158 雪の夜に
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……どうしたのかしら、ね。
[逃げろと巻くしたて、去っていった男。 一度だけ視線をそちらへやった女の表情は窺い知れず。 ざわめきの中、伝染していくその言葉を女も確かに耳にしていた。
気づけば目の前、杯は落ち、青年も床に屈んでいた。 それを静かに見つめる女の瞳は深い蒼]
ごめんなさい。 性質の悪い冗談だったかしら、
それとも……、何か、
[青年の反応は、人狼、その言葉へのものに見えた。]
(5) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
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[片付けるのを手伝うように、身を屈める]
……何か、心当たりでも?
[女の紅い口唇は、 青年の耳朶を掠めて、 囁くように問いかけていった]
(6) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
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……そう、
[冷えたという青年の手、 震えたその指に女の視線は落ちる]
なら、温まらなくてはね。 ……あなたは、お酒は得意なの?
[紅い口唇は確かに笑みの形になる、 それから、女の手はその震えた青年の指を、 その温度を確かめるというには酷く優しげに そっとなぞり上げて立ち上がる]
(11) 2013/12/22(Sun) 02時頃
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……うそつきね。
[詰るように零した]
(13) 2013/12/22(Sun) 02時頃
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手をお拭きなさい。 ……怪我はなくって?
[青年が破片を女に預ければ、 胸元の黒いレースのチーフを差し出して]
それなら、そうね、 今度はもう少し静かな場所で、 お付き合いいただけると嬉しいわ。
[>>15>>16 戯れのような言葉に返った硬い返事、 対照的に女はただ柔らかに言葉を返して、戸口へと視線をやった]
(21) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
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……今夜は、 これで失礼するわ。
声をかけていただいてありがとう、 嬉しかったわ。彼女たちにも。
[そして礼を述べた後、 女はこの場を立ち去るべく青年に背を向ける]
(23) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
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[>>25 言葉にわずか女が瞬いたのは、 誰の目にも写ることはないだろう]
ああ……、 私もそうかも、しれないわ。
[それから女の足はゆったりと戸口に向かい、 集会場を出てれば積もり始めた雪が消していく足跡に、 灯りのないままに、じいと目を凝らした。
一足早く宴から立ち去った女の姿は、 それからそう時を待たずして白い闇の中消えていく*]
(29) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 03時半頃
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―早朝― [朝の路地、 冷えた静寂はとうに破られていた、 黒の婦人は遠巻きにその喧騒を見やっていた。
喰い裂かれた亡骸は、 雪の上を赤く血に染めて――、 その色だけは遠目からでも酷く鮮やかだ。
ふるり、と震えたような指先が、 襟元の豪奢なセーブルを寄せる]
(38) 2013/12/22(Sun) 15時頃
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[喪服の女の姿は、 そこに集う町の人々の目には、 不吉なもののように捉えられただろう]
……、怖いわね。
[零れた言葉は何に対してのものであったか。 とにかく長々と見るものでもない、 そう留まらずに踵を返そうとして]
失礼、
[ぶつかりそうになった小さな人影、 あの雑貨屋の少女と気づくより早く、 連れ出す姿に息を飲む]
(40) 2013/12/22(Sun) 15時半頃
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……いえ、 こちらこそ、ごめんなさいね。
[空白は一瞬のこと、 その動揺を押し込むように隠せば、 女の口唇は思うよりも滑らかに言葉を紡ぐことができた]
ええ、そうですわね。 けれど、このまま宿に戻るのも恐ろしくて、 ……船が出るのはまだ随分先ですから。
これから、どうなるのかしら……。
[弟を人狼だと告げた司祭は既に生きてはいないだろう。 あの時、何故弟は人狼の嫌疑をかけられることとなったのか、身内である女にその理由は知らされることはなかった]
(43) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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[肯定を示す頷きと共に、 老人の見やる視線に目深につばを下ろす、 それは無意識の指先の所作]
――…景色は、 ええ、美しいのでしょうね。 こんなことがなければ、 散策も良かったのでしょうけれど。
[老人のしゃがれた声、 女の声には時の流れは乗らない。 置き去りにされたような感覚をふと覚えた、
けれど]
(50) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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この坂の上の教会、かしら。
そうね……、 よろしければご一緒させていただきたいわ。 祈りは人の心を安らげるもの、ですし、
きっと、 こんな恐ろしいものを寄せ付けない、 主のご加護もあるでしょうから。
[――人狼を暴く術は、 いまだあの教会にあるのか。 雪道にはいささか適さぬ靴が、さくり雪を踏む]
(51) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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―教会へ至る坂道― [老人と少女と連れ立って、喧騒から遠ざかる。 雪の積もった日独特のしんとした冷えた静寂の中、 さくりと響く足音に、近く重なる時計台の鐘の音。 坂道をしばらく上れば教会は間近だ、 振り返れば眼下に広がる暗い色の冬の海]
――……船が、 随分小さく見えるのね。
[港に停留するエレクトラ号、 この町から離れそして帰ってきたその船、 はたして何を思うのか、女は小さく呟いた*]
(57) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 17時半頃
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[>>74 眼下に広がる風景から、 視線をそらすことのないままに、 老人の言葉に女は静かに問いかけを投げる]
……あなたはずっと、この町に?
