224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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ジリヤに2人が投票した。
ヨアヒムに5人が投票した。
メルヤに3人が投票した。
ヨアヒムは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アランが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヴェスパタイン、リー、シメオン、オスカー、ドロシー、ジリヤ、メルヤ、ケイトの8名。
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/29(Fri) 01時頃
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[全員の用紙が集まって、自分のものもその中へ加えて。
一枚一枚広げて告げる、死刑宣告。]
ヨアヒム。 ジリヤ。 ヨアヒム。 ヨアヒム。 メルヤ。 ジリヤ。 ヨアヒム。 メルヤ。 メルヤ。
ヨアヒム。
総計10票。ヨアヒムさんに5票。 よって、彼を雪鬼容疑にて処す。
[淡々と告げる。心凍らせるように。]
(0) 2015/05/29(Fri) 01時頃
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アリーニャ!抑えてくれ!
[赤熱するデレッキ棒を手に、金切声を上げて逃げ出したヨアヒムを追う。吹雪の中へと飛び出した政治家を二人掛かりで押さえつける。 地位を金をひけらかし、必死に命乞いをしてきても、 ここで引くわけにはいかなかった。
肉の焼ける、嫌な匂い。玄関先に強い風が吹き抜けた。
そう、それは……目の前で年下の友を掠めて………]
(1) 2015/05/29(Fri) 01時頃
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[焼けたデカいケツを押さえつける男の、屈強なケツが凍っていく。 吹雪の中、見開いた目はただ見ているしか出来なくて。]
アリーニャ!!!
[数拍遅れた悲鳴は、雪の中に溶けた。]
(2) 2015/05/29(Fri) 01時頃
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尻の感覚が…無い………!
(+0) 2015/05/29(Fri) 01時半頃
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[ヴェスパタインの叫びと共に、弾かれたように自らも政治家を追う。 何も出来なかった、して来なかった自分だ。 せめて、何かを。戦う事の、何かをしたいと。そう思った。
退路を塞ぐように。そしてアランとともにヨアヒムを押さえつける。
…それに気付いたのは、悲鳴>>2を聞いてからだ。 自分を信じると、自分のことを人だと保証した、 否、それよりも何よりも、]
アランッ!! ……っくしょう!!こんなトコで、魂抜き取っていきやがんのか!
[彼と交わしたモスクワ行きの約束。それが、今 無慈悲にも凍らされて行く臀部。雪鬼の存在の、証明]
(3) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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[他にも彼らを追って来たものはいただろうか。 ただ、呆然と、倒れ臥した彼を見て]
…ざっけやがって。 雪鬼《スニェク・ディアボル》ゥウウ!!!!
[叫んでいた。やるせなさ。無力感。怒り。それは、なによりも、自分への。]
………わり。 ……運んでやんないとな。アランの奴……
こいつは、どうする?
[かがみ込んで、尻の凍った男の腕を肩に抱えながら、尻を灼かれた男を一瞥し、言った**]
(4) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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[部屋はすっかり 冬の夜に支配され、凍えるほどに寒い。 ]
怖いよ やだよ 助けてよ、…… ―― 。
[冷たい空気に吸い込まれそうな程に、小さな呟き。 果たして救いを求めたのは誰だったか。扉の向こうには届かない。]
(5) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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― 昨夜 -
[わたしは皆の集まる部屋へと戻った。 友人の悲鳴>>255が聞こえた。耳を、塞ぎたかった。]
わたしだって…、やだよ。 …誰かを殺す 、なんて。(… きたない。)
[山高帽へと紙を入れたのは最後だったか。 票を投じた瞬間、自分の手が汚れた様に見えた気がした。思わず、腕を引っ込める。手を抑えても、震えはなかなか治まらない。]
(6) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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2、票…?[メルヤに投票するとヨアヒムは宣言していた。一票は名前を聞いたメルヤのものだとして、もう一票は? 周囲を見渡す。此処には。二人を除いて知っている村人しか居ない。「長い間、一緒に暮らして来た村の人達のことを信じたい。」という思いに嘘はなかった。]
……信じてたのはわたしだけ、だったの?
[目眩が、した。目を瞑っても耳元で蘇るのは、幼馴染みの声。]
(7) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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― 回想/ドロテアの店>>2:55>>2:56>>2:57 -
[かつてドロテアもわたしと同じ気持ちになったならば、 この感情も可笑しいものではないのかもしれない。]
そう、だったんですね。とても、素敵―-な 恋、をしていたんですね。
[初めて聞いたドロテアの思い出に眩しそうにする。その視線には憧れと羨望が含くまれていた。]
[大事、という言葉にぱっと頬が染まる。目の前の彼女に抱きつきたい気持ちをがまんした。いっぱいの喜びを伝えたかった。 手の中にあるドレスを皺にならない様に大事そうに抱えて、俯く。]
……、ありがとう、ございます。
[そうとしか、感謝を表せないのがむずがゆい。]
(8) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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[注意を払って着替えをしたのだが。古傷を指摘されて両肩が大きく震えた。 心配する声に首を振って、]
…大丈夫、です。痛くないので、昔の傷だか……っ。
[口に出してから後悔したけれど、もう遅い。噂好きのドロテアがあの噂を耳に挟んでいても可笑しくない。 ドロテアの手伝いはやんわりと断り、着替えをひとりで終えた。]
(9) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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[ワンピースに着替えたわたしは、ドロテアの前に立って。微笑み返す。 次いでの言葉には控えめに笑って。小さく、首を振る。]
わたしは―…お洋服を作れるだけ、です。 所詮、針子。出来るのは、お姫様に服を仕立てるぐらい。
[違います、ドロテアさん。わたしは、優しくなんてない。 綺麗なワンピースの下には幾つもの古傷が残された身体が隠されていて。汚れたわたしはお姫様になれそうにない。 正直に言える筈もななく、笑って誤摩化した。]
……ふふ。それでも、お祭りの日に王子様が現れたドロテアさんみたいに。 わたしにも、王子様が現れたら嬉しいのだけれど…。**
(10) 2015/05/29(Fri) 02時頃
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― 黒猫との対峙 -
[綺麗、皮肉に思えた。>>0:215 嘘と、言わなかった本音がある。]
(11) 2015/05/29(Fri) 03時頃
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[ほんとはね、「わたしも、死にたくないの。」 「大好きな人達を殺されたくない。」と言ったけれども――。」 目蓋を閉じれば浮かぶのは―-、アランにドロシアにリーにオスカーに。わたしの、優しくて可愛いお友達。……大好きな、ケイト。薄らと 目を開ければ、ぱちり 弾けた 。]
(12) 2015/05/29(Fri) 03時頃
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[信じる、その響きはとても清らかだけど。 してることは、身内を疑いたくないから余所者に疑いの目を向けてるだけ。くっと俯いた顔がどんな表情をしているのか想像に難くないのに気付かない振り。 分かってたから、「酷い事を言ったわね。ごめんなさい。」と謝罪したのだ。]
(13) 2015/05/29(Fri) 03時頃
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綺麗じゃない、わ。[ぼそり。]
― ほんとうに、怖いのは 雪鬼ではなく 人間なのかもね。
(そして、わたしは、ひとだった。)
[わたしは生きたい。罪のない人間は殺したくない。その為に、 「だから、貴女の事も知りたいと思うわ。本当よ。」そっと、黒猫に囁いた。**]
(14) 2015/05/29(Fri) 03時頃
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─昨夜・ジリヤの部屋前─
[盗み聞きなんて意地の悪い真似をしてみせた。 私刑の前、扉越しに伝わった声はそのまま掻き消えそうな程、小さい。
それでも掬い上げた声に左胸が傷んだのは事実だ。 誰に救いを求めているとまでは分からなかったけれど。]
嘘は、吐きたくなかった。
[恐らくここから自分の声は届くことはないかもしれないが呟けば身を翻す。
たった少しの距離なのに、もう隣に立つことさえ許されないような気がした。]*
(15) 2015/05/29(Fri) 12時頃
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─昨夜・酒場─
[誰もが誰かに死を与えるために文字を綴っている。
ポケットに入れたコード。 それ以外の物的証拠は自分ではまだ見つけていなかった。
誰が雪鬼なのか。 判断するにしても情報が少な過ぎる。
結果、状況からしか推測出来なかった。 もっと論理的にそこから思考することも可能だったかもしれない。 でも、やめてしまった。
小馬鹿にしたような笑みと言葉>>2:192を思い出したから。]
(16) 2015/05/29(Fri) 12時頃
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[視界に広がるのは、小太りの男を押さえつける村の男達>192
投票の結果、ヴェスパタインに上げられた名前は三名。
その中に幼馴染がいたことに心底ゾッとした。
だが同時に、尻を焼かれることになる雪鬼候補となった者が見知らぬ男であることに、心底安堵したのだ。
勘違いが生じているかもしれないことなんて…知らずに。]
確かに、………こんなのは俺の知っているみんなじゃない。
[表情は曇らせて呟く。 あまり大勢で取り押さえても邪魔になるだけだろう。
退路を防ぐ代わりに自分は周囲を見張ると名乗り出た。 ヨアヒムの唱えた共犯説を肯定する訳ではないが、しないよりはマシだろうと。]
(17) 2015/05/29(Fri) 12時頃
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[私刑が執り行われていく。 目を塞ぎたくなるような光景に喉を鳴らす。
肉の焦げた臭い。
これで、明日からはいつも通りの日常が戻って来るだろうか。 そう思っていた矢先にあり得ない光景が広がっていた。]
な………、そんな、まさか…。
[大衆の前で、隠すこともなく凍っていくケツ。 信じられない事実に叫ぶことも出来ずただ呆然と、呟いた。]
………アラン兄が、狙われるかもしれない危険性は誰だって知っていたことだろうに。
[三人の能力者。 その内の一人として名乗り出た人物がアランだった。]
(18) 2015/05/29(Fri) 12時頃
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[他の二人の具体的な役割や、その二人が存在し得るかどうかは分からない。
だが、もし、雪鬼から人を退けることが出来る存在があったのならば。]
………外に出せばいいんじゃないか。
[頭を弱々しく振り切る。 自分には何の能力もない。
唯一ある知恵すら録に使わず汚れ役からさえも直接加わらなかったのだ。]
アラン兄は、何処か空いてる部屋に寝かせてあげたらいいんじゃないか。
[リーの悲痛な様子にかける言葉も見つからない。
だからせめてと分担するなら処刑者の方を運ぶと名乗り出る。 他に良い安置場所を指定されたら従うつもりだ。]**
(19) 2015/05/29(Fri) 12時頃
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[結果が開示され、寸暇もなく実行される。 ケツの焼ける様から、目を離すことはできなかった。]
……っ、
[自分の口を塞ぐ。 ヨアヒム。メルヤ。……ジリヤ。 上がった名前に震える目の前で、
アランのケツが、凍っていった。]
(20) 2015/05/29(Fri) 13時半頃
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どうして、
[皆、ここに居た。 目の前でアランの命は奪われてしまった。
雪鬼はこうやって人の魂を奪うのか。 ならば、身を守る手段などあるのか。]
アランくん……!!
[駆け寄ろうと動いたつもりが、躓く。 もうひとつ、視界に動くものがあった。
白く輝く、半透明のあれは、 つい今しがたケツを焼かれた男の姿。 今まで見てきた魂と同じ、人間のもの。]
(21) 2015/05/29(Fri) 13時半頃
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あ……あぁ……っ
[足から力が抜け、へたり込んだ。
間違えたのだ。 彼は人間だった。 誰よりも明確に、ただの人殺しとなった処刑を知る。]
ごめ、なさい……!
[震える間に、光は薄れて消えた。 それでも座り込んだまま、足は萎えたままだ。 光が立っていた、遺体の場所からはズレた方向へ向け、無意味な謝罪を呟いていた。**]
(22) 2015/05/29(Fri) 13時半頃
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― 昨夜 -
[処刑が始まった。手をかけるのは別の人間だが、殺したのはわたしも当然だ。わたしが書いた一枚の紙がその人を処刑場へと上がらせた。 恐ろしくて、ガタガタと震えていた。見ていられなくて、ぎゅっと目を瞑った。]
アラン、おにいちゃん…! いや…っ!
