238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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…?
[頭上から無数の知った力>>0:324を感じれば、視線は自然と上を向く。 立っているのは未だクレープ屋の前。 群れなす鳥の様なシルエットに目を細め、あああれは、幸々戸が家の、痕持たず、か。]
(3) 2015/09/12(Sat) 00時頃
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[一体何の用事かと、見下ろす紙を燃やしかけた数秒前。 歩いてきた本体>>6の存在に、紙の鳥は着火を免れた事だろう。]
よぉ、幸々戸の。 子供らしくオヤツの時間か?
[彼が子供と呼べる年齢かどうかまでは忘れたが、自分からすれば大抵はガキ。 警戒にじむ相手に親しくする優しさは無いとばかり、恐らく他の者に接するより、言葉には刺が紛れ込む。 ――刺の混じる理由は、それが全てと言う訳では、無かったのだが。
燃やした紙の事など此方はいちいち覚えていないし、最初が偶々かわざとか、それすら忘却の向こう側。 何やら引っかけた事は気付いても、不機嫌そうな顔の理由までは理解できず、 特注品でもあるまいし、燃えたって継ぎ足しゃいいだけだろうに。 そもそも俺の近くまで来たのが悪いと、謝った事は一度もない。
クレープ屋の前に居たのは偶々と、恥ずかしがる事無くシレッと告げて、 実際本当に偶々であるのだからなにも嘘をついている訳でもなんでも無い。]
(13) 2015/09/12(Sat) 00時半頃
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[――さて、さて、 三黒が家を元とするは、日の国古来の信仰にもある八咫の烏神。
太陽を守護する三本脚の巨大な黒鳥は時の皇帝を道案内したともされ、 その伝承から読み解くのは、導きの神としての親しき側面。
分家か、それとも単なる偶然か。 直属とは行かぬ物の、血を受け継ぐ一族は炎を使い、背負った黒羽は目を見張る程の美しさを持つ。 強い力と裏付けされた名声と、それが12の内として迎えられたのは当然の様に。 しかし今は見る影もなく、黒い翼も枯れてしまった。 黒銃のグリップに刻まれた鳥は嘗ての名声をなぞるよう、一族の古い栄光の証の様に。
――さて、人を導くとは果たしてどのようなものなのか。 正義?真面目?誠?正しい道等、歩んだ試しは一度もない。
男は導師には程遠く、 連れたとしても、それは、共に火達磨地獄のあの世行き。*]
(16) 2015/09/12(Sat) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 01時頃
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[彼の能力は確かに強い。 …が、侮り刺を混ぜる理由はたった一つ。 彼が当主でも無い痕持たずであると、それだけの事。 「うっかり」燃やした小物も術者に行くダメージ>>21も全て含めて、彼とは相性が悪すぎた。 逸らされた目線>>22に機嫌を損ねる事はなく、そもそも損ねる相手の条件を満たして居ない。恐らくそれも、幸々戸の彼に不快感を与えるだけと。]
店主、オヤツ用にアイス死ぬほど盛ってやってくれよ。 …代金は大人が払ってやろうか?
[それは奢ると言う宣言なのだが、冷めた笑みで言われては腹立たしい事この上ない。 しかも前半は嫌がらせで、注文をする痕持たずの傍ら、頼む物を観察していた。]
(38) 2015/09/12(Sat) 02時頃
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[先ほど痕持たずの式が止まっていた、クレープ屋の屋根の上。>>6 そこへ別な視線を感じれば、止まっていたのは見覚えのある灰の鳥で、 どうしたのかと手を差し出せば、トラックから此方へと移り飛んできただろうか。 火傷が刻まれた手を黒い革手袋で覆い隠して、灰の鳥は、その手の甲に。]
――だ、そうだが?
