人狼議事


182 【身内】白粉花の村

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【墓】 さすらい人 ヤニク

[喉の奥へと押し込む手に、まるで縋るように添えられた手>>+94に目を細める。
嗚呼、堪らない。その惨めな姿が堪らない。
ナイフを手にする度に怯え、触れる度に萎縮するその姿の、何と滑稽な事か。
これでまた、桃を食う度に思い返しでもしてくれるのなら…此方としての成果も上々だ。

目の前で嘔吐を繰り返す様を、何ともつまらなさそうに眺めながら。
"取り敢えず口にはしましたし、いいですかね"なんて言いながら、口の煙草を灰皿へ押し込み、切り分けた別の桃の欠片を口に含む。強い甘みと瑞々しさに舌鼓を打ち、服に掛かった嘔吐物をタオルで拭う。

そしてもう一口。
嘔吐きながらも震えるその姿から視線を外し、呑気に桃など味わってみる。加えて三欠片程胃袋へと送り込んだ所で、ようやくこの空腹も紛れてきてくれたようで]

…本当に苦しそうですね。大丈夫ですか。
それにしても。吐くほど嫌いですか、俺が。

[手を濡らす桃の汁をタオルで拭い、震えるその背を撫でようと手を伸ばせば、果たしてその手は振り払われでもしただろうか]

(+8) 2014/07/05(Sat) 13時頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

[――嗚呼、それにしても。
先刻聞いた、あの自分へと乞う声>>+94へと思いを馳せる。泣きそうに歪められた顔と共に告げられたそれは、実に、実に甘美なものだったではないか。

胸を擽るその響きを思い返し、その顔には仄かに恍惚の色を滲ませて、微かに熱い息を吐く。
愛おしい、何と愛おしい。胸を焦がすその感情――ある種の慕情に、背筋をぞわりと粟立たせながら]

口、濯いでください。
――それとも、いっそ全て出しますか。

["手伝いましょうか"、なんて。
最早医者とは思えぬ言葉を平然と吐いてよこし、席を立って相手の顔を覗き込む。
先程のように顎へと手を伸ばし、今度は桃ではなく、指を。
濡れて汚れたその口内に、喉の奥へと捻じ込んでやろうと笑ってやれば、彼は果たしてどうしただろう。

――嫌ならば、無様に乞うてみてください。
そんな言葉を、愉悦に細めた眼差しへと乗せて]

(+9) 2014/07/05(Sat) 13時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/07/05(Sat) 13時半頃


【墓】 さすらい人 ヤニク

(えぇ、嫌いでしょうね)

[無理した様子で吐かれた悪態>>+24に、胸中でほくそ笑む。此方の言葉に一々そうして歯向かってくる彼が愉快で堪らなく、そして愚かで疎ましく。
好かれているなど、欠片も思うていないとも。そんなつもりすら、あるわけがない。
それでも、何故だかほんの少しだけ胸がざわつくのも――常の、事で。

そんな事を考えていれば、指に僅かに食い込んだ歯>>+25に、微かに眉を寄せた。
嗚呼、まさか。まさか自分のこの指に、噛みつこうとでもしたのだろうかと]

学習しませんね、君も。

[呆れたような声と共に、押し込んだ指をほんの僅かに引いてやる。せり上がっているであろう胃液は、それで少しは楽になっただろうか。
しかし指を引き抜く事はせず、代わりに口内を弄ぶように擽ってやれば、彼は一体どうしただろう]

(+26) 2014/07/05(Sat) 23時頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

……嫌なら、乞うてみてください。

[今度は、聢と言葉にして。顔を寄せ、その耳に必ず届くように。
嫌だ嫌だと言うのなら。その願いを聞き入れて欲しいと、心から願っているのなら。
無様に惨めに懇願くらい、簡単にやってみせれるでしょう、と。
未だ頑として手放そうとしない、君の最後のその誇りを――かなぐり捨ててみてくださいよ、と]

――俺が君を、赦したくなるように。

[低く囁き、顎を掴んでいた手をそっと相手の頬へと伸ばし。溢れる涙へと唇を寄せ、あやすように雫を掬う。
抵抗する気力も無くしているらしい彼は、果たしてそれを振り払えたかどうか。

