207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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―if・あったかも知れないこと―
だーかーらーぁ、ヒヒッ、遠慮すんなってぇ。
[ぐいぐい。 騒がしい場末の酒場。そのテーブルの端っこ。 思い思いに散った海賊船の仲間たちは、とっくにぱっつんぱっつんのおねーちゃんたちと夜の街に消えていっていて こんなとこで安酒を飲んでるのはもう自分だけだ。 いつも通り、飲みたくないのに浴びるように飲む傍ら。 今日はなぜだか、やたらと料理を頼んで隣のテーブルのやつに押し付けていた]
くーわなぁいとぉ、大きくなれないんだぞーぉ、お? なー?ええっと……ヒヒッ、誰だっけお前。
[グレッグに言うようなことを言っているが、隣のやつはグレッグではない。 そもそもグレッグとはもうかなり長いことまともに喋ってない。 ならば誰なのか。 知らん、なんか隣にいた]
(9) kaisanbutu 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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[グレッグくらいの大きさの、そばかすだらけの平々凡々とした顔の男。 随分と若く見えるけども、いったい何歳なのか。知らない。 ただ、たまたま隣り合ったそれを見た途端、小さくて可哀想!と思ったのだから仕方ない。諦めてもらおう。
ステーキや新鮮な果物やザワークラウトなど、とりあえず栄養ありそうなものをどさどさと注文して。 本人は酔いが完全に回ってるのか、へらへらしながらテーブルに突っ伏している]
んにゃ……ヒヒッ、キヒヒッ、ヒ、 ぐれ…ぐぅ…、あのさぁ…… 生きてさえいたらぁ……いつか、いいこと……むにゃ…
[ぼやぼやにぼやけた意識で、なにやらうわ言を言いつつ。 隣のやつの頭を撫でようとしたが、手元がふらついてうまくいかなかった**]
だからぁ……頼むから……生きて…… ヒヒッ、
(10) kaisanbutu 2014/12/17(Wed) 22時半頃
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―if・あったかもしれないこと―
[>>14覚えている記憶は、柔らかくて細い髪をもふもふしたこと。 ブラックアウト。視界と意識がずーんと暗くなっていき。 力が入らず、椅子から転げ落ちるのを感じたのが最後だ。 そこからふっつりと意識はなくなり、目が覚めたら医務室だった]
ぐ……。
[ああ、下っ端とか誰かが見つけて連れて帰ってくれたのかなあ、などと。 こめかみの鈍く疼く痛みを抱えたまま暫しぼんやりした後、焦燥に駆られて起き上がる。酸っぱいものが口の中に溜まっていた。 二日酔いの重い体を起こすが、辺りにバケツらしきものは見つけられずに。
口を押さえたまま部屋から出ようとしたが、鼻から出た]
ぐっ……ええっ、え、
[胃の中には吐くべきものもろくになかった。 酒の臭いの水と胃液と空気が出てきた後は、体が痙攣するだけで、何も出てこない。 ただ吐き気だけは持続して、げえげえと床に吐き戻す。胃が収縮して口から出てきそうだった]
(17) kaisanbutu 2014/12/18(Thu) 20時半頃
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[やっと口元を拭って。 ふらつきながら立ち上がりかけたが、すぐに座り込んでしまう。 視界がちかちかして、幻覚がその光の合間にちらつく。 際限なく溢れてくる蟻が皮膚を食い破り、体を這いまわるのを払おうと、腕を何度か擦った。
当然幻覚だ。分かっていても気分はよくない。
涙と荒い息を零しながら、腕を必死に擦る。 ぜいぜいという過呼吸気味の呼吸の合間、ひそやかな幻聴が耳に届いた。 呵責と非難の幻聴に耳を塞いで、低く唸る。
どこで間違えたのか、答えなんてわかり切っている。 生まれてきたのが間違いだ。今すぐ海に飛び込むべきだ。 幻聴の声に、それでも生きていたいなんて、僅かばかりの理性が叫ぶ。
唸って。 部屋の扉が開く音がして、弾かれたように顔をあげた]
(18) kaisanbutu 2014/12/18(Thu) 20時半頃
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ひう……。
[見えたのは長い髪で、一拍遅れてそれがジェレミーだと気が付いた。 咄嗟に足元にすがりついて、額を擦りつけてうわごとを口にする。
助けて、だとか。酒を、だとか。 まあ、そんなことだ。
どこか冷静に自分を見ている自分がいて。 その狂人らしいありさまに、短い自嘲の笑みが落ちて、割れた*]
(19) kaisanbutu 2014/12/18(Thu) 20時半頃
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[膝を、抱えたまま。 嘆きの声を漏らしたあとは、ただ静かに目をつぶって、額を膝につけていた。
泡のように浮かんでは消える、船の思い出。 医務室でされた手当てや、強奪した酒でした酒盛りやら、戦の後の料理を誉められたことやら。 どの思い出も、手放しにいい思い出とは呼べないものばかりで。 おまけに、酒で揺らいでぼやけていたけども。
多大なる罪悪感と一握りの楽しさを噛み締め、飲み下し。 ゆっくりと目を開けて、降ってきた声に顔をあげた>>37]
はあい。
[こちらに向けて言ったのかどうか怪しいような音色と態度。 それでも迷いなく腰をあげて、歩き出した背を追いかける。
それ以外の選択肢なんて知らない。知らなくていい。 生涯で唯一与えられた居場所は彼の後ろだけだから、というだけでなく。
どんなことがあろうとそばにいたい、自由意思]
(44) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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……あーあ!いいことない人生だったなあ。
[さっぱりした声で、ぼやきながら。 ちょっと早足で離れた背中に追い付くと ヘクターの隣に並んでおいた**]