[処刑が終わるのを待って恐る恐る目を開いて…、アランが殺されたのを目にした。]
(23) 2015/05/29(Fri) 19時半頃
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[わたしは悲鳴をあげた。兄の様に慕っていた、アラン。 遠く離れたモスクワへ行ってしまったが。帰ってきた彼は昔と変わらず優しくて安堵した。 その兄も…、雪鬼の犠牲となってしまったのだ。]
(24) 2015/05/29(Fri) 19時半頃
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― ??? ―
[普段は気の良い人だったが、叔父は酒を飲むと暴力を振るう人だった。 わたしは仰向けになって床に転がっていた。見えるのは、汚れた天井。部屋の中には酒の独特な匂いが漂っている。痣を作る程に(けれども、他の村人には分からない様に服で隠れる部位に巧妙に。)拳で殴られて力無く倒れていた。叔父は居ない、酒場へと出掛けたのだろう。 わたしはひとり、泣いていた。ぎこちなく、首を回せば。その際に視界に飛び込んできたのは、瓶のガラスに映ったわたしの姿。床に転がる多数の空き瓶にわたしが映っていたの。 瓶のラベルには、白い花。アニスの匂いが鼻孔を擦った。]
(25) 2015/05/29(Fri) 19時半頃
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[ひとりぼっちの淋しさに耐えかねてわたしは、硝子に映る自分の姿を、瓶の中にその子だということに想像して(あまつさえAという名前をつけて)、Aと呼び掛けた。弱々しい呼び掛けにガラスの向こうで子供は微笑んでくれた。 それから、わたしは。痛い、辛い時、Aを呼ぶ事にした。あの子はいつも傍に居てくれたの。]
(26) 2015/05/29(Fri) 19時半頃
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[わたしは、眠ってしまった。そっと、胸に両手を添えて囁きかける。]
大丈夫よ、あなた は、汚れてない… 。私が護ってみせるから。
[護身用に持ち歩いている、ナイフ。雪鬼だろうが、わたしに仇なすものは排除する。 けれど…。アランが殺されたとき、雪鬼の姿はなくって。見えない相手に ナイフは刺せない。例え、人の姿をして現れたとしても抵抗してみせたところで敵いはしないのだろう。わたしは―-…私は、何の力も持っていなかった 。]
(27) 2015/05/29(Fri) 19時半頃
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― 翌朝 -
[わたしは、目を醒さない。 私は起きて食堂へと向った。今日も誰を殺すのか話し合いが始まるのだろうから。
目の前で犯行現場をありありと見せつけられれば、 雪鬼の存在を認めるしかない。
静かに、皆が起き出すのを待っていた。**]
(28) 2015/05/29(Fri) 19時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/29(Fri) 19時半頃
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[投票が読み上げられていく。 雪鬼容疑ってなんだろう。 本気でヨアヒムが雪鬼だと思っているわけではない。 ただ、彼は知らない人だから。 だから殺しやすいだけ――――――。]
…あ、あぁ…僕は。
[肉の焼ける匂い。 耳を突く悲鳴。 こんなもの狂気の沙汰だ。 実際に手を下したのは自分ではないけど、黙って投票してそれを見ているのだから。]
(29) 2015/05/29(Fri) 20時半頃
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[僕も、雪鬼と同じだ。]
(30) 2015/05/29(Fri) 20時半頃
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[呆然と立ち尽くしケツを焼かれて死ぬ男を見つめる。 しかしそれも誰かの叫び声>>3に現実に引き戻された。]
アランさん!! あ…あ、ぼくが…まもらなかった、から。 わかってたのに、アランさんが襲われるかもってわかってたけど。
でも、僕は…ごめ…なさ…一人しか護れない。
[リーを護っていた。 アランが襲われる可能性は勿論考えていて、しかもしれが一番可能性が高い事も分かっていた。 それでもリーを護ったのは、どちらがより親しかったか。 それだけの違い。]
(31) 2015/05/29(Fri) 20時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/29(Fri) 21時半頃
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[オスカー、悔やむことはない。
私は死んだが、リーのことを信じてくれたことが、何よりも嬉しいんだ]
(+1) 2015/05/29(Fri) 22時半頃
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─昨夜・処刑執行─
[ヴェスパタインによって読み上げられる開票結果。>>0 緊張と恐怖に固く握った拳に汗が滲む。 音になる中にジリヤの名前が上がると、息を飲んで顔を上げた。
先ほどの遣り取りからして、票のひとつはメルヤという少女だろう。 しかし、もう一票は?ヨアヒムの筈がない、だとしたら、村の誰かが────]
「 ヨアヒムさんに5票。 よって、彼を雪鬼容疑にて処す。 」
[出された結果に、思考が分断された。 たった一枚の紙切れが集まって、今から1人の命が奪われる。 唇が切れるほどに噛み締めた。疑わしきは処す。その重みは、自分の手にも確かに掛かっている。]
どうか、してる…みんなも、…私も。
[そうして、己自身もその一端を担ったのだと。たった今から、人の意思が人を殺すのだと、響き渡る処刑者の悲鳴で思い知るのだ。]
(32) 2015/05/29(Fri) 22時半頃
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[だがしかし、続け様に聞こえる、今度の悲鳴はヴェスパタインのもので。>>2 確かにアランの名を呼んだその声に、席を立って数名の男たちが出て行ったドアまで走り寄る。 リーの絶叫が響き渡る。>>3 ドアから飛び出し、見張り役として近くに立つシメオン>>17と、雪の中に倒れ伏したアランを交互に見る。]
せんせい…!……アランさん!? シメオン、何があったの?!どうしてアランさんの…お尻が、凍ってるの……?!
[凍結されたアランのケツに息を飲む。 多数が見ている目の前で起こった事態に、吹雪の中その場にへたり込む。 室内から届く、オスカーの懺悔の言葉を耳が拾い上げるが、あまりの衝撃にケイトの頭は回転を止めてしまっていた。>>31]
(33) 2015/05/29(Fri) 22時半頃
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……どういう事……? どこかに雪鬼が隠れてたの?それともまさか──、
[その場に居たのは、たった今ケツを凍らされ魂を抜き取られたアランと、そのアランに人である事を証明されたリー。そして、自ら政治家を処したヴェスパタインだけだ。]
まさか……せんせいが、なにかした…?
[思わず溢れた疑惑の声に、はっとして口元を覆う。 それは扉の近くにいた者たちには、届いてしまっていたかもしれない。]*
(34) 2015/05/29(Fri) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/29(Fri) 22時半頃
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は…せんせ…が?
[ケイトの疑惑の声はしっかりと耳に届いていた。 は、と目を見開いてヴェスパタインを見つめる。 処刑するように誘導したのは彼ではなかったか。 それに賛同したのはほかならぬ自分だけども、でも。]
いや、そんなはず…ない。
[もう誰を信じたらいいのか分からない。 リーは人間だとアランが断定していた、だから彼だけは信用出来る。 でもそれだけだ。]
…そういう疑惑振り撒くの、やめて。 じゃないと僕はケイトを疑ってしまいたくなる。
[誘導して処刑へと仕向けているんじゃないか、なんて。 そんな疑惑が胸の内で渦巻いている**]
(35) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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─昨晩・処刑執行─
[どうしても尋ねられても、今目の前で広がる光景しか自分は答えられない。]
俺にも、分からない。 でも………確かに雪鬼はここに……ッ、でも、…そんな……。
[ヨアヒムを本気で雪鬼だと思った訳では無かった。 寧ろ彼の持ち得る狡猾さは人らしいといえば人らしかった。
なのに、彼を選んだ理由は、身内の中に雪鬼がいるかもしれない可能性を知らないふりしたのだ。]
(36) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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[確かに潰えていく命達。 死体を運ぶ手伝いに名乗りでる前、都合よく広いあげたオスカーの言葉>>31に双眸を細めたが、沈黙を貫く。
代わりにバランスを崩したドロテアの方へと足を動かしただろう。]
………立てる? ドロテアさん。
[彼女へと腕を伸ばす。 沈痛な様子に今更ながらに人を殺してしまった事実を知る。
そうだ。 ヨアヒム亡き後にこうして、アランが死んだということは。]
(37) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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………人が、人を殺した。
[そういうことなのだから。]
(38) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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[ドロテアとヴェスパタイン、そしてケイト。 この三人が自分の素知らぬところで何を話したかは離れてしまった自分は知らない。
だが、何か気を病んでいる姿には胸が痛む。]
…ドロテアさん、無理はしないで。 今日はもう休みなよ。
[吹雪はまだ止みそうにない。 自然と扉の方へと視線を向ければ、ケイトとオスカーの姿が見えて]
……明日、改めて話し合おう。 このままアラン兄と…ヨアヒムさんを放っておいても可哀想だろう。
[そう区切れば誰に言われるでもなく、遺体を別の場所へと。]*
(39) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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─翌朝・自室→酒場─
[ 昨晩は、あまり寝られなかった。
とりあえず一人で遺体を二人分運ぶのは無理があるから、村の男性陣の協力を要請して移動させたのだったか。
蘇るのは昨晩の光景。
目の前で硬度と共に零度を増していくケツのことを思い出す。]
………アラン、兄。
[村の兄貴分。 彼には憧れめいたものを持っていた。
誰にでも分け隔てなく優しくて思いやりがあって。 そんな彼が目の前であんな無残な姿になってしまうなんて。]
(40) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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………っ、
[同い年のリーの手前、態度に出すことは憚れたけれど、握りしめる掌の力を強める。]
………ごめん。
[一言。
小さく呟けばシャツの襟を正して、酒場へと。 先客>>28を見つければ、気まずさに視線を逸らしかけたけれど、]
…おはよう。ジリヤ。
[無理くり口角を上げれば、手短な席に腰掛けて待つ。
雪鬼を見つけ出すために。]
(41) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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──宿の一室──
[眠れぬ夜を過ごした。
あの後、どうやって部屋に戻ってきたかは覚えていない。 うとうとと微睡んだかと思えば、ヨアヒムの責めるような顔が浮かび、吐き気と一緒に目を覚ます。 すぐそばにいるのに手の届かないアランの悲鳴が聞こえた気がして、耳を塞いで顔を伏せる。
その、繰り返し。
朝は遠かった。]
(42) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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──酒場──
[茶だけを用意し、カウンターそばの椅子に腰掛ける。 わかったことが一つあった。]
守り手は、……いない、のね。 いたなら、アランくんは……
[ああなるはずがない。 メルヤのことが誤解だったとわかったなら、名乗り出たのは彼ひとり。 それでも彼は、ケツを凍らされてしまった。
探すことも、守ることもできない。 ただ手遅れになってから事態を知るだけなど、なんの意味があるのか。
ため息の手の中で、少しずつ茶が温もりを失って行った。]
(43) 2015/05/29(Fri) 23時頃
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|
[その場に集まって来ていたものの、動揺。それは痛い程感じ取れた。 悔悟を口にするオスカーに対して声をかけようとして、口を噤む。 自分のせいではないのか。自分が護られたから、アランは死んだのだと]
……何か言う資格、ねえよな。
[そして、ケイトの疑惑の声には首を振り>>34]
…俺が見た限りでは、何も。 ま、超常的な力扱う奴らだ。見て解んなくってもおかしくねえけどさ。
(44) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
|
|
オスカー…
[背後から掛けられた声>>35に、昏い瞳で振り返る。 疑惑を振り撒く?確かにそうだ。たった今、自分は間違いなくヴェスパタインを疑った。けれど。]
…私だって、せんせいを疑いたい訳じゃない。 処刑の事だって、せんせいが進んで汚れ役を買って出てくれてるんだって、思ってるわ。 けど、じゃあどうやって雪鬼はアランさんをあんな風にしたの? 触れずに人を殺せる鬼なら、証拠もなにも探しようが無いじゃない。
[ドロテアが近くに蹲っている。その謝罪の呟き>>22の意味が、かの婦人がもう一人の能力者だという事を知っているケイトには分かってしまう。 違ったのだ。ヨアヒムは、人間、だった。]
(45) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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あなた分かってるの?遊びや仲良しごっこでこんなことしてるんじゃ無いのよ! 私たちが、人を、自分たちで選んで殺したの! これで終わらないんだったら、全部の可能性を疑うしか無いじゃない!
[その激昂は、恐怖からくるものだったのかもしれない。 明日も、明後日も、こんな事が続くかもしれない。頼みの綱のアランは、ケツを凍らされもう動くことはない。
兄のように慕われ、強さと正しさを兼ね備えていたアラン。 アランさえ無事なら、もしかしたら一人でも多くの人が無事で済んだかもしれないのに──そこまで考え、先ほどのオスカーの言葉の意味を理解する。 シメオンから掛かる声>>39に小さく頷き、両腕で自らを抱き締めるようにして俯く。
室内へと歩き出したケイトの瞳は、すれ違いざま昏い色でオスカーを見詰めていた。]
(46) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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— 自室・ベッド —
[アランの遺体を協力して運んだ後の事はあまり覚えていない。 ただ、酷い疲労と無力感だけが残った。 自信が人である証明。それと引き換えに、アランが死んだ]
……俺なんか殺してもしょーがねーってか。
[そして、投票の事を思い返す。2票。入った票に、何人かの動揺した様子が伝わって来ていた]
…『信じる』、なんて
[それで誰も疑えないままにするのは嫌だったから。だから、敢えて親しい者から選んで投票した。…それは本当に正しかったのだろうか。*]
(47) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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オスカー…、どうして、アランさんを護ってくれなかったの。
[あなたの、せいよ。 そう言わんばかりの声音。他には聞こえぬ小さな声で落として、彼女はその場を後にした。]*
(48) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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|
[目の前で凍ったケツ。息絶えた昔馴染みの友。 そしてドロテアさんの様子が、胸にも汚れた手にも痛かった。 手を下したのは過ち。それでもそれは自分が被ると決めた罪だ。
恨まれても、呪われても。
遺体を運ぶ間も口数は少なく、暖炉のそばに腰掛けても眠れやしなかった。
元から血色の良い方ではない目元にも疲労の色は濃い。
それでも、守るためには殺さねばならないのか。]
(49) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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―日付が変わる頃のこと―
[読み上げられた、投票結果。 そこに自分の名があることは、まだいいとして。選ばれたのは、あの男―――]
……、……
[ヨアヒムのことは、好きではなかった。 彼は、人間という存在に生まれるべきでなかった――いや、そうではなく、人間として幼いのだろうと思った。だって自分が可愛い余りに、自分を守りすぎて、自業自得で私刑にかかる、哀れな――]
……" "。
[じっとその光景を見つめる。男性達の手によって、殺されいく姿。肉の焦げる匂い、その焔、熱、―――あぁ。吐き気がする。 次に生まれときはせめて豚や牛であれば、彼は幸せに人に食されるのかな、なんて。食物連鎖の円環にすら交われぬ、死を思った。]
(50) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/29(Fri) 23時半頃
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―――、
[ひゅ、と微かに冷たい空気が肺に入り込んで 冷気の方向を見て、目を見張る。]
な、んで
[アラン――人の真実を知れるのであろう者の、死。 予想していなかったといえば嘘になる。 だから私は彼を責めた。仕方のないことだとわかっても、彼がその真実を皆に伝えることで、更なる悲劇を――この現状を迎えることが、怖かったのに。]
……雪鬼。 どこなの。 どこで嗤っているの。
この中に、いるはずなのに……。
(51) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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— 翌朝・酒場 —
[寒さの為か、頭が酷く痛んだ。 それでも、皆がいるであろう酒場へと向かう。 その目は、平坦な色をして目の前の世界を映した。]
……雪鬼、か。
[そして独り言のように喋り始める]
昔読んだ話でさ。未確認生物に探検隊の誰かが取り憑かれてさ。 取り憑かれた奴はもう『入れ替わっちまってる』んだけど、当人は、自覚がないんだ。 完璧にそいつであるかのように振る舞うんだよ。
……もしさ。自覚があるにしたって、さ。 完璧にそいつであるかのように雪鬼に振る舞われるんなら
…………いつもの情なんて 無意味だよなあ。
[落とすのは酷く昏い言葉。そしてそれは決意でもあり]
(52) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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…俺じゃない。…俺は、してない。 パルックさんにも、アリーニャにも。
[何故彼だったのかなど知れたこと。それ故に動機からは手掛かりはない]
守護者も居るだろうに、思い切りの良いことを……
…ん? スカーシカが守ってくれなかった? …それは?
