79 This is a MURDER GAME
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、守護者が1人、賞金稼が1人、病人が1人、狂人が2人、首無騎士が1人、人狼が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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─── リーーーン ゴーーーーーン
時計台の鐘が、高らかに鳴り響く。
と同時、君達の頭の中に、悪魔の声が聞こえてくる。
(#0) 2012/02/10(Fri) 01時頃
「さぁ、ゲームの時間だ!!」
殺し合え、存分に。
天国へ行くために。
しかし、はたして。
その言葉が真実なのか否か。
おそらく、知るものは、いない。
(#1) 2012/02/10(Fri) 01時頃
「ああ、そうそう。
この中に、一人、臆病者が混ざりやがった。
サイモンって名前の、貧相な男だ。
あいつは、この期に及んで、殺し合いはイヤだとかぬかしはじめやがった。
興を削ぐクソ野郎は、見つけたら、真っ先に殺してやろうじゃないか。なぁ?」
(#2) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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―2階病室前廊下→処置室―
[病室を出ると、すぐ近くに処置室を見付けた]
……処置室、鋏とか置いてあるかな。
[手に持った棒だけでは、なんとなく心許ない。中に入るとベッドが備品の入った棚に囲まれていた]
…………よいしょっと。
[備品の中から鋏ひとつ、そして傷口を止める為の細い糸一巻きをポケットに詰め込んだ。糸はもちろん、止血の為ではない。肉を切断するのに使えそうだとおもったから。]
もっと何かごついのないかな。……バットみたいなのとか。
[ちまちま刺すのは性に合わない、と不満そうに吐き捨てる。メスや点滴用の針のように小さな得物には興味を示さず。 そこの扉を出ようとした、その時]
─── リーーーン ゴーーーーーン
[二つの声≠ェ、鳴り響いた]
(1) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 01時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 01時半頃
アイリスは、声に誘われるように歩きだした**
2012/02/10(Fri) 01時半頃
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[ ─── リーーーン ゴーーーーーン ]
[鐘の音を聞き、街路樹から身を離す。]
天国、テンゴク。 天国って、一体どんなところなのかしらねー。
[楽しげに笑いながら、歩き出す。 早くこの手に、肉を切るあの感触を。 この耳に、天を劈くような悲鳴を。
はやく。]
(2) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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ベッキーは、表通りを彷徨い歩いている**
2012/02/10(Fri) 01時半頃
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― 裏通り ―
『さぁ、ゲームの時間だぜ』
[辺りに鐘の音が鳴り響く。同時に、耳元でヤツが囁きかけた。ああ、これがゴングってわけかい。
殺し合え。その言葉に、不思議と嫌悪感はない。 きっと、俺は今までも、誰かを殺してきたんだろう。
なぜか、そんな気がする。]
(3) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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―植木屋の裏庭―
[鐘の音が、響く。 鉈を持つ左手をだらりと下げたまま、唇を薄く開いた間抜けな表情で悪魔の声を聞く]
天国……、あぁ、そういうゲームだっけ。
[勝者に与えられる特典としてチラつかされたもの。 笑み浮かべようと口の端を引き攣らせても、半端にしかならずに]
別に、いらない、なぁ。天国とか、つまらなさそう。
[そっと吐き出す声。
善良なる羊ばかりが群れる楽園。そこは「理想郷」。 昔どこかで聞いたような、その通りの場所が天国ならば]
きっと僕を震わせるものは其処に無い。
[そんなところに閉じ込められるくらいなら、いっそ]
(4) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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……んっ、 ふふ、 ふふふふ、