(45) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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―if・酒臭の医務室で―
[すがり付かれ、若干の汚物が付着する足。悪寒が背筋を撫で、肌が粟立つ。 >>43肩で息をしていれば、いつも通り淡々とした声が降ってきて。 禁断症状に浮かされたまま、なにを言ってるのか自覚もしてない声を漏らす]
うっ…せぇ、いいから、はや、く…… ……じゃ、ない。ちがう、ごめんなさい…ぅ……ゲホッ、
[しゃがみこむ気配に手を離すと、幻覚の虫が這い回る腕を爪で引っ掻く。 赤い血が落ちて、その痛みで少し思考が浮上した。 どろりと濁った目でコップを見て、ともかく受け取り震える手で一息に飲み干す。 ほんのすこし、正気の光が戻った。 そこで初めて、彼の手に持ったものに気が付いて]
す、みませ…ありがとうございま…… 下っぱに任せてくれればいい、のに……ぐ、ぅ…
[普段の酒酔いからは考えにくい、礼と謝罪と恐縮を口にした後。 改めて、ジェレミーの屈んだ足近くに吐いた*]
(48) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 00時半頃
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ニコラスは、モンドのお腹をそっと押す
kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 20時半頃
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―if・胃酸の臭い―
[収縮した胃を蹴りあげられて、息が止まった>>53]
ぐ……ッ、
[咳き込む余裕もなく、涎と混じった胃液を溢しながら床に転がる。 痛みが久しぶりに鋭角さを帯びていて、錯乱と正気の狭間で顔を怯えに歪めた。 無意識、柔らかい急所を庇うように体を少し丸めて。声もろくに出ないまま、恐慌で震える声が何度かごめんなさいを口にした。
自分や相手がなにを言ってるかも半分くらいは理解してない頭で、ぼんやりと、重症だなあと実感する。 この実感も何度目なのか、さて。酔った頭は記憶を留めていない。 虫が目を抉ってくるのが気持ち悪い。かすかすに掠れた悲鳴をあげたら、口の中にまで入ってきた。 もちろん幻覚だ。 わかってる。いや、本当に幻覚か?]
あ、あー……。ダメだ、ダメだ、ダメだ……酒ないと、死ぬ……。死ぬ……ほんとに、しんじゃ……
[ぼやく声は、呑気にさえ聞こえただろうか。 じきに、踞ったまま泣き出した]
(58) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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[突如、床から弾かれたように飛び起きて、まるで誰もいないような素振りで無言のまま薬棚を開けようとする。 実際、飛散した瞳孔はなにも映してない空ろだった。 引き出しを引くがこの前消毒薬を飲んだせいか、鍵がかかっていて。 焦燥に駆られ、何度も引いては派手な音をたてる。 壊れそうなほど何度も何度も引いて、鍵を引っ掻き、爪が割れた]
ッ、ああぁああ゛あ゛あ゛ァ……!!くっそ、が
[それでも開かない引き出しを前に、奇声をあげて頭をかきむしり。
無意識、腰に下げていた斧を手に]
(59) kaisanbutu 2014/12/19(Fri) 23時半頃
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―回想:新入りの話―
[酔いの痛みで目を覚まして、酔いの心地よさでまた眼をつぶった。 戦闘でボロ雑巾になった体と洋服を厨房に横たわらせ、ぼやりと床の修理痕を眺める。
かすり傷なのか重体なのか自分には分からない傷をそのままに、ずるずると体を起こして鍋を掴んだ]
ごっはんー……。ん?
[>>70寝るちょっと前に、なにか言われた気もする。 出汁を取れそうにないうんぬんかんぬん。 太らせるうんぬんかんぬん。
家畜?]
(81) kaisanbutu 2014/12/20(Sat) 23時半頃
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ごはーんがー、できまーしーた!!
[上手に焼けましたー! いつも通りの盛り付けで、がしゃんとテーブルに食事が置かれ。 床に座り込み、へらへらと笑う。 その横に、丸焼きにした人の腕肉が捨てられてきて。
まあ、割といつも通りの食卓だ]
ふあ?
[それがいつも通りじゃなくなったのは、一人の新入りの存在。 相も変わらず騒がしい食卓で、それが自分の名前を呼んだから。
いつも通りの白痴の笑みを浮かべながら顔を向ける。 ぼやける視界、ピントを合わそうと何度か目を擦って。
その小柄な生き物の顔を、やっと網膜が認識した後。 一瞬、体が縛られたように固まった]
(82) kaisanbutu 2014/12/20(Sat) 23時半頃
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――ぁ、
[もう一度、名前を呼ばれて。 それが確かに人違いではないと分かってしまって、目が泳ぐ。 浅く薄い酔いの膜を貫いて、彼の驚愕が伝わってくる。 堕落した自分を見る目が、まるで皮膚を突き刺し抉るようで。
今すぐ消えてしまいたい 見るな見るな見ないでくれと、何度か心の中で叫ぶ]
(83) kaisanbutu 2014/12/20(Sat) 23時半頃
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[ひとつ、深呼吸して。 目を逸らして、ヘクターの傍に寄っておいてから]
……人違いじゃないかなぁ。 お前、誰?
[酒をテーブルから取り いつもの白痴の笑みを浮かべた**]
(84) kaisanbutu 2014/12/20(Sat) 23時半頃
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