14 Digital Devil Spin-Off
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 08時頃
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― 蒼い部屋 ―
[意識の底の、底の、底。 平穏と激動を織り交ぜた、心の扉と蒼い部屋。 ペルソナを呼び覚ますベルベットルームとは…恐らく同一で異なるもの。 ゆら、ゆらり。 タヨリ。ナルカミ。他にも(08)の影が少女を見つめていた。 そこにいるのは、己に問いかける己。 心の答えを見つけるために――]
(12) 2010/06/10(Thu) 09時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 09時半頃
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― 蒼い部屋 ―
『何故、お前はここに居る? 何故、世界は崩壊し、お前は選ばれた?』
『お前は…望んでいただろう?』
[影の一つが、少女に問いかけた]
…世界が壊れれば良いなんて。思わなかったもん。 ただ…私。
もう少し違う世界を見てみたかったのは、ある。 私の中の…ペルソナが呼んでたから。 ずっとずっと前から。
元の世界のいつもの日常のままじゃ、会えないと思ったから。 どこかに行きたかった。探しに行きたかった。
そう思ってたから…ここにいるのかもしれない…
(17) 2010/06/10(Thu) 10時頃
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『ならばあなたは、どうするの? コトワリを選ばなきゃ、新しい世界を作らなきゃ。 全てが崩壊するんだって。言ってたよ?>>5:244』
[また別の影の、問い]
そんなの…そんなこと、思いもしなかったよ…
コトワリ、無かったら…世界がなくなってしまうのなら。 どれかを選べと言うのなら。
[コトワリ。まだ知らないコトワリの内容も、たまこお姉ちゃんから聞いた。 吾妻お兄さんの、マドカ。 会ったことのないタケ君、というの誰かの、ハコニワ。 内容をはじめて聞いた、シノノメお姉ちゃんの、アイリ。 友晴お兄ちゃんの、カンロ。 明お兄ちゃんの・・・お坊さんの、エニシ。 なくなった、カンナ。アコウ。桜七お姉ちゃんの、カゲロウ。]
(18) 2010/06/10(Thu) 10時頃
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答えは、出てる。 でも、そのために…戦うつもりは無いよ、ころすつもりも無い。
『じゃあ、ぐずぐずしている暇は無い。 他の方法、考えなきゃね』
[続いた無邪気な声。それは、蝶の羽の子供のもの]
『さあ、僕の手を取って』
[少女は頷き、タヨリの手を握る。 紫の蝶を従える子供は仮面の下に笑顔を作ると、無数の蝶の群れとなる]
『僕が、君の新しいチカラになる――』
(19) 2010/06/10(Thu) 10時頃
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[蝶の群れ、大きな紫の塊が、タヨリに新たな姿を作る。 紫の蝶の羽は大きくなり、背は子供と呼ぶには高すぎる。 握っていた手も、気づけば力強い大人のもの。 驚き見上げた顔は、整った男性のものだった]
『僕の名前は、ハルトキ。 藤浪由縁之丞春辰(ふじなみ ゆかりのじょう はるとき)』
[タヨリだった、ハルトキの笑みが、タヨリととても良く似た仮面に覆われて――…]
(20) 2010/06/10(Thu) 10時頃
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―ロッポンギ―
[たまこお姉ちゃんの車で着いたときには、すでに戦いは決着していた]
…ヤニクお兄ちゃん…ニジお兄ちゃん…
[戦いの跡。 動かない二人は、優しかった、暖かかった二人だった。 胸が痛い。痛くて痛くて…Tシャツの胸元をぎゅっと握っても痛くて。]
[もうこれ以上泣いても、涙なんて出ない。 それくらい泣いたのに。 まだ、頬を暖かいものが伝っていく]
(21) 2010/06/10(Thu) 10時頃
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―ロッポンギ―
[ふらふら、と。 ヤニクお兄ちゃんに、蘭お姉ちゃんが近付いていくのが見えた。 笑い声が、とても、その場所に似合ってなくて。 だから余計に、苦しみが伝わってきた]
なんで、こんなにみんな、簡単にしんじゃうんだろう…
[風に溶けるほど、小さな声で呟いた]
(24) 2010/06/10(Thu) 10時頃
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―ロッポンギ―
[蘭お姉ちゃんの吸血鬼への懇願は、 受け入れられるようならとめるつもりで。 見つめていた]
…蘭お姉ちゃん…
[目を背けるなと言ったのは、蘭お姉ちゃん>>6:109だから。 きっとどんなに苦しくても。 蘭お姉ちゃんが今、目を逸らせば。あとで後悔するだろうと、思ったから。]
(25) 2010/06/10(Thu) 10時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 10時半頃
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[蘭お姉ちゃんに近付いた。 赤い口に真っ白い牙。それが蘭お姉ちゃんに近付こうとしているのを止めて。 血が欲しいなら私のをあげるから、と。そう告げて]
…
[ヤニクお兄ちゃんの抜け殻の前に跪いた蘭お姉ちゃんに、 何か言おうとして。口を開いたけれど。 何を言えばいいのか分からないまま、閉じた]
(28) 2010/06/10(Thu) 10時半頃
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[>>29蘭お姉ちゃんの空ろな瞳]
…だめだよ。 逃げるなって言ったのは、蘭お姉ちゃんだから。
[自我を保つ自信が無い…それほどの痛みを抱えていると知らずに]
吸血鬼に噛まれたら、蘭姉ちゃんは、どうなるの? ヤニクお兄ちゃんを…見送らないの?
