50 桜散る 華の宴
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[――視界が、まばゆく白い光に包まれた――]
(+0) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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目が、目が〜〜〜〜ッ!!
[←この顔で。]
(+1) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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サイモンは、『目覚めなさい……勇者サイモン……。』と聲が頭に響くのを聞いた。
2011/04/23(Sat) 09時頃
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[落ち着いてから、周囲を見回す。 そこは、部屋だった。 自分はベッドに横たわっている。 ただし、やたら角張って、世界中に丸みというものがなかった。]
『起きなさい。起きなさい。私の可愛いサイモンや……。』
[それは、声と呼ぶにも奇妙なもので。 びびびびびびび、と電子音に近い音で奏でられる。 サイモンが身体を直角に起こすと、視界にその人らしきものが映った。 所謂、ドット絵。どうやら彼女は、母親、という設定らしい。]
『今日はお前が始めてお城へ行く日だったでしょう――……。』
[どこかで聞いたセリフは、飽くことなく何度でも繰り返される。]
(+2) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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[奇妙なことに、口からは『はい』と『いいえ』しか発声できなくなっていた。 動きも歩きも、やたらカクカクして、よく壁にぶつかる。 全てのものが四角く切り取られた世界。 耳元でやたら陽気な曲の流れる街中には、クローンと見紛う同じ姿の住民が右往左往していた。]
…………。
[淡く桜が香ったとしても、彼に嗅覚は、ない。 そういう世界なのだ。]
(+3) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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[それは、始業式の日。桜の舞う季節。 両親にゲームをプレゼントして貰った彼女が、期待に瞳を輝かせながら、主人公の名前を『サイモン』とつけた。 今思えば、愛着があったのか、適当だったのかは定かではない。 そんなことはどうでもよくて。
その日から、僕は『勇者サイモン』になった。]
(+4) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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[彼女はサイモンを操作し、ゲームにのめり込んでいった。 時に戦い、時に傷つきながら、サイモンは成長した。
彼女と画面越しに見詰めあう時間が、勇者サイモンにとっては全てだった。
味方を引き連れ、立ちはだかる強敵を薙倒す。 それも、全ては――彼女のためだけに。]
(+5) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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[蜜月は過ぎ去り、彼女の興味は他へ移った。 今頃、もっともっと絵も綺麗で声も出て、複雑で新しいゲームを娯しんでいるのだろう。 それを浮気と、問い詰める術をサイモンは持たない。 そもそもこれは、恋でもない。
彼女が、次のゲームの主人公に、好きになった彼の名前をこっそりつけていようと、勇者サイモンとは何の関係もない話だ。]
(+6) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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[プログラムが、夢なんて見るだろうか。それもまた、愚問だ。**]
(+7) 2011/04/23(Sat) 09時頃
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[ふと、何故だか気になってアイテム袋を覗いてみた。
▻こもちこんぶ こもちこんぶ こもちこんぶ こもちこんぶ こもちこんぶ こもちこんぶ なっとう ティッシュ
何これひどい。**]
(+8) 2011/04/23(Sat) 09時半頃
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