[鼻にかかった笑い声。 体が笑みに合わせて揺れれば、よく磨かれた鉈も*鈍く光った*]
(5) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 03時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 03時頃
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―病院1階 待合室―
[悪魔がゲームの開始を告げる]
[時計塔の鐘が鳴る]
[誰だって殺せると思った]
[ゲームの終了条件など知りはしない。だけど簡単だ]
[みな殺しにすれば良い]
[空いた窓の隙間から風が差しこみ、白衣が靡いた]
(6) 2012/02/10(Fri) 07時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 07時半頃
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─── リーーーン ゴーーーーーン
[響く鐘の音。 それは聞きなれた教会のものより若干重い音がした]
嗚呼、主よ…… 震え怯える憐れな子羊がいらっしゃるのですね。 哀しいですわ。嘆かわしいですわ。 でも大丈夫。 必ず、主の救いの手が差し伸べられることでしょう。 迷い子に安息を……
[女は慈悲深く微笑む。祈りを捧げながら**]
(7) 2012/02/10(Fri) 08時頃
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― 表通り ―
[表通りを歩いていると、何処からか、人が出てきたのに気が付いた。]
みーつけたーっ♪
[嬉々として駆け寄る。 それが男か女か、自分より強そうか弱そうか。 そんなこと、一切考えぬままに**]
(8) 2012/02/10(Fri) 09時頃
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― 目抜き通り ―
『みーつけたーっ』
[表通りに出た途端、後ろから女の声がした。反射的にホルダの理容鋏に左手を掛け、身構えつつ振り返った。
金髪の若い女。こいつも、『ゲーム』とやらの参加者だろうか。 しかし、その表情は、声は、おかしな程に明るく]
…誰だ、お前。
[思わず片目を眇め、問う。
『ゲーム』を遂行しようとする者であるなら、答えが返ってくる気はあまりしなかったが。
左手は鋏を抜いて、握り締めた。**]
(9) 2012/02/10(Fri) 12時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 12時頃
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[カメラ屋の店頭で双眼鏡を失敬し、そのまま二階へずかずかと勝手に上がりこんだ。
窓枠に腰をかけ高みの見物と洒落こめば、金髪の美人さんとハサミを持った男の姿。]
へーぇ? どう出るのかなぁ?
[旗竿を片手に下げたまま、のんきに様子を窺っている。]
(10) 2012/02/10(Fri) 14時頃
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嗚呼、この世は苦しみに満ち溢れてますわ。 悲しみが、憎しみが満ち溢れていますわ。 けれど大丈夫、ご安心くださいませ。 主はきちんと見ておられます。 平等に、私達を愛して下さるのです。
[胸元に手を組んだまま女は静かに街を歩く。 何も持たぬ両手、ゆっくりとした足取り。 慈愛に溢れた表情は、あるいは聖母のようだと評する者もいるかもしれない]
大丈夫ですわ。 祈れば、神様が救って下さいます。 痛いのも、寒いのも、貧しいのも…… 全てがなくなるのですわ。
(11) 2012/02/10(Fri) 20時半頃
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―病院―
[待合室の椅子に腰かけつつ、天井を緩く睨む]
…物音がしたな。最初はアイツからやるか。
[この建物内に誰かがいることは間違いないだろう。 誰だって構わなかった。 其れがゲームの参加者だとしても、そうでないとしても。 殺してしまえば同じこと]
(12) 2012/02/10(Fri) 21時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 21時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 21時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 21時頃
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[初めは飢えて痩せこけた路地裏の子供。 まるで骨と皮だけのようで、少年か少女か分からなかった。 その細い首に指をかけ力を篭めた。 細すぎた骨は女の力でもあっさりと折れた]
