156 カイレミネ島の雪
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[まだ早いよねと言われれば。>>1:170モニカの方が年下と言うこともあり、それはそれで面白くない。
雪雫草の薬の薬を取りに行くと言う話しには興味は惹かれたが、掲げられたスノーシューズに、うっと息をのむ。 つまりそれが必要な場所に行くということだ。]
(……どう考えても、無理だわ)
カフェね、行くかはわからないけれど、一応マドカにも伝えておくわ。
[そう答えると、去っていく彼女に手を振る。]
(2) 2013/12/18(Wed) 00時頃
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さて。私もそろそろ帰らないと。
[見つけた本は惜しかったが、持ち出し禁止なら仕方がない。 必要になったら、また来よう。 後ろ髪を引かれつつ、棚に戻そうとする。]
『くしゃ』
[とたんに感じる、軽い抵抗と、小さな音。 何か引っかかっているのかと、一度本を抜くと、奥へと手を伸ばす。]
紙切れ?誰かゴミでも捨てたのかしら…?
[マナーが悪いわと憤慨すると、その紙をポケットに入れる。 司書の呆れた視線をかいくぐりながらカウンターを通ると、そのまま図書館を後にした。]
(3) 2013/12/18(Wed) 00時頃
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−図書館・外− (マドカ、出かけちゃったかしら?)
[そんなことを思いながら、できるだけ速度を上げる。初日に比べたら、雪道を歩くのもだいぶ慣れた。だって、今日はまだまだ2回しか転んでいない。]
ん?
[前方がざわざわと、騒がしい。そのまま無視してもよかったが、嫌な予感を感じ、知った顔を捕まえて話を聞く。]
え。ヨーランダが?……嘘でしょ、だって!
[この騒動が終わったら、島を出るのだと。 大切な人と一緒になるのだと。 そう嬉しそうに頬を染めていたのは、つい昨日のことで。]
せっかく願いをかなえたのに。幸せになれるのに! こんなのって…あんまりじゃないっ!
[その後のことは、よく覚えていない。ぼんやりと、歩いていていた気がする。 自分がどこへ向かっているのかも、わからないまま。**]
(9) 2013/12/18(Wed) 00時半頃
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−診療所前− [あれからどれくらい歩いたか。 虚ろな心からは注意力が奪われ、膝の傷は数を重ねる。 けれどもそんなことに気に留める暇もなく、心を占めるのは。「何故」「どうして」そんな疑問符ばかり。]
(どうしてヨーランダがこんな目に合わないといけないの?)
『冬将軍はとても寂しがり屋』
(だから、島を出ようとする彼女を赦せなかった?)
だったら、次に眠るのは―――。
[恐ろしい想像に、体を震わせる。 恐怖、怒り、疑問、不安。そんな感情がぐるぐると頭の中を回り続ける。]
「マユミ…? どうした、危ねーぞ」>>17
[自分を呼ぶ声に、ハッと顔をあげる。]
(21) 2013/12/18(Wed) 07時半頃
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ヒュー、ブローリン…。っ、ヨーランダが、ヨーランダが…っ!
[馴染みの顔を見かけた安心感からか、せきを切ったように堪えていた言葉が溢れ出す。 支離滅裂な説明だったが、二人にはちゃんと伝わっただろうか。]
(いつの間にこんなところに)
[吐き出したことで、少し落ち着きを取り戻し、辺りを見渡すと昨日来たばかりの診療所。その視界に、さっと茶色の影が映る。>>20]
(…トレイル?)
[声をかけようとし、言葉を飲み込む。]
(どうして?)
なんで…あの時と同じ目をしているのよ…。
―――図書館の側の、まるで忘れられたような場所に。一人の少年が、うずくまっている。
[追いかけなければ、そう思うのに。まるで凍りついたように足が動かない。]
(22) 2013/12/18(Wed) 07時半頃
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−回想− [この島では雪を見ることができない。 それが分かった後でも、図書館へ通うのをやめなかった。
何か方法は無いかと、ひたすらあがき、がむしゃらにページをめくった。そんな日々が、ただひたすらに過ぎていく。
永遠に続くかと思われた時の流れ。 そんな時、一冊のページが破れた本を見つけた。 破れたと言っても1ページだけだったので、全体の内容を把握するのにはそれほど支障はない。]
…マリンスノー?
