65 In Vitro Veritas
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 回想・当直室 ― [ぬっと壁から突き出る手は、部屋の中の生きた人間には見えなかったろう。 未だ、壁をすり抜けられるということに慣れない。それで、壁を抜ける前に手を出さずにはいられないのだが。]
……古本屋、サン?
[一瞬、その赤が何であるのか、分からなかった。 見開かれる瞳孔。
壁を抜けたほんのすぐ傍には、何度も何度も何度も刺された、血塗れの遺体。そこに横たわるのは、同じ顔が、もうひとつ。]
あァ、違ェ、な。 そっちはクローン……か。 オリジナルとクローンで、殺しあい……だァ?
[ネガとポジのような衣服は、いずれも血に染まって。見ていられず、じりじりと後ずさる。]
(+6) 2011/10/05(Wed) 00時半頃
|
|
うぉっと、……悪り、踏ん……、 ……や、感触ねェってこたァ、生きてンだよな。
[後退するうちに、不意に視界に入った足元の誰かの腕に謝りかけて、苦笑した。]
ユーレイなら踏んで謝ンのも妙だし、生きてるヤツにゃァ踏んで謝るコトなんざ出来ねェし。 なんつー無意味だよ。
[溜息まじりの言葉を切って、目を落とせば、飛び込んできた鮮やかな赤銅色に右目を眇めた。]
(+7) 2011/10/05(Wed) 01時頃
|
|
[蛯江のクローンに押し倒される、自身のクローン>>4:93。]
ちょ、オイ! アンタ、何して……!
[そこにいたのはクローンばかり四人、野球嫌いのアマなんとかのクローンに蛯江のクローン、黒田フランシスカのそれに、――それから自分の。 彼らはいずれも自分には気づいておらず、叫べども何の意味も為さない。
一瞬、すわ殺しの現場か、と焦ったが、決意をこめたように何か口にする蛯江のクローンは、冷静に見れば、殺意を有しているわけでもないように見えた。]
どういうこった……?
[話はまるっきり見えてこず、ただ、イワセ、イワセと繰り返す赤毛の声が耳に入る。]
(+8) 2011/10/05(Wed) 01時頃
|
|
[ただ、耳に入る声>>4:93を鸚鵡返しに。]
俺を、返してほしい……?
[躊躇いもなく左目を抉って、自分にくれようとした彼。騙されてなどいないという彼。
クローン全てがオリジナルを憎んでいるとまでは思わなくとも、好意は持っていないのだろうと思っていたのに。]
わっかンねェ……。
[それとも、自分がオリジナルの都合で生み出されたことすらも、解っていないのか。従順になるように、脳に刷り込まれてでもいるのか。]
(+9) 2011/10/05(Wed) 01時半頃
|
|
[イワセに、キャッチボールを。その言葉に右目を瞬いた。]
ンなに、教えてほしかったのかよ……。
[ハッ、と笑おうとして、泣き笑いのような表情のまま。]
俺じゃなくても、ンなモン、幾らだって教えてくれるヤツは、いンだろォが。 なんで――、
[暫し、その場に立ちすくんだ。]
(+10) 2011/10/05(Wed) 01時半頃
|
|
― 当直室 ― [苦しげに歩き去る赤毛の背>>6:2に手を伸ばす。]
オイ、待……! いや。聞こえねェのか。
[腕を下ろして見送って。暫し、その場に立ちすくむ。]
あー、……古本屋サンのユーレイ、探すんだったな。 ま、急ぐこたねェけど、マジでいンのか……?
[先刻廊下を歩いたときには、彷徨う二つの人影に気づいてはいなかった。本人が近づいてきていることすらも知らなくて。]
(+11) 2011/10/05(Wed) 01時半頃
|
|
[首の後ろに手をやりながら瞑目すると、ぽつりと零した。]
クローンにとってのオリジナルって、なんだろなァ。 いなきゃあ生まれるこたァねェんだろうが。 一旦生まれっちまえば、クローンはオリジナルのために死ぬ運命で――、
[その呟きは、追ってきていた蛯江か、それとも別の誰かに届いたろうか。]
あー! やめだやめ、頭悪りィから、小難しいこた苦手だ!
[ぐしゃぐしゃと頭を掻き毟ったとき、丁度聞こえた聞き覚えのある声>>+4に、瞬いた。]
うン……誰、だ……?
(+12) 2011/10/05(Wed) 01時半頃
|
|
[覚えのある声に顔を上げると、そこにいたのは果たして知った顔>>+13。髪の長さからも、オリジナルの方だろう。よォ、と片手を挙げて。]
おゥ、聞こえるし見える。探してたんだぜェ。
[彼の様子には気づかず、参るよな、と苦りきった顔で返事をした。]
出口ィ? ンなモン、今更だろが。 ソレとも何か、こうなっちまってから、壁でも抜けて外に出られねェか試してるっつゥコト?
……あれ、アンタ。古本屋サン……だよなァ?
[何やら正体不明の違和感を感じて、漸く言葉を切った。 確かめるように恐る恐る、二つの遺体を振り返る。間違いなくそこには同じ背格好が倒れている。再び散花に視線を戻すと、訝しげに見つめ返した。]
(+14) 2011/10/05(Wed) 23時半頃
|
|
ン、俺だって、俺。
[記憶力の悪い己が覚えているのに、散花が自分を忘れているなど考えがたい。首を捻った。]
へ、夢ン中……ァ? そりゃァ、俺も一瞬考えたが……、
[訝しげな表情は益々深まるばかり。]
オイ、大丈夫かよ、ンなモン見るから――!
[死体を見て悲鳴を上げる彼に駆け寄ろうと。]
(+19) 2011/10/06(Thu) 00時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る