[そして女は悟る。 真の平等を。 真の救いを。 己に課せられた神の使命を]
[孤児を殺した。 神父を殺した。 初めて大人の男を殺害したときは、少し手間取った。 だから女は模索した。 効率のいい「救い」の与え方を。 絞殺刺殺撲殺焼殺溺殺圧殺etc... あらゆる方法を試した。実行した。 気付けば屍の山が築かれていた。 それは女がついぞ捕まり、その命潰えるまで続いた]
(13) 2012/02/10(Fri) 21時頃
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―病院二階・廊下― [ふらふらと。覚束ない足取りで廊下を進んでゆく。歩く度に、ぎぃ、と金属の棒と、床とが擦れる音が響く。 そんなことはもうどうでも良かった]
もう、静かにするの、疲れた。
[ここには騒いで怒るような管理者たちはいない。自由に歩き回ることができる。ただ――]
……けほ、
[口の中から赤い塊が零れ落ちる]
痛いの、消えないんだね。
[むしろそれは、増しているといっても過言ではなかった]
――まあ、いいや。どうせころしたら終わるんだもの。
[ふふん、と微笑みながら、病院の階段を一階へと降りていく]
(14) 2012/02/10(Fri) 21時頃
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─本屋─
[鐘が鳴り、耳障りな声が鼓膜を震わした。]
ゲームの時間、ね。 真っ先にお前がいなくなればいいのに、そうはいかないんだろうな。
[さて、どうしたものか。 このままここに居座るか、商店街をブラつこうか。
考えながら足元の大きなシャベルに視線を落とす。]
これだけじゃあ、心許ないな。
(15) 2012/02/10(Fri) 21時頃
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―病院―
[音が近づいてきた]
―――…。
[ゆっくりと立ち上がり、 腰かけていた椅子の背もたれに指先を掛ける。 緑色の瞳は真っ直ぐに、相手がやって来る方を見つめていた。 白衣を羽織る姿は、一見すれば柄の悪い医者風情]
(16) 2012/02/10(Fri) 21時半頃
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―病院一階・待合室― [階段を下りた先の待合室。そこに、ひとりの人間がこちらを向いて立っていた。 白衣を纏った風体は医者、なのだろうか。――待ち伏せされた、などとは考えない]
ふうん、お医者さんが人殺しか。……まあ、たいていは良いお医者さんだけど、そういう奴もいるよね。
――ただ人を切り刻むのが好きな奴とか、ね。
[だが、こっちを見据える深い緑に染まった両の瞳は、医者というより、歴戦の戦士のような鋭さを感じた]
(17) 2012/02/10(Fri) 21時半頃
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……ンだよ、餓鬼か。
[姿を現したのは一人の女性。何処か幼さも感じさせる風貌に、 思わず口元に浮かべたのは馬鹿にしたような笑み]
切り刻んでやろうか。 それとも殴りつけてやろうか。
最期の望みくらい聞いてやっても良いぜ?
[自分が負けるなんてこと、考えてもいない風に。 視線だけは相手から逸らすことは無い]
(18) 2012/02/10(Fri) 22時頃
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ふん、餓鬼とは失礼ね。
ま、餓えている鬼っていうのはあながち間違ってないのかも。
[だが、その口調は怒りに支配されているのではない。どことなく、愉快なもの]
ふふん、残念だけどそのどれも求めていないのよ、私は。
そうそう、一つ聞きたいんだけど――。
[くい、と唇を歪めて微笑む]
――あなた、幸せ?
(19) 2012/02/10(Fri) 22時頃
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気味の悪い奴。
[この状況に置かれても、 相手は怯えるどころはむしろ愉しそうに微笑んでいる。 なるほど、どうやら概ね"同類"らしい。 このゲームに招かれた参加者というのは、つまり、]
そーだな。 さしあたり御前を殺せりゃ、幸せだよ。
[椅子を手に持ったまま、ゆっくりと相手に近づいて行く]
皆殺しに出来れば、最高だね。
(20) 2012/02/10(Fri) 22時頃
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―裏通り―
[植木屋の裏庭から裏通りへと出る。 人が擦れ違うので精いっぱいの道幅。首を巡らし、辺りを窺う]
……もう、みんな始めちゃってるのかな。 あんまり派手な音は聞こえてこないけど。
[舌で小さく唇を舐める]
まずは「サイモン」から殺せばいいんだっけ?