(37) 2010/06/10(Thu) 14時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 14時頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 17時半頃
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― ロッポンギ ―
[見たことのない人。 そして、その人が近付いていく先に視線を向けて、もう一人に…息があるらしい知った顔にようやく気づく]
…吾妻お兄さん…
[運ぼうとしているが、小さな妖精の回復魔法で追いつくとは思えなかった。 蘭お姉ちゃんと、そして従える吸血鬼に意識を向ける]
…、――…
[蘭お姉ちゃんのことが心配だけれど…後ろに居るだろう、たまこお姉ちゃんがきっと蘭お姉ちゃんを見守るだろう。 そう思って、動き出そうとする2人の方へと、足を向けた]
(46) 2010/06/10(Thu) 20時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 20時頃
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― ロッポンギ ―
[蘭お姉ちゃんの問いに、歩き出した足を止め、視線を足元に落とした]
それは、殺した人と…殺された人に、聞かないと分からない。
[倒れているのは、3人。 そんなことがあったのか――ニジお兄ちゃんとヤニクお兄ちゃんの共闘だったこと、それは知る由もない。 また、吾妻お兄さんたちへと視線を向け、歩き出す]
(48) 2010/06/10(Thu) 20時頃
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― ロッポンギ ―
[背後で蘭お姉ちゃんが何をしているのか…少女には見えなかった。 吾妻お兄さんたちの傍まで来ると、2人への言葉より先に、ペルソナを呼び出す]
ナルカミ、お願い。 メディアラハン――!
[ナルカミの持つ、強力な回復魔法を発動させた。 暖かな光が、ナルカミを中心に広がっていく。 吾妻お兄さんの傷は、本人の精神力次第だろう、もしかしたら完全に回復するかもしれない。 少女の擦りむいて出来た顔や手の傷も、光に消えていく]
(51) 2010/06/10(Thu) 20時半頃
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― ロッポンギ ―
[吾妻お兄さんが大分回復した様子を見て、ほっと息を吐く。 回復の光を共に浴びた眼帯のお兄さんや共に居る仲魔たちは少女をどう見ていたか。 大きな反応が無ければそれを殆ど気にしないまま、話しかけた]
…吾妻お兄さん。怪我、大丈夫?
(53) 2010/06/10(Thu) 21時頃
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…ううん。
[お礼>>56には首を振って]
何があったのか、聞いてもいい?
[>>55声を掛けられ、小さく会釈を返す]
えっと…はじめまして… 強い癒し…かはわかんないけど…
[友晴お兄ちゃんのほうが回復魔法得意なんじゃないかな、と思いながら]
…お兄ちゃんが、えっと…ハコニワのタケ君…?
(57) 2010/06/10(Thu) 21時頃
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― ロッポンギ ―
たまこお姉ちゃんから、聞いたの。
私は、ゾーイ。 コトワリは、拓いてない。
[タケ君の質問に答えた>>59あと、吾妻お兄さんの答えに振り返る]
…なんで、いま、言いたくないの?
[泣いてばかりの腫れた赤い眼で、吾妻お兄さんを見つめる]
(63) 2010/06/10(Thu) 21時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 21時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 21時半頃
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― ロッポンギ ―
…泣かなければ、教えてくれるの? 戦いは、終わり。 だけど、戦った意味は終わらない。
[追い払おうとしていると。 吾妻お兄さんの言葉に感じる。>>65]
だから、知りたい。 私が立つと決めた場所は、ころしあいをを止める場所だから。
[タケ君の言葉が聞こえる>>77]
繋がった縁。 大事な人の死の理由を、私は知りたい。
(84) 2010/06/10(Thu) 22時半頃
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― ロッポンギ ―
[吾妻お兄さんの言葉。>>83 それは酷く、ちっぽけに思えた。 少女はタケ君にも視線を送る]
吾妻さん…タケ君も。 私、二人に聞きたいことがあるの。
[真剣な顔で、問うた]
あなたのコトワリに、私はいますか?
