3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―― 南棟 階段 ――
[ピッパに言葉を返したちょうどその時]
[世界が変わった]
――っ!!
[瞬間的に、爆発するような異形のものどもの歓喜の声が頭の中を駆け巡る]
ピッパ! 平気か!?
[反射的に瞑りかけた目。意思の力で見開いて、ぎょっとした。 少女の声と共にざらざらと不快な囁きが肌にまとうのを振り払い、彼女に向かって手を伸ばす]
[階段のそこかしこに、黒い影]
(6) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
|
|
……ぅ。ぐっ
[視界を、自分達の周囲をちょこまかと走り回る黒い影。 悲鳴を上げなかったのは、そんな余裕がないからと、 隣のピッパに手を差し出していたから]
!?
[ピッパの腕をつかもうとした瞬間、その手を撥ね退けられて。 ぱっと彼女の顔を見る。潤んだ目。 泣きそうなほど怖いのかと脳内補完]
なんだそりゃ。とりあえず、歩けそうならそれでいい。 ここ、やばい。早く離れよう。
……どうしたよ。腰が抜けたか? いや、その情況であんた置いていけるわけないだろう。
[彼女の気遣いは分からない。焦りを殺して、一歩近づいた]
(30) 2010/02/27(Sat) 01時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
|
[頭の中を無数の異形の声が駆け巡る。 異形の声に、耳から蝕まれてしまいそうなのに。 そんなところに少女の非情な宣告が突き刺さる]
[ぼこり]
[篭った音が向かい、ピッパの背後。 数段上の段から響いて、ごろんと何かが1段転がり落ちた。 闇にまぎれてそれとはっきり見えないが、緑の光の下でもはっきり分かるのは、つーっとまるで階段を滝のように伝い落ちてくる真紅の液体]
っ!!
[思い切り顔をゆがめて、反射的に後ずさろうと。 ぎりぎりで、踏みとどまる]
嫌だ。ちょうど今、あんたは一人が怖いと言った。嫌だといった。
触らない! あんたが嫌なら、触れやしない。 だから、だから早く逃げようピッパ
(53) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
|
|
[血液が彼女にとどかないうちに、早く早くと気ばかり焦る。 焦りが語調へ、そして騒音からか声が大きくなった。 震える両手をぎゅっと握りこむ]
[これでも拒否されたなら、殴られてでも担いで行こうかなんて]
(54) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
|
|
[ピッパはどんな反応をしていたろうか。 ただ、徐々にしたたり落ちていた血液が彼女の服に触れそうで。それを許せば、あの痛い声の主にピッパが攫われてしまうように思えて、生理的に嫌だった]
……悪いピッパ、後で俺を殴れ!
[それが彼女を汚す刹那、無理矢理彼女の腕に触れた。 鉛筆やコンテばかり握っているため、タコの出来たふしくれた手指。重い荷物は担ぎなれている]
[彼女を引き寄せ、身を翻してくるりとひざまづく様に。 そのまま背中に担ぎ上げ、右手は彼女の腕を、左手は彼女の太ももを支える]
お願いだ。後でいくらでも受けるから、今は暴れないでくれ
[懇願するような口調で言った。 周囲が煩い。何を言っているか分からない異形の言葉。 それでもガンガンと頭の中を叩くそれらの声に引きずられて、集中力が端からこそげ落とされている。そこで足元をちらつく黒い影や、次々生まれる死者の幻影に蹴躓かずに階段を降りられる自信が無かったから]
[どこが安全なのか、さっぱり分からない。 それでも無意識に教師を頼る。 先ほど抜け出した集団がいるだろう職員室へ、ピッパ担いで一心不乱に駆けてった]
(74) 2010/02/27(Sat) 02時頃
|
|
― 南棟西階段下 ―
[道中死体を飛び越え、ふらふらになりながら駆け下りる。 直視はしない。できない。でも、段を降りるうちに慣れる自分がいた]
…………はぁ
[一番下まで降りれば、気が抜けたのか踏鞴を踏んで足がほんの少し空を切り、ぎりぎりで膝をつく。ピッパが降りたいならきっとその時に離れられるだろう]
無茶してごめん。嘘ついてごめん。本当ごめん。 でももう少しだから、頑張って。
[頭が痛い。いつもより息を切らせてそう言った**]
(86) 2010/02/27(Sat) 02時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 02時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 07時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 07時半頃
|
―― 回想 南棟西階段下 ⇒ 階段脇倉庫 ――
[背後から追われている気がする。 それは本当に追われていたのか、死体からしたたり落ちる血液の流れがそんな幻想を抱かせたのか、分からない]
[必死で逃げる途中、耳元でピッパの声が何かを言っているのが聞こえた。でも、それは周囲の雑音と、この異様な情況に頭の中にストックされただけでまだ意味をなしていなかった]
……いや、平気。ピッパは軽いから、無理はしてないよ。 それにこうも急に五月蝿くなっちゃ、ああなるのも仕方ない。
[自分に聞こえているものが、彼女にも聞こえていると思っての言葉。背後をうかがう彼女に合わせて、薄闇に溶ける上階を見上げた。気配がまだ追ってくるのか、判断がつかない]
………誰?
[喧騒の中、1Fの廊下からフィリップが自分達を呼ぶ声が聞こえた気がして、ゆっくり向き直ろうとして]
へ? あ、お、おう。
[急にピッパに階段脇倉庫に引っ張り込まれた。 彼の声が含んでいたピッパへの想いも気づかないまま]
(108) 2010/02/27(Sat) 07時半頃
|
|
―― 階段脇倉庫 ――
[ピッパが倉庫の扉に背を当てて、外の様子を伺っている。 とりあえず、ここに影や死体がないのを手探りで確かめて]
ピッパ、今、そこで……
[フィリップの声がしたことを伝えようとして、止められた。 小声で彼女が話を続ける。 高い位置にある廊下の小窓から差し込む幽かな光。 大分目が慣れてきて彼女の動作や輪郭はぼんやり見える]
……言ったな。殴っていいよ。屈む?