[それは海に舞い散る雪の話。]
これだわ。
[こうなったら多少の妥協は仕方ない。 本当の雪ではなくても、あの美しい光景を見ることができるのならば。 ここは島。海ならば、周りにとびっきりのものが広がっている。 新しい発見と、夢を叶えられるかもしれないという喜びに、興奮を抑えられなかった。]
(23) 2013/12/18(Wed) 08時頃
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[素晴らしい思い付きに思えたが、一つ問題があった。]
……私、泳げないのよ。
[島の住人としては珍しいことだが、彼女の運動神経はそれほどまでに皆無だった。 かつて幼馴染に、「泳げないの?」と尋ねられ、むきになって無理やり海に入って溺れた経験も、トラウマになっているのかもしれない。 かんじんのマリンスノーを見る方法に関しては、運悪く敗れたページに記載されていたのか、詳しく調べることはできなかった。 それでも、海に潜らなくて済むということは無いだろう。]
そんなこと言ってられないものね。
[図書館へ通ううちに、雪以外にも、一つの目標ができた。 その目標を叶えるために、自分はいずれ島を出る。 まだ時間はあったが、楽観視できるほどではない。
まずは洗面器に顔を付けた。 次はお風呂場で練習した。 上手くいかなかった。でも諦めなかった。
他人から見れは滑稽に思える行為を何度も繰り返す。]
(24) 2013/12/18(Wed) 08時頃
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『以前はどうなることかと思ったけど、もう大丈夫みたいね』 『最近はすっかり元気になって。悪戯っ子で困るくらいだわ』
[そんな話を耳に入れるために、やっていることは無駄なのではないかと不安になった。 元々、雪を見せたいというのは自分が思っただけで、彼に請われたわけではない。 それでも無駄に思える努力を続けた。
そしてある日ようやく、実際に海に入る決心をした。]
別に、学校指定の水着でもいいのだけど…。
[おしゃれ、とは言い難いセンスのそれを見つめる。]
……せっかくだから、新調してもいいわよね?
[別に誰に見せたいわけではないけれどと、自分自身に言い訳した。]
(25) 2013/12/18(Wed) 08時頃
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[そして決行当日。
海は凍りつき。
―――雪が振った。
偽物の雪を見るために、あんなに苦労しているのに。 かんじんのところで邪魔をされ。 そしてその努力をあざ笑うように、いとも簡単に本物の雪が見れてしまった。
本来なら夢が叶って喜ぶべきことかもしれない。 しかし、納得がいかなかった。 更にその雪は島に眠りをもたらすものだなんて、ふざけている。]
…私は、そんなことのために。 雪が見たかったわけじゃないのよ。
[そんなつぶやきが、雪に中に溶けて消えていく。]**
(26) 2013/12/18(Wed) 08時半頃
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[昨日と同様手際よく傷の手当てを受ける。傷は深くなっているのにほとんと痛みを感じないのは、心が痛みを感じる余裕を持てていないからだろう。 先程見た幼馴染みの姿が何度もリフレインする。どうやら皆で山に登る話をしているらしいが、上手く頭に入ってきてくれない。]
「冬将軍に取り込まれた人は見分けられるのか?>>52」
・・・っ!
[しかしその言葉が聞こえた瞬間、鈍っていた脳が反応を示す。]
(そうよ。私は何をしているの?)
[ヨーランダ、トレイル、マドカ・・・そして島の人々の顔が浮かんでは消えていく。]
(まだ何も終わってないわ。だけれど、なにもしなければ本当に終わってしまうのよ。)
[やらなければ、できることを。そして自分は、その片鱗だけは掴んでいる。]
・・・私、分かるかもしれないわ。薬で眠った人が、冬将軍に取り込まれているかどうか。
[今まで黙りこんでいた少女が口を開いた。]
(57) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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(私にできることは何?)