ちょっと待て、その話俺は聞いてない。
[誰を守るか知ってたから、守護者ではなくがら空きのアリーニャを? ] それ、聞いてたのはどいつだ?
(53) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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─酒場─
[腰掛けた位置はドロテアとそこそこ近い距離にあった。 だから、彼女の声>>43も自然と耳に入ることができた。]
守り手……って、パルックさんの手紙に残ってた能力者の一人、か。
[そういえば昨晩、ケイトがオスカーを詰っていた>>45>>46ことと、彼自身が零した言葉>>31を思い出した。]
でも…ドロテアさん。 オスカーは「ぼくがまもらなかったから。でもぼくは一人しか護れない」って…言ってたけど、それって…、……っでも。
(54) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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[ 言葉を切る。
言い淀むように眉間の皺を寄せれば、ため息をついて。]
オスカーは、本当に…護れなかったのか…?
[ 疑惑の種が一つ、芽吹く。]
(55) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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俺は 疑うことにしたよ。 どいつも皆、平等に。 人間だって、確信が持てねえんだからな。
[昨日信じると言った二人。護り手のオスカーの事は、まだ、少しは信じていた。 なぜなら彼が自分を護ると言って、アランの尻が凍らされたからだ。 他の者が護り手ならば自分など護りはしなかっただろう…それも、希望的観測だが。
しかし、もう一人のことは。 既に他の者と同じ。 他の、大切な者達と 同じだけ 疑わしいと思った]
(56) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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―昨夜―
[遺体を運ぶ人達。 力がない女手で、手伝えないことも悔しかった。 せめて私刑の輪に加われば良かっただろうか。 こうして手を汚さないまま、人が殺せるのだ。 女という化物は、恐ろしい。 けれど今はそれ以上に雪鬼が恐ろしいのだ……
一度眠ろう。そうしてもう一度、向かい合う。 現実と。]
(57) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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[誰かが、アランを。 小さい頃はいろいろあったけれど、歳を重ねるうちに責任感を強めた、離れている間にもたくましくなった、いい子だったのに。
誰かがやった。 やった雪鬼は、まだ、この建物の中に潜んでいる。]
……誰が……
[見下ろした自分の手は、情けないほど弱々しく見えた。 そこに重なった若い手を思い出す。
ああ、そうだ。 昨夜差し伸べてくれたのは、支えてくれたのは、アランと同じく久しぶりに帰ってきてくれたシメオンだった。 彼もまた、成長していた。]
……だめ、よねえ……あんな子が、支えてくれてるのに……あたしが、こんなんじゃ……
[逝くには、順番というものがある。 アランのような子を、増やしてはいけない。]
(58) 2015/05/29(Fri) 23時半頃
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[そこにシメオンの声がして、はっとする。 オスカーが、守れなかった、など。]
それ、……オスカーくんが、言ってたの?
[まるで、守り手のような。 けれど続きは疑惑の気配をまとって、]
……どういう、意味……?
[なんとなく感じる真意を、わかりたくない思いで聞き返す。]
(59) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 00時頃
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─疑惑の答え・ヴェスパタインとリー─
分かってる。…ごめんなさい、せんせいを一瞬でも疑ったわ。ほんとに、ごめんなさい。
[リー>>44とヴェスパタイン>>53の否定に首肯して、ヴェスパタインに深々と頭を下げる。続く質問には眉根を寄せて。]
どいつも何も。せんせい達が外で…アランさんの名前を叫んだときに、彼が自分で言ったんですよ。 『僕が護らなかったから』って。
[アランのケツが凍る前から、それを知っていた者がいるのかは分からない。小さく首を振って、服の裾を握り締めた。]*
(60) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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―翌日、酒場―
[きし、と階段を軋ませ降りていく。 吹雪は相変わらずひどい。聞いた伝承通りの、止まない雪と、終わらない悲劇。もう雪鬼の存在を疑う人などいないだろう。]
ようやく始まった気がする。 でもそれは、遅すぎた。
[アランが死んだ今、知る力があるものは――]
……本当に、アランさんだったの、かな。 ……そう。そうとしか考えられない。
[もしそうなら。]
ごめんなさい―――。
[自分の言葉で彼が勘違いしたのだとしても、それがアランが名乗りを上げる理由になったのなら。私のせいだ……。]
(61) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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|
[ドロテアの言葉>>59に視線を向ける。 昨晩触れた手はどこか冷えていたようにも思えた。 まるで、死人のように。
だが、彼女はまだ言葉を発している。生きている。 その事実に眉を寄せては感情に耐え、今ある現実に向き合うよう口を開く。]
…昨日、ヨアヒムさんのケツを焼いた時、扉の前で見張りをしてたんだ。 雪鬼が一人だなんて確証はないし、もし、万が一共犯だとしたらって。
その時に聞こえた。…確かにオスカーはそう言ってた。
[言葉が止まる。言い淀む。続きの言葉は決まっているのに、押し殺した声は苦悶を孕む。]
なぁ……なら、どうしてアラン兄は死んだんだろう。
(62) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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|
[ 考えろ。
まだ、ただの推測の段階だ。 振り切るように胸に渦巻く感情を抑える。
そうして周囲に視線を向ければ、リーの姿>>52 彼が語るとある書記に食い入るように耳を傾けていれば、どこか様子がおかしく思えて。
続く彼の言葉には悲痛な思いで唇を引き結び、開ける。]
(63) 2015/05/30(Sat) 00時頃
|
|
………なら、リー。 その話が本当にしたってどういう風に見分けるんだ。
雪鬼の存在は信じたくはなかったけど、本物だろう。 …それで、アラン兄のケツを凍らせたってことは…アラン兄も本物の能力者だったんだと思ってる。
そうなると、アラン兄のお墨付きのお前が一番、雪鬼から遠い。 どうやって見分けるつもり?
[一人の知恵は小さくとも束になれば強いだろう。 彼の全員を疑う姿勢を否定せず、思考開示を促す。 その間も時折ドロテアに答えを求めるよう方へと視線を向けて。]
(64) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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— 回想・昨晩 —
[オスカーの言葉は、ケイトの耳にも届いていたようで。>>60]
…そうっか。じゃあ、言っておくか、な。 あいつは…俺に、俺の事護るって言ってた。 投票より、前の事だ。 他にそれを知ってた奴がいるかは…わかんねぇ。
……この様子だと、あいつの言葉、他の奴にも伝わっちまうかな…
[次に狙われるとしたら、彼だろうと、そう思った*]
(65) 2015/05/30(Sat) 00時頃
|
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["守れなかった"という言葉が火種になるように 人々が守り手について話している。
主のいない厨房で珈琲を淹れて、 二つのマグカップに注いだ。 そうして向かう先は、オスカーのもと。]
……話、断片的には、聞いてたけど。
[そっとオスカーの前に、湯気のたつカップを置き 自分は正面に腰を下ろす。]
あなたが、守り手だったの、なら どうして――それを、
[ケイトと呼ばれていた少女の詰る声を思い出し]
皆に聞こえるように言ってしまったの……。
(66) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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[シメオン>>62が語るのは、悪い想像を煽る推測だ。]
オスカーくんが、……アランくんを、守らなかった、って……。
[対抗する能力がどれほど重要か、なんて理屈は、 自分がこの歳だから考えてしまうものなのだろうか。 それとも、と響く疑惑が、冷たい。]
アラン くん、
[一昨日の頼もしさを思い出す。 失われていく苦しさに、一度言葉をつまらせて。]
(67) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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─客室・深夜→翌朝─
……もういや。こんなの…アランさん…
[部屋に戻り、着替えもせずにベッドに身体を投げ出す。 顔に腕を乗せ、そのままひとしきり泣いた。隠す必要なんて無いのに、それはもう癖のようなものだ。
そのまま浅い眠りと覚醒を繰り返した。 叔父の濁った目。 焼かれたケツと、凍ったケツ。 交互に浮かぶ幻想に何度もうなされ、浅い息をする。
結局、眠る前よりも疲れた顔でのろのろと起き出したケイトは、顔だけ洗って階下へと向かった。]
(68) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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……死にてェのか、あの馬鹿ッ。
[もういい加減噛み潰す苦虫も絶滅しそうだ。]
軽率過ぎんだろ、んな正体自分からバラすような真似を……
[彼を責めても仕方ないとはわかってる。分かってはいるが……]
(69) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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……雪鬼は、……記憶を持つ、と、聞いたことがあるわ。 その人のまま、本性を……鬼に、変えるのだと。
[妹と呼びながら、お婆さんの兄は人の魂を吸い取り、 ケツを凍らせていったのだという。 何もかもが本人でありながら、魂を奪う化け物に変わる。
そんな人が、この中に、いるのだ。]
リーくん……何か、アランくんに聞いてたり、するかしら……
[唯一、自分以外に人間だろうと思える人を見やる。 彼が答えを持つなら、それに越したことはないのだけれど。]
(70) 2015/05/30(Sat) 00時頃
|
|
[シメオンの言葉に顔を上げる>>64]
……みんな、もう『護り手』については…知ってんだろ?
雪鬼は複数で潜む事が多い。 たとえ一人ぐらい知らなくっても既に共有されちまってるだろう。
そいつの事は…一旦、除外だ。 で、それ以外から雪鬼を見分ける方法。 ……確実な方法なんざねえ、が。雪鬼がどういう振る舞いをするか…どうすれば奴らに取って都合がいいか。 それは、雪鬼以外の…自分ら以外の人間が処刑される事だ。 その為にどう振る舞うか…これは、例えば、だが。出来るだけ善良で、さも雪鬼を探すかのように振る舞う。どいつにも自分だけは味方だと思わせる。…そうすれば、最後まで疑われる事はねぇ。
(71) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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…でもそれはあくまで一例だ。 実際どう振る舞うかなんざそいつらにしかわかりゃしねえ。 わざと疑われるような真似をするかもしれねえ。 …考えてったらキリねえよな。
アランがいなくなっちまった今、残る手がかりになるのは… 霊の声を聞く事が出来る者、だが。 ……そうだな。 これについて、どう扱うのがいいと思うか、皆の意見を聞きてえ。
(72) 2015/05/30(Sat) 00時頃
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[ドロテアの言葉>>70には、ゆるゆると首を振って]
…わり、小母さん。 俺はアランには…なんも聞いてねえんだ。
[そして、その前の言葉に考え込む]
……本性が……鬼、か。 鬼の本性……人の魂を食らう……
[くしゃくしゃと寝癖のついた頭をかく。思考が少しでも回る事を祈って]
(73) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
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[ドロテアの言葉>>67を遮るつもりはない。 ドロテアとオスカーの関係は叔母と甥だ。 れっきとした血のつながりのある存在について、それ以上邪推を与えることは気が引けた。
ただ、ドロテアの語る雪鬼と、リーの持っている雪鬼についての知識に顔を顰めさせる。]
………それなら、成り代わることも可能ってことじゃないか。
護り手…については、大方の予想くらいは。…直接聞いたことはないけど、能力者の一人か、な。
複数……既に共有? どうやって………。
(74) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
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[だが、予想以上に得られる情報に頭の許容は遅い。 浮かび上がる疑問を口にしつつも一旦はリーの言葉を遮ることなく耳を傾けただろう。]
………つまり、自分にとって都合の良いように動くのが雪鬼ってことか。 なら、積極的に誰かを疑う奴が怪しい…?
そんなの、キリが…ない……!
