64 色取月の神隠し
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弁士 仁右衛門は、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 07時頃
仁右衛門は、いつのまにか集まってきた妖怪達に現世の御伽噺を聞かせている。
2011/09/20(Tue) 22時半頃
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おぉ…丁度良かった。 こやつらを何とかして呉れ。
[志乃から>>+12声を掛けられれば、心底困ったように助けを求めた。 身体には一反もめんが親しげに絡みついている。]
いや、仲良くというより何故だか知らぬが集まられてだな―――…
[言い掛けて。]
一平太君も、此方に連れてきたのか…
[複雑な顔をする。]
その他にも―――…
(+14) 2011/09/20(Tue) 23時頃
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―――ふぅ、助かった。
[一反もめんが離れればそう零して、ズレていた眼鏡を掛け直した。]
ああ、ヒトが自らの意思で此方に赴くことは難しかろうと思ってな。
[不思議そうにする志乃を見つめる。]
志乃君……君は、君達と言ったほうがいいかもしれぬが。 何故、ヒトを此処に連れてこようとするんだい?
[けれど問いかけは、彼女の一平太を迎えに行こうと逸る気持ち>>+18に遮られたようだった。]
いや…、私は。
[誘いにはゆるりと首を振る。]
一平太君はそう短くはない期間私の傍に居たのだから、態々迎えに行く必要はなかろう。
[それに何かあれば、彼から訪ねて来るだろう。]
(+20) 2011/09/20(Tue) 23時半頃
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[志乃の姿が風に溶け消えれば、静かに目を伏せる。] 甘言を弄すだけでは何も生まれぬ、よな…
[現世の村、残された者達を思う。]
――…ならばやはり私は…
[去り際の志乃の言葉>>+23]
…別つものなど何処にもあらぬよ、志乃君。
[そう、想いが確かならば。]
まぁ、そうは言っても、術を求めるのは私も同じなのだがね。
(+27) 2011/09/21(Wed) 00時頃
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[一つ目童女を見つければ。]
おぉ、朝は見つかったかい?
[声を掛け、ゆりに名を呼ばれれば。]
ゆり君、か…
[ゆりの驚きとは対照的な落ち着いた対応を見せた。]
(+30) 2011/09/21(Wed) 00時頃
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仁右衛門は、夕顔の視線に気づけば、その頭に己が手をぽふっと乗せただろう*
2011/09/21(Wed) 00時頃
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