[大須賀からの伝言>>26は、隣の派手眼鏡にも届いていただろうか。 そう言えば妙な気配が増えている。
近い地下鉄のホームや通路を動く何か>>23を、ずらした眼鏡から「裸眼」で「視た」]
数が多いな、
(43) 2015/09/12(Sat) 02時半頃
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地下ごと燃やすか。
[サラッと物騒な事を呟いて、そこに居合わす一般人への被害も構いはぜずに、止められなければ、本当に、やる。**]
(44) 2015/09/12(Sat) 02時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 02時半頃
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[男が家の秘密を漏らす家は、なにも斎の土御門だけでは無い。 癒し>>0:214の特性を持つ仰代も例に漏れず、通う事もしばしばと。
男のソレ>>0:162は仰代の得意とする病>>0:303などでは無かったのだが、無いよりマシだと、ついでに肺を浸すタール>>0:144についても、…此方もやはり病では無いのだが。]
(46) 2015/09/12(Sat) 03時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 03時頃
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[アンジェ・ロイスは、名を変えた面汚し。
>>18>>19>>20 その名を二度と白の前で呼んでなるものかと、白が一族の前で家名を口にするのは許されず、 三黒が家は、アレを唯の「白」と呼ぶ。 他の家との会話の内に「アンジェ・ロイス」の名を出す事はあっても、それでも二度と「一ノ白」と呼ぶ事は無かっただろう。
互いの紋や円卓の席はそのままに、 白の持つ青い聖痕と、 黒の瞳が奥に灯す赤い炎と、 何処までも対の二つの家は、時の移り変わりと共に徐々に役割を薄めて行く。]
(47) 2015/09/12(Sat) 06時半頃
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[…自分にとっては、興味の無い事ではあった。 だが、名に捨てられようとしている黒の家系と、名を捨てようとする白の家系は相容れぬ事は出来ぬのだと、これは三黒なりの線引きのつもりで。]
――興味なんて、 無かった筈なんだが、なあ。
[戦って死ねれば上々と、このつまらん人生を焦がし燃え上がらせる、それだけを強く求めて。 それ以外はどうでもいいと思っていた。 家なんて知ったこっちゃないし、12の柱も天の扉も、守りたい奴が守ればいい。 託す物も導く物も何も無く、 それでも、]
(48) 2015/09/12(Sat) 06時半頃
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三黒は、寂しかったのかもな。
[一ノ白≪おまえたち≫まで、三黒≪おれたち≫を置いて行くのか。
どうでもいい筈は無いんだよ。 どうしようもなく、俺達は、離れられないサダメだったんだ。 …それをお前、こんな簡単に叩っ切ってしまうなんて。]
なァ、 白いの。
俺ぁ、
――お前≪白の家≫が、嫌いだ。
[呟く言葉は誰も知らず、唯、紫煙だけが揺らめいて。**]
(49) 2015/09/12(Sat) 06時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 06時半頃
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[痣を持たぬなら、直系の一族として居る価値は無い。
持たぬ子孫は殆ど一般人と変わらない三黒にとって当主の子が痣持たずなど死活問題でしか無く、 幸々戸が女の懐妊と出産>>62と、 その過程を生きていた黒い男にとって、これは黙って居られるような事件では無い。
緩やかな衰えでは無く不意に血脈が途切れる恐怖を掻き立てられたのは、前当主――…つまり自分の親も同じだったようで、 コイツのせいで俺への重圧が酷くなったと、含んでいるのは私怨も僅か。
注文の却下>>63にはへーへーそうかいと適当を流し、飲食店の前にも関わらず、本日何本目かの煙草に火を付けた。 勿論この一帯は、路上喫煙禁止区域。
敵意があるとの言葉>>64へ返事変わりに煙を吐き、 該当の玩具は、どうやら一般人をどうにかする目的では無いらしい。纏った黒い気配と、自分≪当主≫のみを気にする隊列へ眉をひそめた。]
(71) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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…生憎俺の力は悪目立ちしてな。
街中で銃ぶっ放して、巻き添えで留置所に行きたいなら、 喜んでこの場で発砲するぞ。