[彼女の隣、扉の横の壁にもたれるようにして息をついた。 言葉どおり、覚悟を決めて彼女を見下ろした]
(109) 2010/02/27(Sat) 08時頃
|
|
…………は?
[ところが、軽く身をかがめた自分に触れたのは擽る様な手つき。 そして熱をもった囁き]
え? ピッパ、おちつけ。おちつ……
[情況が読めなくて、出遅れた。 困惑したまま、彼女の肩に触れる 彼女のくすくす笑いが、急に異界のもののように聞こえた]
(110) 2010/02/27(Sat) 08時頃
|
|
ごめん待ってピッパ。どうして今そうなるのか分かんねぇ!
[小声で、でも切実な悲鳴を上げて彼女の肩に触れた手にぐっと力をこめた。動揺と恐怖であまり上手く力が入った気はしないが]
(112) 2010/02/27(Sat) 08時頃
|
|
……んっ
[暗闇にピッパの瞳がきらめく。 しゃべろうとしては唇に柔らかな感触が触れる。 彼女の舌が入ってくると、何かを言おうとする自分の動きはまるでそれに応えるかのようで]
――― !!
[下半身に彼女の足が触れて、反射的に彼女の肩をおしのけようとした。まあ、それも彼女が身を引いたことにより無駄になる。流石にこの情況では彼女の与える刺激に対しても反応はかなり鈍目]
〜〜〜、ピッパ、待って。待とう。 いや、むしろ歓迎だけどそうじゃなくて。
[泣きたくなって深呼吸する。途端、彼女の身がぱっと離れた。赤い頬の彼女に、かくりと肩を落とす。立ったまま膝に両手をついた]
………ごめん。悪かった。
[謝る声が届いたかどうか。 倉庫の扉がぱたんと開いて、ピッパは疾風みたいに出て行った]
(117) 2010/02/27(Sat) 08時半頃
|
|
―― 階段脇倉庫 ⇒ 南棟西階段下 ――
…………。
[体勢を戻すのに時間がかかった。 少し遅れてふらりと自分も倉庫を出る]
[担任教師やスティーブンス先生に声をかけられたのはきっとそんな頃]
………せんせ。
[走ったことやその他諸々で乱れた髪と、内心の動揺を示す瞳。 ばたばたと離れるスティーブンス先生を疲れた視線で追って]
[保健室へと誘導されれば、ピッパの去った方を伺いながら首を振る。きっとそれでも抵抗しきれずに保健室まで行く]
[サイモンの不在を知るアトラナータ先生に低い声で]
せんせ、ちょっとお願いがあるんだけど。 ピッパ、追ってあげてくれないかな。
(120) 2010/02/27(Sat) 09時頃
|
|
多分、俺じゃないほうが、その、女の人の方がいいと思う。
[何が起こったのか、聞かれても「自分がへまをした」しか言わない。自分でもよくわからない。でも、あの豹変はまた自分が追っても無駄に思えて]
サイモンは、俺が探しておくよ。
―― 回想終了 階段下 ⇒ 保健室 ――
(121) 2010/02/27(Sat) 09時頃
|
|
―― 保健室 ――
[そうして。保健室には誰かいたろうか。 無人でも、誰かがいても、死体さえなければかまわない]
……外に出せよ、畜生。
[サイモン探すなんて口調とは裏腹に、入り口隣のソファにどさりと身を投げ出して頭抱えた]
うるさいよ、黙れ。
[もぞもぞと呟くのは交互に絶え間なく交わされる異形の騒音への怨嗟。何を言い交わされているのか理解できないから、余計に不快さが増す。近くに誰もいないと、それが加速して。ピッパに、自分に何が起こったのかゆっくり考えることもしんどい]
[ややもすれば自分の意識もそちらに引きずり込まれそうで、落ち着くまでただじっとそこに蹲っていた**]
(125) 2010/02/27(Sat) 09時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 09時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 20時半頃
|
―― 回想 保健室 ――
[保健室では、やがてゆっくりと気分が落ち着いていく。 耳元の声も、何だかここでは静かになっていくようだ]
………落ち着け、俺。ピッパはあの人じゃない。 あの豹変は、あの人のものじゃない。
[目を閉じる。深呼吸して唇を親指でなぞるように拭った]
(私が嫌い? 嫌いじゃないなら抱いてよジェリー。ねえお願い)
[頭の中でいつか聞いた言葉がリフレインする。 同時に耳元のざわめきが、その言葉にシンクロした]
違う。彼女はここにはいない。
[あの人がいるのは、ここではないどこか]
……出よう。空が見たい。
(402) 2010/02/27(Sat) 20時半頃
|
|
[しっかりと歯を食いしばって、頷いた。 ここにいれば随分楽だけど、やらなきゃいけないことは山ほどある]
[保健室に人が集まりだす前にするりと姿を消していた]
―― 回想 終了 ――
(403) 2010/02/27(Sat) 20時半頃
|
紐 ジェレミーは、美術部 ミッシェルを探して職員室前まで行き、首をかしげた
2010/02/27(Sat) 20時半頃
|
―― 正面玄関 ⇒ 屋上 ――
[正面玄関で自分の荷物を見つけた。 画材を詰めたポーチとスケッチブックだけ取り出そうと身をかがめる]
……これ。忌々しいね。
[拍子にころりと転がり落ちるガラス玉。 それは、まるで の色]
[拾い上げることなくポーチだけ身につけて。 さきほどから楽しげな声が強くなっている元凶にあてつけるため、思い切りそれを蹴り飛ばした。それが、またそのうち自分のポケット戻ってくることなど知らず]
[そうしてゆっくり東階段を上っていく]
(414) 2010/02/27(Sat) 21時頃
|
|
―― ⇒ 屋上 ――
[西階段で出会った死体を避けたかったからこちらで昇ったのに、廊下や階段にはぽつんぽつんと死体が転がっていた。見たくない。目を逸らすのに、側を通るたび何を言っているのか分からない声はからかうみたいに囁きを伝える]
………これ。俺たちの制服じゃないか。
[実態のあるもの。ないもの。 自分と同じ服を身にまとうものも多くて。 声にもてあそばれて、それらを何度も直視する。 耐え切れなくて、2Fの手洗いで少し吐いた]
[随分時間がかかって屋上の扉をあける。 真っ暗な中、金色の髪が目に入って]
……ミッシェル? ここにいたんだ。良かった。
[声に潜むのは、少しの安堵。けれど彼女の左手の包帯に目が行った]
その手、どうしたんだ。
(421) 2010/02/27(Sat) 21時頃
|
|
―― 屋上 ――
……俺はどこの地上げ屋か。
[軽く突っ込んで、隣に並ぶ]
俺、寝てた? いや、割と初めて知った。 ……まあ、色々あってね。図太いと思ってたけど案外に俺は繊細だったよ。いい加減、この止まない雑音を何とかしてほしいと思わないか。
[肩を竦める。目の前で動かされる彼女の手に、スケッチブックを持ち替えて空いた手をそっと伸ばす。そのまま触れようとして、先刻を思い出してぴくりと動きをとめる]
利き手じゃないよな?
