25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 02時頃
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[消えた気配は形を作る。
己の命の果てた地に赤を踏みしめ降りるは黒い獣、鉄色の瞳。 其の肉体に質量があるのなら、たす、という音が聞こえようものを けれどその体は地に着くや否や人の姿へと転変する。
黒い獣の姿は消えて 床の上に残るのは眠るように伏せる人の姿]
(+6) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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[もそり、と起き上がる様は獸の姿に似ていた。
色切子の色彩の下でゆっくり体を起こし 一つ二つと瞬き重ねて立ち上がる。 死んだという実感がない。 蓮の花の匂いはあれど、 それを塗り込めるように灰墨の匂いがしていた]
(+13) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 08時半頃
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[地べたに直接ぺたりと坐り込んだ影は揺れて、手をのばす。 のそ、と獣のように緩慢な動きだった。 その先には膝を抱えた子供がいる]
───。
[伸ばした手はするりと。 まるで手妻のように形を変える。 頭を撫でようとした手は、黒き獣の前足に。 猫のものよりも少し硬い肉球は子供の頭に触感を与えられるか、さて]
(+21) 2010/08/09(Mon) 08時半頃
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[叩く、というよりはじゃれるような光景になった。 たす、たす、と撫でようとしているのは解るのだが姿が追い付いていない。
ちらちらと、視界に揺れ始める赤を 青黒い瞳はじっと眺め、時々眼を細くした。 子供の傍ら座り込んで、館の行く末を黒い狼はただ見守る]
(+22) 2010/08/09(Mon) 08時半頃
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[耳がぴく、と震えてきょろきょろと、辺りを見回す。 気になっている声は何処から聞こえてくるのだろう。 けれどその声を追いかけることは今はしない。
子供の傍ら、黒い尾をゆらりと揺らして 大きな獣はただ、そこに───在る]
(+23) 2010/08/09(Mon) 08時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 08時半頃
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───。
[ゆらりと黒い尾が揺れて視線のほうを振り向く。 其処にない眼鏡を押し上げる仕草。 わらうかのように、くぁ、と小さく欠伸のような姿]
───。
[冬花の手を握る僧侶をちらりと鉄色は見て それから冬花を見て、鉄色をただ細くして 結局は子供の傍にいるままなのだが]
(+25) 2010/08/09(Mon) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 09時半頃
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[狼はただ、くあ、と口を開けて欠伸を一つ。 意地が悪いと言われようが、狼と言われようが 実に自分の時間の流儀を貫き通す。
守っているというよりは、ただ傍にいるだけというのが正しい。 それは生きている間の己と童がそうであったように 必要なら踏みこみ、必要でないのなら踏みこまない関係。 今は踏み込むところではない。だから傍にいるだけ]
───。
[差し出された花を見て、獣はふるりと首を横に振った。 其の鉄色は見上げて鈴の花へと。 己にはもう、それは必要ないと告げるかのように]
(+38) 2010/08/09(Mon) 13時頃
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[くぁ。 狼はもう一つ口を開いて]
…まったく、お前は。
[するり。 獣は人へと転変し、童の横に腰掛けたまま]
もともと私が持っているために頼んだわけではない。 何のためにわざわざ白鷺の花を選んだのかも、解らんのか。
[髪に飾る様子を見ると、意地の悪い顔を浮かべ それから男は童のほうを見やる。今は何を見ているのだろうと]
(+43) 2010/08/09(Mon) 14時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 14時頃
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[遠くなっていく足音。 遠ざかっていく姿。
炎の勢いが強くなっていくのが良く見える。 冬の残したもの。 霞が残そうとしているもの]
…遠いな。
[小さく呟く。 気づいて、そんな言葉になった。
自分はそういえば、何も残してこなかったのだと]
(+49) 2010/08/09(Mon) 15時頃
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本屋 ベネットは、傍らから消える童に手を伸ばしかけて───下ろす。
2010/08/09(Mon) 15時頃
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───霞。
[生きていれば、その選択をとめることはできただろうか。 止めても、変わらなかったように思う。
ため息だけが落ちる。 手が視界を覆う。一瞬だけ。 目を逸らすのは、好きではないから]
(+50) 2010/08/09(Mon) 15時半頃
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───。
[頬に映る炎の色は少しだけ血の光にも似て。 蝶と鳥と。空をゆく者たちを余所に、ただそこにある。 炎は空を舐めるように燃え上がる。
きらきらと、空に舞い上がる光はとても美しかった]
───時か。
[ごく微かな呟きは爆ぜる木材の音に消えて 男は静かに目を瞑った。 願いが叶わない事は知っている。逝かなくては]
(+64) 2010/08/09(Mon) 17時頃
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本屋 ベネットは、執事見習い ロビンの言葉にただ小さく笑うのみ
2010/08/09(Mon) 17時頃
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───。 何だ、お前来るのか?