[人を気遣う精神は無く、12の柱が守られるなら、それ以外は、知らぬこと。 咎める激情と静かな声>>65を続けて聞いて、落ち着いた子供に向けて思考するような視線を落とす。]
(72) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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[――本当に、腹が立つ。 だが、それ以上に惜しい。
痣を持たぬ以外は当主として完璧なそれなのに、当主として備わるたった一つの証が抜け落ちているのだ。 幸々戸の家は血脈も濃く、…この長男が長女であったなら三黒に嫁に迎えていたと、前当主の言葉を思い出した。 嫁は要るが男養子は要らんと、幸々戸の長男の居場所を宙ぶらりんにしたのは三黒も共犯。 成長してからは冷静な判断と、培われた質の良い目と、
本当に、惜しい事この上ない。]
(73) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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――っ、
[不協和音>>66に耳を押さえれば、灰の当主の伝言役は再びクレープ屋の屋台の上。 顰めた顔で眼鏡越し睨みつけても当の相手の意識は敵陣に向かっている物だから、黒い男は不満を言う機会を逃してしまった。
ドローンの構造は見た目通りの玩具の様で、何処か一部でも破損させてしまえば、後は無残に落下するのみ。 舞う式が功績を上げるのを尻目、人が捌けたのを好都合とコートの奥から黒銃を取り出し一発、二発。 玩具相手に炎を出すまでもないと、転がった残骸は銃痕しか刻まれる事が無かっただろう。
己の使う炎は強力ではあるものの、そこには幾つかの欠点も入り混じる。
一つは、瞬発的な物でしか無く長続きしない事。 一瞬の爆発は起こせても、業火を永遠に生み出す事は出来やしない。 爆発の後立って居られた者は殆ど居ないが、丈夫な相手と当たった場合、相性が悪い事この上ない。
一つは、遠くの物は燃やせぬと言う事。 炎が届くのは精々自分から十数センチと言ったところで、その射程距離は1mも無い程だっただろう。 近付かれれば燃やしてやれるが、遠くの相手はやり辛い。 ――それをカバーするのが黒銃であるのだが、その応用としては、]
(74) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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…弾ァ、もったいねえな。
[湧き出る無人の玩具と遊んでいては弾切れを起こすだけと、黒銃を再びコートの内側へ。 無防備な間の処理は幸々戸の式に全面的に任せきりにすると、足元に転がったドローンの残骸を手に取った。
コントロールはどうでもいい。 用は、近くまで届きさえすれば、]
(75) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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おら、――よっ…!
[残骸をドローンの密集地帯へ投げ込めばソレを中心として炎が沸き、巻きこみ落としたのは4台程。 弱まった家の力を補うように、飛び道具に炎を乗せる方法は、みっちり叩きこまれている。 学習も応用もそれなりに、ただダラダラと衰退を待っている訳じゃない。
炎で暴発した豆鉄砲は炎の壁で遮って、 …ああ、こりゃ、結構悪目立ちしたのかもな。
ドローンは隠せても弾けた炎までは隠蔽できず、通報待ったなしのこの状況。]
此処じゃ目立つ。 警察が来る前に退散するぞ。
あの連中は、…好かん。
[どの道狙われているのは自分な訳で、それならどこで始末したって同じだろう。 隣の幸々戸に移動の提案を告げて、 留置所で百洲の家の者>>0:43を待つ経験は、もう二度と体験したくない。*]
(76) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 16時頃
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― 仰代の家と>>70 ―
[炎と言う物は従順に見えて、時に人に牙を剥く。 血や命を燃料に紅を燃やしているようなものなのだ。 三黒の無理な炎の酷使は身を焦がし、末端たる手を中心に消えぬ痛みと傷を刻みつけた。
現状からの救いを求めている訳では無かったものの、それでも、痛みが引けば珍しい礼の言葉を言うぐらいはしただろう。 世話になる、ありがとう、と。
力の加減を覚えた今では新たな傷を作る事も減りはしたが、 彼女が幼かった頃や前当主の時代は来訪する頻度も多く、血の滲んだ皮膚を晒す事もあっただろうか。 だがそれは徐々に数を減らし、代わりの様に増えた別な用事は、彼女の嫌う煙草について。