[まず確認するのはそこ]
……あんたが暴走するなんて珍しそうだ。何やったよ。 何か影の化け物にでも齧られたか?
(435) 2010/02/27(Sat) 21時半頃
|
|
何、あいつ地上げ屋に就職でも決まったの。
[情況を無視して軽口叩く。異質の中の幽かな光にすがるため]
いや、かなり疲れてたのは確かだし。 本当は集まった方がいいんだろうけどな。息がつまる。
そう。空が見えなくなってからずっと嫌な音が途切れなく続いてるだろ。……ハウリング音みたいな、ウザい声。お陰で何も手につきゃしない。
[続く言葉に、彼女へと向き直った]
取らないで「くれた」って誰よ。誰かにやられたのか。
(450) 2010/02/27(Sat) 21時半頃
|
|
[ぽつぽつと語られる経緯。聞くうちに、眉間の皺を深くした]
……「あそぼ」か。悪趣味にもほどがある。
[ケイト。聞いた姿と名前を口の中で吐き捨てるみたいに繰り返し、脳裏に刻み付ける]
マーゴってあの庭いじりをよくしてる子か。 人の体を操るとか、嫌なことばかりする。
ああ、ピッパも、だからあんな風に。
[ようやく得心が行ったように、深いため息をついた。]
……………。 ナイフ、画材のだろ。捨てるの?
[操られ、人を殺めかけた彼女に何か言葉をかけようとして、口ごもる。あまりそうしたことは上手くない]
(455) 2010/02/27(Sat) 22時頃
|
紐 ジェレミーは、美術部 ミッシェルの肩をぽんと叩いて、言葉の代わりに励まそうと。{6}
2010/02/27(Sat) 22時頃
紐 ジェレミーは、用務員 バーナバスに話の続きを促した。
2010/02/27(Sat) 22時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 22時頃
|
「殺された」気分はやっぱり分からないね。 だからって、そんな殺人ゲームをたくらむ意味も分からない。
[身を固まらせてしまったことに、ひくりとして。 屋上の柵に両手を乗せる]
そういや名前似てる。………あー、と。これは独り言な。
ピッパも苦しんでるかも。多分。ミッシェルには大丈夫だと思うけど。
[警告を伝えるべきか否か。 ピッパの名誉も鑑みて、低い声で呟くにとどめた]
さあ。難しいな。 俺はミッシェルじゃないから無責任なことしか言えないよ。 でも、好きで側にいたいなら遠慮することないんじゃない。 多分、どっちでも悪い方に転べば後悔するのなら、離れていた方が後悔が大きいような気がする。
[ナイフの行方を聞けば、頷いて]
(477) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
|
|
……本来の用途以外に役に立たないことを祈るよ。 お互いに。
具体的な方法はまだ分からないけど、多分、向こうのステージで戦うときっと負ける気がする。ナイフとか、暴力とか。 出来れば、俺たちの得意分野でケイトって子と相対したいね。
[考えながら、ぽつりとそんなことを口にした]
(478) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
|
|
………五月蝿い。
[途端、また頭の中に響く強い声。 彼女の声は嫌いだ。雑音の中で一際強い。 ざらりざらりと、何故だか不快を誘う]
[片手でスケッチブックを抱き込むと、強く奥歯を噛んで低く唸った]
はっ、かくれんぼか。殺し合いよりナンボかマシだ。
(488) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
|
|
[ケイトの声が響き渡ると、周りの雑音もがやがやと大きくなる]
―――っ
[ぎゅっと両手に力を込めて。 声の波が落ち着くまで、ミッシェルに返事は出来ない]
[ノイズに慣れるのは、少し時間の経った後。 相手があまり音に沈んでいない様子に、ごめん、と目で謝って]
結論がどうあれ、気をつけてな。 俺は、いつかあんたが描いてるところを描いてみたい。
[ぽん、と持ったスケッチブックと腰の画材を示して見せる]
考えて見たが、俺にはこれしかないね。得意分野。 もう一つの方は封じられてどこにもいけないし。 協調性なんてきっと母親の胎内に捨ててきた。
(502) 2010/02/27(Sat) 22時半頃
|
|
……聞こえてないのか。そりゃ良かった。 いや、いいよ。そこらはお互い様だ。ありがとう
[自分の世界と、彼女の世界が違うこと。 少し瞠目して、それでも何か納得したように頷いた]
了解。じゃ、その時は遠慮なく。肖像権には配慮しないよ。
悪いね。俺はもう少し残る。 多分、せんせは大丈夫。負けやしないさ。先生だもの。
[勝手に信じて、スケッチブックを開いた。 彼女が立っていた場所で変わり果てた風景を見る。 自分にできることを探す。彼女が去るなら見送って、真顔でコンテを走らせ始めた]
[写すのは、変わり果てた世界じゃなくて元の世界。 光が溢れて、生の息吹とささやかな美の記憶。 言葉に出来ない思いを、誰かに伝えるために*]
(525) 2010/02/27(Sat) 23時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 23時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 23時半頃
