267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
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[おれは、"にんげん"に関しては、 ちょっと知識不足なところがあってな。
……おれはどうぶつ図鑑だからなぁ。 どうぶつへの詳しさじゃあ負けねえって 胸を張って言うことはできてもよ。 にんげんについては───正直、さっぱり。]
生きるために抗う、か。 ……おれにはちょっと難しいね。
[───だからかね。 おれの知らない、にんげんの生き様を知っている彼に その時のおれは凄い興味津々でさ。
思案げにそう言いながら、興味のまま近づいて モンドへ近づく途中で、しっぽをひとふり。 床を軽く蹴って小さく跳ねた後そこにいたのは サモエド犬と同じぐらいのサイズの、 小さいが立派なたてがみをもつライオンだ。]
(27) 2017/07/18(Tue) 04時頃
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[それは『抗う』という言葉の意味を おれなりに考えた結果の姿だったのだが。 一つ、問題があり得るとするならば。 おれの中でその言葉の意味は、 モンドそのものとして扱われていたことだろうな。]
……かっこよくて。おおきくて。 みんなのリーダーのような……って考えてさ。
[たてがみを揺らして、モンドを見上げ。] がるるるっ! なぁ。抗うって、どうぶつで言えばどんなやつだ? おれは、モンドはライオンかねぇと思うんだが。 [違うか?と、首を傾けるおれを見て 抗う=モンドとおれが考えていることに モンドは気づいたか。どうだったか。 まあ、どっちでも。この時のおれは気にもせず。 正解だろうと得意気に、がるると一声吠えたんだ。]
(28) 2017/07/18(Tue) 04時頃
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[しかし。所詮はただの図鑑が考えることさ。 おれにもにんげんのことは書いてなくはなかったが、 巻末に一行だけしかかかれていなかった。 それ+伝聞のみの知識では限界があるというもので。]
飢えそうなら狩りをすればいいわけじゃないのか。 ぐるるる……にんげんは、難しいな。
[ライオンの前足で顔をこしこしと擦り、考える。 にんげんに階級があるって話も、初めて聞いた。 貴族ってやつは何もしなくてもご馳走を食べれるのは、 驚いたし、他の動物と違うんだなって思ったものだ。
モンドの話を聞いて、 一つだけ、どうしても聞きたいことができたから。 少しだけ悩んで、おれは口を開いた。]
『にんげんは どうぶつの中で一番自由な生き物です』 ……って、俺には書いてあった。 それは、合ってるのか?……それとも。
(29) 2017/07/18(Tue) 04時頃
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[おれに唯一書かれた、にんげんに対しての記述。 違う、と言われるのが怖くて。そのときは、 答えを待つ時間がとても長く感じたもんだっけな。]
[作者のばあさんの最期も、その孫の生まれも、 おれはなにも知らないままだった。 その生涯のうちの苦労や体験についても、 おれのそばで話されたことしか知らなかったから。
モンドのところにいけば、 にんげんの生き様ってもんを教えてもらえる。 そう思えば、何だか胸が高鳴る気持ちだった。
おれがモンドに感じてたのは、間違いようもなく。 "信頼"と呼べるものだったに違いないのさ。]
(30) 2017/07/18(Tue) 04時頃
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[その後もおれは何度も。 どうぶつの話を手土産に、モンドのところに行った。]
───モンド! 今日も人間たちの話、聞かせてくれよ。
[会いに行くときは、おれが思うモンドの姿。 自由に、空気の流れに抗って生えるような、 黄金のたてがみをもった、ライオンの姿で。 喉から響くぐるぐると楽し気な声を、 図書館にひっそりと響かせながら。]**
(31) 2017/07/18(Tue) 04時頃
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