人狼議事


285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう

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【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 
   [ はじめて見た、
       あなたの心からの笑顔>>2:369 ]
 

(79) めのこ 2018/10/14(Sun) 19時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ わたしが彼女の祈りを
  叶えることが出来たのと同じように。
  彼女はわたしの願い>>0:-114を叶えてくれました。

  ひとりで終わりの時を迎えたなら
  わたしはこんなにも、おだやかでは
  いられなかったに違いありません ]


  ────…… うれしい。

[ 小さなささめきと同時、
  天井の崩れる、大きな、大きな音が。

        それと、わたしたちの横たわる床が
        真っ暗闇に零れ落ちていくのと、
        どちらが早かったでしょうか。 ]

(80) めのこ 2018/10/14(Sun) 19時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 
[ なんにせよ、わたしの意識は、
  そこで プツリ と途切れてしまいました ]*
 

(81) めのこ 2018/10/14(Sun) 19時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 
        [ ────…… ]
 

(87) めのこ 2018/10/14(Sun) 21時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 気付いたらわたしは、
  手提げと小さな花束を手に持って
  花畑に座り込んでいました。

  きょろきょろと辺りを見回します。

  ……どうやら此処は
  天国でも地獄でもないようです。
  だって、よく見知った風景ですもの。

  一体何が起こったのか、
  あれはほんとうにあった出来事なのか
  どうして今自分が生きているのか。


     疑問はたくさんありましたが、
     わたしはよろりと立ち上がりました ]

(88) めのこ 2018/10/14(Sun) 21時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 体はどこかけだるい気もしますが、
  痛くもないし苦しくもありません。
  走ることも問題なく出来そうです。

  わたしは、教会に向かって走り出しました。
  考えるのは後にして、
  真っ先に確認したいことがあるのです。

  わたしがこちらに居るということは、
  あの人も……こちらに居るはずですから ]

(89) めのこ 2018/10/14(Sun) 21時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 息を切らして教会にたどり着いたわたしは、
  ゆっくりとその扉を押しました。

  優しい心音も、温かな掌も、
  この先に確かにあるのだと、言い聞かせて ]*

(90) めのこ 2018/10/14(Sun) 21時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 優しい心音も、温かな掌も、
  扉の先に確かにありました>>94

  安堵のままに駆け寄ろうとして、
  ……動く、その表情に

     わたしの足は、
     縫いつけられたように動かなくなります ]

(95) めのこ 2018/10/14(Sun) 23時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 

  ────……わたし、

[ ひとりの女の人がそこに居て、
  けれど、それが望む人ではないのだと
  気付かないわけがありません。

  だってそこに浮かんだ表情は、
  最後に見たものとは似ても似つきません。

  咄嗟に、帽子を深くかぶり直しました。
  そして、最後の希望を込めて
          言葉を絞り出すのです ]

(96) めのこ 2018/10/14(Sun) 23時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 
  わたし は……
  てぃえーく、と、いいます。

         ──── あなた、は?
 

(97) めのこ 2018/10/14(Sun) 23時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ もしかしたら、
  此処での記憶を失くしただけで
  "彼女"なのかもしれない、なんて。
  この期に及んで、考えてしまうのです。

  他の可能性なんて、考えたくありません。
  そんな、……そんな、残酷なこと ]*

(98) めのこ 2018/10/14(Sun) 23時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 

  りひと。

[ 意味もなく、
  彼女の言葉を繰り返しました>>99

  そうしてみたって
  事実が変わるわけでもないのに。

        あなたの浮かべる微笑みが、あぁ
        わたしの心をちくちく苛むって
        ……どうか、気付かないでいて ]

(108) めのこ 2018/10/15(Mon) 00時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 

  しって、ます。
  あなた に、すごくよく、にてる
  ろいえ って……おんなのひと。

     さっきまで、いっしょに、……

[ これだけ顔が似ているのです、
  彼女がロイエを探す理由は、
  なんとはなしに解りました。

  だけど、彼女が
  何処から来たかなんて知りません。
  話かけるより前に知っていたら、
  わたしはもっとちぢこまっていたでしょう。

  今は、辛うじて
  うつむいたままでも、会話出来ていますが ]

(109) めのこ 2018/10/15(Mon) 00時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 

  あの、……ごきょうだい か、
  なにか、ですか……?

      わっ わたしも、
      ろいえ を、さがしていて……

[ だって、こちらに居るはずなんです。
  何度も何度も、自分に言い聞かせます。

  ほんとうは、もう
  全てを察しているくせに。

  だからこそ、
  ぽろぽろ、次から次へと涙が零れて
  わたしはたまらず、座り込んでしまいました ]**

(110) めのこ 2018/10/15(Mon) 00時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ どうしてでしょう。
  どうしてでしょうか。

  彼女>>124はロイエではないのに
  触れる手にやすらいでしまうのでしょう。

  顔はうつむかせたままですが、
  彼女の言葉>>125にかすかに肩が揺れます。
  そうして、ゆっくり肯きました ]

(148) めのこ 2018/10/15(Mon) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ お話が終わるまで……いえ、終わってからも
  わたしはじっと沈黙をたもっていました。