[どこにいるのかなぁ、と。 口調は楽しげに、鬼ごっこで遊ぶ子供のそれ]
(21) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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んふふ、そうなの……。幸せ、なんだね。
[その事象が今か未来かは関係ない。ただそれを潰せれば良い]
……けほ。
[痛みと共に血を吐いて、口元を拭う。ぎらぎらとした殺意を向けられてこそ、女性の欲望は燃え上がる]
……じゃあ、私の望みは決まった。
――あなたを、殺すこと――!
[そう言い放つと、一気に距離を詰めて、棒を男性の脳天目がけて振り下ろそうとした]
(22) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 22時半頃
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―商店街― [シャベルを右肩に担ぐようにしてブラブラと歩く。 なんとはなしに黒いパンツのポケットに左手を突っ込むと、ソフトパックの煙草とライターに触れた。]
あぁ、これのせいか。
[考え事をする時には、無意識に煙草に手がのびる。 自分にはそういう癖があった。 何も思い浮かばないのはそのせいだ、とでも言いたげに左手の中の煙草を見下ろした。
少し潰れ、曲がった煙草を口にくわえて火を点ける。 ふぅーっ、と直線的に煙を吐き出して目の前の看板を見上げた。]
――写真館。
[煙草1本吸う間ぼんやりと看板を眺めた後、吸い残しをポイと投げ捨てて革靴で踏み躙る。]
無いより、マシ…かなぁ。
[そう呟いて、写真館の中へと入って行った。]
(23) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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っ!
[血を吐いた女は、脆弱な"鴨"に見えた。 ところがどうだろう、一気に距離を詰める身のこなしは、 か弱い病人からは程遠い]
はは、ふざけてんじゃねえ。
[口元の弧を深くして、 棒を吹き飛ばす勢いで手にしていた椅子を振り上げてぶつける。 そのまま相手の懐に入り、腹へ膝蹴りを見舞おうとした]
(24) 2012/02/10(Fri) 22時半頃
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―裏通り―
[ふいに、耳に届く足音。 向こうも、こちらの気配に気づいたのだろう。 立ち止まって、そして駆け去ろうとする音]
――…!
[考えるより早く、咄嗟に駆けだした。 追いかけるその先に、よたよたと走る男の背中]
……っの、待てってば!
[目に留ったのは捨てられていた空きビン。 拾いあげて、そいつ目掛けて投擲する。 身を竦ませた相手は寸でのところでビンを避けて、 けれどバランス崩して転倒する]
(25) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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[叩きつけた、と思った棒は男の持っていた椅子に寄って防がれた。 椅子をへこませることには成功したものの、そのまま手に持った棒は明後日の方向へと勢いを曲げられる]
――あっ!
[咄嗟にそれを離すことができなかった。そのまま腹に蹴りをくらい、軽々と吹き飛ばされる。 その身体は病院の壁へと叩きつけられた。衝撃でぽろぽろと壁が剥がれる]
かはっ!
[武道の心得などある筈もなく。受け身を介することなく、そのまま痛みが伝わる。ぽきぽき、と何本か骨の折れる音が聞こえたような気がした]
――痛い、痛い、痛い!
[もうひとつ吐き出した血は、病気の為か、それとも怪我の為か。 棒を支えにして、むくり、と起き上がる両目には狂気の光が宿る]
んふふ、楽しそう、だね。――私はそれを潰したいの!
[ひるむことなく再び駆け寄る。今度こそは外さないとばかり、胴を薙ぐように棒を振り回そうとした]
(26) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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―写真館・現像室―
[ラベルを見ながら棚の薬品を物色する。 いくつかの瓶を取っては戻し、取っては戻し。
目当ての物が見つからない。
不服そうに大きくため息を吐き、ぐるりと室内を見渡した。 すると部屋の隅っこ、足元の目立たない場所に鍵付きの戸棚を発見する。
ガラス戸の外から薬品のラベルを確認し、]
――ガシャンッ。
薬品を避けてシャベルでガラスを割った。 そこから手を突っ込んで、目当ての物を手中に。]
(27) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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はぁーあ、逃げるなんてぇ、酷いじゃないか「サイモン」さん。
[にたぁり、口許に笑み浮かべる。 血の気のない顔で目を見開くサイモンは座り込んだまま、なにかうわごとをいいながらあとずさる]
あなただってぇ、悪魔に選ばれた参加者なんでしょ? 殺し合い、しましょうよ。ねぇ、サイモンさん。
[サイモンの眼差しは、こちらの顔と光る鉈とを交互に行き来する。その様子を、穏やかな興奮とともに眺める至福。こんな怯えた表情ではなかったが、サイモンの顔には見覚えがあったのだ]
それとも、あれかな。やっぱり大人相手は怖い? あなたが狙うの、小さな女の子ばっかりだったもんね?
