥のノイズ。
痙攣してはいるが、消滅してはいない。

何があったのかを把握するには、ビルの反対側――イクリプス666側を確認する必要がある。
偶然にも私たちが来たのは反対側のため、気絶している南方>>170と、竜宮を発見することはできなかっただろう。

ミッションは終了している。
だが、巨大なノイズが現場に残っているという事実に警戒し、黒い蝶を周囲に漂わせながら近付いていく。]

(193) 2015/03/16(Mon) 03時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 03時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

[カラスのノイズが動き出したりするならば、テルと2人で倒し、
もし逃げたり他の誰かがケリをつけようとしたならば、それを見送っただろう。
まあ、今大切なのはそこではないのだ。]

ミッションは終わってるみたい。
だったら、急がなきゃ。

[ミッションが終わったなら、いつ意識が奪われて次の日に進むか分からない。
それよりも先に、ここでやることがある。]

……服、買わないと。

[そう、「ハロウ・バニィ」で代えの服を購入する。
そのためにわざわざここまでやってきた。

ボロボロの服を抱えて街を疾走するのは今日だけにしたい。]

(194) 2015/03/16(Mon) 04時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[テルの様子も伺うことなく、急ぎ足で1○1○の「ハロウ・バニィ」店舗へと。
1階にあってすぐに辿り着けるのが救いだった。

店に踏み込んで中の様子を見やり――しかし、そのまま引き返してテルの元へ。]

ついてきて。

[そう言いながら強引に手を引き、22歳男子大学生をクラシカルロリータ服の専門店へと連れ込む。
混乱するだろう彼に向かって、店の中の服を何着か手に取り、見せる。]

これ、何色?
……こっちは?

[誰かに教えて貰わないと色が分からないのだから、不便なものだ。
店員に聞くという手もあったが、ゲームの参加者でない者に事情を話すのも面倒。
ならばテルに見てもらうしかないと考えた。]

(195) 2015/03/16(Mon) 04時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[一人では服選びもできないこの視界を嘆きながら、テルに協力をしてもらい、
たぶん、おそらく、今着ている服と同じようなボルドー色を選んだだろう。

すぐさま買って試着室を借り、カーテンを閉めて着替えを始める。

――モノクロの視界では、色なんて意味は無い。
――ずっとこの世界に浸っていれば、余計なことを考えなくて済む。
――私には、黒一色あればいい。

脳内で遠く響く思考。
頭を振り、目をこすってそれを追い出そうと試みる。
モノクロの毒がじわりじわりと侵食するのを、そろそろ自覚し始めていた。

色彩感覚を奪われた私は、私ではなくなる。
その恐怖に動揺したその時――

試着室の中で、意識が暗転した。*]

(196) 2015/03/16(Mon) 04時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

― 回想・倉崎 凛音 3 ―

[>>89>>90家族を奪われてしまった幼馴染を、我が家に居候させるという話は、スムーズに決まった。
うちの家計は豊かだったし、テルは昔から家族ぐるみで仲良くしていたから。

痛ましい事件が終わってしばらくは、彼の胸中を慮る外無くて。
気の毒だとは思っていたが、そのことについて話題に出すことはしなかった。
傷跡には、かさぶたができるまで触れないのが一番だから。



彼のことが切っ掛けで。
私に及ぼされた影響が、ふたつ。

そのどちらも、自覚すらすることなく。]

(197) 2015/03/16(Mon) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[一つ目は、私の絵の変化だった。


“死”という題材は、デビュー前から興味を持っていた。
だが、その表現の形が徐々に変わってしまったのだ。

身近な人の死によって傷付いた幼馴染を、言葉ではない形で慰めてあげられたら。
私の絵によって、“死”は悲しいものではないと、少しでも感じてくれたなら。

……そんな動機によって、知らず知らずのうちに変化した画風。
世間の評価を受けられなくなっていったのは、そのためだったのかもしれない。

私や世間のために描いた絵ではなく、テルのために描いた絵になってしまったのだから。]

(198) 2015/03/16(Mon) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[二つ目は――


事件からしばらく時間が経ち、テルが気を取り直したように見えた頃。
彼が絵の練習をしている場に立ち会った。

横からキャンバスを覗き見て、その豊かな色彩に感心の息を漏らす。
彼の親が絵描きだったということもあり、センスはある。

何にせよ、彼が絵を描くことに夢中になれるのはいいことだ。]

いい絵だけど、細かい部分が荒いね。
もっと描き込む練習をしなきゃ。
時間をかけたほうがいいんだよ、こういうのは。

[彼を絵の世界に引き込むように、アドバイスを投げかけるようになった。
素直にはなれない性格だから、褒めるよりもダメ出しばかりになってしまっていたけど。]

(199) 2015/03/16(Mon) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ

そうだね、細かいところの練習には――ああ、そうだ。
ちょっと待ってて。

[ふと思いついて。
自室のクローゼットから引っ張り出してきた、お気に入りのロリータ服。
あまり普段から着るようなものではなかったが、デザインが好きだから買っていたものだった。

その服を着て、椅子に座り、絵を描くテルの前でポーズを取る。]

私がモデルになってあげるから、スケッチの練習ね。
複雑なフリルの構成とか、リボンの陰影とかも、細かいところまで蔑ろにせずに全部描くこと。
いい?

[リボンやフリルのついた、スケッチ練習のモデルには最適だと思ったこの服装。
まさかこんなところで役に立つとは思わなかったけど、楽しい時間だった。


この時を境に、彼の絵の練習のためという口実で。
――「ハロウ・バニィ」のロリータ服が、私の普段着として馴染んでいったのだった。**]

(200) 2015/03/16(Mon) 05時頃

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