[決まっている。 ―――冬将軍を見つけ出して、マドカとトレイルを守る。 そしてヨーランダを再び目覚めさせるのだ。 そうなると誰が冬将軍か、それを見極めることが重要になる。 ミナカタの言葉にゆっくりと頷く。>>64]
そうなのよ。…本当は眠らせる前に見極められたら、よかったんだけれど。
[悔しげに、ギリリと唇を噛む。]
図書館の本に書いてあったの。 まだ全部は読み終わっていないけれど、確かな情報だと思うわ。
[年代物の羊皮紙で記された先人の知恵。 今思うと、あれはおそらく前回の冬将軍の訪れの時に書かれたものかもしれない。
使用されている文字に、1人だけ心当たりがいたが、不確かな情報なので、それを告げることは見送る。]
(65) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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…ただ一つ問題があって。 その本、おばあちゃんの国の言葉で書かれているのよ。
[その一言で分かる者は察するだろう。 それがほとんどの島民に読むことができない本だと。]
だからこの情報は、「私を信じられない人」にとっては、何の意味も持たないのよ。 …だけど私は冬将軍を見つけたい。大切な人を眠らせないためにも。 だからお願いよ。私を信じてほしい。
[そう言いきった少女は、気付かない。 人と異なる力を持つということは。その身に危険を呼ぶことを。]
(67) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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マユミは、ヒューの頭をなでるふりをして、ぐりぐりやった。
2013/12/18(Wed) 23時半頃
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ああ。悪かったわね。
[悪いとは思っていなさそうな口調で、さらりと謝罪する。 少し心が落ち着いたせいで、昨日のマドカの一件を思い出し、つい手が出てしまった。]
『つーか冬将軍て何人居んの?』
[その質問に、初めて思い至ったとばかりに目を見開いた。]
……考えたことも、無かったわ。 てっきり一人だと思っていたけれど、複数人いる可能性もあるのかしら?
[あの本が過去の記録を元にしたものなら、そのあたりのことにも触れられているかもしれない。
実際に犠牲者が出てしまった今、もう猶予は無い。 そうなると、善は急げだ。 少しでも早いうちに、図書館に戻った方がよいかもしれない。]
(72) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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冬将軍を見つけても、冬が終わらなかったら…。 そうね。もし複数人いるならその可能性もあるかもしれないわ。 私が疑われる?…そうね、ありうるかもしれないわ。
[その時を想像して、背筋がぞっと冷たくなる。]
…でも、だからと言って、そこに怯えて立ち止まるわけにはいかないもの。 私が弱虫に負けて動けなかったせいで、大切な人が犠牲になる方が、ずっといやだわ。
[それはせいいっぱいの虚勢と、まぎれもない本心。]
申し訳ないけれど、薬を取りに行くのはお願いするわ。私はまた図書館に行こうと思うの。
[そこでチラリと、ヒューを見る。]
…コート、よく覚えていないけれど、あなたがかけてくれたのよね。これからはあなたの方が必要になると思うから、お返しするわ。
[ありがとう、と唇だけで形作り。自身を守ってくれた衣を、返す。 さすがマドカが惚れた男ねと思ったけれど、次の瞬間苦虫をかみつぶす。 …私はまだ、あなたを認めたわけじゃないんだから。]
(79) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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…眠りを邪魔する?
[思いもよらなかったが、確かにそんな方法があれば。事前に被害を食い止められる分、ずっと有効かもしれない。]
分かったわ。その記述があったら、必ずあなたに教えるわ。
[話は終わったとばかりに、ばたばたと走り出そうとし、ぴたりとその足を止める。もう一つ、どうしても確認しなければいけないことを思いだしたのだ。 くるりとミナカタの方へと向き直る。]
…そうだ。ねえミナカタ先生。
[昨夜とは異なり、自然と敬称を付けて呼ぶ。]
昨日と同じこと、もう一度聞いてもいいかしら? 先ほど、トレイルが来ていたわよね。
…あいつ、今日も。''相変わらず''だった?