(86) 2010/06/10(Thu) 22時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/10(Thu) 22時半頃
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― ロッポンギ ―
[吾妻お兄さんの説明に、辛そうに眼を閉じて、しかし涙は流さずに。 2人の答えが聞けたなら>>94>>96、少女は口を開いた]
世界を良くしたいと願うコトワリなら。
いくら特別な力を持ってても。 ひと、ひとり。たったそれだけの命を賭ければ拓けるなんて、可笑しな話だと思う。
[ふわり、少女を守るように、紫の蝶が現れる]
何で、独りで開けると思うの。 なんで、たった10人そこらで、世界の未来を決めることを善しと出来るの。
(99) 2010/06/10(Thu) 22時半頃
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本当に世界のために必要だと思うなら。 自分以外も、より良くなった新しい世界に生きると思うなら。
何で。 力ない人にも、全てのコトワリを…新しい世界の行方を教え。 決めてもらうと言う選択肢が無いの。
[それは、いわゆる、選挙。 幼い子供なりの、精一杯の『殺し合いの無い世界の未来の決め方』だ]
…?
[それを話した直後。 友晴お兄ちゃんの声が、聞こえた]
(100) 2010/06/10(Thu) 22時半頃
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― ロッポンギ ―
私の願いは、誰も…ころしあわない事。 そのために、コトワリの戦いを止めるために。 出来ることを、考えてる。
[>>106タケ君にそう答え。 吾妻お兄さんには>>107]
ううん。まだ言ってない。 だって、ついさっき、思いついたことだから。 なんで、当然?コトワリを持つ人みんなに言うつもりだよ。
(111) 2010/06/10(Thu) 23時頃
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― ロッポンギ ―
みんな、望まないよ。
[>>110タケ君の眼を見つめる]
絶対に。 みんな、破滅よりも幸せがいいの。
[根拠なんか、無い。 無知な少女の信じる、暖かな人の気持ち。それだけで、信じている]
(112) 2010/06/10(Thu) 23時頃
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― ロッポンギ ―
…ありがと、タケ君。
[相変わらず、なぜかそんな呼び方で>>115、手伝わなくもない、の言葉に小さく微笑んだ。 まずはみんなに。 その言葉に、頷いて。]
戦い、ころしあいで決めるよりもいいと、私は思うよ。 それに――
新たなコトワリを世界が築けなければ。 この世界は再生を向かえずに無くなるって、そう聞いたから。
[どれかを、選ばなきゃいけない――]
(121) 2010/06/10(Thu) 23時半頃
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[友晴お兄ちゃんの言う“みんなの中の、ほんとの一部” それはどんなものなのか、分からない。 ただ、それほど離れていないたまこお姉ちゃんに、視線を向けた。 たまこお姉ちゃんには先ほどの“選挙”の話も、聞こえていたかもしれない]
たまこお姉ちゃんの…コトワリ。
[紫の蝶が、話に耳を傾ける少女の周りでひらひらと舞った]
(123) 2010/06/10(Thu) 23時半頃
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― ロッポンギ ―
[少女を褒める、その声は、 Tシャツを着せてくれたときと同じ。 車に乗せて、背を撫でてくれたときと同じ]
どういう…こと? たまこお姉ちゃんが、あの…アラヤの世界?
[だけど―― たまこお姉ちゃんが、たまこお姉ちゃんの雰囲気を消していく。 友晴お兄ちゃんの叫びが聞こえる]
に、逃げろ…って…
[“ヒテイ”のコトワリ。 たまこお姉ちゃんの紡ぐ言葉には…胸の奥に、深い穴を感じるような、不思議な感覚]
(137) 2010/06/11(Fri) 00時頃
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― ロッポンギ ―
…っ…
[向けられた言葉に、びくりと震える。 何だか分からない、たまこお姉ちゃんから感じる何かで…手のひらに、額に、嫌な汗が滲む]
混沌の世界…どんな世界…わかんない… わ、わた…私…
[純粋、無知。それゆえに、だろうか。彼女から感じる得体の知れない感覚を大きく感じ吸い込んだ幼い少女。 眩暈がする。]
や、やだ…たまこお姉ちゃん、好き…
[その言葉だけ、なんとか搾り出した]
(143) 2010/06/11(Fri) 00時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/11(Fri) 00時頃
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― ロッポンギ ―
[少女に向いた哀しそうな目。 ぎゅっと、自分の身体を、震えを押さえるように抱きしめる]
…怖く、ないよ…ちょっと、びっくりしただけ…
[こんな時でも。 たまこお姉ちゃんに、哀しい目をして欲しくなかったから、強がった]
(156) 2010/06/11(Fri) 00時半頃
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[>>154選択に。目を閉じた]
誰も死にたくなんか、ないよ…
[誰も死なないように、全力を尽くすつもりで。*]
(157) 2010/06/11(Fri) 00時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/11(Fri) 00時半頃
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