25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―大広間―
[艶めいた元花の花主に思うことは何だったか。 広間の扉開く前、振り払うように何度か首を振った。 数本の後れ毛が首筋に落ちたを感じるが、そのまま中へと入る。
振り向くものがあれば一礼。 舞台の上の画に一瞬動きと息を止め。 ゆるゆると吐き出すと中を見回して。
捜した友の姿はやはり既にこちらにあった。 酒を手に同じく酌の形を取って、それとなく近づこうと]
(273) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
[明とは呼ばなくなってどれほど経つか。 最後に呼んだのは最初の主に招かれる時。 戻ってきた友は、このまま枯れてしまうかという態で。 何も言おうとしない明之進から事情を聞くことは出来なかった。
夜光に出来たのは、ただ笛の音を添えること。 時には二人で舞って時の一部を共有することだけだった。
自分は招かれなかった祭で、良き主を見つけたと。 師の言う言葉を丸呑みにしたのは、そう信じたかったから。
花は主を得ねば咲くことが出来ない。 しかし咲いても潰された花は、その行く末は。 …友がそうなるとは思いたくなくて鵜呑みにした。 そも真偽を調べる術も持ち合わせてはいなかったけれど]
(275) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
―大広間―
明、之進?
[そろり、と声を掛けた。 来た最初に挨拶をしただけとなっていた主催の位置が少し近い]
(279) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
―大広間―
[ようやく逢えた友は、一見、前とも変わらぬようでいて。 言葉にされずとも瞳で伝わる。 図ったかのような間で背後から酌を求める声が掛かる]
…はい。私で宜しければ。
[友の願い届く前に捕まってしまった。 あまり宜しくない噂も立っている相手。 それでも仕方なしと振り返り、酒を注ぐ]
(282) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
門下生 一平太は、明之進に向けていた微笑は、一瞬苦笑に変じて戻り。
2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
―大広間―
[久方ぶりの友の舞。 愁眉も舞台に立てば露と消え、そこに在るのは凛と咲く花。
始まったのは煉獄の焔を肌に感じるような。 焦がれる熱を伝える舞。
その舞に圧倒されたか、主催が腰に回した手も酷い悪戯は仕掛けてこず。ただ酌を求められ注いだ**]
(300) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時半頃
|
―大広間―
[友の舞が終わる頃、主催が男はどこか苛立っている風情で。 もう良いと言われ酒器を手に下がる。 幸得らの方に向かう主催からそのまま離れ、暫くして舞台の袖へ。 客席に戻らぬ明之進の姿を捜していたが、芸を求める花主の声>>326と応え響く鈴の音>>329]
鵠殿。
[笛を得意とする者の舞に笛を合わせる。 これまでならば試そうともしなかっただろう。
舞装束を身に付けながら、舞うことは出来なかった。 友のあの舞がまだ焼き焦がす勢いで心を揺らしている。
それでも高嶺の声にただ座しているだけでは居られず、笛を手にして。ひゅう、と風の音を立てた。 舞を乱すことになるか。それとも鳥はそんな風すら力とするか]
(350) 2010/08/03(Tue) 22時頃
|
門下生 一平太は、呉服問屋 藤之助に話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 22時頃
|
―大広間―
[責の音は混ぜぬまま、息を継いだ一瞬に白鳥が歌う。 高く高く。響き渡る笛の音。
鈴の音の余韻を破ることはなく、笛を下ろした]
(356) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
|
門下生 一平太は、手妻師 華月斎に話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
|
―大広間―
[即興で吹くのは難しい。経験少なければ尚の事。 そのまま顔を俯け去りたい気分だが、どうにか上げて一礼した]
華月殿。
[頷き、自分は舞台から降りた。 これ以上は乱すだけで済むまいと。悔しさに唇を軽く噛む]
(362) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
|
―大広間・舞台下―
[華月に肩を叩かれれば口元に入っていた力を抜いて。 酌の手妻以外にも、と言ったという高嶺を窺い見た。 この姿で舞わぬ、舞えぬ自分はどう映るのだろう。
悲鳴のごとき一音が鳴り響く。
身を強張らせて壇上を振り仰いだ]
(373) 2010/08/03(Tue) 23時頃
|
|
[知らぬうちに己の肩を抱いていた。 友の舞を見た時に感じたそれと似て否なるもの。 そればかりではない世界の中、甘い水を啜って生きてきてしまったものには毒にも近いほど。
それでも身体は狂の音色を追いかける。 混沌に翻弄されるのも構わずに意識を向けて。
命尽きる最後の一音。 余韻が消えると、頭がくらりとした]
お疲れ様、です。
[意識して肩の力を抜き、水を求める華月に声を掛ける。 今あの音を鳴らした当人とは思えぬ態に、また別の意味で惑いそう]
(381) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
|
|
[責めるではなくただ向けられた花主の視線。 再び向けられた黒檀に、一つ息を飲んだ。 花の想いは。まだ開ききれぬ身では答えを持ち合わせねど]
まだ一時を許されますならば。 私も、今一度。