降る小言には「たまの楽しみなのだから見逃せ」と、そう言いつつも、 男が仰代の家で煙を吐く事は無かっただろう。**]
(78) 2015/09/12(Sat) 17時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 20時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 21時頃
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…――大須賀ァ、 こいつら、数が多くてキリがねえ。
所詮ガキの玩具だろ。 リモコンか司令塔か、それに近い目星は、まだ無いのか。
[声をかけたのは、付近に居る彼の使い走り。 小物を相手にするよりか派手に本体を叩いた方が早いと、街を広く見る灰が柱の指示を待つ。
こんな相手に消耗してはたまらない。 弾切れを起こすのは、何も銃だけでは無いのだから。]
しかしまぁ、なんだってこうも俺だけ狙われるのかね。 幸々戸の長男には見向きもしねえ。
標的のえり好みたぁいい趣味してる。 操ってる奴は相当の、
(124) 2015/09/12(Sat) 22時頃
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馬鹿だろうよ。
[喧嘩を売る相手を間違えたなと、ひと際大きい火柱を立ち昇らせて。 人気の消え始めた街中で、手加減をする気は更々ない。]
(125) 2015/09/12(Sat) 22時頃
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[そんな顔色悪い奴>>128を置いて行けと言う方が無理な話。 と言いたい所ではあったものの、連れて行っても足手まといになるばかりで、確かにこいつの言う通り、狙われてるのは自分だけ。
式の動きも止まったまま。 冷や汗の浮かぶ顔に顔をしかめても、癒しを持たぬ自分ではどうする事も出来ず。 そしてこの緊急時。幸々戸の家の形代>>130も、知らぬ話では決して無い。]
…ちっ、 めんどくせえ、奴。
[彼のファイルから零れ落ちた数枚の紙を拾い上げ、触れたのは火傷の手。 片方の手袋は何時の間にかコートのポケットに収まって、色を塗した鮮やかな紙の上を、攣った皮膚の指先がなぞっていく。 呟いたのは二言三言。 時間はほんの、数秒の事。
それが済めば紙を無理やり押し付けて、面倒くさそうな顔で見下ろしていたか。]
(153) 2015/09/12(Sat) 22時半頃
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属性をいじった。 燃え尽きるのは早いが、消え際それなりに爆発する。
まあ、…持っとけ。
[つまりは、最初は何時も通りのただの式。 途中から炎を纏った小型時限爆弾に。と言った所。
此処でくたばられては幸々戸の次男坊に危険が及ぶと言うだけで、そう大して深い意味は無く、 こいつ自身がが気に食わん事には変わり無い。]
邪魔者は置いて行くからな。 次顔合わせた時に俺の進路で倒れてたら、
…燃やす。
[そう言うが早いか背を向けて、薄情者はさっさと走って行ってしまった事だろう。*]
(154) 2015/09/12(Sat) 22時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 22時半頃
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[属性をいじった>>154とそう一言に言っても中身はそんな単純なものでは無く、 消え際術者に跳ね返る反動までも二分とし、
つまりは幸々戸と自分と、走る筈のダメージを綺麗に分けている。
恐らく使われれば此方にそれなりの反動も来る事だろうが、生憎自分は、丈夫な作りであるが故。 そんな面倒な事、考えるのも面倒くさい*]
(157) 2015/09/12(Sat) 23時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 23時頃
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― 大須賀との会話 ―
[街を、駆ける。 灰の使い走りは変わらず自分の後をついてきて、よく出来た通信機>>132だと関心すら覚えよう。]
心当たりがあるならそれを当たるが、
――土御門は、そんな馬鹿をやらかすとは思えん。
[そもそも斎とは、さっき会ったばかりだ。 しかし技術的な方面から見ればその考えも分からなくも無く、 何より12の当主の居場所を知り狙うなど、外部の技術者には難しい話だろう。 黒幕では無いにしろ、内通しているか手の者か、何にせよ、確かめない事には何も分からず。]
アンジェ・ロイス、ね。
知るか。 そっちの検証はお前に任せる。
[青く広がる結界を街に見て、眉間に皺を刻んだ。]
(169) 2015/09/12(Sat) 23時頃
