114 bloody's evil Kingdom
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力、力、力か。 内なる異能の力に目覚めるか。 人間の限界を目指すか。 尋常ならざる武器や凶器を欲するか。
神は何も与えぬ。 神は何も教えぬ。 神は何も関わらぬ。
あざとく生きよ、人間。 強かに生きよ、人間。 闇雲に生きよ、人間。
人の子よ。 生きることこそ、唯一の定め也。
[自死を固く禁ずる神の言葉。それは果たして神が言った言葉なのだろうか。神は信じない。けれどもそれ以上に、神を語る存在を信じない。故に神を騙る]
(+22) 2013/02/24(Sun) 22時半頃
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じゃあ死なないでよ
[血を吐くような声でそういって、しゃがみこんだ相手に虚ろな目を向ける。 抱き上げられてもおとなしく、下ろされたシーツの肌触りに頬擦り。 針が潜り込む痛みには、びくと震えたが抵抗はやはりしなかった。 手を握り返し、顔を横にして床に視線を向ける]
……そんなことないよ
[ぽつり、零れた言葉にそう返す。 だって俺が、そんなふうな人になれるわけがない。 あり得ない冗談を聞いたように、くすくす笑いが落ちる。 じきに、薬が回って落ち着いてきたせいか、傍らの温もりのせいか、うとうとと眠りに落ちていく。 視線は最後まで、翼の生えた影のあった場所を見ていた]
(ミーナ先生の影がってことは、ミーナ先生はやっぱり、人間じゃないのかなあ。でもミーナ先生は人間って言ってるし。でも、
……いいか、どうでも)
……先生好きー。
(163) 2013/02/24(Sun) 22時半頃
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コリーン。 君は実に美しい。
[城内であれだけの苛烈な責めを身に受けながらも、今日もまた歩き続ける姿>>161を見て、偉そうに縦に手を合わせて拍手を送る]
どれだけ侵され、冒され続けても尚、 人であり続ける。
地獄にも、此処にも相応しくない君。 今のままならば、
君は召されるといい。
[僅かな時、本当にわずかばかりの時間。彼女は家族だった。家族としての関わりは殆どしやしなかった。だからこそ彼女の輝きには、目をみはる。そしてわずかばかりの後悔]
(――――も、そうだったのかな)
[それは、もう二度と確かめようもない繰言]
(+23) 2013/02/24(Sun) 22時半頃
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……ンなこと言われてもなあ。 うちの母方の家系、長生きせんのだよ。
[>>163 それを考えると恐らく自分も、近い将来。 そんな事を考えてしまうのは、何処か諦めがあるからなのか]
…なんか俺、お前のことばっか、 いっつも考えてる。
なんでだろうなあ。 お前が危ない事してんじゃねえかって、
[そんな話をしている内に、眠たげな子供と化した 20歳児を見て、いい夢が見れたら良いと思いつつ、 こてりと腹部に即頭部を預ける。 真昼間だというのに、自分もこのまま眠ってしまいそう。]
ん。俺も、
[気恥ずかしくて、すき、とは返せなかったけど。]
(164) 2013/02/24(Sun) 22時半頃
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[女王の反応は、言葉をは結局どう答えられたか。 どのような返答であったとしても、少しだけ笑う。]
まあ好きにすればいいさ。 俺も折角だから好きにさせてもらうよ。
[彼女が兵舎を出るならば、自分も机に向かって黙々と…。**]
(165) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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―イアンと>>67―
[不意に額に彼の唇が落ちる。 くすぐったそうに目を細め、少しだけ困ったように笑を浮かべると]
イアンさん、あまりこういうことばかりしていると、いざ本気のお相手ができた時に信用されなくなっちゃいますよ? オオカミ少年にはなりたくないでしょう?