[リーの言う通りだ。 握りしめた拳を机に叩きつける。 歯噛みする仕草をどう思われているか気にしない。
だが、唯一の切り札となり得る力の存在>>72に目を見開かせる、が。 すぐさま伏せる。]
(75) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
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[――"信じる" ――それが一番、"信じられない言葉"だ。]
[ドロテアが語る内容。>>70 余所者のヨアヒムだから殺されたこの時になって そんなことを伝えるなんてどこか残酷に感じられ 僅かに目を伏せる。]
……疑われないような、ひと、か。
[リーが語る内容を耳に留め、考える。>>71 人の会話なんて上手く思い出せやしないけれど]
……ケイトさんがオスカーを責めた、理由。 それって、雪鬼だとしたら出てこない 悔しさじゃないかって。思う。だから人間らしく感じる。
……雪鬼らしい人なんて、いないはずだから――こういった、雪鬼がしないであろう考え方を投げる人は、雪鬼でないように感じる、な……
[考えて、答えを出すなら、人となりを見なければならない。人の本性や、人の思いを汲まねばならない。]
(76) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
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………護り手が、いるなら。 出てきてもらって護ってもらうのもありかもしれない。
[沈黙。 歯切れが悪そうにゆっくりと呟く。
だが、もし護り手がいなかったのなら。 また、その間に誰かが雪鬼に狙われてしまうのかもしれない、その可能性に、どっちかつかずの意見しか口にできない。]
………アラン兄。
[せめて、彼が誰を疑っているか知れたのなら。 そこから糸口が掴めるのかもしれないが。
リーはアランから何も聞いていないらしい。 頭を掻き毟る姿に、自分も視線を逸らす。
周囲の反応はどうだっただろう。]
(77) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
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|
[霊の声など、姿など見えても、すでに相手は殺してしまっている。 見たところで、……喉まで出かかった言葉は、無理矢理に飲み下した。
出てこいと、そういう流れになるだろうか。 耳を傾け、冷えた茶を口に運んだ。]
(78) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
|
|
[ああ どいつもこいつもまるで人間だ。 まるで人間の中に雪鬼がいるのだ。上がって来る言葉を注意深く聞く。
まだ己は沈黙を守る。この中で客観的にも雪鬼から最も遠い自分の言葉は、昨日までとは重みが違う**]
(79) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
|
|
ドロテアさん、昨晩 ……ごめんなさい、って。
[あの時の様子は私刑に襲い来る雪鬼のせいで曖昧だが 崩れ落ちたドロテアの姿を思い出して>>22]
……あれは、どういう……
[ヨアヒムは人間だろう。なんとなくそんな気がしていた。 余所者だから殺された。自分本位だから殺された。 確信なんかない、ただ、その人間味を感じたから だからあっけなさを覚えていた。
けれど、謝るなら殺さなければいい。 票を投じたかどうかは知らないが――そこまで考えて、彼女の漏らした謝罪の意味が気にかかったのだ。 茶を飲むドロテアに視線を向けた>>78]
(80) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
|
|
[皆が起きるのを待っていれば酒場に次に来た人物は、幼馴染みだった。>>77 幼馴染みの事はわたしから話しを聞いていた。昨夜のシメオンとのやりとりは覚えている。シメオンは居心地が悪そうで、こちらも気まずげに視線を逸らす。]
…おはよう。…シメオン。
[素っ気ない、挨拶。俯かせた顔、落ちた影に表情は隠れるが。ひっそりと影のなかで喜びを潜ませる。 唇の端を僅かに綻ばせた。]
(81) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
|
|
[次々と集まる人々。 無意識にも。視線はゆっくりと彷徨い、亜麻色の髪を捜していて。*]
(82) 2015/05/30(Sat) 00時半頃
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ヴェスパタインは、肘をついて考え込んだまま**
2015/05/30(Sat) 00時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 00時半頃
|
かと言って…アラン兄の二の舞になるのは、勘弁願いたい……。
[情報を得れば得る程浮かび上がる可能性はキリがなかった。 少しだけ離れた場所に見える場所から聞こえるメルヤの言葉>>76]
ケイト…か。
[激情してオスカーを詰っていた様子を思い出す。
ヴェスパタインに尋ねられた結果、彼女が返した言葉をあの時は何気無く聞き流してしまっていたけれど、どうにも気にはなる。
注意深く観察する必要があるかもしれない。 心にとどめながら、メルヤの問いかけに視線を向ける。
彼女の質問の真意を探るように。]
(83) 2015/05/30(Sat) 01時頃
|
|
[>>80メルヤの指摘に、動きが止まる。 一呼吸、詰まったのを強引に吸って、]
……あたし、 は…… あの人の名前を、書いたの。
[そうして、間違えた。 誰が雪鬼かはわからなかった。 そんな中で彼を選んだのは、 『村人を殺す人』だと感じたから、だろう。]
でも、違った、でしょう。 アランくんは、あれの後に……
[名乗り出るべきか悩みながら、言葉を選ぶ。]
(84) 2015/05/30(Sat) 01時頃
|
|
……あぁ、そうですね。
[その後。事態の前後関係は、ヨアヒムが息絶えた後に、アランが死んだ。その間はあまりなかったように感じられたが。]
雪鬼が一匹とは限らない…… そしてヨアヒムさんが、雪鬼だったかもわからない。
ごめんなさい、野暮なこと聞きましたね。
[悩むように告げるドロテアに、ゆるゆる首を振り あんなことがあった直後だ、多少気が動転しても不思議でないと、そう頷いた。>>84]
(85) 2015/05/30(Sat) 01時頃
|
|
─少し前・酒場─
[逸らされた視線に、言葉少なな挨拶。 昨日、自分の言葉で潤ませていた瞳 が頭に過れば、自然と口元を引き締めた。]
…ジリヤのこと、信じてる、よ。
[今更だろう。 それでも唇を動かしては言葉を紡ぐ。
俯いた表情は見えない。 それでも引き攣る指は昔のように頭を撫でたがり上がったけれど、結局触れずに、空を切った。]*
(86) 2015/05/30(Sat) 01時頃
|
|
[死者の声を聞くものの存在も、おそらく人食い狼の伝承と同じだろう。パルックが残した遺言にも、似たような記述があったか。 しかしその存在は、アランのように安易に出てきてはいけないと思う。だから誰なのかを考えるのもきっと良くないこと。]
おそらく私刑に処された人の、 情報が、誰かにあるはずです。 伝承通りであれば。
ヨアヒムさんが雪鬼であったのか否かは、知りたいとは思いますが――ただ。 名乗り出る、者がいない。今、そういう状況ですよね。 有益な情報がない、つまりヨアヒムさんは――…、違った可能性の方が高いんじゃないでしょうか。
私からも、"有益"である情報はない、と そうごまかしておこうかな……。
[つらいけれど。状況は停滞しているだろう。 ただ、私刑を続けねば、全員死ぬだけだ。]
(87) 2015/05/30(Sat) 01時頃
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[そう。一匹とは限らない。 たったこれだけしかいない中に、複数潜んでいるかもしれない。 わからない。]
……いいのよ。 なんとかして、探さなきゃ……また、誰か、が。
[無為にケツを焼き、魂の視線に苛まれるか、 自分のケツが焼かれるか、凍らされるか。]
……メルヤちゃんは、冷静、ね。
[怪我をして村に現れた少女。 考えようとする姿勢は、情けない自分からすれば、 眩しすぎて目に刺さる。]
(88) 2015/05/30(Sat) 01時頃
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メルヤちゃんにとっては、みんな、あんまり知らない人でしょう。 考えるのは、大変だと思うけど……
……今、どう考えてるか、とか。 聞かせてくれる? あなたが、 …………信じたいと、思う人、とか。
[疑いの目よりは、信じられる人を、など。 甘いのかもしれなかった。**]
(89) 2015/05/30(Sat) 01時頃
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|
[ドロテアに頷いた。能力者だと名乗り出た人物はアランひとりしか居なかった。>>43]
護り手は居なかったんですね。 だったら、アランさんが護られてた筈だもの。
[オスカーの言葉シメオンの口から聞けば、ドロテア同様に言葉を詰まらせた。 返事は期待していなかったかもしれないが。「なら、どうしてアラン兄は死んだんだろう」という疑問に私は答えた。]
…そんな、オスカーが。……。 もし、オスカーが狩人だとしたら、他に護りたい子がいたんじゃないかしら。
[ヨアヒムに疑われたメルヤを必死に庇う光景が思い出される。その姿にわたしを重ねて見てしまう。わたしにも死なせたくない人がいたから。]
…だとしたら。わたしは、責められないわ。
(90) 2015/05/30(Sat) 01時頃
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─三日目・酒場─
[階下へ降りれば、既にそこには何名かが集まっていた。 ペチカで沸かしたお茶を自分です用意しながら、リーの話に耳をかたむける。>>71>>72>>73>>79
メルヤから質問>>80を受けるドロテアの、動揺の意味を知っているケイトは気遣わしげな視線を向けるも沈黙を守るしかない。 アランのケツが無事で済まなかった以上、ドロテアの能力を皆に告げる事が正解なのかが判断出来なかった。
椅子を引いて適当な席へ。ちょうどそのタイミングで聞こえた呟き>>83に、一瞬だけ疲れたような視線を向ける。]
私が、なに?
[言ってこめかみを軽く押さえ、着席する。 ぬるめに調音したお茶を啜っていると、視線を彷徨わす友人と目が合った。>>82]
…おはよう。
[昨夜の開票を思い出し、胃のあたりが強く痛む。 彼女を疑う者が居たのか。そして、その理由がケイトには思い描けなかった。]
(91) 2015/05/30(Sat) 01時頃
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……取り乱して、己の死期を近づけたくない、ただ自分が可愛いだけです。そう、……ヨアヒムさんのように、なりたくないから。
[冷静という評が、良い意味なのか悪い意味なのかはわからないが、>>88、少しだけ頭を下げてそれを返礼とした。]
いえ。逆にフラットに考えられると思うんです。 私は私情をあまり抱いていないから。
[強いて抱いているといえば、"友達"だと笑みを浮かべたオスカーとリーだが、この二人に関しては]
一つは、リーは、私刑の必要はない、と。 アランさんの言葉を信じたいですから。
[そしてもう一人。名前を出しはしないが、オスカーも同じ。守り手は、自分の命を守れない――そんな話を記憶からたぐり寄せる。 猟で引き締まった幼尻を見るのは、そう先ではないかもしれない。何も出ない自分の弱さに唇を噛む。]
(92) 2015/05/30(Sat) 01時頃
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ケイトは、皆の話を聞きながら、考え込んでいる。*
2015/05/30(Sat) 01時半頃
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さっき言ったように…… 雪鬼らしい振る舞いをするものはいない、でしょう。 だから、信じられる人を探すのも、利はあると思います。消去法っていう形は、よくないとしても。
私は……信じたいと思うのなら、誰だろう……
[考える。ほぼどんぐりの背比べに近い。一番人間らしさを覚えたヨアヒムと、返答がわからぬままのアランがもういない今では――]
あの――長髪の、お兄さんは。 少しだけ、信じたいとは、思います。 根拠や理由は……あまりないの、ですけど
[ヴェスパタインへ視線を向けようか。そうしてその理由は]
行動的だから、ですね。言葉や行動が、ありのままに感じられる――嘘をついてるように、見えない……でもこれも、直感的なものなんです。
[だから断言はできない。そう緩く首を振って、先ほどのケイトの件も、同様に復唱する>>76。それから暫し考え込んだ。疑いづらいなら逆の発想。だとしても、やはり、誰しもが――と。**]
(93) 2015/05/30(Sat) 01時半頃
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[ドロテアの語る雪鬼と、リーの持っている雪鬼についての知識に私は眉を顰めた。]
記憶を持っている…?何もかも、本人でありながら…? …それじゃあ、普段と変わらないその人が雪鬼、…という事もあり得ると言うの。
[新しい知識として蓄えようとして。けれど、頭で理解したところで。]
でも、…そうだとしても難しい。 だって…、毎日の様に見ている顔が目の前にあれば、変わらず同じ様に声を呼ばれたら、 …信じたくなる。
(94) 2015/05/30(Sat) 01時半頃
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メルヤは、コーヒーを一口飲んで、少し視線を上げ、オスカーに弱く笑んだ。*
2015/05/30(Sat) 01時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 01時半頃
|
[「俺は疑うことにしたよ。」というリーの発言には、対照的な発言をした。>>56]
私は、信じる人を捜す。わたしのやり方は変えない、わ。 勿論信じるばかりでは雪鬼を捕まえる事は出来ないのは分かってる。
[リーの事をまっすぐに見て。]
リー、私は貴方を信じてるわ。 アランさんが人間だと言った貴方を人間だと思う。
(95) 2015/05/30(Sat) 01時半頃
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|
霊の声を聞ける者については……、出て来てくれたら信じられる人が増えるのだと思う。 つまり、…容疑者が減るということね。後になって出て来た人を信じるのは難しくなってくるでしょうし、出て来て欲しい。 けれど、―-能力者を護ってくれる存在が居なければ。霊能力者は死んでしまうでしょう。酷い事を言ってるという…自覚はあるわ。
(96) 2015/05/30(Sat) 02時頃
|
|
[ 声が聞こえた>>91 振り返れば、眉間を抑えるケイトの姿を見つけて、肩を竦ませた。]
…いや、別に。
[とりあえずは、はぐらかす。 代わりに周囲に耳を傾ければドロテアとメルヤの会話が聞こえてくる。
昨晩垣間見たドロテアの項垂れる姿の理由>>84を知れば、納得したように頷く。
淡々と状況を説明するメルヤ>>87 それを冷静だと表するドロテア>>88
彼女の本心が見えない。 ドロテアが与えた問いかけ>>89に対する言葉を待てば、返答>>92>>93]
(97) 2015/05/30(Sat) 02時頃
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メルヤは人の本質を見定めて判断、かな。 俺は状況と、今まで知っている筈の性格からしか推測は、難しい。…正直、誰を信じていいのか、断言は出来ない。
