182 【身内】白粉花の村
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ー転院先ー
[今までいた病院とは違う病院。 車の窓から見たそこはとても大きくて、ものの大きさが正確にわからない瞳には、絵本で見たお城のように見えて、あんぐりと口を開けた。]
うわぁ……。おっきー。
[看護師に手を引かれ院内を歩く。 知らない人ばっかりだし、相変わらず周りは全部大きく見える。 本当は知らない巨人と手を繋ぎたくなんてなかったけど。]
ふたごのおにーちゃん……いないもんね。
[諦めたように呟いて、大人しく診察室に向かう。
ここで治療をすれば取り敢えずは、普通の大きさに見えるのだと教えてもらったから。]
おじゃましまーす。
[看護師にせっつかれながら、恐々とドアを開いた。]
(+2) 2014/06/29(Sun) 18時頃
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ー診察室ー
[診察室に入ってすぐ、目に飛び込んできたのは机の上。銀色のお皿に乗っけられた注射器。
注射は大嫌いだったから、一気にサーっと青ざめる。 逃げ出したくて、こっそり後ろに後ずさりしたけれども、大きな看護師さんがしっかりと背中を抑えていた。朝顔が注射嫌いなことを、きっと院長先生から聞いているのだろう。]
や、やぁだ!ちゅーしゃ、きらい!! はなしてー!はなしてー!
[背中を抑える腕を振り払おうと、ジタバタと身動きする。巨人よりなによりも注射がいまは怖くて。 足を振り上げた時、思わず蹴っ飛ばしてしまったかもしれないけれど、そんなこと構ってられなかった。]
やぁぁぁ!! ぅわぁぁあん!
[さらに泣き声をあげて暴れていると、どこから来たのか看護師が2人やってきて、手と足をがっちりと抑え込む。 3人で抑えられたのだからかなわない。身動き取れなくて、ただ注射の針を待つだけとなった。
チクっとした痛みをもたらす注射の針を、ただひたすらにキッと睨めつける。そんなことしたって意味ないけれど。]
(+3) 2014/06/29(Sun) 18時頃
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[注射が終わって疲れたのは、朝顔か医者か。 ともかくそれは両方で、ご褒美に飴をもらったけれど『ありがとう』を言う気にもなれなくて、ただしゃくりあげながら診察室を出る。 ものの見え方はまだ変わらないけれど。 看護師の話によれば、徐々に普通に戻るのだという。]
いっきにもどると、めがまわちっちゃうの?
[確認するように問いかければ、車からずっと付き添ってくれたその人は、にっこり笑って頷いた。 少しだけその人が小さくなった気がして、今度は自分から手を差し出す。2階に用意された朝顔の病室まで、一緒に来てくれるらしい。]
(どのくらいでもどるのかなー?)
[手を引かれながら階段を登って、2階の廊下の突き当たり。 用意された病室に着いた頃には、看護師の体は最初の半分くらいに縮んで見えた。 それでも普通の人間より、1.5倍は大きかったけれども、この大きさなら少しは怖くない。と、笑顔になれば]
ありがとーございました。
[ぺこりと頭を下げ、病室に入った。これからしばらく、ここで暮らすのだ。]
(+4) 2014/06/29(Sun) 18時頃
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[案内された病室は2階。 ドアを開ければ視界の隅っこに、大きなベッド、もう片方の隅っこにはソファー。]
わぁい。おりがみあるー。 あ、あとぬいぐるみも。
[ソファーの上には猫の縫いぐるみが澄まし顔でちょこんと鎮座している。 小走りで縫いぐるみの所へ近づけば、その傍のテーブルには折り紙が置いてあって。]
うれしいなぁ。 にゃーにゃ、ひさしぶり。あさがおいないあいだ、げんきにしてた?
[抱え上げた黒猫の縫いぐるみは、朝顔自身のもの。
姉とお揃いで、クリスマスプレゼントにもらって以来、ずっと本当のペットのように大切にしていたのだ。
奇病に罹って、大きさがまちまちに見えるようになり本物の猫や、ときには熊と間違えるようになってしまってからは、玩具箱にしまわれていたけれど。]
(+9) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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よーし、にゃーにゃもあさがおとたんけんいく? しゅっぱーつ!
[部屋に通された際、看護師は"おとなしくしててね"と言ったのだが、そんな注意は何処へやら。
縫いぐるみを抱きしめて、ぐるりと室内を見回せば、ものの大きさはまだ多少の差異はあるものの、恐怖を覚えるほどではなく、むしろ新しい場所への好奇心が湧いてくる。]
どこいこっかなー。 あ、おみせでおかしかおっかなー。 それとも……。
(+10) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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[お医者さんの口振りから、もう一人ここに移ってきた人がいるようで、それが誰かはわからないけれど、知っている人ならいいな。と思い]
かんごしさんにきいてみよー。
[小さな手をグーの形に握って真上に突き出し、縫いぐるみを抱えたまま病室の扉へと歩き出す。
あんまり騒いでいたものだから、ドアを叩く音は聞こえなくて、もちろん、ドアの向こうに探していた相手>>+8がいるとは気づかぬまま。
力一杯ドアをあけたとしても、引き戸だから彼に当たることはないけれど、もしかしたら驚かせてはしまうかもしれない。]
(+11) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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あ、あれぇ?