[クスクスと困った笑のまま窘める。 しかし、お酒の席へと誘われると、少しだけ考えて]
…そう…ですね…。 折角ですし、少しご一緒させていただきましょうか。
[今は新しい『セカイ』を見ている最中だ。 ならば、お酒をためしてみるのも悪く無いかと、彼の誘いを受けた]
(166) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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ソフィアは、何時頃伺えばいいですか?と首を傾げた
2013/02/24(Sun) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時頃
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ラエティア家の娘。 君が何を思おう>>12>>13とも、何を願おう>>=0とも、それは何時かは裏切られるだけの結果にしかならない。
[座った椅子の前で、脚を組み直す。これで酒壜の一つでもあればと思う。が、あれば次はチーズでも欲しがる事だろう。そう思えば椅子の一つでも満足すべきなのかも知れない。立ち続ける事に、疲労はなかったが]
滑稽で、酷く気の毒な女だ。
自分の中の真実にだけ、引き篭もれば束の間の幸せを手に入れられるかも知れない。 だが、それすらも、俺という、繋がりたくない先人と同じ道を歩むという痛烈な皮肉。
[一つ、ため息をつく]
悉く、不運な女だ。
(+24) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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――墓所→――
[アイリスの埋葬、身内の人はいないのだろう。
それに、今のこの国の置かれた状況。 例え身内が居ても来れる状態ではないのだけど。
寂しい葬儀だったけれども、 クラリッサの願いで――。
せめて、寂しくないようにと。 彼女の棺には沢山の花が手向けられた。]
(167) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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ただ一つ、 手に零れた雫があるとすれば――
[アイリスの棺の前で慟哭し、別れの口付けを交わした彼女>>160を視ながら、一度だけ目を閉じた]
(――は、此処にはいないかも、知れない)
[もしそうならば、彼女は――のだろう、そう思った]
(+25) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時頃
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―昨日、ソフィアと―
本気の相手?そんなのできないから大丈夫だよー。
[しれっと酷いことを言って、笑う。 どこかの鳥使いはすべて本気だと言ったが、こちらはすべて遊びのつもりだ。 諌められても知らんぷり]
ほんと?じゃあ今からおいでよー。
[誘いに乗った赤ずきんに、花畑の場所を指し示し ベッドの下、隠しておいた洋酒たちを並べていく]
ソフィアちゃんだめだよー。女の子はどんな相手と話しても間違いのもとになるんだから。 狼だって食べるのが仕事なんだから、こんな状況で食べられたって文句言えないよ?
[言って、お酒を勧める。王女様と遊んだし、今はあまり、食べるつもりはないけれども]
(168) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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[少し意外そうな声色が返ってくれば]
うん、聞こえる。 前からちょいちょい聞こえてたんだ。
[声しか聞こえないのが悔しいけれど 何故だろう、彼女の声だけでも安堵する。]
逃げる……つまりこの国からか……
[ぼうちゅうじゅつ?と問うているところで 唐突に意識の退化が訪れる]
ぁ……、
(169) 2013/02/24(Sun) 23時頃
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[どうもこの意識、王女とドナルドという存在にのみ干渉され女の其れに戻るようで、パピヨンと会話が出来ていたのはドナルドから逃げてきた名残。]
おかあ――
[つぶやきの途中、かけられた声にはきょとんとした様子で振り返り>>156]
おにいちゃん、だれ? わたしのこと、しってるの?
(170) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/02/24(Sun) 23時半頃
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こりーん?うつくしい? どんなひとかな。
こっけい コッケー コケコッコー! [無邪気な意識は、フィリップに"聲"が聞こえることを隠すでもなく、中空の声を拾っている。気でも狂った少女のような様子だ]
(171) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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成る程。 まぁそういう資質を持つ人間はいるというしな。
[魔法の存在を考えたら不思議ではあるまい。 フィリップの方を睨みつつ。]
……あんた一人でどうにかなる問題を とうの昔に過ぎているよ。 其処の目の前の男も……な。
[房中術について説明しようかと口を開いた矢先。 言動が急に幼くなる。]
―――…あー。 なんというか、やはり中途半端に成功した感か。
[どうなっているのだろうな、としきりに首を捻る。]
(+26) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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―5日目朝 客間―
[まだぼんやりする頭を揺らしながら起床する。 昨日はあのあと、イアンとお酒をいただきつつ色々と話をした気がする。 『気がする』とあやふやなのは、先日ほどでないにせよやはり若干酒量が過ぎ、最後の方の記憶があやふやだからだ。 尤も、泥酔というほど飲んでいたわけではないので、目がはっきりと覚めればそのあたりのことも徐々に思い出すだろうか]
ふあ…。
[あくびを噛み殺す。 あのあと、イアンの部屋に程近い空きの客間を借り、ぐっすり今まで眠っていたのだ。 5日も連続で王城に寝泊まりするなど通常考えられなかったが、今の状況から考えれば些細な事だっただろう。 ソフィアはエプロンドレスに着替えると、昨夜のうちにもらってきてあったパンや果物などで朝食を済ませることにした]
(172) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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―shadow・通路―
[――……腹が減った。]
(人間が夢を見ない時間は、 ――腹が減るんだよな。)
(ドナルドからは城内の人間も、 食ってイイって言われたし。)
(じゃあ) (食おう、食おう。)
(挽肉にしようか) (ハンバーグ?) (こねこね)
[ズズズズズズズ]
(173) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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ソフィアは、適当な客間で朝食をとっている…が、果たして『朝食』といっていい時間帯かどうか…。
2013/02/24(Sun) 23時半頃
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[目の前の男、という聲が聞こえた。 その前後の言葉からパピヨンが彼をどう評価しているのか 幼い意識には理解出来ない]
おかあさん、このおにいちゃんはわるいひとなの? ついてっちゃだめ?