[自室のクローゼットに溜めこんだ、夥しい数のスクラップファイル。一時期世間を騒がせた殺人犯]
ね、どんな気持ちだった? 大好きな大好きな、お人形さんみたいな女の子を殺す時って。 すごく、気持ちよかった? イキそうなくらい?
[くすくす、くすくすと、喉奥から零す笑み]
(28) 2012/02/10(Fri) 23時頃
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[顔を真っ赤に茹らせて、サイモンが吼えてこちらへと飛びかかる。 その動きは素人にもわかるほど直線的。身を捻ってかわすと、鉈をその背に叩きこむ]
あ――…、っは
[得物を通して手に伝わる不快感。それを塗りつぶして背筋を駆ける恍惚感。 ひぃひぃ泣きながら地に這いつくばるサイモンに、陶酔のままにもう一打を浴びせようとして]
―――ッ!
[空ぶった。少しよろけて踏みとどまる。
動けるはずがないと思っていたサイモンは、何か喚きながら死に物狂いで逃げ去っていく。 その背をあっけに取られて見つめた後、ハッ、と小さく息をついた]
(29) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/10(Fri) 23時半頃
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そういえば、悪魔が言ってたっけ。 普通なら動けなくなるような怪我でも、ここではわりと動けちゃうって。
[足跡のように続く血の痕を眺めながら呟く。 鉈の刃についた血や脂をハンカチで拭うと、ゆらゆらとした足取りで血痕を*辿りはじめた*]
(30) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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[暫く双眼鏡越しに、対峙する二人を見ていたけれど…]
おっ? 誰かガチャガチャやってんなぁ。
[階下からの物音に気づくと、手すりを滑り降りるようにひらりと降りる。]
ハァイ、こそ泥さん。 空き巣しに来ただけじゃぁ、ねぇよな?
[背後から旗竿を突き付け、ニヤリと笑った。]
(31) 2012/02/10(Fri) 23時半頃
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[背に何かを突き付けられ、首から上だけで振り返る。
首から縄をぶら下げた男がそこにいた。 縄男のニヤリという笑いに、嫌悪感が全身を走る。]
空き巣っちゃ空き巣かな。 家主不在の場所で物色してるんだから。
つーか、なにその縄。…流行ってるの?
[冷めた目で縄を見つめ、首を傾げた。
『空き巣しに来ただけじゃねぇよな』
その言葉に、このゲームってやつの参加者なんだろうと察した。 しかも、ノリノリのタイプ。
薬品をポケットに突っ込み、シャベルを握る手に力をこめる。]
(32) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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|
― 目抜き通り、金髪の女と ―
[ひとまず、相手の反応を待つ。その反応にはふうん、とだけ答えた。実際、そう興味がある訳では、なかった。]
さて。理由は知らんが、殺し合え、と言われているんだが。お前さんもそうか。
――まあ、そうでなくても、殺るんだが。
[今度は返答は待たない。 左手の細い鋏を、女の首筋目掛けて、振り下ろした。]
(33) 2012/02/11(Sat) 00時頃
|
|
[鋏を握りしめた男>>9が、自分と同じゲームの参加者なのかどうか。 そんなことはどうでも良かった。 異様なほど明るい笑顔のまま駆け寄ると、大きく右手を振り上げて]
せーーーのっ!
