210 初詣村
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―夜道―
[踏み出した冬の夜は、鋭く澄んでいる。
雪こそ降ってはいないものの、 目を凝らすと夜の粒子のひとつずつが見えそうだ。 吐く息の白さが、そう思わせるのかもしれない。
マフラーに埋めた口元から吐いた息を白く溶かし、 両手をコートのポケットに押し込んで歩き出す。]
ロビンって、出身は南だっけ? いいなぁ……あんまり寒くない冬。
[暖かな部屋を離れて玄関を潜り、 続く夜道に場を移しても、他愛ない雑談は続いている。]
(2) 2014/12/31(Wed) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/31(Wed) 00時頃
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――……見事な玉砕ぶりだったな。 傷を抉るなよ。悪徳金融屋め。
[まだ新鮮な傷について多くは語らないが、 口元から溢れる呼気の白の濃さが憂鬱さを物語る。
歩幅をロビンに合わせて隣を行きながら、 後輩への注意に合わせてケイイチへと視線を流した。 まさか玩具を腰で光らせながら歩いてはいないだろうな。]
雪の無い冬ってのも、味気なさそうだけど。 冷たくない雪が降れば良いよな。 ――これ、願ったらカミサマ叶えてくれるかね?
ヤ、うちは北。雪ばっかりの田舎。
[一行の先頭で揺れるポンポン(>>7)を向き直り、 どこか懐かしい雰囲気の毛糸の風合いに 不意に故郷を思い出して目を細めた。]
(8) 2014/12/31(Wed) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/31(Wed) 01時頃
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……そういうロビンは、どうなんだよ。 恋愛相談、乗ってやろっか? 千円で。
[学内での噂話によると、ニコラスは随分不誠実な男だ。 好みな顔立ちと体つきの女子には積極的に声をかけ、 好みでもない顔立ちと体つきの女子にも積極的に声をかけ、 たびたび軽薄な別れ話でカフェテラスを賑わせている。
そんな噂は、さて置いて。 ロビンが唸るのに合わせて肩を竦ませると、 冷たくない雪を想像しながら夜空を見上げた。
明るい星が多い冬の夜。 南に輝くベテルギウス。]
(19) 2014/12/31(Wed) 18時頃
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冷たくないなら。 寝転がって本を読んだら気持ち良さそう。 吉幾二を聞きながら、川端康也を読む。
――だから帰りたくないんだよなぁ。 寒いだけだしさ。
[寒さに悴んだ指先を、ポケットの中でそっと握り込む。]
[ニュースと言えば。 ロビンとの話の中でふと思い出して、 ダイミやワット、ケイイチにも届く声で「なぁ」と一言。]
今年の、うちの寮ニュースベスト3選ぶとしたら、 何をエントリーする?
[寮で見ていた年末特番の影響もあって。 何気ない雑談のひとつとして、問うてみる。]
(20) 2014/12/31(Wed) 18時半頃
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俺は、やっぱさ、 新歓飲みのときの…ダイミ先輩のアレだ。 あの時のワットさんなんてさ――
[なんて。4月の思い出を持ちだして、含み笑い。
桜の頃はそこそこ初々しい新入生だったのに…と、 先程、変身ベルトを見せつけてきたケイイチを振り向く。
影で平和を守ってくれているヒーローが居るかもしれない なんてことを言っていたケイイチだが、 まったく潜んでいない自己主張激しい彼は そのヒーローの条件は満たせないわけで。]
あんまし目立つと、 巨大組織っぽい何かに攫われて勾留されるかもな。
[気を付け給え。 改めて、はしゃいでいるケイイチに揶揄と注意を投げる。]
(21) 2014/12/31(Wed) 18時半頃
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[特撮ヒーロー番組やアニメ映画を好んで見ていたのは、 何歳くらいまでだったっけ。
架空の世界は 活字の連なりにのみ求めるようになったのは、 一体いつからだっただろう。
ロビンとケイイチの兄弟のような遣り取りを眺めて また少し、故郷を思い出す。 雪に封鎖された、あの町を。**]
(22) 2014/12/31(Wed) 18時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/31(Wed) 18時半頃
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安いもんだろ? 千円……持ち合わせがないなら、貸そっか? トゴで。
[悪徳金融屋の座をさらりと奪いにかかる、冗談ひとつ。 視線を向けた先で、ロビンの口元から零れた濃い白が、 夜に蕩けて過去に押し流されていく。 ロビンの心境を知らないニコラスは、 おやおや、恋煩いでも抱えているのかしらんと思う。
にた、と薄ら笑いを浮かべていると、 ケイイチの悪戯にロビンが崩れ。 「懐かしいなぁ」なんて他人事として、笑った。]
(37) 2014/12/31(Wed) 23時半頃
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……ん?ヤ、好きだよ。
逢えなくて恋しくて 震える唇……― ――東野カナと言ってる事は同じだろ。
[吉幾二『雪ノ國』のサビを囁かに歌って、首を傾ける。 恋心、老若男女誰にも同じ震えを齎すものかと いっそ新鮮な驚きを感じたこの一曲は、好きだ。]