[足がまた震えている。鼓動は早鐘のよう。 それでも三度、壇上へと上がる]
夏は、夜。月の頃は、さらなり。
[ゆるり舞うのは女舞。 舞台に映える艶やかなものではないが、熱した舞台を扇ぐような空気の流れを生み出すような、対称的な静の舞。 白装束が相俟って、巫女神楽を思わせられるか]
(389) 2010/08/04(Wed) 00時頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
|
―大広間―
[教養は後から詰め込んだもの。 こんな時には娼妓が耳に教えた句しか浮かんでこない。 それは己の存在も主張する句でもあり。 鈴も幣もなく、神事の清廉は備えないけれど。
夏の部にあわせゆるゆらりと舞う。 炎鎮める雨のよに、高く上げた指を地へと向け降らせて。 床にピタリと揃え動きを止めた]
(396) 2010/08/04(Wed) 00時頃
|
|
―大広間―
[よく毎日できると華月には言われたが。 練習するのは苦ではない。自分と向き合うだけで良いから。 舞台となるとそうはいかない。 笛も舞も。そこに他者を感じながら自分は奏で舞うものだから。
膝をついた姿勢のままで微かに首を振る。 髪も解けていない。大丈夫]
ありがとうございました。
[身体を起こし、しゃんと立つ。 低い背を精々に伸ばして礼をすると舞台から降りた]
(401) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
|
|
―大広間―
[舞台を降りれば数人の花主と傍にある花。 その中に割って入る気力は、残されていなかった。
明之進の姿も確認できれば、少しだけ微笑んで。 それぞれの主に会釈をしながら壁際へ]
お目を楽しませることは出来たでしょうか。
[一人離れて見えた、名に夜を持つ主にそう声を掛けた。 折を見て退出の許可を得るつもりもありながら]
(414) 2010/08/04(Wed) 01時頃
|
|
―大広間―
では次は天満月様にも最初から見ていただけますよう、お姿探して舞いましょう。 どうぞその機会をお与え下さい。
[微笑みに微笑みを返し。 小声での忠告に、黒檀を瞬く]
…それほど表に出てしまっておりましたでしょうか。 ありがとうございます。
それでは、今宵はこれにて一時の暇を頂きます。
[最後は広間全体にも伝わるよう声を上げ、丁寧に頭を下げた]
(430) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
|
|
―大広間―
[この宴で受けた刺激は随分と大きい。 けれどまだそれ全部を受け止め切れてはいなかった。 高揚感と脱力感が同時に来ている感覚は、疲れを深く感じさせた。
明之進もまた退出するかのよう。 けれど彼が戻るのは主の部屋になるだろう。 視線が合えば黒檀は、また明日というように目尻を下げた。
気遣ってくれた天満月には、もう一度個別に頭を下げて。 広間を出るまでは足をふらつかせたりしないよう。 気をつけながら退出すると、割り当てられた室に向かった**]
(439) 2010/08/04(Wed) 02時頃
|
門下生 一平太は、水音にも気づけぬ程疲れていたものだろうか**
2010/08/04(Wed) 02時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 02時頃
|
―A棟―
[昨夜、割り当てられた棟に戻るまではどうにか良かった。 よろけるように室に入り、そこで記憶は途絶えている]
酔った後みたいだ。
[扉に凭れて座り込んでいたのを夜明け前に気付いて休み直し。 それでも残る頭痛に蟀谷を押さえながら、部屋を出た]
しゃんとしないと。
[汗も掻いたのにそのままとなっていた身を清める。 浅縹の袴を手に取る身体は、衣服着けた時より細かった。 廊下に出ると不思議な弦の音に暫し耳を奪われて。 音が消え歩き出すと、人の背が見えた]
おはようございます、華月殿。
[挨拶の声を掛ける]
(582) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時半頃
|
―A棟廊下―
お気になさらず。 僕が花主様方の退出まで保たなかっただけなので。 はい、身体の疲れは取れました。
どちらまで?
[止められた足に、歩を早めて隣へと]
(585) 2010/08/04(Wed) 21時頃
|
|
―A棟廊下―
[僅かな頭痛も動くうちには消えるだろうと微笑を返す。 ポンポンと肩を叩かれ、子供扱いされてるみたいだと苦笑した]
高嶺様の御所望? …そうですか。
[花主に直接呼ばれた。そのことに微かな羨望を覚える。 小さな吐息を落として]
僕は湯場から戻った所で。 許可が得られそうなら明之進に会いたいのですが。
[主の所なのだろうと、本邸の方を見た]
(593) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
―A棟渡り廊下―
[噂を知らないままだったのは、その時にはきっと良かったこと。 困ったような華月の笑みに、零れた吐息を振り払う]
同じ学院で、同じ舞の師の下で学んだんです。 刷衛様は、私はこれまで存じ上げませんでしたが。
…華月殿。刷衛様は、外国の方ではありませんよ、ね。
[小首を傾げられて答えながら、昨日本人に尋ねそこなった疑問を解決する糸口を求め口にする。明之進の今の主は遠き地の人であると、自分は教えられていた]
はい。昨夜は椿の間にいたようですし。 主様の部屋にいるなら、ご本人かシュレーゲル様に許可をいただけないか伺おうかと。
(606) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
門下生 一平太は、手妻師 華月斎に頷いて歩いてゆく。
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
―A棟廊下―
虎鉄殿?