触れるだけで嘔吐く程に、見つめるだけで青ざめる程に。それ程までに、その身体を蝕む事が出来たのならば。
次はその、辛うじて保たれているその心を。
――粉々に、砕いてあげましょうか]

(+27) 2014/07/05(Sat) 23時頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

…痛い、じゃないですか。

[甲に立てられた爪>>+43に、微かに不機嫌そうに呟く。涙目のまま向けられた視線を、微かに強めた眼差しで睨み返し。
――割と機嫌が良い事に、感謝してくださいよ。
常ならば、それこそそのまま喉の奥を指で抉るくらいはしたかもしれない。しかし今は、責めるように一度だけ、上顎を軽く引っ掻いてやるだけにしておいた。
小さく呟いた言葉は、彼に届いたかは分からないけれど]

出来ませんか。
……なら、仕方ありませんね。

[戸惑いながらも拒絶の言葉を口にする彼>>+44に、溜息交じりにそう告げる。眉を下げ、至極残念そうな、落胆したような表情を浮かべて見せながら。

まるで乞うような彼の声は、それはそれは甘美にこの耳を擽ったけれど。
だが足りない。そんなものでは赦しはしない――もっと無様に、泣いてくれなければ。

指を一度完全に引き抜き、顎を掴もうと手を掛ける。例え抵抗されようとも、無理矢理強くその顎を掴もうとするだろう――その傷口に、指を食い込ませるようにして]

(+46) 2014/07/06(Sun) 04時半頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

――ディーン。

[涙を流す相手の瞳を覗き込みながら。猫撫で声で名を呼ぶと、何とも人の良い笑みを浮かべて見せる――それこそまるで、善人のような、そんな笑みを]

ちゃんと、乞う事が出来たなら――今日はもう、"何もしませんよ"。

[たどたどしくも拒絶する、彼の震えるその肩へとそっと触れようと、空いている手を伸ばす。
嗚呼、しかし。まるで子供のように泣きじゃくる姿は、何とも愛らしいものではないか。

彼が目立った抵抗をしなければ、医者は宥めるように、安心させようとでもするように、その髪へと触れただろう。
そうして自然と顔を綻ばせながら、ゆっくり、言い聞かせるように言葉を紡ぐ。
――彼にとっての一筋の希望を、決して零させないように]

――出来ますか。

[たっぷりの慈愛と、警告を込めたその一言は。果たして、彼にはどう届いただろうか]

(+47) 2014/07/06(Sun) 04時半頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

[確かめるように問われた一言>>+48には、"本当ですよ"と頷いてみせて。諦め受け入れられたのを良い事に、触れた髪に指を絡め、擽るように頭を撫でた。

そうして程なくして発せられた、嗚咽混じりの許しを乞う声>>+49には、極々僅かに目を瞬かせなどしてみせて]

…それで、いいんですよ。

[――嗚呼、何と。
何と惨めなのだろう。何と哀れで浅ましいのだろう。そして何と――甘く、美味なのだろう。
涙と共に情けなく、忌み嫌い憎む自分に許しを乞う、その姿は。
――微かな希望を持ち、此方に与えられた道を歩むしか無いその姿は。

撫でる手はそのままに、向けた笑みをさも愉快に強めていく。しかし続いた一言>>+49には、微かに片眉を跳ねさせた]

(……は、まさか。冗談じゃないですよ)

["解放"などと。そんな馬鹿な真似、すると思っているのだろうか。
――よもや。まだ希望を捨てきれて居ないと言うのだろうか。大人しく従えば、いつかきっと。自分に解放して貰えると…そんな希望を抱いているとでも言うのだろうか]

(+54) 2014/07/06(Sun) 13時頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

[――愉快、愉快。
そのちっぽけな希望を、決して捨てずにいるといい。縋る度にその希望を胸に抱き、今度こそはもしかしたら、と永遠に叶わぬ希望を胸に、涙を流して生きるといい。

その愚かな希望の種は、自分がしっかりと潰えさせてあげるから]

……けどまだ、足りませんね。

[さて、さて。
赦されると思うているのかは知らないが、赦されないと分かったのなら。彼は果たしてどんな顔をするのだろう。
顔に浮かべるのは柔らかな笑みを、しかしその瞳には微かな苛立ちを滲ませながら]