|
―― 屋上 ――
[自分のクロッキーは10分間の勝負と決めていた。 絵は自分の感情の発露。 感情が、胸の疼きが、新鮮な間に描ききれなきゃ意味がない]
[絵を描くことを邪魔するように音が蠢く。 無視をしてコンテを進める。いつもよりどこかにやはり違和感が出る。でもできるだけ郷愁と、希望と、救いが画面に出ることだけを祈って]
………こんなもんだろ
[屋上から、グラウンドや武道館を見下ろした画面。 完全に満足とは言えない。やはり、記憶便りは光の加減に無理が出る。普段、基礎をさぼっているからなおさらだ]
ケイト。宣戦布告だよ。 あんたのいる場所、元の世界の綺麗な姿を描いてやる。 鮮明に、生き生きと、描いてやる。思い出させてやるさ。 そしたらきっと怒るだろ。怒りに来いよ。 遊んでやるから、そっちばっかり勝手なルールを決めるんじゃねえ。
(588) 2010/02/28(Sun) 00時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 00時半頃
|
―― 屋上 ⇒ 体育館 ――
[階段を降りるとき、3Fに人の気配が多いのには気がついていた。 ちらりと覗き込んで、それでもするりと通り過ぎる]
[実は、屋上から見ていたときに幽かに体育館の扉が開いていたことが気になっていた]
[やがて、たどり着くは、一番最初に出合った死体。 階段の途中に、ごろりと転がる。乾いた血液の海に沈む死体]
………あんた、昔は生きてたろ。
[制服を身にまとった、女生徒の死体。 ぎりぎり煩い声に、話しかけてみる。 色の薄い、でも血に染まった金髪が、昔を思い起こさせる]
[身をかがめて触れようとして……やっぱり無理だった。 怖気づく。今にも起き上がるのではないか。 追いかけてくるんじゃないか。 びくん、と立ち尽くすと、耳の中の音に弾かれるように駆け出して]
(609) 2010/02/28(Sun) 01時頃
|
|
―― 西階段下⇒体育館 ――
……畜生。
[階段下で、がくりと膝に手をついた。 そのままとぼとぼと、体育館に向かう]
[渡り廊下を抜けて、体育館へ。 薄暗く、人気の薄いそこはやはり不気味にも思えて]
……だれか、いるのか?
[出た声は少し情けなく細いもの。 抱えたスケッチブックににじむ汗をズボンで拭って、入る。 見えたのは、一人の瞑想する男]
……ヘクターか。ややこしい名前の。
[酷い覚え方だった。だが、死体ではない様子に安堵が混じる]
(616) 2010/02/28(Sun) 01時頃
|
|
[途端、背後で冷たい哂い声。ばっと、勢いよく振り替えった]
ケイトか?
[重心が下がる]
(619) 2010/02/28(Sun) 01時頃
|
|
うゎ
[足元にまとわり着こうとする影に、不器用なステップ一つ。 体育館に入ろうとしていた足がよろけて、外へと踏鞴を踏む。 扉脇の壁に背と手をついても、利き手とスケッチブックは離さない]
[ヘクターはどうしてるだろう。ちらりと横目で見る。 それでも、強くなるざわめきに目の前の影を踏まないように睨みつけながら]
……ナンパに応えてくれて、嬉しいね。涙が出そうだ。
[唇が乾いて、震えて、茶化す口調じゃないとやってられない]
(627) 2010/02/28(Sun) 01時頃
|
|
泣いて外に出してくれるのならいくらでも。足を舐めてもいいぜ。
ともかく、俺からのダンスの誘いはさっき言った通りさ。 乗って、俺が無様に失敗するのを見るか。 それとも、俺に負けそうだと認めてこのまま殺すか。 どっちにベットする?
[間違って影を踏んでも、消えなかった。 それでもなるべく踏まないように。 身を起こして、ガンガン煩いこめかみを抑えて挑発]
(638) 2010/02/28(Sun) 01時半頃
|
|
独善的なルールじゃ、どんなに一緒に遊んでいるつもりでも、結局ケイト一人で遊んでいるだけ。寂しいな。互いにルールを決めていかなきゃ、一緒に遊んだことにならないさ。
……振られたか。残念だな。いいよ、勝手にやる。
[目の前の影は、どろりと溶けて。 無残な女生徒の死体に変化していった。 やっぱり、『死体』を目にするのはまだ抵抗がある]
[息を呑んであとずさろうとして、壁にぶち当たる。 恐怖が顔に乗る。これは、あの人じゃない。 ひゅうひゅうと喉が鳴る。騒音の渦の中で届く気はしなかったが]
……やっぱり俺はお絵かきがいいな。
[追いかけられるか、取り付かれるか。どれも嫌だ。 一番嫌なのは―― 悪い想像ばかり浮かぶ中、掠れた声で、最後の意地をはっていた**]
(653) 2010/02/28(Sun) 02時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 02時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 09時頃
|
―― 体育館 ――
[あの笑い声は来たときと同じく唐突に消えた。 その直後の周囲の喧騒にもう癖になったように奥歯をかみ締めて]
………は。 ははははははは。やった。乗せてやった、ぜ?