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お前の考えは、12に裏切り者が出たと。 そう言う事でいいんだな。
[ならばそういう風に、動くまでと。 不審な動きをする者が居たならば、顔見知りであろうが燃やしてやるつもりで。]
………土御門を探す。 居場所分かるか。 住所言ってくれりゃ、そこに行くさ。
[コンクリートを蹴る足には、迷いは無い。]
(170) 2015/09/12(Sat) 23時頃
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[大須賀から伝えられた居場所>>172を記憶の地図と照らし合わせながら、向かっているのは街の奥。 裏路地巡りはお手の物。 空っぽになった街中を黒いコートが翻り、しかし、指定された場所につく頃には彼は居ない。>>161
代わりに居たのは――、]
秋津か、
[ハと、小さく息を吐いて、酸素補給に費やす時間はほんの僅か。 両の手はいつもと同じ黒手袋に覆われているものの、利き手にぶら下げているのは鈍く光る黒い銃。 切羽詰まった顔で立ちはだかる黒の男は、この緊急時において警戒を抱かせる以外の何物でも無かっただろう。]
(178) 2015/09/12(Sat) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 23時半頃
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エフとよべと、 言った。
[何度目かの訂正を繰り返しながら、注意深く周囲を見まわし、探しているのは彼女では無く土御門。 警戒を満たした空気は張り詰めた物へと変わっていく。]
土御門は、何処行った。
…アイツ、 さっきまでここに居たろ。
[踏みこんだ足音がやけに響く。 街に人が居ないとなると、このコンクリートの森はこうも静かなのか。
一体何故、男が土御門の居場所を知っていたか。 それを話すのは面倒と省略したものの、話さぬが故の不安と言う物はどうしても発生する。 恐らく聞かれたとしても「そんな事はどうでもいい」と一言強く切り捨てるだけで。]
(227) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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[雑談は、ナシ。 用件のみの短い会話は、恐らく「仕事中」の男を彷彿とさせる物であっただろう。
もう一歩、踏み込む。 響く靴音の他聞こえるのは、玩具の羽音が複数、と。 …邪魔だな。 細い子供だましの銃身が、此方を捕らえた気配がする。 いや、この場合此方と言うより、二人ともをだろうか。
三黒と秋津の当主を狙う、頭上煩く男の後を追ってきたドローンの内が一機を、]
(229) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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[ ――ガァ ンッ !! ]
[標的に目をやる訳でも無く、ほぼ真上を泳いでいたドローンを撃ち落とす。 視線は未だ、チョコレート色の髪の少女を見据えたまま、何処にも逸らそうとしなかっただろう。
上を向く銃口から硝煙がゆらりと立ち上り、それはまるで咥え煙草の紫煙にもよく似た――…]
隠すなよ。
[自分からすれば唯の人探し。 だが、相手からすれば?
雨足>>209はまだ遠く、コンクリートも、乾いたまま。*]
(230) 2015/09/13(Sun) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 01時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 01時半頃
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[此方を狙うドローンと、街へと陣を描く青い力。 屋外に設置された大型テレビモニターやラジオからはひっきりなしに臨時ニュース>>104が流れており、 幾ら鈍い者であろうとも異常事態の察知など容易い事だろう。
そんな状況下で、どうして笑って>>234いられるのか。
彼女は自分の様に好戦的な人間では無かった筈で、危機的状況を楽しむ余裕などありはしない。 ならば何故、笑うのか。
沸いた雨雲に日の光が差抉られれば、互いの表情へ落ちる影は濃さを増すばかりで、 男から見る彼女と、彼女から見る男と、それはどちらも同じ事。 其々の些細な疑問は、徐々に黒い疑いへと塗り替えられて行く。]
そりゃあお前、 …七緒、
[呼んだのは、七緒と。 普段の名字では無く、親しく接する際の呼び名に込めたのは、家名では無く個人を罰する為の宣告でもある。]
(237) 2015/09/13(Sun) 08時半頃