先生が雪鬼だとすれば、あんなにみんなから注意を引き付ける行動をするのか、正直利点が分からない。
雪鬼なら、紛れ込むように差し当たりのない発言ばかりして逃げるんじゃないか。
吹雪が明けるまで、雪鬼にも、俺たちにも、外部からの助けは来ないんだから。
[結局泥仕合だ。
それでも自分の意見や思考を開示することに意味はあるだろうと。 質問を投げかけられれば応答するつもりだし、話が移ろうようならまた注意を払って傾聴する姿勢。]**
(98) 2015/05/30(Sat) 02時頃
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[自分の意見を言って、立ち上がる。ある人物の向おうと移動する。 その道のりの途中でリーの近くを通れば、]
何時か…この村に恩返しするって言ったわよね。 それって今じゃないかしら。いえ、今を逃したらニートのままよ。
[にんまりと唇の端をあげて、笑えない冗談をひとつ。 けれども。わたしだったら、この男にこう言っただろうから。]
(99) 2015/05/30(Sat) 02時頃
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貴方に、こういう事を言うのは癪だけれども、 …頼りにしてるわよ。
[だらしない態度に呆れては邪険に扱ってばかりだった。この男を頼ったのは初めてだった。 小さく呟いて、立ち去る。]
[それにしたって、成り代わるという雪鬼の話しは、 まるで、わたしと私みたいだった。]
(100) 2015/05/30(Sat) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 02時頃
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[メルヤの静かな言葉>>92に、そう、と頷いた。 彼が票を集めた理由は、 取り乱し騒いだせいだけではないのだろうけれど。]
……教えてくれて、ありがとう、メルヤちゃん。 そうね。リーはきっと、大丈夫。 あたしも、そう思うわ。
[メルヤが信じたいと人を示すことができることが、 場違いかもしれないが、嬉しかった。]
ヴェスパタイン、……ありがとう。 雪鬼が……積極的に、減らしに行きそうにはない、か。
[それも、彼を演じるだけの可能性はなくはない。 ただ、信じたいという気持ちはわかる。 投票が雪鬼に集まったとき、どうなるのだろうか。]
(101) 2015/05/30(Sat) 11時頃
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[リーの問いかけ>>72、 メルヤの意見>>87、ジリヤの意見>>96。 先に相談した二人のの言葉を思い出しながら、 ゆっくり顔を伏せる。 深呼吸しようとしたが、うまく吸えなかった。]
……ごめんなさい、ケイトちゃん、ヴェスパタイン。 みんな、聞いて、ちょうだい。
[膝の上で強く手を握りしめる。]
あたし、見たの。 ヨアヒムさんは、 間違いなく、人間だったわ。
あたしは、死んだ人の霊を、見ることができるのよ。
[後戻りの道を、握りつぶした。]
(102) 2015/05/30(Sat) 11時頃
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見つけるまで黙っていた方がって、言われもしたのだけど。 このまま黙っていて、その間に他の人がって、 ……耐えられなくって。
[このまま行けば、オスカーが雪鬼でなかった場合、 真っ先に狙われるのは彼か、リーだ。 オスカーの守り手発現をもし、雪鬼が信じたならば。 彼の凍ったケツを見ることになってしまったら。 想像するだけで怖気が走って、 握った手は真っ白になるほど力が入った。
それに。 ここからは子どもの処刑も免れないだろう。 もしも自分が襲われたなら、 誤った結果を見続けなくて済む。 浮かんでしまった弱い思いは、全力で押し殺す。]
(103) 2015/05/30(Sat) 11時頃
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それに、その間、みんながリーくんに、頼ることになるし。 子どもに頼って、自分を守るとか、駄目よね……
[唇が震えるのを、耐えるように両目を閉じて、]
守り手がもしもいるのなら、 オスカーくんやリーくんを守ってほしいの。
[自分の死は恐ろしい。 けれども、無為に他の、 大事な人々が死んでいくのを見続けるのは、 もっとずっと恐ろしかった。]
(104) 2015/05/30(Sat) 11時頃
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シメオンくん。 あたしが二人と話したのは、こういうことだったのよ。
[成長して帰ってきた金髪の若者をゆっくり見やり、 弱々しく笑った。**]
(105) 2015/05/30(Sat) 11時頃
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[その場で進む話を聞きながら、懸命に頭を回す。 多くの人が見ている目の前でアランのケツが凍ったのだ、雪鬼が潜んでいるのはほぼ間違いだろう。
リーの話通り、雪鬼に憑かれた者が見た目も記憶も当人そのままを保っているなら、そうして昨夜のように痕跡も残さずケツを凍らせることが出来るのなら、こんな風に議論を続けたところで正体を突き止めることが出来るのだろうか。
考え得るどのルートを取っても、アランの能力が無ければ「処刑する」前にはっきりさせることは不可能に思える。 少し考えれば分かっていた事だ。なのに、重ね重ね何故守護者はアランを護らなかったのか。
昨夜の一件から、オスカーへの疑念が拭いきれない自分の思考をゼロに戻そうと首を振った。 顔を上げ、能力者についてリーへ何か聞こうとして──それは、ドロテアの謝罪に遮られた。>>102]
(106) 2015/05/30(Sat) 14時半頃
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おばさま…、どうして…っ
[ドロテアの言い分>>103>>104に、ケイトの唇が戦慄く。これではまるで、自分が犠牲になると言っているようなものじゃないか。
その場に全員が揃っているなら、雪鬼もこれを聞いていた事になる。何か、何か手は無いのか。アランの凍ったケツとドロテアの悲しい決意に報いる方法は──]
……守護者……
[ふと、昨夜のヴェスパタインとの会話>>53が、何か引っかかった。 あの時、オスカーの後悔からくる独り言>>31を耳にした者は多いだろう。 ケイトはあの場でそれを耳にして、オスカーが守護者なのだと思ってしまったが。]
(107) 2015/05/30(Sat) 14時半頃
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リー。ちょっと、いい?
[アランに潔白を保証されたリー。 今のところ、彼以外に人間だと信じられる者はいない。 近付いて、彼だけに聞こえるように問いかける。]
夕べ、せんせいと話してた時に、オスカーはあなたを護ってた、って言ってたわよね。>>65 その話、本当に聴いてる人は他に居なかったの?私は後から話に参加したから>>2:221、あなた達がいつその話をしてたのか分からないけど…
[近くに誰か、居なかったの?
思えば、昨夜のヴェスパタインが言っていたのはこういう事だったのだろう。 アランが守護されない事を、知っていた者が彼を狙ったのでは無いか。
潔白であるリーに、変な先入観を植えつけたいわけでは無い。 敢えて誰かの名前を出すことはしなかったが、ケイトの脳裏には昨夜の酒場で、彼らが『三人で』いた姿>>216>>220>>229が思い浮かんでいた。]*
(108) 2015/05/30(Sat) 15時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 15時頃
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[昔馴染みの友人の言葉>>99 それに、口の端を上げる。 それは、いつもの軽薄な笑いでも、穏やかなものでもなく。どこか、酷薄ささえ見えるもので]
……何があっても雪鬼は殺すさ。 それが誰であっても。 それが恩返しになるかはわかんねぇけど…さ。 今俺に出来る事はやってやる。
[頼りにしてる、という言葉には曖昧に頷いて、ひらと手を振る。]
(109) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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[ドロテアの名乗り上げを、眉ひとつ動かさずに聞く。]
…小母ちゃん。今は、手がかりが本当にないんだ。 小母ちゃんが本当に能力者であるなら… それは、その命は、みんなの命と同じぐらい大事なモンだ。粗末にしないでくれ。
………みんなは、小母ちゃんの事、信じるか?
[皆を、見渡す。雪鬼の崇拝者が能力者を偽る事もあると言う。アランの時に誰も出なかったなら、或いは…今]
…後、そうだ。小母ちゃん、今の話、『二人と話した』って言ったよな。 それって、誰と…誰だ?
(110) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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…ん?何だ、ケイト?
[ケイトに声をかけられ、耳を澄ます。>>108 自らも、彼女だけに聞こえるよう]
…その話は、俺の傍で、オスカーが呟いてた話だから… 誰にも聞かれちゃ…いない、はずだ。 多分、だけどな。
[あの時は周りが見えていなかったから、確信は、ない]
(111) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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[向った先は、メルヤの場所だった。 メルヤの後ろから、ふたりの話しに割って入る。>>93]
確かに、ヴェスパタインは思ったことをそのまま言動に表してるように私の目からも見えるわね。 口よりも先に手が出てしまうしね…。あら、足だったかしら。
[メルヤの考え>>92を補強するもの。祭りの当日、ヨアヒムの顔をブーツの踵を蹴っていたのを思い出しては、くすり。 腰を低くして、椅子に座るメルヤの耳元に囁きかける。]
ねえ、わたし。一晩、貴女のこと考えていたのよ。貴女が雪鬼なのかどうか…。
(112) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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[姿勢を正して、周囲を見渡す。話し合いの為に集まった人々。ただ、昨日と違って二人欠けていた。]
ただでさえ、雪鬼に対抗するには心許ない人数だったけれど。…、更に減ってしまったわね。 …けど、それって、雪鬼からしたら隠れ場所が狭くなってしまった事よ。雪鬼からしたら疑い先が多い方が良いんじゃないかしら。 だから、真っ先にヨアヒムさまを人間らしいと庇った貴方は…、雪鬼らしくないんじゃないかって思ったの。
[メルヤに、厭味を言われた。私にはそう受け取れたし、実際に彼女の言う事は正しかった。>>0:215 揶揄するように自分から言い出しては、微笑んだ。]
どう、今度は感情的な意見ではないでしょう…?
(113) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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それから。わたしは―-、ヨアヒムさまは雪鬼だと思ってるわよ。 いえ、そう思いたいのかもしれないわね。私にはあの人が自分が生きる事を優先してた様に見えたわ。それに。…貴方こそ可笑しいとは思わないの?貴方が人間なら、あの人は嘘をついてまで貴方を容疑者に仕立てあげようとしていたのでしょう? そうやって疑いの種を撒くなんて普通の人間がすることじゃない。人間だとしても、貴女が言っていた「狂った人間」…なのかもしれないわね。
(114) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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勿論、分からないわ。そう、思いたいだけよ。 でも…、貴方がヨアヒムさまを人間だと言うのか分からない。 昨日までわたしは雪鬼は一人だと思っていたけれど。雪鬼は複数で潜む事が多い、とリーが言ってたわ>>71。ヨアヒムさまを庇うのは、ふたりが雪鬼だとも考えられるわね。*
(115) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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[ドロテアの告白を聞いて、 驚きよりも腑に落ちる感覚を味わう。>>102]
ドロテアさん…。 だから、パルックさんの死に驚いてなかったんですね。パルックさんの死が見えてたから…。
[ヨアヒムが処刑された際に「ごめんなさい。」と謝ったのも、彼の魂の色が見えたから。]
(116) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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[リーの問いかけに頷く。>>110]
私は、ドロテアさんを「能力者」だと信じるわ。
(117) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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アランさんは別の能力者だった。ヨアヒムさまが霊の魂を見る事が出来る者だったなら、彼の性格を考えるに死期を近くに感じた際に名乗りでしょう。 私が名乗りをあげて欲しいと言ってから、一番初めに名乗り出たのは彼女。勿論、「私が本物よ。」という人物が居たら出て来て欲しいわ。今直ぐに。
それに。…ドロテアさんが霊の魂が見えると聞けば納得出来る事も幾つかあるの。
(118) 2015/05/30(Sat) 17時頃
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[ドロテアを見て、睫毛を伏せる。]
ごめんなさい、ドロテアさん…。
[自分の意見が彼女が名乗り出る理由になったかもしれなかった。]
…ありがとう。…でも、そのせいで貴女は危険に晒されるわ。 ごめんなさい、ドロテアさん…。**
(119) 2015/05/30(Sat) 17時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 18時頃
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[ケイトの声に、振り向けない。 彼女の思いを、無碍にしたも同然だ。]
粗末になんか、しや、しないわ。 できるわけ、ないわ……
[リーに問われ、握りしめた手を見下ろして。 内心で叱咤するも、震えは収まらない。]
話したのは、ケイトちゃんと、ヴェスパタイン。 ……能力者は一人のはず、とか。 知り合いも取り憑かれる可能性がある、とか…… そういう話を昨日、ケイトちゃんと持ってきたでしょう。 あのとき、みんなにこれを伝えるか、相談もしてたの。
[そうして、今まで黙っていた。 その結果がアランのケツだというなら、 黙っていた自分さえ、彼を殺した一端だ。]
(120) 2015/05/30(Sat) 18時半頃
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[粗末にしない、との言葉に頷く。]
そうか、ケイトと、先生。 ………。
なるほど。すると……
[考える。あの日。もし雪鬼が霊能者の存在を知っていたなら、 狙われたのは或いは…………
ドロテアがひとであるのなら。その告白を聞いて手を出さないという事があるのだろうか…?]