[小首を傾いで問いかける。]
(174) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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―shadow・客間>>172―
[――女がいいよな、食うなら。 若い女がいいな、うん。] [ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ]
(この部屋から女の匂いがする。)
[『影』――『天狗』は、客間へ影の状態で入り込む。 ソフィアが食事をしている背後へ周り――]
赤ずきんちゃん、 こんな所に一人で居たら、危ないぜ。
[『ミナカタ』が寝ているので、 影は黒衣の男の姿を、現実世界で手に入れる。
彼女の振り返る先。 背後には、真っ黒な片翼を生やした男が立っている。]
(175) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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ミナカタは、ではなく、『天狗』は、扉を立ち塞ぐように立つ。通せんぼ。*
2013/02/24(Sun) 23時半頃
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そうか…ピッパ、君は此処と其処を繋ぐ少女となったか。 胎内に還り、世界を視、産まれに戻るか。
[彼。自身の永きに渡った独白。果てなく届かぬ声が届いている様子>>171に、少し口元を緩めた。楽しかったのかも知れず、嬉しかったのかも知れない。あれが一部の者が知る、国を騒がせた錬金術師の遺作となったか。子として母を頼る姿>>174もなお可笑しい]
(嘗ての三十路の処女が――か)
[そう思うととても可笑しい。あの彼女が、と嘗ての頃を思い出せば身を捩って身体が震える。嬉しさとおかしさに暫し、視る事を忘れて肩を震わせ、声を殺して笑い続ける]
(+27) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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[その呼称には色々言いたいことはあったが、 とりあえずぐっと飲み込んだ。]
……だめだ。 そのお兄さんはお前をさらって食べてしまうんだ。
[だからついていくなよ、と。]
(+28) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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なんか、幼児退行してません?
[大丈夫かなと思いながら、ピッパさんの頭を撫でようと手を伸ばした]
聲?
[首を傾げる。 自分のような鳥と話せる聲ではないようで……]
そうだね、お兄ちゃんは大人だから悪いこともいっぱいしてる。 ピッパ……ちゃんは誰と話しているんだい?
[同じように首を傾げて尋ねた]
(176) 2013/02/24(Sun) 23時半頃
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――兵舎・団長室付近――
[>>158 ドナルドの、核、という言葉に]
貴方の核ってそもそも何処にあるのよ。 心臓?脳?それともその―――
[左目?と悪戯に微笑んで。 レイピアを向けられれば、軽く両手を上げる仕草をしつつ]
貴方が裏切るわけないわ。 まぁ仮に裏切るとしたら、 私よりも愛する女が出来た時、かしらね。
[ぴん、と片手でレイピアの切っ先を弾き]
そうだったわね、ご苦労様。
(@10) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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[仲魔を悼むという感情は存在しない。しかし道具、という言葉も否定する]
愛してるわよ。 ヨーランダも、ドナルドも、皆愛してるわ。
[この女の愛の定義とは何なのか。 言ってしまえば全てが愛しいのだ。 生きるもの、死すもの、 みんな、みんな―――
それが上辺だけの愛だと取られるなら仕方ない。 この魔物にとっての愛しいという感情というもの自体が 歪んでいるのだから*]
(@11) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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―客間―
?