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無理にでも、吐いて貰おうじゃねえか。
[返したのは此方も笑み。 緊迫した空気は徐々に温度を上げ、男の周囲には薄らと炎が舞い始める。 消え、現れ、また消えて。陽炎が揺らし混ぜるのは、その視界だけでなく、二人分の思考にも似ていただろう。
先与えられた筈の幸運>>@5は近寄りがたしと炎に後れを取ってしまっているのか、それともまだその時ではないと時を待つのか。 誤解と、誤解と、 重なる不運なタイミング。 本来争うべき立場では無く、二人の能力も互いを引き立てる為の物と、家としての円卓の席>>19も確か隣合って、 …――ああ、これは、 想像していたよりキツいかもな。 古くを知る知り合い相手とは、どうにも思っていたよりやり辛く、それは男の歪んだ表情にも読み取れる事だろう。 浮かんだ苦い笑みを、抑え込むかのよう噛みつぶして。 もっとも、それがどのように受け取られるかまでは、分からないのだが。
彼女の両の手の動き>>236に戦闘態勢と処理をして、しかし武器を掲げているのは此方も同じ。 完全に疑いへと塗り替えた思考を今一度と疑う事もせず、上を向いていた筈の銃口は、今は少女を捕らえている。]
(238) 2015/09/13(Sun) 08時半頃
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[殺す事は、出来れば控えたい。 …土御門との繋がりを、吐かせにゃならんからだ。 生け捕りの計画が慈悲なのか手段なのか、今はそれすら分からずに、頭の中で致命傷を避ける算段ばかり組み立てて。 さて、どちらからけしかける? どのように?
互いに構えたままの睨みあいは数秒の事。 しかし先に沈黙を破ったのはどちらでも無く、コントロールを失い落下してきたドローン>>230で。
派手な落下音を自分の背後に聞きながら、聖痕の刻まれた足へ炎を纏った黒弾を撃ち込んだ。**]
(239) 2015/09/13(Sun) 08時半頃
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[初撃が空振りに終わるのは想定済み。 むしろ当たってしまっては当主の名折れと、軽やかな姿に満足感さえ覚える物で。
大きな黒銃は一般の物と比べて反動が大きく、間髪いれず連射できるシロモノでは無い。 右手にかかる筈の反動を添えた左で僅か殺して、フェンスに着地する少女>>246を、ブレの残る銃口が追いかける。
残り弾数は期待できない。弾の補充をしていないのだ。 腰のポーチにマガジンの予備はあるものの、そう易々と七緒が補充を許すとは考えづらい。
薬莢が落ちる音を耳に聞きながら、今は別の的を迎え撃とうか。]
(276) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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…ハッ、 直ぐに減点になる。
[逃げもせず、軽口を挟みながら、巨大な看板を正面から見据える。
それは、壁を削り残骸を散らし、風を受けて迫る金属の凧。 このサイズは銃では落とせん。…が、避けるのも癪だ。
周囲に纏った炎を色濃くすれば、狭い裏路地は熱波と光に包まれる。 火傷に引き攣る皮膚に眉をひそめても、生憎止めるような状況でも無し。強張る指を引き金に掛けたまま、炎の温度を上げていく。
そして突風に舞った板の女と口付けを交わすより早く、 僅かな木材は灰へ、薄い金属板も飴の様にとろり溶けると、 巨大な板は炎に包まれ、消え――…]
(277) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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[――爆発と共に、炎の壁の向こうから突っ込んできたのは黒い男。
ちょこまかと動き回る相手に弾は当たらん。 それなら直接叩くまでと、手に直接炎を纏わせて。 相手の武器の射程範囲に入ってしまうのは百も承知。それでも、体格や筋力が上回ればカバーできない事も無いのだと、 回りくどい方法を選ぶより、やるなら真っ向>>260から最短距離で潰すまで。
爆風を利用し駆け出すと一瞬で距離を詰め、紅を纏う左の手を少女に伸ばす。 皮膚を焼かぬよう、慎重に。 炎で一瞬でもパニックになってくれさえすれば、抑え込む事は容易なのだから。]
…ああいう女は、好みじゃねーんだよ。
[看板の風俗嬢への感想を口にしながら、さて、掴んだ場所は一体どこだったか。 服の裾でも捕らえられれば、程度の低い炎が布地の表面を炙っただろう。**]
(279) 2015/09/13(Sun) 20時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/13(Sun) 22時半頃
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