[そう聞いたら、何と返ってくるだろうか? 自分でもどんな返事を期待しているかわからないまま、こぶしをぎゅっと握りしめた。]
(82) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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そう、…ありがとう。
[表の雪だるまと言われてもよく思い出せないが、それを作る彼の姿は目に浮かんだ。 口元にほんの少しだけ、笑みが浮かぶ。]
返事の前に訪れた一瞬の沈黙。それは一体何を意味していたのか。 その疑問に、今だけそっと蓋をする。]
怪我なんかしないわよ!もう雪道にも慣れたわ。
[そんな強がりが、自然に口をつく。]
あなた達が戻ってきたら誰かしらから伝わると思うし、、そうしたら私も向かうわ。 もしも眠りを防ぐ方法なんてものがあったら、その時に伝えるわね。
[もしブローリンが先日のマフラーを渡してくれるようなら、それを受け取り。その後特に何もなければ、そのまま診療所を後にするだろう。]
(95) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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-図書館への道 - そいえば…マドカの服、買に行こうと思ってたのよね。
[置き去りにしてしまったあの子は、今どうしているだろうか? 最後に見た彼女の姿が寝顔だったことも重なり、急に不安を覚える。]
ヨーランダみたいにって…そんな縁起でもないけれど。
[マドカの家には、今は彼女しかいないはずだ。 彼女に何かあったとしても、気付ける者はいない。]
…本はどこでも読めるし、図書館で借りたらマドカの家に行ってみましょう。
[禁帯出?構うものか。 説得、交渉、情に訴え、言いくるめ。使えるものは何でも使ってやる。 もしそれでもだめなら…こっそり借りればいい。]
きっとあの子の笑顔を見れば、この不安も晴れるわよね。
[治療したばかりの膝を傷つけないようにしながら、道を歩く。]**
(99) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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−マドカの家へ− いたっ。…なんでこんなところに、電柱があるのよ!
[赤くなった額を抑えながら、恨みがましげに見上げる。 結論と言うと、本は問題なく借りられた。どう言いくるめようかと意気込んで挑んだ身としては、拍子抜けするくらいだ。]
『その本?確かあなたのおばあ様が書いたらしいわよ』
[それを聞いたとき、やっぱりと思った。しかし今はそこに拘っている暇はない。]
『借りたいの?いいんじゃない。貴重書みたいだけど、誰も読めないしね、それ。あなたなら紛失させるってこともないでしょ? …あ。それより聞いた?ヨーランダが…。』
[……。 早々に話を切り上げて、立ち去った。 時間が惜しいとばかりに、ぺらぺらとページをめくりながら歩く。]
(111) 2013/12/19(Thu) 08時頃
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…まさか、本当に載っているなんて。
[やはり大人の目線は違う。自分より深いところが見えている。 まだまだ子供な自分に、少し悔しくなる。]
『雪解香』
[冬将軍の眠りを防ぐ香り。 何でも、冬将軍はこの香りをとても嫌がるのだという。
これで解決!とばかりにはやる心を抑え、夢中でページを捲ったが、話はそう簡単にはいかないようだ。 このお香はとても制限が多いことが、すぐに分かった。]
(112) 2013/12/19(Thu) 08時頃
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[使用方法自体はそれほど難しくない。 体内に直接入れても、香袋に詰めて持っていてもいい。
問題は、この香りはとても繊細で、少しでも他の要素が混ざると、たちまちその効果を失うということだ。
制限の一つは、まず調合者がその恩恵に預かれないということ。 調合の際に発生する別の香りが体に付着することで、香の効能を妨げてしまう。
第二に、分量がとても厳しい。 決められた分量以上を作ると、変な話、冬将軍が「慣れて」しまうらしい。そうすると、やはり効果が失われる。 適正範囲として使える量で守れる範囲は…せいぜい一人だけ。
そして香りの持続時間は、およそ1日。]
1日1人、そして作り手以外の人にしか効果は無いか…。 そんなの、冬将軍のターゲットが分かっていない限り、どうにもならないじゃな………あたっ!
[怒りに任せて歩いた結果、今度は木にぶつかった。]
(113) 2013/12/19(Thu) 08時半頃
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[そして何よりも。香の調合方法が検討もつかなかった。
書かれている内容は理解て来ても、材料である薬草がどこに生えているのか、薬の名前がどの薬を意味しているのか、更に調合に必要な道具ももちろん持っていないし、使い方もわからない。]
…こんなことなら、医学の勉強もしておくべきだったわ。
[言っても仕方もない後悔をする。 医学の道はそんなに容易なものではないと理解はしているが、それでももっと何かできたかもしれないのに、と悔しくなる。]
まあちょうど約束してたし…会えたら相談してみましょう。
[まぶたに浮かぶのは、この島一番の名医の顏。]**
(114) 2013/12/19(Thu) 08時半頃
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マドカ!