(121) 2015/05/30(Sat) 18時半頃
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……そうね。 誰か出てくるひとがいたら、わかりやすいんだわ。
[ジリヤ>>118の言葉に、ああ、と気づいた。 小さな呟きが溢れる。]
そうすれば少なくとも、 嘘つきが一人、見つかるんだもの……っ
[間違えたくない。 失いたくない。 この自殺行為が逃げだと思いたくもない。 無為ではないと、何か。何かを。]
(122) 2015/05/30(Sat) 18時半頃
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[メルヤをちらりと見て、]
ヨアヒムさまは人間。…メルヤが雪鬼だとして、人間のヨアヒムを庇う理由が分からないわね。
[そして、先程の話しの続きを。>>113]
今日もそう。ケイトやヴェスパタインの人らしいと思える要素をあげてる貴方は雪鬼を捜してるように見えるわ。
(123) 2015/05/30(Sat) 18時半頃
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理性的に考えたら、ね。 …でも、そうやって冷静的に考えてる貴方が恐ろしくもあるの。立場の違いかしら、貴方は余所者で私と違って親しい者を疑う立場ではないから。でも、それだけ…? 貴方の、感情が見えない。…貴方らしく言うと「人らしさ」が見えないから、貴方を信用出来ないのよ。**
(124) 2015/05/30(Sat) 18時半頃
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ジリヤは、「心が凍っているから。」そう言った少女の声が記憶の隅で引っ掛かっていた。**
2015/05/30(Sat) 18時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 18時半頃
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[小さな呟きは震えていた。>>122出たからには死を覚悟にしているのだろう。保身ではなく、村の為に懸命に戦っている。昨夜襲われたアランのように。……この人を失いたくない。]
私は、狩人がいるなら…、力がある者を護るべきだと思うわ。村人が対抗出来るのは能力者の力だけ。 それが護りたい人を護る事に繋がると思うわ。
[ドロテアさんの霊を視る力は村の為になると思うから。**]
(125) 2015/05/30(Sat) 19時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 19時半頃
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[リーの問いかけが広がって始めて、自分の能力が疑われるものであることを実感した。 信じられないかもしれないと、ケイトたちに前置きしたにも関わらず、だ。 それは、真実を口にしているのだから信用されて当然という、無意識の油断だったのだろう。]
ジリヤちゃん……信じてくれて、ありがとう。
[張り詰めていた糸は、もう解れることは叶わない。 それでも、少しの安堵は、冷えた心に触れた。]
……
[ジリヤが、メルヤに問いを投げる。 その気持ちはわからなくはなかった。 あまりにも冷静、と思うのは、自分が動揺を抑えられずにいるせいだけだろうか。]
(126) 2015/05/30(Sat) 19時半頃
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……あのね、ジリヤちゃん。 聞かせてほしいことがあるの。
[ぽつりと、声を落とす。]
昨日の開票……覚えてる、でしょう。 ジリヤちゃん、二票、入ってたの。
[これを聞くのは、無記名である意味をなくす、ルール違反だろうか。 けれど、聞いておきたい。]
誰が、どうしてあなたの名前を書いたのか…… 予想、とか。知ってたりとか、するかしら。
[縋るような思いだった。 何か、手がかりがないか。 自分が見つけずにいる何かを、知った人がいるのではないか。
そう思うくらいに、今日のジリヤはなんだか、普段と違ったふうに感じたのだ。 こんな状況で普段通りなど、求める方が異常なのかもしれないけれど。*]
(127) 2015/05/30(Sat) 19時半頃
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…証拠もなしじゃ探しようがない、そうだね…だから僕たちはこんなに……。
[お互いを疑い合っている。 疑心暗鬼のループに嵌っている。]
ごっこ遊びじゃない、だから軽々しく疑ってるなんて言えないんだよ。 言ったら、それが”本当”になる。
[疑われた人間は殺される。 その身が潔白であろうとそうでなかろうと関係なく殺されるのだ。]
リーは泣いてた、覚えてた。 人間だって分かってる友達が、泣いてたら護るよ。 それのどこが悪いの。
[去りゆくケイトの背中に呟く。 誰を生かして誰を犠牲にするかなんて。 まだ子供の自分に判断出来るわけはないのだ。]
(128) 2015/05/30(Sat) 21時頃
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そう…。 もし誰かが聴いてたなら、その結果がアランさんのあの姿かと思ったのだけど…手掛かり、なかなか見付からないわね。
[リーの答えにゆるく首を振る。>>111 メルヤという少女が近くにいた事には、触れていいのか判断できなかった。 それから、ドロテアのリーへの答え>>120にこくりと頷く。]
確かに、私はせんせいと一緒におばさまのお話を聞いたわ。 昨日遅れて来たのはその話をしていたから。 だから、今は私、やっぱりせんせいは違うんじゃ無いかなって思ってる。
[リーが言わんとしている事は分かった。>>121 オスカーが本当に守護者なら、昨日のドロテアの告白の時点では護ることが出来なかった筈だ。
ヴェスパタインが雪鬼であるなら、能力を公言していたアランよりもケツがガラ空きのドロテアを狙った可能性の方が高い、のではないか。]
(129) 2015/05/30(Sat) 21時頃
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[隅っこへと移動して膝を抱えて座り込む。 皆議論をしている、誰を殺せばいいのか話している。 なんて怖い光景なんだろう。]
…こんなの、おかしいよ。
[自分の話もちらほらと出ている。 守護者かどうか、なんて話している。]
…そうだよ、僕には護る術がある。 でも、アランさんを護れなかった。 あの太ったおじさんも殺しちゃった。
はは…おかしいな、誰も護れてないのに守護者なんて。
[くすくすと笑う。 おかしくて仕方がない、こんな非日常があっていいはずがない。]
(130) 2015/05/30(Sat) 21時頃
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― 三日目 ―
[嵐はまだ続いている。 きっと雪鬼が消えないとこの嵐も終わらない。]
叔母さん? なんでそんな事言うの。 駄目だよ、叔母さんそんな事言ったら殺されちゃう。
[ドロテアの告白に笑いを収め視線をじっと向ける。 リーを護らないといけないのに、叔母も護らないといけなくて。 自分はどちらを護ればいいのか。 分からない。 もう誰にも死んでほしくないのに、死の事ばかり考えてしまう。]
ねえ、誰。 叔母さんに能力の事話すように仕向けたのは。
(131) 2015/05/30(Sat) 21時頃
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そうやって炙りだして殺すつもりなの、ジリヤ。
[霊の声が聞こえる者を炙りだそうとしたのはジリヤ>>96 全ての人の言葉を把握しているわけじゃない。 断片的に言葉を拾って繋げているだけだから間違えているかもしれないけど。
ジリヤをじっと見つめる。 その視線は疑惑を孕み、曇っていた。]
(132) 2015/05/30(Sat) 21時頃
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貴方が守護者だと言うならば護れる力があるのよ。
(133) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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あのね、貴方に言いたい事があるの。 自分を責めてどうするのよ。貴方、何を言ってるのか分かってるの? そうやって自分の身を危険に晒す事で…護れる人が護れないのよ。 貴方には、わたしと違って護る力があるのに!
貴方が守護者なら、村の人達が生き残る事を考えなさい。村人が雪鬼に打ち勝つ事を。*
(134) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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何を偉そうに、ジリヤ君は何様なの?
[護れる相手はただ一人だけ。 人間だと確信のあるリーと、霊を視る力があるドロテア。 最低限でもこの二人は護る必要がある。 なのに、自分の力ではただ一人しか護る事は出来ないのだ。]
僕は大事な人を護る。 でもそれじゃ他の誰かが死ぬんだ。 全員を護る事なんて出来ないんだよ。
[だから苦しい、だから自分を責める。 その苦しみは苛立ちとなってジリヤへと向けられた。]
(135) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 21時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 21時半頃
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[ 私情を抱いていないから>>92
言葉通りに受け止めるのなら、つい最近訪れ教会に身を置くメルヤからすれば当然の意見なのかもしれない。
でも、 口を挟もうとした瞬間だったか。 声が、聞こえた>>102]
え…………。
[ ドロテアが語る言葉に、唖然と口を開けるしか出来ない。 あの時、別室にて行われた会話の全容が、これ>>103>>104>>105なんて。
どうして。 頭ごなしに殴りかかりたくなる言葉を飲み込んで、口を開ける。]
(136) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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………俺、ドロテアさんのことは本物の能力者だと思ってる。 今となっちゃ意味はないかもしれないけど、人目を気にしていた様子が雪鬼に利益となる情報を与えないように、…していたと思うから。
[ 能力者。
アラン兄とはまた異なる力を持つ者。 隠していれば、それを理由に雪鬼に見つけられることはなかったかもしれないのに。
まるで自己の犠牲を厭わないような言葉に眉を寄せる。 どうして。 二度目の言葉はケイトが代わりに声にした>>107
リーの言葉>>110には、さも当然だとばかりに頷いただろう。]
(137) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 21時半頃
|
………正直な話、アラン兄はみんなの前で自分が能力者だと公言してた。
だから、その能力者がいる可能性を雪鬼が知ってたならドロテアさんを狙った可能性が高いんじゃないか。
そう、思うと…ケイトと先生の可能性は少し下がると思う。
[それこそ雪鬼の策略の可能性もあるかもしれないが、それはまた他の者が口に出してくれるなら意見を言うつもり。
そうして周囲の様子を窺う。 今日も時期に終わる。 なんとかして雪鬼の尻尾を捕まえないと。]**
(138) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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|
…オスカー。
[聞こえたのは、彼の苦悩の声。]
…………迷うな。 俺は、覚悟ならとっくに出来てる。
[何の、とは言わなかった。声は少し震えていたかもしれない。 それでも、優先すべきものは。村を、生き残るものの為に必要なものは。自分ではない、と]
(139) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
|
|
[ああ。歯噛みする。 オスカーは、守護者だと名乗ってしまった。
彼に力の使い方を教えたのは誰だ。 身を隠せと、身を守れと教えなかったのか。 教わる機会もなかったかもしれない、けれど居るかもわからない誰かを責めずにはいられなかった。
守り手は自分自身を守れない。 致命的な弱点を、わかっているのか。
オスカーを守れと伝えることで、彼が本物ではないと、彼も守られているかもしれないと思わせたかったけれど、きっともうこれで、無意味になった。]
……っ、
[視線を厨房へ向ける。 そこになら、武器がある。 もしも万一があったなら、私刑では遅すぎるかもしれない。 立ち上がらなくては。 嘘つきが現れたなら、戦う覚悟を決めなくては。]
(140) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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|
[もはや、オスカーに雪鬼が憑いているかもしれないという疑惑は、どこかへいってしまった。 名乗り出るあの迂闊さは、雪鬼が狡猾に演じているようには思えなかった。
だから、もっと喉から苦味がこみ上げる。]
……そう簡単には、やられたり、しないわ。 ねえ、オスカーくん。 あたし、死にたいわけじゃないのよ。
…………生かしたい、の。
[もって1日か。2日か。 彼に難しい選択を迫って追い詰めたくはなかったけれど。
あたしを守って友だちをなくしたりしちゃだめよ、なんて、言葉にするには何もかも残酷すぎた。]
(141) 2015/05/30(Sat) 21時半頃
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|
リー…、ごめん。
[覚悟が出来てる、それの意味する処は。 彼を殺したくはないけど、でも。]
叔母さん、
……僕も生かしたいだけなんだ。
[誰を、生かしたいのかなんて選べない。]
(142) 2015/05/30(Sat) 22時頃
|
|
だったら、どうして自分から守護者だとバラすような軽卒な真似をしたのよ…。 貴方が守護者だと言うなら。一日でも長く生き延びれば、誰かを護れ…たかもしれないのに。
[言わずにいようと思っていた本音が漏れ出る。 オスカーが守護者だと確信も持てない内から責めるつもりはなかった。]
何様ですって?そうよ、私は何の力もない、無力な人間よ。 だから、私は…。大切な人を護れない。一人もよ。
[自分の無力さを苛立つ声はオスカーへと。]
(143) 2015/05/30(Sat) 22時頃
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ねえ、分かる? 貴方が、護りたい人居る様に。わたしも…、私も…。護りたい人が居るのよ。*
(144) 2015/05/30(Sat) 22時頃
|
|
― 少し前/ドロシアと>>140 -
[「ありがとう。」という言葉に首を横に振る。信じる人を捜すのは自分が生き残る為だ。>>127 泣き虫なわたしだったら泣いたかもしれない。]
なんで、そんな事を訊くんですか…?
[どうして、わたしを疑った人物を気にするのか。その意図が読めずにドロテアをじっと見つめた。 直ぐに視線を落として、声を潜める。]
多分、一人はメルヤでしょう。 もう一人は…。
(145) 2015/05/30(Sat) 22時頃
|
|
[少し前。返って来た笑みは、薄氷のように冷やかなそれ。わたしも知らない、リーがそこには居た。>>109]
…そう。そうよね、言われずともやるわよね。貴方だって死にたくないもの。
[「俺は 疑うことにしたよ。」と言っていた。彼にとっては、わたしも容疑者の一人で。だとすれば、私からの声援はお節介だった。 雪鬼が消えない限り。前の様に他愛無い会話は望めないのだろう。]
生き残りなさいよ、それが恩返しになるんだから。
(146) 2015/05/30(Sat) 22時頃
|
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[リーは私の事を疑っていた。他にも疑っている誰かが居るのかもしれない。 無記名投票なのだから私にも分かる筈もなく。ただ、村の誰かであるのは間違いない。 喉に声が詰まる。苦しい呼吸に、ひくりと喉の奥が鳴った。]
…っ。 もう一人は、村の誰かなのは間違いないです。
[(勝手な話しであるけれど、)わたしは村の皆を信じていた。 そして。誰よりも信じていたシメオンの言葉が刃となって、ぐさり。
わたしの、こころを。壊したのだ。]
わたしは…村の皆を信じていました。 だけど、…違ったんですね。*
(147) 2015/05/30(Sat) 22時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 22時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 22時頃
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[隣人たちは親しすぎる故にうまく疑い合えない。 誰かが死ぬくらいならば自分をと……
その気持ちもわかるから、長く鬱陶しい髪をくしゃりと掻いた。 ドロテアさんは言ってしまうだろうと思ってた。自分だけ安全なところに隠れて……なんて出来ない人だ。]
言っておくが…… ドロテアさんが襲われなかったからって、 霊が見えることを知ってた俺やケイトちゃんの無罪証明とはなり得ない。 全く関係ない奴が襲われたのならまだしも、みんなが能力者と知ってたアリーニャがやられたからな。
たまたま優先順位が違っただけのこと。そこに惑わされちゃいけない気がする。
(148) 2015/05/30(Sat) 22時頃
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──少し前/ジリヤに>>145──
[一人目の名前がすぐに出た。 意外な組み合わせに思えるのは、 二人が会話するところを今まで見ていなかったせいか。]
メルヤちゃんと、何か、あったの?