[丘の上から舞う風花、 帽子を片手で抑えて振り向く、 留めてしまっていた足を動かす]
お気遣い、ありがとうございます。 ……あなたは何かご用事でも?
[その言葉、 彼は茶の相手になるつもりはないように聞こえた。 そして時を経ても変わらぬ教会の全貌を目にした時、 女は胸を押さえて、ただため息を零した]
(78) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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ああ……、
[>>79 あの人もまた町を去った一人だ、 あのことが起こる前の記憶は、もう酷くおぼろげで、 いつだって思い出すのは、己の痛みばかりだった。
死ぬまで離れることはない、 その言葉に思わず零れたのは]
そう、 ……この町を愛してらっしゃるのね。
[そんなお定まりのような言葉。 自分がその理由かもしれないと、 ふと過ぎった感傷を否定したかったのかもしれない]
(89) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[目の前の無邪気な少女。 その存在こそが彼が歩んだ年月の、 ――幸いの象徴であるはずなのだから]
ご用事があるのなら、 お邪魔してはいけませんわね。
[>>84 不器用な言葉はかすかに記憶を揺さぶる、 確かに彼は、なにもわかってはいなかった]
……私も、 年頃の女の子の気持ちなんて、 もう思い出せませんわ。 それでも、お嬢さんはお付き合い頂けるかしら?
[そして教会の門をくぐる]
(91) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[>>95 女の紅い口唇は、 一度ふるりとわななき震えた。]
変わらず、……待っている。
そう……、 お優しいのね。
[それきり何も言葉は出ない。 ただ震える指を握り締めて――、
続いた言葉に吐息と共に、 胸に詰まる何かを吐き出した]
(102) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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まあ……、 それは大変でしたでしょう。 でも、きっと良いご家族に恵まれたのでしょうね。
立派なお嬢さんですもの。
[>>97 彼が揶揄するのとは別の意味で少女を見やる、 彼女の母の夭逝は、 幸いの中の不幸であると疑わずに。
彼の上に過ぎた年月が幸いであることを、 女は何ひとつ疑ってはいなかったのだ*]
(103) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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―教会―
……でも、 その優しさの価値を、 見出して下さる方がいらしたのでしょう?
[>>105 また無意識に帽子に指先のかかる、 ここは教会であるから、それを脱がずにすむことに安堵する。
この人はまだ、 あの言葉を覚えているのだと、 そう気づいてしまったせいだ]
(122) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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[>>108 女の口唇は、 どこか歪んだような笑みを見せる。 激しい感情は、時の中に忘れてしまった。 だから、残ったのはただ――]
(123) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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パピヨン・ローズ、 美術品を扱っておりますの。
[零れるのは、今の名だ。 アンジェリカ・ローズはもういない、 そして、ローズ、なんてよくある姓だ。
女は変わらず眼差しを伏せたまま、 奥へと向かう老人の背を見送った]
(124) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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[感傷は確かに身を苛む。 けれど女の眼差しはそれとは違う意味を持って、 老人の背を再度追った。
彼が今ここへ来るということ、 その符号は否応なしに、思い出させる。 弟が人狼だと糾弾されたあの日を。
司祭とどんな話をしているか、 それを聞き取ることまでは出来そうにない。 ゆるりと首を振って]
あなたはおじい様に、 ……大切にされているのね。
[傍らの少女にそんな言葉をかけた*]
(143) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 01時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 01時半頃
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―教会にて― [教会の窓から、色ガラスを通して光が降る。 単純化された聖母子は、素朴な風合いでありながら、 どこか安らぎを与えてくれる優しい色だ。 丁寧に扱われてきたのだろう、飴色の長いすに腰掛ける。
仲むつまじい祖父と孫は 誰が見ても微笑ましいものだろう。 >>169>>170 慌てて口に手を当てる少女に、 女はただゆるやかに首を振る]
二人だけ、 そう……、あなたもあの方も、 ご家族を早くに亡くされたのね。
[真実を知る者はここにはいない、 だから女はただ同じ悲しみを知る者としての言葉を返す、それだけだ]
(181) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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あの船に乗ったのは、偶然なのよ。 ……でもそうね、貴女と同じくらいの頃に、 故郷を出て、いろんな土地を見てきたわ。
[>>171 そして会話の最中、切り出された言葉、 どこか不安そうな少女の髪で、花飾りが揺れる]
人狼が処刑された、 そんな話は聞いたことがあるけれど。 本当かどうかはわからないわね。
……きっと犯人として処刑されれば、 その人が人狼ということになるのでしょうし。
人間と人狼を見分ける方法でもあれば、 話は別なのでしょうけれど。
(182) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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あの殺された青年は、 何故あんなことを、言い出したのかしらね……。