…………山間の真っ暗な夜、雪が積もるとさ。 10分の時間経過にも、 自分が死んだ事にも気付けないくらい 圧倒的に静かで、星はやっぱり綺麗。
[一摘み程の郷愁が含まれる冗句もまた、吹く風に散り。 現実の、街中の寒さに肩先が震えた。]
(38) 2014/12/31(Wed) 23時半頃
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年の瀬だからねぇ。そろそろ、いよいよ。 アレ、また演って下さいよ。腰が死なない程度に。
――あったなぁ。冷凍庫一体が甘たるい池化した夏。 あの後入れた豚肉も、ちょっと甘い匂いして。
[寒さから逃れるように、ワットの話に触発された記憶で、 夏の茹だるような暑さを思い出した。 惨事を語るにしては穏やかなワットの顔を見ながら。
少し先に大人になる、先輩。 朴訥とした人柄のせいもあってか、 まるで父親と向き合っているような気にもなって 居心地がよろしい。]
(39) 2014/12/31(Wed) 23時半頃
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――ホント、ケイイチが入ってから…… ……うるさくなったよなぁ。日曜が。
特警ブルーは呆れ返ってるよ。 地球の前に、自分を守りやがれ…ってな。
[最後の台詞は共有室のテレビで一度きり見た件の番組で、 青色のテカテカした装具を着けた人物が吐いていたもの。 まったくだ、と思ったから、やけに鮮明に覚えていた。]
はやく、世界平和をカミダノミして、 帰って鍋食おっか。餅入れよ、餅。
[カニ…カニ、あるのか?カニ。 そんなリッチな正月があるのか?! ――ケイイチのうきうきぶりに、思わずそわつく。 なんたって貧困学生だ。
未成年の飲酒ダメ、絶対。と注意するのも忘れて。]
(40) 2014/12/31(Wed) 23時半頃
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[雑談と笑みを交わしながらの夜の散歩。 目的地までは、もうすぐ。
ロビンが取り出したスマートフォンの明かりを見て、 そろそろか、と時間を意識したあたりで。 番号交換を持ちかけられて、応じたようと――]
あ。
[――コートのポケット、の中で握っていた手を解いて。 スマートフォンを忘れてきた事に気付いた。]
ゴメン、忘れてきた。 ……巫女さんと、LIMEのID交換できない。
[これは由々しき事態だと眉間に皺を寄せると、 某脳をさっさと祓えと言わんばかりに ひとつめの除夜の鐘が、ゴゥンと厳かに響いた。*]
(42) 2015/01/01(Thu) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/01/01(Thu) 00時頃
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―雪代神社―
[遠くから響く除夜の鐘の音を、数える。 百七を数えたところで丁度、一行は鳥居の手前。]
せ……ぇの、――
あけましておめでとう。 今年もよろしくお願いします。
[年を跨ぐ瞬間の一歩は、足並み揃っていると良い。
予想外に、跳んで踏み込むワットに驚いて 慌てて後に続いたせいで、 2015年最初に地面を踏み締めた片足は傾いて まるで格好悪い出だしになって、 我ながら笑ってしまった。
何はともあれ、新年だ。]
(46) 2015/01/01(Thu) 00時半頃
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―回想・神社への道―
[未だ一行が神社に至る道半ばに居た頃。 少しずつ屋台と人の姿が増える参道を歩きながら、 ワットの誘いかけに(>>45)、たはは、と笑って ピースに握り拳を掲げて応える。]
そんなに野菜踊りの伝承が気掛かりなら、 ワットさんの留年をカミサマに頼もっかな。 俺は、ほら……持病の五月病が酷いからさ。 踊れないんだよ、残念だ、残念だ。
[これが、2014年最後の会話。*]
(61) 2015/01/01(Thu) 22時半頃
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―2015年 雪代神社―
――ロビン、星好きだっけ?
[屋台から流れ出す湯気やソースの焼ける香ばしい匂い、 裸電球の粗雑な明かりが作る温かな橙色、 あちこちで交わされる「おめでとう」の声。 年の瀬の慎ましさから一転して祝賀に華やぐ境内。
相変わらず並んで歩きながら、 「天体観測サークル、かわいい娘おおいよ」と ロビンの耳元で恋愛相談サービスの押し売りをする。]
金ならあるんだっけ? 俺、イカ焼き食べたいな。
[ワットの言葉に食欲を刺激された。 耳打ちついでに、先の会話を思い出してたかりにかかる。 話をしていない間は、 きょろりと辺りを見回しながら無意識の鼻歌を。 曲目はもちろん、雪ノ國。]
(63) 2015/01/01(Thu) 22時半頃
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えー……ふたりがお手本示してくれるなら、 考えないでも無いかもしれないから。 ちょっとロビンとセンパイ、踊ってみよっか?
[野菜の舞を継承する件については、 相変わらず乗り気じゃない。
ロビン(>>54)とダイミ(>>60)それぞれに、 先にやってみやがれと逆指名して。 くはは、と悪役ぽく笑ってやった。]
……あ。あれ、教育学部のタバサちゃん。 スージーちゃんも居るね。 ――初詣用の巫女さんは、 だいたいが女子高生と女子大生のアルバイトだ。 勝率は高い。
[早速、社務所近くに巫女姿の女性を見つけて、 煩悩たっぷりに親指を立ててみせた。]
(64) 2015/01/01(Thu) 22時半頃
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