79 This is a MURDER GAME
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―裏通り―
[足跡のように続く、サイモンの血の跡を追って。 迷路のような細い裏通りをでたらめに抜けていく。 その途中に、背に投げかけられた「祈り」には、今はまだ気付かずに。
瓶の割れる音が、聞こえた。鈍い打撃音もあった気がする]
あー、……んん?
[表通りへと飛び出していったサイモンが、腰を抜かしたように座り込んでいる。 彼の視線の先を辿ると、男女が取っ組み合う凄惨な光景>>2]
ぅわーぉ。
[口笛でも吹きたい気持ちで、にぃっと口の端つり上げた]
(5) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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―裏路地と表通りの境目―
あれ? なんだ、死ななかった。
[手持ちの武器を使い果たしたのだろうか、女の方が逃げ去っていく。男が追いかけないのは、負傷した足のせいだろうか。 やがて細い路地へと入ろうとした男の視線が、こちらへと向けられて]
あ、どーも。
[そう言ってにこやかな笑み。 生前はご近所にもにこにこ挨拶できる良い子でした。
向けられた問いかけに、んー、と間延びした声上げながら首を傾ぐ]
せっかくだし、見学してよっかなぁ。ほら、プロの技って見てみたいし。 さっきの女の人逃げちゃったからさぁ、観客のこっちとしても消化不良っていうか?
[にやにや笑いは変わらないが、目は本気で言ってる人間のそれだ]
(22) 2012/02/11(Sat) 10時半頃
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[スクラップファイルを思い返してみるが、鋏男の顔に覚えはなかった。 彼が逮捕されるより先に自分が死んでしまったかのだろうか。それとも逮捕されないまま彼が死んだか。 どちらにせよ彼が殺人鬼か何かの類であるのは明らかで、彼の詳細が知れないのは口惜しいところであった]
サイモンさん、よかったね。 このおにーさんが遊んでくれるってさ。
[サイモンに向かって、穏やかな笑みを向けた]
(23) 2012/02/11(Sat) 10時半頃
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へへ、よく言われる。
[暢気だな、との評に、へらへら笑いながら答える。 この言葉と表情だけ切り取れば、友人と雑談する若者そのものだろう]
覚えてない、って? キオクソーシツ?
[予想外の言葉に目を瞬く。 自分とて末期の記憶が欠落しているが、彼はそもそも自分が何者かすら覚えていないらしい]
でもまぁ、素人さんには見えないかな。 ……ね、名前くらい覚えてないの?
[サイモンはもう、動くことすらかなわないようだった。 鋏男のぎょろりとした目から発せられる、明確にして滑らかな殺意。その眼差しに、射すくめられるサイモン。 蛇に睨まれたカエル、そんな言葉が思い浮かぶ]
(30) 2012/02/11(Sat) 18時頃
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剃刀がよくお似合いだよ、リッパー(切り裂き)さん。
[特等席で眺める解体ショー。 鮮やかな彼の手つきを眺めながら、称賛の言葉を贈る。
サイモンはどのくらいで死ねただろうか。 無駄に死ににくくされた体。頸動脈を切り裂かれたショックくらいじゃ死ねないとしたら痛ましい。 けれどマニアなだけの自分には、ビクビク跳ねるサイモンの動きが、随意運動なのか不随意運動なのか、さっぱり見分けることができなかった]
(31) 2012/02/11(Sat) 18時頃
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[耳に届く足音。気配にゆるりと振り返る。 風を孕んでゆれる修道服の裾。血腥いこの場に不釣り合いな、静謐な祈りの笑み]
シス、ター……?
[目を瞬く。口の中が乾ききって声が掠れた。
知ってる。この人を知っている。 穏やかな笑みも声も、子供らに菓子を配る時の細く白い指も、 哀しみに目を伏せる時の睫毛の長さも、救いを語る時の熱っぽい声も。
―――…知ってる]
あ……っ、 は、 ははははっ
[頭が鈍く痛む。記憶は戻りきらぬのに、心は激しく、震えて]
(35) 2012/02/11(Sat) 20時半頃
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[自分の住む街で、殺人事件が起きた。 紙面に綴られる活字だけでは飢えを埋められなくなってきた頃だった。 痕跡を追って、辿って、その途上で出会った人。 彼女は、今時珍しいほどの『善意』のカタマリで、けれど皮膚一枚の下には神への狂信的な愛を隠し持っているようで、そして――…]
ははっ、……あー、びっくり、した。 なに、これ。運命? 悪魔が悪趣味なだけかな。
[鉈持つ左手を、ゆらり、ゆらり、揺らす。 生きている頃、人を殺したことはなかった。 いつもただ、妄執を傾けるばかり。けれど、今は]
(37) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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謝らないでよ、シスター・ツェツィーリア。 僕を救うなんて、どんな聖人だろうと神だろうと、どだい無理な話なんだよ。
[彼女に向き直って、笑う。ゆらゆら、鈍く光りを返す鉈]
家庭環境が悪いわけでもない。 何か深いトラウマがあるわけでもない。 誰のせいでもなく、ただ当たり前のように、こういうのが好きになっちゃったんだから。
もうきっと、魂から罪深いんでしょう?