[目の前の死体は動かない。 それへの怯えで目をそらしながらも、脱力したように笑った。 腰が抜けかけたか、へたり込みそうになる足を叱咤しているところでヘクターの声]
……いいんじゃないの、惚れられても困るし。 ていうか、ヘクター、あんた酷い目にあったのか。 何された。
[2人称への違和感は、直後の呼びかけで上書きされる。 聴覚からの思考力は、雑音にまぎれさせて、鈍い。 ただ、足元の死体へ頓着してない様子に]
(686) 2010/02/28(Sun) 09時半頃
|
|
……なあ、見えてないの?
[疑ったのは、相手の視力ではなく自分の視力。 幻聴と同じく幻覚なのではないかという怯え。直球で聞く]
(687) 2010/02/28(Sun) 09時半頃
|
紐 ジェレミーは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/02/28(Sun) 09時半頃
|
―― 体育館 ――
[沈黙が帰ってくる。再び問いかけるよう視線を向けた]
あ、そこ。
[帰ってくる否定の言葉。けれど、指摘は一瞬遅く彼の足は死体の腕を踏んでいた。自分が踏まれたように、刹那顔をしかめる]
いや、それ人形じゃなく……
[サイモンの叫び声と、ケイトのあの不快な声が頭に響いてきたのはそんな時。けたたましい音に、反射的に空いてる手で耳をふさごうとして]
(691) 2010/02/28(Sun) 10時半頃
|
|
サイモン!?
[こちらに助けを求めてくる男の姿。 彼もまた、目の前の死体にけつまずいて]
ちょ、大丈夫か。ケイト! よせ!!
[ぼこんぼこんと産まれ来る数々の死体。 それらが出てくるたびに増え行くノイズ。 高く、低く、それはまるでごく質の悪いハウリング音に囲まれているようで。くしゃりと顔をしかめた]
[笑う膝を叱咤して、そちらに駆け寄る。 助けを求めてくるサイモンの腕を取ろうと手を伸ばし、 ケイトに向かっていくヘクターに声をあげる]
おい、ヘクター! よせ!!
[焦りの声。けれど、目の前でサイモンの足が底なし沼に取られて……]
(693) 2010/02/28(Sun) 10時半頃
|
|
ちっ
[舌打ちして、スケッチブックを後ろに放り出す。 ヘクターから一瞬遅れてサイモンの腕をつかもうと]
[けれど、闇に消え行くサイモンの指先と、自分の指先とが掠るか掠らないか]
[とぷん]
[そんな音がして、彼の断末魔が頭の中にねじ込まれてくる]
あ。 あ、ああ。
[喉が開いて。目を見開いて。あえぐような声しか出ない]
[周囲の音は全部、全部無視して。 愕然と、目の前に消えた級友の残滓を見つめた]
(697) 2010/02/28(Sun) 11時頃
|
|
[手を尽くしても、他者の魂が自分の目の前で飲み込まれる時]
………ふざけんなよ、死神が。
[それは、目に染みるほどのあの赤い赤い夕陽。 ここにはないものなのに]
[低く唸って、目の前。 はじめて見るケイトの姿をにらみつけた。 とっさに握りこんだ拳は左。利き手の逆。床に叩きつける]
だから、遊んでやるって今言っただろ。
[通じたと思ったのに]
ヘクター!!
[ケイトへ向かう友人の名をただ呼んだ。 彼まで失う恐怖を声に潜ませて。周囲の騒音に飲み込まれてなかなか動けない**]
(701) 2010/02/28(Sun) 11時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 11時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 14時頃
|
―― 回想 体育館 ――
[ヘクターが、ケイトの腕をつかむ。 その熱い声が腹に響いて、どうにかノイズを振り払った]
………寂しい?
[雑音の渦の中から、彼らの会話を拾い上げる。 彼女が消え行く最後の瞬間]
死者も、生者も、本質的に一人だよ、ケイト
[そんな言葉は彼女達の耳に届いたか]
……ごめん。
[思わず出た言葉。きっとそれはヘクターの伝えたいこととは真逆だったから。そうして、肝心なときに動けなかったから、謝罪の言葉を紡いだ]
あんたまで飲み込まれなくて良かった。 やっぱりヘクターは熱い漢だな。
(771) 2010/02/28(Sun) 14時頃
|
|
―― 回想 体育館 ――
…………サイモン。
[ケイトが消えれば、サイモンを飲み込んだ闇の穴も消えた。 何の変哲もなくなった体育館の床を、そっと撫でる]
死んだのか。ごめんな。
[互いに学校へはあまり来なかったため、 同級生と言ってもあまり話をしなかった相手]
……ん? ああ、そうか、気をつけて。
[購買に行くといったヘクターの背中を見送る。 どこか彼の足元が安定していなかったのは、この出来事のせいかと勝手に思う]
―― 回想 終了 ――
(784) 2010/02/28(Sun) 14時半頃
|
|
―― 体育館 ――
[力なく、落としたスケッチブックを拾い上げる。 体育館に転がる、制服を着た少女の死体]
……探す。ね。
どうせ物理的な話じゃないんだろ?
