193 古参がゆるゆるRPする村
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おかわりですね。
[傾けられたグラスを受け取って、もう一度氷を入れ、その上から琥珀色の液体を注いだ。]
(40) 2014/09/14(Sun) 22時頃
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散歩。
[ドナルドの言葉を反芻する。 どこかで、ジジ、と電子音が鳴った。]
勤務時間以外ではお散歩する事もありますよ? でも、大体勤務時間ですからねぇ。
(43) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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[ドナルドの怪訝な顔に、アイリスの笑顔が一瞬固まる。]
――そう、ですね。 ずっと、勤務時間です。 病院は24時間体制ですから。カフェもそれに合わせないと。
(46) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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一人、ですねぇ。
[暴かれていく。 「薄い」人生が。 何故、「薄い」のかが。]
倒れないですよ。 その、私、健康が自慢なので。
[頬には笑みが張り付いたまま。]
(52) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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はい?
[ミルヒの視線に振り返って小首を傾げる。]
(63) 2014/09/15(Mon) 00時頃
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ええ、「アイリス」は、「カフェの職員」ですよ。 「仕事」は、「厨房での簡単な調理」と、「給仕」です。
[設定を、繰り返す。]
ああ、望さん。 みるひーさん、望さんのこと、見えないけど、伝えた方がいいですか? 屋上デートのお誘い。
(64) 2014/09/15(Mon) 00時頃
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[見透かされた「アイリス」の像が、一瞬、ブレる。]
回せますよ。 それがお仕事ですかラ。
[そう、設定されているから。]
どこからって……。 『会社』から派遣されてきました。 お茶くみの才能を買われて……。
(71) 2014/09/15(Mon) 00時半頃
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[病院にカフェテリアがあるように。 カフェテリアには『職員』がいる。 カップや、紅茶と、同じように、『あるもの』として。**]
(77) 2014/09/15(Mon) 00時半頃
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[ドナルドの追及>>76が深まるほど、電子音が頻繁になる。]
ここは病院ですよ。 目覚めた時に一番パニックが起きにくい場所です。 思い出せなくても何となく納得しちゃう場所です。
[アイリスはここに来る以前の事を最初から知っていた。 消化不良のまま放置されたアバターの再利用だったのだから。]
『会社』は、アイリスの就職先です。
[職種などは決められていない。]
(112) 2014/09/15(Mon) 11時頃
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まさか。 私はただの職員ですよ。
[誰に連れて来られたのかすらわからない、と肩を竦めた。 仕草は人間のそれと同じ。]
んんー、これ以外、答えようがないんですよねぇ……。
(114) 2014/09/15(Mon) 11時半頃
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守秘義務ってゆうか……
[三度注がれる、琥珀色。]
ホントに、これ以上答えられる事がないんですよ。
[苦笑した。 その笑顔が、ジジ、とぶれる。]
(116) 2014/09/15(Mon) 13時頃
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[――と、掴む手がある。>>78 瞬いて弱く笑った。]
……どこにも行きませんよ。
[行けません。]
行ってらっしゃい♪
(117) 2014/09/15(Mon) 13時半頃
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どうなんでしょうね。
[「大山アイリス」は、目の前のドナルドと同じ存在ではないのは確かだが、アイリスが作ったものはドナルドの胃に入るし、ミルヒが伸ばした手は体温を感じた筈だ。 このように「バレた」時の対処法は、アイリスには設定されていない。]
あ、メアリーさん、いらっしゃいませ♪
[メニューを渡す笑顔は、これまで通り。]
(136) 2014/09/15(Mon) 22時頃
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だって。 「ドナちゃん」だって、どうして、誰が、ここに連れてきたか、わからないでしょう? そこらへんは同じですよ♪
[メアリーにお冷を注ぎつつ答える。 メアリーの「最後」に、そっと目を伏せて。]
ああ、「退院」なんですね。 じゃあ、これが、「最後の晩餐」ってやつでしょうか。 奢りますよ、どれでもお好きなのをどうぞ。
[奢る、とはいえ、出て行った人々も、会計をした訳ではないのだから、単なる気持ちの問題だが。]
(141) 2014/09/15(Mon) 22時半頃
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おすすめかぁ……。 じゃあ、チーズシチューを出しますね。 温める間、ベビーリーフときゅうりのサラダをどうぞ。
[作り置きの料理の中でも、煮込みものは美味しさを保ちやすい。 えのき氷が入ったシチューはコクがあって美味しいのだ。ーーそう、「アイリス」は、食事も出来る。 トイレには、行かない。]
(145) 2014/09/15(Mon) 23時頃
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[ドナルドの舌打ちを意に介さずに、鍋を温める。 チーズの匂いが漂ってきたところで、火を止めて皿によそった。 カゴにスライスしたライ麦パンを入れて、メアリーに持っていく。]
お待たせしました♪
[そして、その傍を見てーー目を見開いた。]
(162) 2014/09/16(Tue) 00時頃
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似合ってますよ。
[ふんわりと笑む。 鼻の奥がツンとしたと思ったら、頬が温かくなった。 「涙」は、設定されていない筈だ。 店員には不要だから。 これはきっと、何らかのバグ。]
同じクラスにいたら、惚れてたかもしれないですね。
[細い指で流れた液体を拭って、ふふ、と笑う。]
メアリーさんには食後にミルクティーを出す予定ですけど、望さんも飲みます?