[尋ねる理由を、そのままいうことはできない。 考える。考える。]
……情報が、ほしいのよ。 考えなくちゃいけないの。
誰が、ジリヤちゃんの名前を書いたか。 誰がジリヤちゃんを、疑ったか。
[場にいる人を、一人ひとり、見て。]
(149) 2015/05/30(Sat) 22時半頃
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雪鬼は、人間なら、誰の名前を書いたって構わないでしょう。 人間だとしたら、雪鬼だと疑った相手を書くはず。
ジリヤちゃんが雪鬼なら、……確実な情報がないわ、こういう言い方を許してね。雪鬼なら、その投票した誰かが、あたしたちの知らない、ジリヤちゃんの怪しいところを見つけたのかもしれない。
[これが元々の理由。 それ以外にも、考えればまだ出てくる。]
ジリヤちゃんが人間ならもっと、投票した誰かは、その理由を言わないといけない、はずよ。 雪鬼が、自分以外ならだれだっていいって、適当な書き方をしたのかもしれないんだわ。
[その人物はきっと、安全な位置にいると思っている人だ。 つまり、]
(150) 2015/05/30(Sat) 22時半頃
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メルヤちゃんじゃないそのひとの話を、聞かなくちゃ。
[ヨアヒムに投票しなくても、自分や、もしいるなら仲間が安全だと思っている、はず。 投票についうっかりや間違いはないのだから。]
そういう意味だと、…… メルヤちゃんは、雪鬼の可能性は、あまり考えられない……わ。
[そうなのだろうか。 自分の思考に自信が持てないけれど、裏付けは何もない。
アランがいてくれた安心感が、ひどく恋しい。]
(151) 2015/05/30(Sat) 22時半頃
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…ま。確かに優先順位としちゃ、アランが一番だよな。 譬え護られてる可能性が高くたって、雪鬼に取って見えてる脅威で…一番の脅威だ。
…少し軽率だったか。
(152) 2015/05/30(Sat) 22時半頃
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ジリヤちゃん。
[>>147苦悩を覗かせる少女に、硬い声を続ける。]
雪鬼は、村のひとの皮をかぶった、化け物なのよ。 そのひとはもう、いなくなってるんだわ。
[そう思わなければ、殺すなんて考えたら、狂ってしまう。*]
(153) 2015/05/30(Sat) 22時半頃
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…皆の話を聞いてった印象。言っていいか。
[皆を見渡して、言う。夜も更けて来た。…時間がない]
(154) 2015/05/30(Sat) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 22時半頃
メルヤは、ジリヤに話の続きを促した。
2015/05/30(Sat) 22時半頃
メルヤは、ジリヤに話の続きを促した。
2015/05/30(Sat) 23時頃
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[この人もわたしを疑っていたのだ。わたしもドロテアさんを疑っていたのに、敵意を向けそうになる。きっと、鋭い。何処か、傷ついた瞳で見たのは一瞬。>>150 ドロテアが出した可能性にはっとする。ヨアヒムは人間だった。つまり、雪鬼が複数潜んでいるならば。村人の中に雪鬼が居るのだ。]
…そうですね。 それからメルヤが雪鬼だという可能性は低いですね。
(155) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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シメオンは情報量に混乱してる様子が人間っぽかった。 雪鬼は、俺らより自分らの事を知ってる分、情報では優位にいる。 霊能者の扱いについて悩む感じもな… どんどん手がかりにならないかと考えを見せてくれるのがありがてえ。…雪鬼だったら一番厄介かもな。
メルヤちゃんは、感情面を冷静に見極めようとしていると感じたな。 冷静だから論理的かと考えたが、直感で先生を信じたいっつったり、エモーショナルなトコを重視してるって感じだ。 能力者の名乗り出について慎重なのは昨日からそうだった。 それにしては小母ちゃんへのさっきの問いかけは迂闊に見えたが…
[確かに、気になる反応だったとは思うが…処刑されたものへの反応として見ると、真意をはかりかねた>>80]
(156) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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解らんな。 ただ……、雪鬼がその人の記憶を持ったまま成り代わっているとするならば、 仲の良い者たちの情に訴えるだろうし、
逆に……仲良し同士が揃って雪鬼に成っていたら、二人まとめて疑われないように今までより余所余所しくなっていたりするかもしれない。
そんな風に見える奴は、なんとなく居るが…… 単なる勘くらいの意味しかないなぁ。
(157) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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[投票の結果、名をあげられた人物は三名だった。 雪鬼疑惑のかけられ、ケツを焼かれたヨアヒムに五人。 あとは教会で身を置いているというメルヤに三人。…幼馴染のジリヤに二人。
この意味をどう捉えるのか。 眉間に皺を寄せていた時だった。 ヴェスパタインの言葉>>148に唸る。]
そう、だけどさ、先生。 アラン兄の力が雪鬼にとって脅威だとしても、その分リスクだってあるんじゃないかっていう話。
……目先のことに囚われている可能性は、分かってる。 でも後々この情報も何処かに活かせるんじゃないか。
[ため息を吐けば肩を落として、リーの言葉>>154には促すよう視線を向ければ語られただろうか>>156]
(158) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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ジリヤ… 誰かを信じたい、って気持ちは、まぁ解る。 メルヤちゃんとは対照的に、能力者に名乗り出て欲しいと言ったり、状況を解りやすくしようとしてるように見えた。 だが、オスカーの言うように炙り出しと見えなくもない…んだよな。
ケイトは…さっき俺のとこに話しに来た事の内容から、雪鬼を見つけようとしてるのを感じた。 小さな手がかりでも掘り下げようとしている…つーか。 疑い先ばらまくンなら皆の前で話せばいい事だしな。
先生については…小母ちゃんのことがあるからな。 勿論そんだけで容疑から外れるわけじゃないが…自分でそれを指摘する、つーのは…大胆だな、と思ったよ。 その事だけじゃ、何とも言えねえけど。
(159) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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オスカーと小母ちゃんについては信じていいと思ってる。
…そんぐらいかな。 出来るだけフラットに見ようと努力したし、今日はもう躊躇うつもりも…迷いもねえ。
雪鬼の奴を殺せりゃあ、充分だ。 成り代わってるそいつをな。
(160) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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[直ぐには返事が出来なかった。喉が焼ける様にひりついていた。>>153]
そうですか。私には…、 あんなにも優しかった村人が… 雪鬼よりも恐ろしく見えるわ。*
[目の前には、今夜殺す誰かを決める為に話し合いをしている人々。例え、大切な人を護る為でも――…その為に罵り合い、疑心暗鬼に陥る、人々の姿は。見えない雪鬼より恐ろしく見えて。 それは…、私もおなじ。]
(161) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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それは…確かに、せんせいの言う通りね。 ドロテアさんの件で私の疑いが晴れるとは思わない。 そもそも雪鬼が何人居るのかすら分からないんだもの、守護者が誰なのか知っていた人の中に雪鬼がいたなら、守護する先を予想していた可能性もある、筈よね。
[眉根を寄せ、宙空を見つめ頭を回す。 なら結局、疑わしいのは誰だ。 いや、本当に『疑わしい者』が雪鬼なのか? そもそも、憑かれた者が記憶も立ち振る舞いもそのままならば、疑わしい者などそうそう出るはずが無いのではないか。]
…分からない。 どんなに知識があったって、分からないわ。みんな、村の人たちで。友達で。メルヤ…さん?だって、人間にしか見えない。 私、このまま何も出来ないまま、殺されるの…?
[手の震えを隠すようにこめかみを強く押さえる。 無力感をなんとか噛み殺して、リー>>156や師弟>>157>>158の話に耳を傾けた。 能力者が狙われるかもしれない、とはいえ、今夜自分が殺されない可能性が無いなんて、言い切れるものじゃないのだ。 小さな手掛かりも、見落とさないように。]
(162) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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[私は、無力な人間だ。大事なわたしを護る事すら出来ない。 恐ろしい村人達にわたしに手を掛けられたくはない。 ならば―。せめて、最期も私の手で護り切ろう。懐に忍ばせている銀のナイフを私の首へと立てて。あの子の命を終わらせよう。**]
(163) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 23時頃
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[リーの言葉>>156>>159>>160に黙って耳を傾ける。 どう、反応を返せば良いのか分からなかった。]
単なる勘だって要素だ。 先生、教えてほしい。
[結局、曖昧に頷くしか出来ずに止まるヴェスパタインの言葉>>157を促そうと。]
(164) 2015/05/30(Sat) 23時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/30(Sat) 23時頃
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[皆、何故こんなに冷静に話をしているのだろう。 否、きっと皆どこか狂ってる。 殺す事が当たり前なんて、そんなの狂ってる。]
…これが、きっと雪鬼の恐ろしさなんだ。
[雪鬼に殺される恐怖だけじゃなく。 人間同士で殺し合う恐ろしさ。 疑心暗鬼を生み、増幅させる恐ろしさこそが最大の敵なのかもしれない。]
(165) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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[空になったカップを手の中で遊ばせる。 考えれば考えるほど、頭が煮えていく感覚。 少し席を立とうとした時、シメオンの評を聞く>>98]
先生――?
[ああ。と長髪の男性のことを指していることに気付き 本質という言葉に少しだけ困ったように眉を下げた]
私は本質を見抜けるほど、 良い目も耳もしていないとは思うんです。 前提として"今まで極めて善良であった人"も 雪鬼に憑かれるのだから―――
(166) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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私がヨアヒムさんが人間らしいと言ったのは、彼の性格ゆえだった。今考えれば、雪鬼でも人間でもありえたんです。 或いは、それで皆さんが私を雪鬼じゃないだろうと思うのも、少し見当違いな気がしています。
[数少ない結果論だけで物事を測ってはいけない]
私は自分が雪鬼でないとわかっていますけど、同じことを誰かがしていたら、その人を――本当に信じられるかはわかりません。
(167) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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[ドロテアの頷きは少し曖昧な気がした。>>101昨日のヨアヒムのことを思えば最もか。嘘までついて、ただただ生きようとした彼。ドロシーの言葉に、ヴェスパタインという名前をようやく知る。]
……はい。リーのことはいいと思っています。 アランさんを信じたいですからね。
ただ、迂闊だったとは思うんです。アランさんも。 ……。 もしこの先で、誰かが人を見るものだと 名乗るのなら。敢えて黙っているメリットがある、だからその可能性も私は考えます。
(168) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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べ……ヴェスパ、タインさん。
[舌を噛みそうな名前。実際どもった自分に苦笑]
率先して行動を起こす姿が、注目を引きすぎているように感じるんです。雪鬼はもっともっとこう、……じめっとしてそう。
[抽象的な表現ではあるが。]
(169) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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―――って、え
[人間だった。死んだ人の霊を。>>102 ドロテアの告白には、静かに頷いた。]
……そう、です、か。
[なんとなく――ヨアヒムを私刑に処した後のドロテアが一人零した謝罪の時に、そんな気がしたこと。しかしそれを追求してしまったことに、後悔の念があった。]
……ドロテアさんは雪鬼でなければ、そうなんじゃないかって [他にそれらしい人もいない、だから、予想はしていた。]
ごめんなさい。あの時――誰かに謝罪ができるのは、"知っているもの"ではないかとそう思ったんです。ただ敬虔な信徒であるドロテアさんが罪を犯したことに対する懺悔だとも思って、少しぐるぐるしてました。 それでつい聞いてしまったのは……なるべく誤魔化そうとは、したんですが……。
(170) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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―少し前―
[ジリヤからかけられる声。>>112 一晩中なんて聞いて、少し曖昧に笑った。]
ありがとう、ジリヤさん。 信じて――いえ、そういう言葉はふさわしくないかもしれないけれど、雪鬼らしくないと思ってくれるのは安心します。
[厭味を言ったつもりではなかったけれど、どこかでジリヤを傷ついていたのかもしれない。だけどそれを乗り越えたような微笑みに、弱く笑みを返す]
(171) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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|
はい。今はジリヤさんも、 "感情的でなく"、考えているのがわかります。
―――ヨアヒム、さんは、
[そうだったらいい、と、弱く頷く。結果は知らない今、彼女の願うような思いはその通りであればいいと思ったが、しかし結果は――ドロテアの言った通りとなる。]
(172) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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|
―ドロテアの告白後―
[ヨアヒムがにんげんと分かった今、ふと]
ヨアヒムさんが狂った人間だったとしたら…… お手洗いで見た、なんて狂言も、ありうるのかもしれない。 私はあの日、部屋を出ていません。そう言って信じられる人はいないと思いますが……何故、人間であるのに、嘘をついたのかがわからない。
[生き汚かっただけか。 本当にそれだけなのだろうか――?]
(173) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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[そして最後のジリヤの言葉には>>124]
……そうですね、私は。 死んでもおかしくないって思ってます。
余所者だからという視点が、なくなっても 雪鬼でないという潔白は自分自身が断言できても。 ――…罪人なんです、私は。
だからこれ以上、罪を犯して欲しくない。 皆さんにです。 私みたいに、穢れないで欲しい。
感情を、押し込めて、それで私は 冷静に状況を見て、 雪鬼の被害や私刑から免れたいと ……生き汚いだけです。 *
(174) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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[────そして。]
………ジリヤ。
[かつて程ない重さで名を呼ぶ。 彼女は応えてくれただろうか。
素っ気のない挨拶を思い出せば、視線を逸らしそうになる。 足指に力を入れて、食いしばった。]
…さっき、何処かで。 「ヨアヒムさんを雪鬼だって思ってる」って言ってた…よな。
でも、ドロテアさんを信じるなら、ヨアヒムさんは人間ってことになる。なら、ジリヤは………、
[言葉を飲み込む。 代わりに、]
(175) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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………約束。 [ 扉越しではない。触れられる距離だ。 昨日扉越しから聞こえた嗚咽。 聞いてしまったから、自分にはジリヤの行動は「強がり」に思えてしまう。]
まもるよ。
[それは何か。 口にはしない。 伝え終われば一方的に議論へと身を翻す。]*
(176) 2015/05/30(Sat) 23時半頃
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あぁ、なんと言えばいいのかな……。
オスカーへの詰め寄り方はハッキリしてたけど、自分への疑いの心当たりに関しては、急にふわっと曖昧になったよね、ジリヤちゃん。 なんか…村人が雪鬼より恐ろしいって。
明確な敵を作らず、でも疑惑の火種はなるべく消さない…。
だってさ、誰が雪鬼か分からないんだろ? ジリヤちゃんに票を入れたのは、雪鬼になって心変わりしたせいかもしれないのだし。
村人の方が恐ろしい…か。 [みんなで選んで殺す。 けど、そうするしかないと決めたのは自分。手を汚したのは、自分。
新たな投票用紙を作りながら、心の迷いを押し込めた。]
(177) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/31(Sun) 00時頃
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なに、貴方は私達の話しを盗み聞きしていたの? だって、投票は無記名なのよ。貴方が決めたんじゃないの。分かろうにも分からないでしょう。疑う理由にはならないわ。
だったら、言うわ。 今、私はメルヤを疑っていない。ドロテアさんの話しの通り、わたしに投票したのがメルヤなら…。投票は悠長過ぎるのよ。
それに、さっき言ったように、 メルヤは信じられる人を積極的に見つけにいこうとしてるのよ。
(178) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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それじゃあ、疑うのは怪しいのは誰か。 話し合いに参加せず、自分から疑いにもいかない人だと思うわ。そしたら、疑いの目がいかないものね? ヴェスパタイン。
(179) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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…ケイト。
(180) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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ねえ、貴女もこちら(話し合い)にいらっしゃいな。貴方は誰も疑いたくないと言うけれども、
投票、するのでしょう?疑い先は、誰…?