[反撃など、まったく気にしていないかのようなモーションで、胸元めがけ、振り下ろす。]
(34) 2012/02/11(Sat) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 00時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 00時頃
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――っち。
[女が動くのが、見えた。 咄嗟に左腕で、相手の腕を払う。]
殺る気満々、ってこったなあ…。
[続けて、右手の瓶を女に向けて叩きつけるように振り下ろす。]
やっべ、中身入って
[気づいた時には、もうキャンセルは効かず]
(35) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
[……が、包丁の刃が男の身体に到達するより先に、首筋に鋭い痛み。 忽ち噴き出した赤いものが、自分の血だと気付いたのは、腕を振り下ろしきる前か、それとも後か。]
!!!!
[慌て手首を押さえるが、噴き出すものは止まらない。]
……って、くれんじゃないの!!
[崩れ落ちそうになりながら。 けれど口元は笑ったまま、左手の鉄串の束を、男の脚に突き刺そうと]
(36) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
───!!!
[後頭部への強い衝撃に、前のめりになっていた身体が地面に倒れる。 地面に頬と鼻が擦れ、眼鏡に罅が入った。]
(37) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
あぁ、コレかい? 縛り首にされたから、だっけかなぁ?
[絞首台から突き落とされて、切れたロープは首に巻きついたまま。 ぷらりとぶら下がったそれをおどけて小さく振ったあと、 そこの硝子戸棚に向かって、こそ泥さんの背中を思いっきり突いた。
避けられたか否かにかかわらず、 身の丈ほどの長さの旗竿をぶん回し、 そこらの陳列棚やら何やらを遠慮なしに叩き落として荒らしていく。]
(38) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
あーあ…勿体ねえことした。
[途中から砕けた瓶を手にしたまま、呟いた。 琥珀色の液体は辺りにぶちまけられ、穀物の甘い香りが漂う。 身を返して倒れた女を一瞥し、瓶を投げ捨てた。]
イイ香りだろ? 上等のバーボンだぜ?
(39) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
[地面を染める鮮血が、撒かれた酒の所為か、やけに大量に見える。
痛い。
熱い。
なのに何故、まだ正気を保っていられるのだろうか。 ああそうか、既に正気など何処にもない。]
レディーの顔に傷つけるとか。 サッイテー。
(40) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
ふぅん、縛り首。 よっぽどエグいことしたんだなー。
[振られる縄を見ていると、突き付けられていたなにかで背中をドンッと突かれた>>38。
大した痛みはなく、身を翻して縄男と相対す。 よく見ると、男の身に付けているマントは血に汚れていた。]
―ガシャン。バタン、ガタン!
[様々な音を上げながら、現像室が滅茶苦茶にされていく。]
で、なに。アンタ、俺を殺したいの?
(41) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
[まるで人気のないゴーストタウン。 けれど気配はそこかしこ、今も近くで物音が。 瓶の割れる音と、話し声。 そしてそれはすぐに悲鳴へと転じた]
嗚呼……恐ろしいですわ。 死してなお、苦しみに囚われている子羊が。
[まるで緊張感のない足取りで、ゆるりと音のした方へ。 そこには点々と続く血の痕が。 視線を上げれば少し先、鉈を手に獲物を追う背が遠くに見えた]
(42) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
主よ、彼らを救えば宜しいのですね?
[目を伏せ、祈りを捧げる。 そうしてみれば他の場所からも、物音が聞こえたような気がした]
他にもまだ、哀れな子羊たちが…… 可哀想に、可哀想に。 けれど大丈夫。すぐに楽になりますわ。 だって私達は主に愛されているのですから……
――――Amen**
(43) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
|
|
殺さなきゃなんないんじゃねーの?
[身を翻した男を目で追いながら、硝子戸棚を派手に叩き割って。]
せっかくだから、遊ぼうぜ? 本日は喧嘩の大安売り、って訳でさぁ。
(44) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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