(166) 2014/09/16(Tue) 00時頃
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あらいらっしゃいませ。 もう歩いて平気なんですね?
[「拾われた」時には衰弱していたと聞いた。 だから、リゾットを出した訳だが、今日は自力で歩いているし、随分健康を取り戻しているように見えた。]
(171) 2014/09/16(Tue) 00時頃
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うん、高校生って感じがしますよ。 高校生なんて、女の子同士でも結構エグい話するものでしょう?
[新しく現れた客にお冷を出す。 液体はもう、出てこない。]
じゃあ、とびっきりの気持ちを込めて、淹れますね。
[大好きなウヴァを。]
(176) 2014/09/16(Tue) 00時半頃
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さっぱりしたお茶ですね。 じゃあ冷たい麦茶でもお出ししましょうか。 飲んでみて紅茶が良ければダージリンファーストフラッシュを入れますね。
[麦茶は冷えているのですぐ出せる。 メモを取り出す彼に、にこりと微笑んだ。]
(177) 2014/09/16(Tue) 00時半頃
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通訳? その、メモを二人で使えば良いのでは?
[首こてり。]
(179) 2014/09/16(Tue) 00時半頃
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実らない恋は不毛なだけだわ。 実らないのに足掻いて、「私」との境界が曖昧になって、
[しゅんしゅんとケトルが湯気を立てる。 ポットを温めて、その湯でカップを温める。]
だから、「アイリス」をやり直しに来たんですよ、私。
[茶葉を測る。 湯を注ぐ。 ジャンピングを、見つめた。]
(183) 2014/09/16(Tue) 00時半頃
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『船』での私は、最後には、アイリスじゃなくなってたから。
[ミルクパンでミルクを沸かす。 ほんの少し、砂糖を加えて。]
望さんがいなくなって寂しいのは…… 「アイリス」だわ。そう、きっと。
(187) 2014/09/16(Tue) 00時半頃
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もぅ。ワガママね。
[ポケットに差していたボールペンを取り出す。じゃらじゃらとストラップが沢山ついている、女子中学生が持つようなファンシーなペン。]
『装備』されてたけど、使うことないでしょうし、使ってくださいな。 何なら死出の旅路のお供にでも。
(189) 2014/09/16(Tue) 01時頃
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ーーああ、色鉛筆があるなら、いいのかな。
[とりあえず、カウンターにじゃらじゃらしたペンを置いて、一度手を洗う。 蒸らし終えた紅茶を二つのカップに注いで、ピッチャーに温めた牛乳を入れて、メアリーと望の前にそれぞれ出した。]
(192) 2014/09/16(Tue) 01時頃
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アイリスですよ?
[ジジ、という電子音はいつの間にかしなくなっている。]
アイリスのまま、見送りますよ。
[電子音がしないのに、液体が頬をまた伝う。これは何のバグだろう。]
(195) 2014/09/16(Tue) 01時頃
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こっ、こぉこおせいが、何を言ってるんですかっ 生意気ぃ……
[ひくっとしゃくりあげても、「アイリス」の声は変わらない。 これは、ただのアバターなのに。 病院がその役割を終える時、天国も地獄もない、電子の海に消える運命。]
(199) 2014/09/16(Tue) 01時半頃
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そう、だけどぉ……っ ブレザーの子に言われると、年上のおねーさんとしては、悔しいんですぅ。
[ず、と鼻を啜る。 もう、4年も24歳のままだ。]
花……? これ、望さんが貰ったものじゃないんですか?
[『再会』ーー皮肉なものだ。 このアバターは、人の輪廻転生の輪に入る事はない。]
(207) 2014/09/16(Tue) 01時半頃
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ああでも、その気持ちは、嬉しいです。
[嬉しいのも、「アイリス」。 寂しいのも、「アイリス」。 今度こそ、全部「大山アイリス」だ。 ーー山、 ……リ、 ではなく。]
(208) 2014/09/16(Tue) 01時半頃
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逝ってらっしゃい、望さん。 メアリーさんも。
[溢れる液体をエプロンで拭って、鼻の頭を赤くしたまま、ふんわりと、笑った。**]
(209) 2014/09/16(Tue) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 01時半頃
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