[がらんとした体育館を見回し、立ち尽くしては思考を回す]
(785) 2010/02/28(Sun) 14時半頃
|
|
―― 体育館 ⇒ 小ホール ――
かくれんぼ。見つけて欲しい、ね。 でも、そんなの暗い場所で引きこもって、巻き込むなよ。
俺は馬鹿だから、きっとあんたがどこにいるかなんてわからない。だから、出てこいよ。
あんたが出てきたくなるような絵を描いてやる。 その位の心も動かせないものしか作れないなら、きっと俺に価値はないのさ。
[呟く。多分、ケイトに通じなかったゲームの誘い。 おいでよ、そこではなく、こっちへ。 ここに来られないなら、ここではないどこか。 美しい、光の場所へ]
[だから、スケッチブックを取り上げる。 そのままコンテを走らせようとして………]
[近く。小ホールの方が爆発的に煩くなった]
(799) 2010/02/28(Sun) 15時頃
|
|
―― 小ホール ――
………今度は何だよ。
[少し慌てて立ち上がる。 サイモンを見る前ならば、きっと耳をふさいで、無視して。 でも、見てしまったから。本気だと知ったから]
[走った。 ばたばたと足音高く駆けていき、入り口の扉に手をかける]
[がちゃん]
[扉は、大きな音がして、それでも鍵は開かない]
………誰かいるのか?
[いないといい。居ないはずだ。 そう思いつつ、左手でガンガンノックしてみた]
(802) 2010/02/28(Sun) 15時頃
|
|
―― 小ホール ――
[中から物音が酷い。その合間、かすかな声が聞こえた気がした]
……誰かいるんだな!?
[かまってられない。両手で思い切り扉を引っ張る。 けれど、そこは開かなくて。体当たりする。 防音設備の整った、大きな扉、壊れる気配は微塵も無い]
くそっ。搬入に周る。
………頑張れ、ふんばれよ。 こっちは無理だ。聞こえるか?
いいか、よく聞け。
舞台だ、舞台上手!! 少しでもそっちに近いほうに行け!!
(810) 2010/02/28(Sun) 15時頃
|
|
[文化部棟から、搬入口へ回れたはずだ。 あそこの扉は確か簡易錠]
いいか、上手奥だ! あそこの鍵は中から開けられる!!
[大声で中に怒鳴りこんで、最後に一発頑固な扉にけりを入れると全速力で半周周る。間に合え、間に合えと]
(811) 2010/02/28(Sun) 15時頃
|
|
―― 小ホール 搬入付近 ――
[走りながら画材のナイフを抜いた。 文化部棟入り口脇の非常設備ガラスを蹴り破る。 中に入った消火器一つ抱えて搬入口へ]
………ここだ。
[演劇部の大道具材料だろうか、たまに付近に材木のかけらが転がっていて。ざっと避けると、そのまま扉を引きあけた]
………ぐ
[大量の死体。 彼らは新たな侵入者にいっせいにぐりんと振り向いて。 泣きたくなった]
くんなよ、こっちくんなよ!!
[消火器のホースを向け、舞台の真ん中に躍り出る]
(821) 2010/02/28(Sun) 15時半頃
|
|
どけ、こら! 俺は喧嘩なんてできねえんだよ!!
[消火器をめくらめっぽう振り回して亡者を避ける]
そこか? そこだな?
[ごす、と消火器の手ごたえに吐き気がする。 右手に噛み付こうとするやつは蹴り飛ばして。 目指すは、こちらを振り向かないで密集している一角]
誰かしらんが、息止めろ。
[ナイフを持った手でノズルを固定。思い切りレバーを引いた。 そこに、先ほど助けられなかった級友がいるなんて気づかずに]
……っ!!
(826) 2010/02/28(Sun) 15時半頃
|
|
――ぇほっ、ぇほっ
[自分も少し吸い込んだのか。せきこみながら、右へ左へ。 消火器向ければ、死体の群れは溶けて、離れて]
……ディーンっ!!
[亡者の下から現れたのは、ぐったりした級友。 彼の唇が動いたのは見えた。 けれど、そんなかすかな音は、サイモンの断末魔にまぎれて聞こえない。もっとも、それだって何を言っているのか、音の連なりにしか聞こえない]
[サイモンが彼にもぐりこむのか、それとも…… そんな細かいことは頓着もせず、駆け寄れば消火器放って彼を抱え上げようと左手伸ばした]
しっかりしろ、大丈夫か!? 聞こえるか!