[ドアを開いてみれば目の前には、前の病院で会ったことのある男の人の姿。 まさか誰かが来るなんて予想もしていなかったから、キョトンと目を丸くして、素っ頓狂な声を出す。
いきなり扉が開いたのだから、相手の方がよほどか驚いたかもしれないけれど。]
しかくいめがねのおにーちゃんおじちゃん。 どーしてここにいるの? まいごさん?
[どうしてと言っても、もう一人の転院者だから。に他ならないのだが。 そんなことは思い付きもせず、ただパチパチと瞬きを繰り返す。
先ほど縫いぐるみと誓った探検と、その目的はもうすっかり頭から転げ落ちていた。]
(+12) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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えー……。
[呼び方を止めろ>>+13と言われれば、不満そうに唇を尖らせる。]
でも。あさがお、おじさんおにーちゃんのおなまえ、しらないよ?
[病室や掲示物に名前くらいは書いてあったかもしれないが、文字は読めないし、そもそもこの人の名前を知らないのだ。]
ねーねー。 どやってよべばいーい?
[まっすぐに彼の方を見上げ、問いかける。 普通くらいのサイズに見えるということ以外にも、前にあった時よりか雰囲気が柔らかくなったような気がして、これならば怖くないや。と口元を緩ませ。]
しょくどう?おみせ?いーよー。どっちいこ。
[会いにきたという言葉よりも、なんでも買ってもらえる。という言葉の方に心を奪われてしまう。]
(+14) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
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[『なに食べようか』なんて縫いぐるみに相談していたが、やがて答えは出たようで。]
しょくどういこー。 あさがお、パ…じゃなかった、 かきごおりたべたい。
[本当はパフェがいいのだけれど。 滅多に食べさせてもらえないから、きっとパフェは高いものなのだ。 お金払えなかったら困るし、かき氷にしよう。 そんなことを考えて]
ねーねー。おててつなご?
[迷子になったらこまるから。と右手を差し出した。]
(+15) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
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[自分がリクエストを上げると、ちらりとこちらに送られる視線>>+16 ディーンの考えていることまではわからなかったけど、遠慮していることはお見通し。と言われたようで、むぅ。と小さく唸る。
やっぱり大人には敵わない。もともと朝顔は隠し事をするのが苦手なのだ、表情に出る。と姉にもよくからかわれた。 もっともこちらから見れば、姉だって十分わかりやすいのだけれど。]
なんでもいーの? うーんとたかいものでも?
[パフェを頼めなかったさっきまでの気遣いは何処へやら。 今度はお財布が空っぽになるくらいに、たくさん頼んで困らせようか。なんて企んでみたり。]
じゃあね、パフェとオレンジジュースと、はんばーぐと、ポテトサラダとスパゲティと、ごはんー。
[思いつく限りのご馳走。 内心得意げに並べたそれは、お子様ランチのメニューみたいで、けれどもそんなことに気づかずに自慢げに笑う。 彼がそれに気づくかはわからないけれど。]
(+18) 2014/06/30(Mon) 17時半頃
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ー廊下→食堂ー
わーい、あくしゅ。あくしゅ。
[柔らかく握られた手>>+17。 この間まで巨人に見えて怖かった人なのに、いま手を繋いでおしゃべりできている。 そのことが嬉しくて、ブンブンと手を振り回し気味に歩く。
歩調が合わなくて歩きにくかったけど、それだけでなく飛び跳ねるように歩いていたものだから、食堂に着く頃にはすっかり息が切れていたけど。]
こんにちわー。
[食堂に着けばはしゃいだ様子のまま、カウンターのおばちゃんに挨拶した。]
(+19) 2014/06/30(Mon) 17時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 18時頃
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わ……ひぇ?
[元気良く食堂のおばちゃんに挨拶したら、突然頭に柔らかい感触。 意外すぎて、撫でられた>>+21のだとはすぐに気づかず、変な声が上がってしまう。]
あー!オレンジジュースも!
[すぐに引っ込められた手を不満げに見送り。
注文を聞けば、お子様ランチを頼む声。 不思議だったけれど、メニューの写真をみれば、たしかにそれは自分が食べたかったものが全て入っていて、さすが大人だな。と感心してしまう。
けれどもオレンジジュースは忘れていたようで、すかさずそれを言い足せば『ちゃんと覚えてたでしょ?』と自信たっぷりに胸を張り、パフェの種類を選び始める。]
あさがおのパフェは…… んーと、イチゴのやつがいいな。
[チョコとイチゴと迷ったけれど、両方頼めばお腹を壊してしまいそうだし、チョコはあとでお店で買えばいいから。とイチゴのパフェを選ぶ。
もし、ディーンが欲しがったなら、一口くらいは分けてあげようか。と口元を綻ばせる。]
(+22) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[注文した料理をテーブルに並べれば、お日様がキラキラして明るい場所に、ご馳走が並べられている様子はまるで誕生日会のようで。 とても幸せな気持ちになり、歓声をあげ、拍手をする。
食べてしまうのがもったい無いなぁ。なんて思いながらも『いただきます』の言葉と共に、ハンバーグにフォークを刺したのだけれど。]
んーとね、まだかんぜんじゃないけど、 おくすりがきいてるあいだは、だいじょぶだって。 だんだん、だいじょぶなじかんがふえて、 なおるんだって。
[口にいっぱい詰め込んだハンバーグを呑み込み、ディーンの問いに答える。 あさがおが知っていることなんてあまりなかったけれど、わかっていることだけは伝えようと、たどたどしく言葉を紡ぐ。
罹っていた奇病の説明を求められれば、もちろん彼女なりの言葉で説明するだろう。]
(+23) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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