[果てして彼女はちゃんとそこにいた。 馬鹿げた想像をした自分を叱咤しつつ、安心感から思わずマドカを抱き締める。]
図書館はもう行ってきたわ。マドカがお寝坊しているうちにね。
[そう言いながら本を片手にくすりと笑うが、次の瞬間彼女もまた外に出ていたことを知る。]
そうね。確かにヨーランダは眠ってしまったけど、大丈夫。 眠ってしまったなら、起こせばいいもの。
[半ば自分自身に言い聞かせる。]
・・・大丈夫。冬将軍さえ見つけられれば、きっと。
[その呟きは、マドカにどんな想いを抱かせたのだろう。
その後ヒューやモニカが薬を取りに行こうとしていること、参加者は昼時にカフェに集まる予定であると伝えるが、自分は行かないことと、防寒具が頼りないあなたも無理はしなくてよいと付け加える。]
(127) 2013/12/19(Thu) 20時頃
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冬将軍を眠らせれば、きっと皆目を覚ますわ。
[心配する必要は無いとばかりに、マドカの頭を撫でる。かんじんの誰が冬将軍なのかという話題については、触れないで置く。]
・・・残念ながら、私の体は登山をするようにはできていないのよ。
[僅かに口許を尖らせる。]
マドカが家にいるのなら、私もここにいるわ。
(149) 2013/12/19(Thu) 23時頃
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[マドカを抱きしめたまま、耳元で囁く。まるで幼子をあやす子守唄のように、たおやかな調を奏でながら。]
ねえマドカ。私思ったのだけれど、寒いと寂しいって少し似ているわね。
[いつもより少しだけ元気が無いように見える従姉妹を励ますように、そんな話をする。]
昨日、今日と雪道を歩いていて、ずっと何かを感じていたわ。 とてもきれいなのだけれど、切ないような、心細いようなそんな感覚。
[体を突き刺す痛みと、何かがぽっかり失われたような虚無感。]
でもね。今はマドカのおかげでこんなに暖かいわ。 あなたを抱きしめていると、心も体も温かくなって、元気が出るような気がするの。
だから私は、きっと寂しくないわ。
[更に強く、抱きしめる。]
あなたもそう思ってくれたら、私はとても嬉しいわ。
(153) 2013/12/19(Thu) 23時頃
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[最後にぽんぽんと頭を撫でると、名残惜しそうに彼女の体を離す。]
さあ、これからもっと温まりましょう。 昨日のシチューの残りがあったわよね。温め直すから、お昼にしましょう?
[彼女が何か言いたげだったらそれを聞き、同意を得られたのなら、そのまま台所に向かう。 湯気を立てながら、ぐつぐつと音を立てる鍋を見ながら、幼馴染の少年を想う。]
ねえトレイル。あなたは今何をしているのかしら? あなたの側にも誰かが一緒にいてくれたら、よいのだけれど。
[昨日今日と、彼がミナカタの家を訪れていたように。 彼を温めてくれる誰かが傍にいてくれたらいい、そう思う。 だって一人ぼっちは、とても寂しい。
そのままシチューを2人で食べると、マドカとくっつきながら本の続きを読む。彼女が何か話すようなら、それに耳を傾けながら。]*
(154) 2013/12/19(Thu) 23時半頃
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−マドカの家− [本を進めながら、何度か未練がましくページを戻す。 そこは雪解香のページ。]
私が作るのは難しそうだけれど…何もしないのも、癪なのよね。
[ミナカタに渡してはいおしまい、と言うのも、無責任な気がする。半ば意地になって目を凝らすと、やがて材料の中に一つだけ見知った名前を見つけた。]
これ、前おばあちゃんが眠れない日に効くって教えてくれたやつだわ。
[ミナカタは山に登るようなことを言っていた。 もしそうだとしたら、彼はこれから忙しいだろう。]
たった一つ、焼け石に水かもしれないけれど。
[それでも何かしたい。 そう思うと、再び防寒具を身につける。
マドカが起きているなら「すぐに戻る」と声をかけ、空腹が満たされたことでうとうとしているようなら、肩に上着をかけて。 再び扉を開ける。]
(163) 2013/12/20(Fri) 00時頃
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