(840) 2010/02/28(Sun) 16時頃
|
|
[常の彼とは思えない弱弱しい悲鳴に、焦りの色が濃くなった]
(843) 2010/02/28(Sun) 16時頃
|
|
―― 小ホール ――
[差し出した手。ディーンに触れる刹那、闇に飲まれるサイモンがフラッシュバックした。背筋に油汗が流れる。 でも、今度はしっかりと力強くつかまれて、泣き笑いの様な表情になった]
ディーン、しっかりしろよ。あんたらしくない。
[いつかのピッパの様に、ディーンを背負う。 とく、とく、とく。 背中で感じる、生きてる音が安心を誘う。 小ホールに死体の山は残っていたろうか。 残っていたなら、ナイフを振って、足で蹴って。 よろよろ、よろよろ小ホールからまろび出る]
[小ホールの搬出口を、簡易錠かけた後、その辺のもので封鎖しようとして……]
……ディーン、どこから入ったんだよ。
[応えは無かった。迷って、開けたままにした。 どうせ、ここから亡者が出ても、亡者なんてそこらに溢れかえってる]
(857) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
|
|
―― 体育館(ディーン付き) ――
[本当は、保健室に連れて行こうと思っていたはずだが。 いかんせん、体力が保たなかった]
[体育館入り口に転がる死体に目を向けて]
……あんた、結構可愛かったわ。
[さすがに今の群れを見た後だと、そんな軽口叩けた。 そのまま中に入って、ディーン下ろすとへちょりとつぶれる。ぜぇはぁと、肩で、いや全身で思い切り息をしていた]
………ハリウッド映画なんて大嘘だ。
[あられもない格好のディーンに自分の上着を被せて、しばし休憩]
(863) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 16時半頃
|
―― 体育館 ――
いや、そんだけ元気ならディーン連れてけば…… って、はや。
[自分がへたり込んだ直後、体育館を飛び出していくラルフの後姿に、ぼそりと突っ込んだ]
……あー、まあ。俺ならともかくディーンこの格好で女子の前にでも連れてったら憤死するか。騎士の情けだな。
[勝手に納得した。そして、盛大にため息つく]
……俺、なにやってんだろね。ほんと馬鹿だわ。 消火器って、吸うとどうなんだっけ。 あのスーパーマンいんのに何阿呆やったんだろ。
パニクったんだろなー。だから荒事苦手なんだって。
[自嘲にがしがし頭を掻いた]
ごめん、ディーン。
(956) 2010/02/28(Sun) 19時半頃
|
|
―― 体育館 ――
[ふらりと立ち上がる。放り出したスケッチブック拾った。 ラルフを待つ間、何とか少し回復した体力で、入り口の死体をそろそろと移動させる。さすがに、抱え上げることは出来なかったけれど]
…………。
[まじまじと見る。おそらくはじめてというほど、見る。 見開いて充血した目。苦悶の表情。こわばった手指。 溢れる血はもう無いけれど]
失礼。
[そっと手を伸ばす。蠢く死体もあったけれど、これだけ動いていないなら流石に飛び掛ってこないだろう。理性では分かっていても、触れる時には腕が震えた]
[それでも瞼を閉じさせて。 衣服を整え、指を組ませる]
なあ、なんで制服着てるの。あんた誰。 肖像権の侵害とか、訴えても別にいいよ。
(959) 2010/02/28(Sun) 19時半頃
|
|
[耳元の声は煩くて煩くて意味を成さない。 できるだけ表情も整えて、そうしてスケッチブックにコンテ走らす]
[生前の顔を写し取るように。出来れば幸せそうな笑顔を。 この死体は見たことの無い相手。 それでも、綺麗な姿なら見覚えある人いるかもしれない]
[見せしめのために出された死体。 横たわったその前にどっかと胡坐を組んで、目指すことの難易度にくじけそうになりながら、黙って手を動かしていく**]
(960) 2010/02/28(Sun) 19時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 20時頃
紐 ジェレミーは、飼育委員 フィリップはどうしているだろうと、ふと思った
2010/02/28(Sun) 20時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 21時頃
|
―― 体育館 ――
[背後でラルフの足音がする。 けれど、意識は紙面に集中したまま]
[一応、ディーンが視界の片隅に入るくらいの場所に陣取って作業を進めていた]
(1004) 2010/02/28(Sun) 21時頃
|
|
―― 体育館 ――
[視界の隅に、ひらひらしたシーツが映った。 そこで、はじめて思考錯誤の後を残した紙面から顔を上げる]
………ども。 運ぶの、人手がいるなら手伝うけど。大分、落ち着いた。
[そこで目の前の死体に視線を戻して、自分の紙面と見比べる]
(1025) 2010/02/28(Sun) 21時半頃
|
|
―― 体育館 ――
分かった。
[色々と手を入れたい気分も有ったが、コンテを置いた。 かといって、すぐに立ち上がりはせず腰から出した小さなナイフでざっと今描いた絵をスケッチブックから切り離す。下の紙を傷つけない力加減は、慣れたもの]
まあ、それはともかく。 そういや、ラルフって全校生徒の名前と顔、一致するんだって?
この子、知ってるか?
[一応目を閉じさせはしたものの、かなりゆがんだ表情の女生徒の死体と、そこからなんとか生前の面影を探そうと苦労して描いた絵の、両方を示した。絵では、目を柔らかに薄く笑わせるのが限界で]
俺は同学年はともかく下は流石によく知らないからね。
[運ぶ準備は、割と丸投げる気だ]
(1042) 2010/02/28(Sun) 22時頃
|
|
―― 体育館 ⇒ 保健室 ――
[ラルフの答えはどうだったろう。 それがどんなものであれ、その答えを聞くだけ聞いて似顔は死体の胸の上、組ませた手の下に置いた]
まあ、じゃあ、行きますか。 そうだ、言おうと思ってたんだけど。
多分、シーツじゃディーン起きてから困るだろうからジャージでも用意したらいいと思うよ。
[割と他人事]
[そうして、ラルフと2人で保健室に向かう]
[保健室の扉の前まで来ると、両手がふさがっているため、トントンと肘でノック。行儀が悪いと言われようがしったこっちゃない]
……誰かいるか? ジェレミーだ。ディーン連れてきた。開けてくれ
(1078) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/28(Sun) 22時半頃
|
―― 保健室前 ――
[やっぱり少し疲れているらしい。 扉があくまで、少し腕が疲れて。一度ラルフと半分ずつ支えているシーツ蓑虫ディーンの体を抱えなおした]
あ、わり。
[ちょっとがくっとずり落ちたりもしていたらしい]
(1090) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
|
|
―― 保健室 ――
[そうこうしていると、扉が開いた。 開けた相手を見、その奥をちらりと覗きこむ]
やあ、ミッシェル、メアリー
[残念ながら、常の様に手を振ることはかなわなかった。 ミッシェルに扇動されて、ベッドにディーンの体を横たえる]
大丈夫。生きてる。 ちょっとゾンビに食われかけてただけ。
[端的に説明した]
結構色々齧られてるから、消毒した方がいいんだろうけど。 でも今ちょっとさわりがあるから、その処置やるときゃお嬢さんたち、一度出るか後ろ向いてるほうがいいかもね。
(1099) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
|
|
―― 保健室 ――
だあね。実に穏やかじゃない空間だったよ。 小ホール周辺に行くときは気をつけた方がいい。 大分減ったと思うけど。
[示された棚から消毒薬をほいほい取り出して。 そうしているうちに、騒音が少し静かになっていることに肩の力を抜く]
そういや、濡れてるけどどうしたの。 変なものか、シャワーか、浴びた?