(181) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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[やがて、吐息を一つ。 リーへ顔を向けるが、声は全体に向けて。]
誰に投票したか、全員、明らかにした方がいい、と思うわ。 投票する理由はきっと、すごく大事、だし…… あたしの見るものは……その先にしか、生かせない、でしょう。
[疑心暗鬼の中、悪化させる可能性はある。 だが、]
雪鬼はきっと、一匹じゃ、ない。 それに……雪鬼は、雪鬼に投票することは、ないでしょうし。
[結果を見ることは、できないかもしれないけれど。 自分のケツのために、他人のケツを差し出すなど、ありえない。]
(182) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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[困惑に寄る眉>>166 初めて落ち着いた少女が少し人間味を帯びて見えた。]
………確かに、性格なんて…、今までの過去や記憶なんて、雪鬼に憑かれた人には関係ないのかもしれない。
でも、雪鬼は自分に不利な展開は望まないと思う。 猜疑心に捉えるためなら、記憶を奪っていくらでも展開を描ける筈だ。
…だからその時、昔からここにいる人間と、最近訪れたメルヤだと視点は異なる。 勿論、メルヤのことも信じきれない。…まだよくメルヤを知らないから。
でも異なる視点は強みだ。 だから、…思ったことを伝えて欲しい。
雪鬼に有利なことを言わせないような展開を、こっちが作り出せるように。*
(183) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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そうだね、疑われてない雪鬼なら……目立たず流れに任せるのが一番隠れやすいかもしれない。
[そんな風に隠れているのは誰だろう。視線をぐるりと巡らせて]
いまのジリヤちゃんは必死過ぎて……正直俺の見かけてたあの子と同じとは見えないんだけど……。
まぁ、女の子だし。ケツ焼かれて死にたくはないよね。…必死になるのは仕方ない。そこはわかるよ。
(184) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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[こんな時も冗談を言うヴェスパタインにくすりと笑う。>>184]
貴方だって私を雪鬼にしたくて仕方ない様に見えるわよ。 そうかしら…。
同じ女の子に見えない…? そう。それは、貴方が「わたし」の事を知らないだけよ。*
(185) 2015/05/31(Sun) 00時頃
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[無事にわたしは菫色のワンピースを渡せたみたいだった。 幾夜も眠れぬ夜を過して一針一針心を込めて縫っていった。白い布が菫色に変わるまで、どれだけの時間を費やしたのか知っている。 あの子は手紙に書いていて教えてくれたから。優しい、ケイト。大好きなお友達。 ケイトが喜んでくれるなら…、報告するジリヤは何時だって嬉しげで。]
(186) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[新たな投票用紙。 今度は誰を、書けばいい。 ジリヤに少し視線を向けたけれど、彼女は昨日とは違う。 ヴェスパタインの評も聞こえたが>>184 その必死さ、いや、真摯さが心変わりさせて――]
……。
[時間は迫る。 ときはめぐる。 状況的に怪しい人物などいない。 誰も彼もが疑わしい中。 ペン先は震える。]
(187) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[――"不利な展開は望まない">>183]
……え、
[シメオンの言葉に僅かに手が震えた。 考えていたことが、からりと音を立てて すこしだけ壊れた。]
……時間がないのに、ごめんなさい。 ジリヤさん、あなたは。
自分へ投票した人を気にしていたんですか?
[盗み聞きかは知らないが、ヴェスパタインが公に告げた言葉を頭の中で繰り返し>>177]
……なぜ? 同じ村人に疑われたことが、怖かったんです? それとも、―――
[ 雪鬼、だから ?]
(188) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[真っ白な投票用紙。 誰の名前を書く。 ちらり、ちらり、と各自の顔を見る。
誰も彼もが疑わしく。 誰も彼もが人間のようで。 雪鬼なんてどこにいるのか、分からない。
震える手でペンを持ち。 カリ、とペン先が紙を引っ掻きながらインクを滲ませる。
そこに記された名前は―――――――**]
(189) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[リー>>159やヴェスパタイン>>177の話に、徐々に胃のあたりが重くなる。 心臓が凍りつきそうだ。 リーの発言が自分への疑いでは無かった事に安堵はするけれど。ヴェスパタインの発言>>177の矛先がまるで──。]
まっ…待って、せんせい、 それじゃまるで────
[ジリヤを疑ってるみたいに。 言い掛けて、──そのジリヤの声が。>>180>>181]
(190) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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────…ジリヤ。
(191) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[冷え冷えとした、声。 心臓を掴まれた気分になる。疑われている、のか。これが。そういうこと、なのか。]
そう…そう。
[視線を伏せる。 こんな事が起こるんじゃないかって、全く考えなかった訳じゃない。 けれど、予想をするのと現実に起こるのは、余りにも違う。]
私、誰も疑いたくないなんて、言ってないわ。
[誰をも信じられないから、すべての可能性を疑うしか無い。そう言ったのは、確かに自分だ。>>46
顔を上げて、強い視線でジリヤを見返す。]
誰をも信じられないから、探してるのよ。信じられる要素と、疑える要素を。 私は強くも優しくも無いから、事実だけを拾い集めるしかないの。 いちばん、信じられる要素が無い人の。いちばん、疑う要素がある人の。名前を書くしか、出来ないのよ。──でも、
(192) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[菫色の瞳の、鋭さが和らいだ。 震えた唇がすこしだけ、ほんの少しだけ、弧を引く。]
あなたには入れないわ。
[はっきりと、告げる。 周囲の反応も、音も、なにも聞こえていなかった。自分で握った自分の手の、温度だけが頼りだった。]
(193) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[時間は刻々と減っていく。 問の答えはどうなったか。
白紙を見て、]
……オスカーくん。
[名前を記す前に、甥のところへ。]
いい? あたしが出てきたのは、あたしの意志。 リーくんが戦うことを決めたのも、リーくんの、決意。
あなたのせいじゃないわ。 自分を責めちゃ、だめよ。
[守れるのは一人。 誰かがこぼれ落ちるのは、悲しいけれど、必然。]
(194) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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大丈夫よ。
[手を伸ばし、抱きしめようと。
どうか、雪鬼にこの子のケツが苛まれることがないよう。 長年祈り続けた神へ、祈りを重ねる。
身体の震えが甥に見つからないよう、必死で耐えた。]
(195) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[それから、紙に記す名前はひとつ。
罪悪感を振り切るよう、紙から手を離した。**]
(196) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[ワンピースの贈り物をケイトは喜んでくれて。>>144 わたしは眩しそうにケイトを見つめた。迷惑だと思われないかな、って不安だって気持ちは消えて。ケイトの微笑みを見て、ああ、良かったって安堵して。わたしも、微笑み返したの。 けど、後悔してた。今も後悔の念は形を変え続けて心臓の奥底で眠っている。]
(197) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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たとえば、それで、疑われても。 この先、私が、みんなに殺される事になっても。 ────たとえば、あなたが──私を殺すとしても。 あなたにだけは、投票しないわ。ジリヤ。
[言い放って、大きな歩幅で投票用紙を準備するヴェスパタインに近付く。>>177 握り締めるように拾い上げた一枚に、彼の目の前で一つの名前を結んだ。]
投票。私は今夜、『処刑される予定にはなりそうもない人』に入れる。 ごめんなさい。 これが逃げだって、分かってる。 だけど、こればっかりは、無理なの。 万が一『そう』だとしても、ぜったいにぜったいに、無理なのよ。 ジリヤを信じてるからじゃ、ないわ。
[手元の投票用紙を、ぽとり、と。 最早懐かしい叔父の帽子の中へ、落とし込む。]
(198) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
|
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[あの時の様に。>>-145 赤くなった目元にそっと触れて、冷たい指先が熱い頬を優しく撫でて、「大丈夫?」と囁いた時のように。「ねえ、見えないところで泣かないで。でないと、ケイトの涙を拭えないよ。」]
(199) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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信じたい、からよ。
[ごめんなさい。 もう一度、震える声で言って、ケイトの足は議論のテーブルから遠去かり、二階へと消えた。]*
(200) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[もし、彼女が声に応えて私の元へ来てくれれば。]
(201) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[確信はない。
それでも、自分で見て来たものを、信じる。 そして、より、疑わしいと……信じる事が難しい者を…
切り、捨てる
投票用紙に名を記す。
ドロテアの言葉>>182を受けて]
…俺は、ジリヤに投票する。 確信なんざねえ。本当の昔馴染みを殺す事になるかも知れねえ。 …でも、もう後戻りは出来ねえんだ。
(202) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[その身体を抱きしめて囁いただろう。] [二階へあがってしまった、彼女を追いかけるように叫ぶ>>200。]
(203) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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……ケイトちゃん。 本当にそれでいいの?
[友の為に、あえて無効票を入れると宣言した少女の、眼鏡の奥をジッと見る]
ジリヤの命と君の……いや、他の村人全員の命を天秤にかけて、
それでも君は、それを選ぶのかい? たとえ皆殺しにされても、友情を通す方が、大事?
(204) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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…ケイト。わたし、あなたのことが大好きだったわ。
(205) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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理由は…さっき言った印象以上の理由はねえ。 比較して、一番そうじゃねえかと思った。そんだけだ。
…謝らねえからな、俺は。 謝ってたから……そんなどうしようもない俺がいたから、 アランは死んだんだ。
(206) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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大好きな友人だと思ってた。
なのに、どうして。 私が約束を楽しみにしていた事を知っていたのに――。会ったりしてたの?
(207) 2015/05/31(Sun) 00時半頃
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ヴェスパタインは、二階へ駆けていく背中を、視線だけで見送った。
2015/05/31(Sun) 00時半頃
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[自分が泣いていたから。 オスカーは自分を護った。
だから、アランは死んだ。
こんなろくでなしの命と引き換えに。]
(208) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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[愛の告白というには…、悲鳴に近いそれ。 それを聞いてケイトは足を止めただろうか。
もし、足を止めたなら。]
(209) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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[無効票を宣言するケイト。>>198]
……っ。
[それは、逃げだと思った。 逃げてはいけない、今この場で彼女は 戦うことを投げ捨てたそんな背中に見えた。
―――わからない。
ケイトとジリヤが仲が良いこと自体知らなかったのだ。 彼女の心情がわからないまま。 話せる機会があれば、それを望むしかないのだろう。
すこしだけ唇を噛んで、震える手で名前を記し 折りたたんで投票箱代わりの帽子に、歩み寄り 投じる**]
(210) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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[私は追いついて、その細い手首を掴んで。甘い亜麻色の髪に鼻先を埋める様に耳元で囁くの。]
嫌い。嫌いよ、ケイト。
[甘く、歌う。祈れはしない。呪う、ように。]
(211) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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(――わたしの、*嘘つき*)
(212) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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[ 一連の流れに双眸を眇めていた。 それは別れを惜しむようにも、何かに耐えるようにも、…はたまたつまらないものを見るような眼差しにも見えたかもしれない。
ヴェスパタインとジリヤのやり取りに、平然と割り込むことのできるケイト。 彼女のある意味の潔さ>>198に割る口などなくなってしまう。]
………変わらないものなんてない。 [追いかけるよう声をかける姿>>203を尻目に一枚紙を取り出せば、筆を進ませる。 ミミズ腫れのように拙く揺れた筆跡で綴るのは、たった一人。]
(213) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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───……アニス。
[慈愛を以ってして。]
(214) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/31(Sun) 01時頃
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ジリヤに入れる。
………『道を踏み外さないように。』 そういう約束だっただろう?
[ 手向けの花を一枚、帽子の中に潜ませた。*]**
(215) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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[あの二人が互いに……なんて、まるでお涙頂戴もののキネマの脚本のよう。
そう思ってしまったのは、都合のいい妄想だ。
けれど……。]
あの二人が両方そうだとしたら、あまりに出来過ぎた悲劇だな。
[追いかけた方の名を書き、帽子の中へ。]
(216) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/31(Sun) 01時頃
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[開票のときが近い。 歩み寄る先はオスカーのそば。]
……
[ゆるり伸ばした手は少年に届くだろうか。 やわらかく髪を撫でる。 孤児院で弟にしたように、慈しむように。]
―――…
[よわい、よわい。ほほえみをうかべて それ以上、少年に触れることはしなかった*]
(217) 2015/05/31(Sun) 01時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/31(Sun) 01時頃
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