[目を細める冬の花の言葉。 首を傾げた。ちらりと横の姿を見て]
あちらへ行けばよいだろう。
[人の一人も食えていない花が何を言うのかと 意地悪く獣は笑う]
(+66) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
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其処で即答できないということは、 迷っているに他ならんだろうが。 お前のような根性の座っとらん奴を連れていくのはお断わりだ。
[軽く肩を竦め、手は行ってしまえとばかりひらひらと揺れる。 乾のほうへと追い立てるように]
それに、私の行く先はお前の気にする事ではない。
[いつかと同じような言葉を一つ]
(+68) 2010/08/09(Mon) 17時半頃
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己の望むように選べばよい。
[それは間違っていることだろうかと、 問いかけるように首を傾げる。 口を尖らせた様を見て、ただ男は笑った]
ゆきつくとこまでゆけばいい。 どこまでもゆきたいと願えばどこまでもゆける。
気にかかるとは随分大きく出るようになったな。 ではこう答えよう。気になどかけるな。 人の心配をする前にまず己の心配をしろ。 それに、お前がまず気に欠けるべきは主だろうに。
(+70) 2010/08/09(Mon) 18時頃
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霞の事は気にかけてやれば良い。 あれには花もいる。 あれ等も…良きほうへ向かえるよう、必要なら手を引いてやるがいい。
[男は告げる。 それから焼けてゆく館を見る]
お前達は花主が殺したも同じ。 だから、死後ぐらいは好きに望み――――自由に。
(+76) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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天上の鳥ならば、空へ続く道も知っていよう。
[それに、と、そこでは言葉を切った。 傍らにいた童を思えば言葉が切れる]
私は
[口が何かを告げかけて]
お前に言う事ではないな。
(+84) 2010/08/09(Mon) 21時半頃
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───ああ。
[冬の花の言葉。 己にはそれで十分。 そう思えば、何処かから聞こえる喧騒。
───姿は消え。
そしてある場所に降り立つ。 視界には、歎く椿の姿]
(+96) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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[彼は、椿の事を何と呼んでいたか。 その椿へと、一つ、二つ。 足音のない歩みは近づく。 少しためらったが迷いはない。 椿の背から、そっと。守る様に両の腕を伸ばして、包むために。
確か研師はこう呼んでいなかったか]
───明。
[一度で反応がなければ、もう一つ。 自分に気づけば、合わせるようにと鉄色の瞳は無言で告げる]
(+97) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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本屋 ベネットは、聞こえる自分の扇の音に少しだけ口元を緩めたが、笑みはすぐに消える。
2010/08/09(Mon) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 23時頃
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[するりと。 手元に残ったものは何もない。 椿は既に、向こう側に]
───。
[驚きのあと、小さく苦笑が零れた]
こちらへと招く手は、必要なかったか?
[椿に尋ねる。 主と呼ばれた男に、決別を進めたのは自分。 そこまで情が深くなったというのであれば、行方知れずの椿の主のかわりに 椿をこちらへと招くための手を差し伸べてこそと思ったけれど]
(+103) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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───好きにするといい。 どうせお前も、私とはゆくところが違う。
[空っぽの手をひらりと振って。 まるでそれは好きにしろと、 冬の花をからかっていたあの手に似ていた]
(+113) 2010/08/10(Tue) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時頃
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[薄れていく椿の姿。 どうせあの研師は生きるだろう。 どんなに死に急いでも生き残るものというものはいるものだ]
───時間か。
[がら、と遠くで崩れる音がした。 廊下の美しかった色硝子は熱と煤で見る影もなく]
(+116) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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