[パンを少しずつかじっていると、不意に背後から声をかけられた>>175。 特に誰かが入室してきた気配はなかったはずだが…。 それでもその男はそこに立っていた]
むぐ…ごくん…。
[彼を見つめたまま、妙に冷静にパンを飲み込む。 …コレはニンゲンじゃない…。 ここ数日の異様な生活のせいか、それを直感的に悟った。そして、彼の背中に生えた片翼が、その直感は正しいことを教えてくれた。 しかし、最初に王女に襲われたせいだろうか…それとも、自身の『セカイ』がガラリと変わり、どこかまだ心が正常に機能していないせいだろうか…不思議とそれに対して恐怖は感じなかった。 もしかしたら、次の瞬間には死んでしまっているかもしれないというのに…。 ただ微かに思ったことは、もし死んでしまうなら、痛くないほうがいいな…なんてかすかに脳裏をよぎっただけ]
(177) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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…頭巾はかぶってませんよ? それに、一人が危ないというのなら、貴方が来た時点で私は一人ではなくなっていますし…。
[当然、真にそのままの意味で彼がこんなことを言っているわけではないということくらいはわかる。 だが、他に掛ける言葉も思いつかなくて、そんなとりとめないことを口にして首を傾げた]
…別に、そうやって立っていなくても大丈夫ですよ。 逃げたりしませんから。
[やはり、心がどこか麻痺しているのだろう。 恐怖心はあいかわらずなく、ふと手近にあったりんごをひとつ掴むと、いかがです?と黒に差し出した]
(178) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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[ぅ?と首を傾げた後、話している相手を聞かれると]
んとね よく知らないおじさんのこえと お話してるのは、おかあさん!
[嬉しそうに告げるが、聞こえた聲に、 びくり、と怯えた顔をして]
おにいちゃんについていっちゃだめだっておかあさんが言ってる。さらって食べられちゃうって。
こわい。
[とてて、と少し距離を置いて 悪いお兄ちゃんに向けていつの間にか――意識が女である時から――持っていた盾を掲げて]
わるいおにいちゃんは わるいおじさん―――ドナルドのなかまなのかな?
[ドナルドのことを意識すると、幼い意識はぷうっと頬をふくらませた]
(179) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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頭から齧って血まみれにするから、『赤ずきん』ちゃんさ。
[>>178 林檎を差し出す女から、 危機感というものは感じられない。 受け取って、がり、と林檎を齧る。]
ハンバーグにしようか、 それともミートパイか。
[彼女に手を伸ばし――、顔が歪む。]
くっせェこの女。 犬くせえ。
[不快感を表情で露にする『天狗』。 凡そ、可憐な少女に向ける台詞では無かった。]
(180) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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一部の魔物達、 かの誰かしも、どこか人である事に拘る素振りがあるようだ。 まるで人として、人を誑し込む事を好む癖があるように見えた。 化け物として、己を晒す事をもったいぶる気配がある――ようにも見える。
人が、人であった者が、呆気なく晒してしまうのとは対極に。
[そこで壊れる者。流される者。揺らがない者。薙ぎ倒されても立ち上がり続ける者。それぞれにいたが]
破れた国で、 魔物が、人を模する理由。
[そんな彼らを率いる、橋渡しを努めた女王は遊戯と称した。愛を謳った。だがそれは女王だけの拘り。人としてでも化け物としてでもない、彼女自身の拘り]
其れは、誇りかね。弱みかね。驕りかね。 それとも―――
[彼は高等な魔物など、手に掛けた事はない。ならば、対処法など知る由もない。だから戯言。言わずでも良い、ただの意味のない言葉**]
(+29) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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――食欲が失せた。
[犬は嫌いだ。
食べかけの林檎を彼女に返し、男は影となって失せる。 ――別の獲物を探し、また他の部屋へと**]
(181) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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そういえば。
[思いだす。あの時、ふと部屋の隅に映った影を]
――――黒い翼が見えた、ような・・・・
(182) 2013/02/25(Mon) 00時頃
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