[そうした折、背後から大きな音がして]
よお、ヘクター。生還おめでとう。 何、人手がいるの。手伝う?
(1113) 2010/02/28(Sun) 23時頃
|
紐 ジェレミーは、美術部 ミッシェルに、消毒薬のビンを振って「サンクス」と声をかけた
2010/02/28(Sun) 23時頃
|
[親指立てるヘクターに]
おお、なったなった。俺の半分くらい好い男。
[割と軽口叩く。目が見えてないのは気がつかない]
おう、了解。なんか揉めたのか。 んじゃ、ディーンの消毒頼むわ。そこら辺慣れてそうだし。
[>>1120ミッシェルに]
ああ、ごめん。髪の先がほんの少し。 ……飲んだ? まあ、無事ならいいんだけども。 まあ、呼び出しは変な風にかかるらしいから、気をつけような、お互い。
[そんな風に言うと、保健室の片隅に蛇口見つけて手と腕洗った。 死体に一応触ったから、念のため]
(1133) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
|
|
[ベッドに座りこんでいるメアリーに気がつけば、そちらに向き直って]
……何か、元気ないね。気持ちは分かるけど。
[同じく人を、一瞬を切り取ろうとするもの同士、近しいものを感じていたらしい]
大丈夫……なことはないんだろうけど、まあ、きっとなんとかなるさ。
(1136) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
|
|
―― 保健室 ――
[ミッシェルとヘクターの会話を横で聞いて]
よく分からんけど、男の子にとって大馬鹿者っていうのはほら、褒め言葉だから。ヘクターなら引き際も分かってるんじゃないの。
[変な茶々入れていたりした]
じゃあ、せんせは俺も探しておくよ。 見つけたら、連れてくる。
[そんな風に手をひらひらふって了解の意を示すと、メアリーの前に行って]
そうそう、メアリーはそんな顔してるのがいいよ。 カメラ、無事? 落ち込んだらさ、写真、撮ろうよ。多分、気分変わるし。
[本人の無事の次に確認するのは、それ]
(1151) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
|
|
―― 保健室 ⇒ ?? ――
[メアリーに、ジェスチャーでカメラを構えるしぐさをして見せた後、すっと立ち上がった]
さて、じゃあ、集団行動の苦手なおっさんはそろそろ行くよ。 スケッチブック、置いてきたから回収しないと。
ゾンビに食われたんじゃ泣くに泣けない。
[肩と、腰と、こきこき鳴らしてから、その場の人たちに手を振って出て行った]
(1156) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
|
|
―― 保健室 ⇒ 体育館脇 ――
[南棟の西を通って体育館へ向かう。 途中、廊下に蠢く死者を見て]
……………。
[ラルフの先ほどの説明を思い出して、目を細めた。 彼らは、選ばれなかったのか。さっきまで、生きていたのか]
[その動きから逃れながら、眉間に皺が寄る]
[疲れたようにため息ついて、体育館入り口のスケッチブックを拾った後、ふと人の気配がして脇にまわった]
………せんせ?
[よもや、ノープランの自分が見つけるとは。 目を丸くして、意外そうな声]
(1167) 2010/03/01(Mon) 00時頃
|
|
―― 体育館脇 ――
[シャツや傷跡よりも、若いながらも常に「教師」の顔していた相手がしゃがみこんでハンカチ顔に当てている所の方がインパクトが強かった]
………んー。
[少し考えて。背筋をピッと伸ばす。 こほん、と芝居がかった咳払い1つ]
お姫様が行方不明だと聞きまして、お迎えに参りました。
[右手を胸に当て、執事の様に軽く礼。 もっとも、左手にはスケッチブック持ってちゃ格好はつかないが。 様子がおかしかった、という情報は得ていたので、どこか視線は先生から外さないまま]
[そこでようやく、シャツの血に気がついて眉をかすかに顰めた]
(1183) 2010/03/01(Mon) 00時頃
|
|
最近のクラスメイトは強いので。
[くすりと笑った声。綻んだ頬。やわらかな視線。 もう大分慣れて、気になるときも少なくなってきたものの、未だに続くノイズの中で快く聞こえる。意識的にか、無意識にか。心持ち肩の力が抜けた]
まあ、そりゃもうヘクターが。 せんせもやっぱり隅におけないですね。
って、せんせ、どっか怪我しました?
[ピッパの話題がでると、少し雰囲気が硬くなる]
あー、ピッパ、見つからないですか。 いや、俺が微妙にピッパに悪いことしたらしいんで……。 まあ、後で探して見ます。
[不安そうに、校舎の方を見やる。 ここからなんて、きっと人影も見つからないけれど。 そして、交換条件で自分が探すといったクラスメートの事を思い出す]
(1208) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
|
|
あー………、せんせ
[サイモンのことを、相手が知ってることを知らない。 担当生徒だから。伝えないと。でも、言いにくくて口ごもった]
(1210) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
|
|
手を滑らせて首切るって、せんせ、器用すぎやしませんか。 肩たたきじゃないんだから。
まあ、ここは色々しんどいことが多すぎますね。
[雑音のない平和な世界が遠くなりつつ歩きがして、それが怖い。 校舎に入ろうという相手。ただ、ヘクターの名に複雑な表情を見て、そして保健室のヘクターの口調を思い出す]
戻るって、保健室に? いや、その傷なら保健室に行ったほうがいいと思いますが。
……せんせ。サイモンのこと、どうして知ってるんですか。
[ケイトの声がよみがえる。あれが何か言ってただろうか。 眉間に皺が寄る]
(1243) 2010/03/01(Mon) 01時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る