[あの青年は、何故それを知っていたのか。 彼が人狼の存在を何か嗅ぎ取る術を持っていたのか、 あるいは――ほかに、別の]
(183) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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……こういう時には、 よそ者というのは立場が弱いのよね。 早く、事態に収支がつけばよいのだけれど。
[零れた言葉は女の本音であったけど、 少女に安堵を導くものではないだろう。
やがて老人が奥から戻れば、 教会にも町の閉鎖を伝える自警団の知らせ>>#3は届く。 その疑心をあおるだろう通達と共に]
(184) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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……困るわね。
[黒い未亡人と噂され、 己が疑われることには慣れてはいるが]
……お2人とも、ありがとうございます、 話をしていただいて、少し落ち着きました。
[そして再び坂道を下り町へ戻る途中、 老人と少女も共に見ただろうか。
見下ろす広場には、さび付いた処刑台。 朝凪の時はすぎて、海風にロープが揺れている*]
(185) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 20時頃
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―海に面した坂道― [昔、小さな手をひいて歩いた道だ。 両親が死んでからは、弟と2人、宿で下働きをしながら、その日その日をどうにかしのぐような暮らしをしていた。 彼の兄は――そして、彼もそれを案じてくれていたのは知っている。
ふと女の足の止まったのは、 その宿が今も変わらぬ名でそこにあることに]
……朝凪亭、
[さすがに主人は代わっているだろう。 泊り客の子だろうか、店の子だろうか。 >>188 ままごと遊びの子供の姿]
(201) 2013/12/23(Mon) 23時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 23時頃
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[>>200 温かさと甘さがじわりと胸に沁みた。 古い教会はあの頃から古いままだったから、 時の流れをふと見失いそうになる。
>>205 送られるに断るような理由もなかった。 朝凪亭の前で足を止めたから、 ここが泊まりの宿と勘違いされたかもしれない]
何をしているの、かしら? ……お人形遊び?
[>>208 子供の誘いの言葉に、ゆると首をかしげた]
(211) 2013/12/23(Mon) 23時半頃
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……そう、立派な人だったの。
[>>215 父を知らぬのだろう言葉だ。 それを楽しそうに語るのは聊か不憫であったけれど、 ――子供の扱いなどもうすっかり忘れてしまった]
……妹? あら、困ったわね……
[思わずきょとんとして、 背後のティモシーにどうしようかと振り返ったところで、 不意をつくような風が吹いた。
舞い上がる風花に、 目深に被った帽子が飛ばされて――]
(219) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[黒髪が風に煽られて散る、 海にも空にも交わらぬ蒼の瞳は見開いた。 そのまま咄嗟にしゃがみこみ、
顔を伏せるようにして、 転がる帽子に手を伸ばす]
(222) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[手にした帽子を被りなおせば、 震えた指を握りこむ]
――……、ごめんなさい、 宿はこの近くですから、もう大丈夫ですわ。
お嬢ちゃんも、 遊んであげられなくてごめんなさいね。
[逃げたくなる足取りを必死に押さえて、 赤いフードの男には小さな会釈を一つだけ、 その動揺はきっと男にも見て取れただろう]
(228) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[>>225 かつての青年が、 今は老いた皺の刻まれた顔で、 変わらぬ微笑を見せるのに]
……っ、
[女はただ口唇を強張らせた。 そして続いた老人の言葉の変わらぬ様子に>>229、 帽子の下で瞬いて、それから]
……ええ、大丈夫、です。
[それからその紅い口唇は歪んだような笑みを見せた]
(233) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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[そんなことが想像に至るはずはないのだ。 人間であれば、すぎた時をその身に刻むもの。 ならば、自分は――。
去っていく老人の背中に、 改めて感じるのは己という存在の]
……あの子の、 身代わりにもなれなかったのに。
[零れた小さな呟きは、 打ちひしがれたようにも]
……ごきげんよう。
[そして子供と赤いフードの青年と、 あらためて2人に会釈して、女は路地へと歩みを向けた]
(237) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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……大丈夫よ、ありがとう。
[案じられた子供の言葉と、 そして青年のもの言いたげな眼差しに、 セーブルの襟元をそっと寄せた]
(239) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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[――宿へ向かう道行きの途中、 女はその目深に直した帽子を脱いだ。 艶やかな黒い髪も、何とも例えがたい蒼い瞳も、そのままに。]
……戻りたくなんて、なかったわ。
[居場所などどこにもないのは知っていた。 ――ただ一人の弟とも、違うもの、だったのだから*]
(246) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/24(Tue) 01時頃
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