[顔と手首から先しか見えない、彼女の肌。 引き裂いたら、どんな色をしているのだろう?]
……また会えてうれしいよ、シスター。
[一度殺した人間を、もしも二度殺すなら。 彼女はいったい、どんな目をするのだろう。
自分はそれに、何を感じるのだろう]
(38) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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―少し前の、話―
[生々しい音と、噎せるほどの血のにおい。 それらを一瞬たりとも逃すまいと、自分は最前列の観客で居続けた。
男が浮かべる笑み>>43に、ぞくぞくとした光悦が走る]
ん……、綺麗、か。そうだな、すごく面白いとは、思うけど。 ザックさんは、綺麗だから、人間を切り刻むの?
[惹かれてやまぬのは、ボーダーラインの向こうに立ってしまった人の心。この切り裂き魔の笑みにも、その光と闇を感じる]
あなたもすごく、綺麗だね? ザックさん。
[切り刻む様は、この上なく血腥くありながらも、とても美しい儀式のようだった。刃物を振るう男の眼に宿る、狂喜と、恐らくは、愛。
あぁ、胸が震える]
(44) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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―自分の知らない、此岸の話―
[世間を恐怖に陥れた連続殺人、その被害者の一人であるシメオン・ニールセン。しかし彼がこの連続殺人と関係があると、認識されるまでには時間を要した。
それは彼が他の撲殺死体と違い、絞殺死体として発見されたこと。 それともうひとつ。彼にまったく、抵抗の気配がなかったこと。
彼の死は、親しい人物による犯行という予測がなされ、 長らく遺族や友人たちの心に傷を残した、らしい]
(45) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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―祈りの、下で―
[滑らかな動きで振り下ろされるブラックジャック。 側頭部への激しい衝撃に、視界が赤に染められる]
がっ、……は
[衝撃への抵抗もなく、横倒しに倒される。 普通なら即死しているような打撲だろう。くらくらする。たぶん抉れるように陥没している。なのに死なない。笑みが零れる]
あぁ、ほんと、酷いや。
[へらへら笑い、片腕で支えて状態を起こす。 彼女を見上げる。もう左目は機能を果たしておらず、狭まった視界で彼女を見上げる]
救いなんていらないんだ。神の御許だなんて、反吐が出る。 僕はいつまでも、この恍惚の中に身を浸していたい。
[本気でこれを、「救済」だと信じている彼女の瞳。 ゆらり、立ちあがって鉈を構える。あぁ、なんて愛おしい]
(46) 2012/02/11(Sat) 22時頃
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僕の、苦しみ? ねぇそれってなぁに? 僕はこんなにも今、楽しくて仕方がないのに。
[頭部に受けたダメージは、痛みよりも重苦しい熱と圧迫感となって苛む。けれど笑う。恍惚の中で笑う]
僕の願いは――…
[風切る音。鈍い衝撃。何かがへし折れる音を体の内側で感じる]
あっ、ぁぁあああああああ!!!!!
[左腕が、あり得ない場所から曲がっていた。 弾き飛ばされた鉈は弧を描いて飛び、くるくる回りながら地面を滑る]
(52) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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はっ、ははっ、痛いよ、シスター……。
[身を庇うように低くなる上体。 けれど顔は下げ切らずに、『聖女』の眼差しを見上げる。 軸のブレるまま、彼女との距離をさらに縮め]
(あぁ、今が、永遠であればいいのに)
[右手を彼女の肩へと、伸ばして、引き寄せようと……]
(53) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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[力の入らぬ左腕をだらりと投げ出したまま、引き寄せる彼女の体。 意外にも抵抗なく身を寄せられたことを、不思議に思う暇もなく]
……がっ、 は
[振り下ろされる鉈。 その衝撃に、肩を掴む指に力が入り、爪が食い込む]
はっ、 は
[笑っているのか、苦しみ喘いでいるのか。 がさがさとした呼吸音の下、血を吐きながら。 裂けるように口の端が釣り上がり、そして]
最高だよ、シスター。
[彼女の首筋に顔を寄せて、囁く。 そのまま深く、その首筋に食らいついた]
(67) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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シメオンは、ほとんど前後不覚のまま、背後に忍びよる影には気づかずに。
2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[だんだん霞んでいく意識。 生きながら切り刻まれても、緩慢に引き延ばされる最期。 彼女の首筋から溢れる血が喉を潤す。 味なんてよくわからないが、とても、とても温かい]
―――ッ!
[頭に受ける、殴打。 既に陥没していた部分の傷口がジュッと嫌な音を立て、 遅れてたんぱく質の焼ける臭いが周囲を漂う]
… ―― 、 っ
[そのまま地に転がって、二人の女の顔を見上げた]
(73) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[頭上で会話を交わす、女二人を見上げる。 彼女らは状況にそぐわぬほどにこやかで、 けれどその風体はあまりにも異様で]
(――…ははっ)
[肺がまだ無事ならきっと笑っていた。 痛みも恐怖も、何もかも塗りつぶして心を満たすもの。
どれだけ切り刻まれようと、焼かれようと、 男の口元は最期まで笑みを象っていた*だろう*]
(81) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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