  ロイエは、裏の街に居るべきでは
  ない人だったと知ってしまって。

  彼女の苦しみも何もかも、
  不相応なものだったと知ってしまって。

  それでも、此処に責められる誰かがいれば
  わたしだって怒れたのでしょう。
  どうしてロイエを不幸にしたの って
  そうすれば、楽になれたかもしれないのに。

  ですが此処に居るのは、
  なんにも知らなかったのに
  後悔していると言ってしまえるおんなのひと ]

(149) めのこ 2018/10/15(Mon) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 当たり散らしたくなる気持ちは
  段々と鳴りをひそめていきました。

  呆然、といった様子の裏
  目を逸らそうとした現実を、
  ようやく受け入れる決心をして ]


         ろいえ、は たぶん……もう、
         いないんだと、おもい、ます。

[ まるで、自分自身に
  言い聞かせるみたいな口調でした。

  口に出してしまえば、
  ざわついた心はいっそ落ち着きを取り戻します。
  だから、彼女を見ることも出来ました ]

(150) めのこ 2018/10/15(Mon) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 

  ……だから、

     "そこ"は、もう
     あなた の、いばしょ……です。

[ 愛されるべきは、あなたなのです。

  後悔していたって、何だって
  その居場所に相応しかった人は、
  もう戻ってはこないのですから ]


      ろいえ の、ぶんまで、
         ……どうぞ、しあわせ に。

[ そうやって、
  あたたかな"家"に帰るように
  促してみせるのでしょう ]

(151) めのこ 2018/10/15(Mon) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ ロイエが居なくなった理由
  聞かれなくて良かったと思います>>154

  素直に話しても
  おかしなやつと思われるだけでしょうし、
  誤魔化すだけの余裕はありませんでした。

  頭がぼんやりとしてしまって
  物事を深く、考えられないんです。
  これだってやっぱり、
  現実から逃げているだけなんでしょうね ]

(158) めのこ 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 

  そう……、いって、もらえると
  わたし と、しても……
       ……すくわれ、ま す。
  
        こちら こそ……
        ありがとう、ござい、ました、

[ 声は、何処か平坦でした。
  彼女の贈ってくれた言葉>>155>>156
  胸に響かなかったわけではありません。

  そうだったらいいな。
  思いはしても、ほんとうのところは
  わたしにも、彼女にも解らないことで。

  いいえ、だとしても
  ひとりにされたことに、変わりはないのです ]

(159) めのこ 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ お辞儀をする彼女>>157
  わたしもぺこりと頭だけを下げました。

  それからは、立ち去る彼女を
  見送ることすらせずに
  じ、と傾いた十字架を見ます。

      教会に、静かなときが戻ったとしても
      涙を流すでもなく、わたしは
      その場から動けずにいたのでしょう ]

(160) めのこ 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 
[ わたしは、ふたたび思い知りました
  かみさま なんて、いやしないって、こと ]*
 

(161) めのこ 2018/10/15(Mon) 20時半頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

 
      [ ──── それは、日が暮れた頃 ]
 

(190) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 少女は教会を出て、
  図書館に向かって歩き出しました。

  足取りは重いということもなく
  けれど、軽いということもなく。

  ごくいつもの調子で、
  知り合いに会ったのなら、
  当たり前みたいに挨拶もしたでしょう。

  ……ですが。
  図書館までの道中、
  誰にも会うことはないのです ]

(191) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 誰かが探してくれていたとしても>>62
  何処かに放送が響いたとしても>>121
  少女がそれを知ることはありません。

       少女は、何処までも
       "ひとり"で、道を歩いていました ]

(192) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 図書館は、静かにそこにありました。

  よく此処を訪れる"少年"は、
  まだ店の手伝いでもしているのでしょうか。

  何にせよ、此処には誰も居ません。
  日の落ちきった館内には、
  差し込む陽のひとつすらなく。
  寒々しい雰囲気をたたえていました。

        まどろむための窓際。
        共に語らった書架の影。
        居眠りに遣われた椅子。

  それらはまだ、当たり前のようにあるのに
  少女は目もくれず、受付へ ]

(193) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ とっくに使われていないそこから、
  ペンと紙を取り出して、綴ります。

     少し、離れた場所に行くこと。
     心配しなくてもいいこと。
     ──── 必ず帰ってくること。

  小さい、けれど
  あのとき>>2:198と違って迷いの無い文字。

     まだおすすめしたい本があること。
     いつか劇場にお邪魔したいこと。
     春の花を待っていてほしいこと。
     食べたいお菓子があること。
     また一緒にお散歩したいこと ]

(194) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 取り留めもない手紙は、
  図書館の受付に放置されました。

  目的を達した少女は、
  誰かの影を探すように一度振り返り、
  やがては前を向いて歩き出します ]

(195) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 図書館を後にした少女を
  見かけるものは居ないのでしょう。

  だから誰も、
  少女が何処へ行ったのか知らないのです ]

(196) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

【人】 食通虹蛇 ンゴティエク

[ 御影山にある、花畑の傍ら
  深く湧き出る泉のほとりに

     中身入りの手提げが落ちていることも
     きっと──知る人は、いないのでしょう ]*

(197) めのこ 2018/10/16(Tue) 17時頃

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