…あぁ、そうだ。
君から口付けでもして貰いましょうか。

[ふ、と。先程触れた時の、彼の顔を思い出して。此方からではなく、其方から。言葉ではなく、行動で。
口だけの言葉など、いくらでも吐くことは出来ますからね、なんて。
――彼がそんなに器用な性格とも思えなかったけれど、この際それはどうでもよくて。

丁寧に、丁寧に。その心へと、折り目を付けてあげましょう。一度付いた心の折り目は、例え綺麗に伸ばしたとしても、決して消える事はないのだから]

(+55) 2014/07/06(Sun) 13時頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

[身体を離し、血の滲むその顎の傷に触れようと指を伸ばす。触れる事が叶ったのなら、医者は指先に微かに付着した赤い血を、軽く舐め取りはしただろうか。
そうしてベッドへと腰掛け、足を組み。相変わらずの笑みを浮かべ、軽く手招きなどしてみせて。

解放なんて、とんでもない。
君は、俺のものですよ――"永遠に"。

内に広がる仄暗いその感情に、胸を微かにざわめかせながら独りごち。口の中だけで呟かれたその言葉は、恐らく彼に届きはしなかっただろうか。
"吐いたら怒りますよ"、と冗談めかし告げた言葉が、彼にどう伝わったかは分からないけれど]

(+56) 2014/07/06(Sun) 13時頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

[フラフラと。覚束ない足取りで近付いてくる彼>>+58を目を細めて眺めながら。
膝に乗り上げられ、胸倉を掴まれても尚、浮かべた笑みは崩さない。数瞬躊躇う彼に向けて、煽るような眼差しを向けはしたかもしれないが。

だがそれでも、存外素直に従った彼に、少々驚きはしたけれども。
――見下ろしてくる瞳の静かさに、何故だかほんの僅かな寂しさを、覚えてしまいはしたけれども]

(……苦しいですよ)

[首にかけられた手>>+59に、込められた手に、ポツリと胸中で呆れたようにそう呟く。それでもその唇を噛み切ってやらなかったのは、何かに耐えるようにきつく閉じられた瞳が、何とも愉快だったからだろうか。

嗚呼、それでも。
そうして刃向かってくるのなら、少しばかりの嫌がらせくらいはしてやろうかと。そんな思いと共に伸ばしかけた舌は――終ぞ、伸ばされる事は無かった]

(………、へ、ぇ)

[顎を引かれ、続いて感じた滑りとした舌の感触に、浮かべた笑みが消えた事を自覚する。同時に感じた悔恨と、押し付けられた不愉快な苦味に、ついと眉を寄せながら]

(+61) 2014/07/06(Sun) 15時半頃

【墓】 さすらい人 ヤニク

[――そう、不愉快だ。
折り目の付いたその心を、必死に伸ばそうとする様は、確かに愉快で堪らないのに。
こうまでしたのであるのなら、例えこれ以上を求めてやったとしても、彼は従ってみせるのだろう。それ自体は、愉快で愉快で堪らないのに]

…口を濯いでくらいは欲しかったものですね。

[震えながらも口元を拭う彼には、"酷い匂いです"、とあからさまな嘲笑を。
笑みで隠す素振りすら見せず、ただその苛立ちを剥き出しにして、向ける眼差しに乗せながら嘲笑ってやれば、彼は果たしてどうしただろう]

そんなに痛いのは嫌ですか。
――不愉快ですね。

[淡々とした呟きと共に、彼の顎を覆う包帯へと手を伸ばす。抵抗するのなら、それを押さえつけてでも、無理矢理その包帯を引き剥がし、開いた傷を露わにさせようとしただろう。

嗚呼、そうだ。
いっそ彼のその手で自ら、傷を更に深く抉らせるのも悪くは無いかもしれない、なんて。
そんな事を思いながらもその顔には、常とは違い、底知れぬ悪意の滲んだ笑みを。

そう、不愉快だ。
彼ごときに虚を突かれた自分の愚かさが――何とも不愉快で堪らない]

(+62) 2014/07/06(Sun) 15時半頃

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