[まだ顔を合わせておらず、名前だけでは分からない。 そこはこちらが首を傾げた]
やっぱり。 じゃあ刷衛様が明之進の新しい花主様ではないんだ。
ああ、ごめんなさい。 僕が聞いた話では、明之進の今の花主様は遠い外国の方で。 けれど昨夜の宴にはそれらしい姿が見えなかったから。
…主の居る花は一人で宴に来ること、ありませんよね。 もしかして。また…?
[疑問符だらけの華月に謝りながら説明し。 けれど言葉が足りなくてまた疑問符を増やすかもしれない]
(615) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
門下生 一平太は、本邸に向けて歩きながら。話しながらでは歩みも遅い?
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
―本邸廊下―
はい、まだ。と。
[示された影に、あの人がと視線を注ぐ]
明之進のことを、明と呼んでらしたので。 あるいはと思ったんです。前にはそう呼ばれていたから。
[自分もそう呼んでいたのは、懐かしくなってしまった記憶]
…華月殿。 出来れば明之進が話すまで、主の事は深く触れずにおいてもらえないでしょうか。 彼は一度、学院に戻されたことがあって。 その時は酷い沈み方をしていたから。
[あまり広めたい話でもないが、調べれば分かることでもある。 刷衛が逆の考え方で触れるつもりとは知らずに、そう頼んでいた]
(628) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
虎鉄殿ですね。 夜光です。
[どうぞよろしく、と。 駆け寄って来た人に名乗りながら頭を下げた]
(629) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
―本邸廊下―
私も実の所、そう詳しくは知らなくて。 明は何も話してくれなかったし、無理に聞くことも出来なかったから。
[頷いてくれた華月に向け少しばかり寂しげに笑い、ありがとうと頭を下げた。 自分も選ばれないことに焦りを感じていた頃で。 多くを語れないまま友は再び学院を出て、新たな主を得たと伝えられた。それきり音信は途絶えてもいて]
丁度、華月殿と虎鉄殿の事も話してたんです。 明之進をご存知ですか。
[首を傾げる虎鉄を、不思議そうに見返した]
(642) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
―本邸廊下―
そうです。
[昨日の舞、という虎鉄に頷き返す。 彼の内に起きた変化は気付きようもなく。
虎鉄を気遣い、確かめるように触れている華月から一歩離れていると人の気配。 首を廻らせ、高嶺の姿が見えると深く頭を下げた。 華月はもう気がついていたか。それともさりげなく手の動きか何かで伝えられるか]
(653) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
門下生 一平太は、まんまる表現をまともに聞いて、黒檀が点となった。
2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
―本邸廊下―
[鈴の音が耳に届く。 視線を動かし鵠の姿に気がつくと、小さく会釈を送る。
華月の言葉は常のようで、そこにあるを気がつけず。 それでも何か空気が違うのを感じて、言葉を発せない]
(662) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
―本邸廊下―
[高嶺の興を引いたのは知らぬまま。 華月の手の動きには伝わったことが知れた。
鵠の視線が動くのを追いかける。 自分が向かおうとしていた場所と同じ方向。 華月との会話のあとでは尚更気になって]
高嶺様、失礼を。 私は椿の間の方に用向きがありまして。
[挨拶のみで辞去する許しを願った]
(677) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
―本邸廊下―
[華月の視線を受けて。 軽く片手を握り開く。受け止め伝えるというように]
ありがとうございます。
[高嶺に感謝を述べて歩き出そうとした矢先。 名を呼ばれ、問いかけられて歩を止める]
捨てられた子犬と仲良く…? 儚き花、でございますか。
[するりと浮んだのは、あの何も言わなかった時の友の姿。 舞の後、ぽとりと落ちた椿の花]
…明之進のことでございましょうか。 白拍子の舞を得意とする花です。 今居る他の花には当て嵌りそうにありませんので。
(687) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
―本邸廊下―
[先に鵠が動いていた。目指すも同じとはまだ知らず]
……では間違いないかと思われます。 訪ねようと思っておりましたので、確かに。
[承りました、と返して。 答えるまでに間が空いたのは、もしかしたらまたと、主の居ない可能性を考えたからだ。 再び頭を下げると今度こそ椿の間に向け歩き出した]
(697) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
|
―廊下→梅の間―
[同じ方へと向かう鵠の姿。 問いかけられて、黒檀を瞬く]
梅の間へ。 鵠殿は?
[短く答え首を傾げた]
(703) 2010/08/05(Thu) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る