313 【完全RP村】朝焼けの穹に、さあ一杯。
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──温泉>>5:155>>5>>6>>7──
[腕を掴んだヴェルヌイユを見やる。 「眠い」と口にした後、ソルフリッツィは、ヴェルヌイユの腕へと、兎とも人とも言えない手を置いた。 あまりにも眠くて沈んでしまいそうな程。 微睡むように目が瞑られる。】
……
[手にもった猪口は、それから湯船の上に浮いたか盆に置かれていたか定かでは無い。]
(8) kkr 2022/08/19(Fri) 22時頃
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[存分にうとうとしてから、しかしヴェルヌイユが話して>>6から、そう時間が経たず、薄目を開けた。]
真面目だな。 ……気持ちいいと言ったろ。
[のんびりだろうか。 温泉に浸かるのが気持ちいい。]
(9) kkr 2022/08/19(Fri) 22時頃
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[また目を閉じる。]
あんなのは 片手間で……どうとでも…… ……
[薄目を開ける。]
……用心棒としては少し不甲斐ない。
[無言で大きく欠伸をした。 収穫、と言えば──報酬の話だろうか。 あの後、ジェルマンから報酬>>1:255>>4:190を渡されたのは何時のタイミングだったか。 店が試運転していた時だったかもしれないが。 ヴェルヌイユの言う「為した」「収穫」は、ヴェルヌイユの望むような答えとしては返って来なかったかもしれない。]
何だ急に。 手合わせの途中だ。
……
(10) kkr 2022/08/19(Fri) 22時半頃
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だがそうだな。 傭兵風に言うなら「雇うなら俺にしておけ」。
[赤い目がヴェルヌイユを見上げた。*]
(11) kkr 2022/08/19(Fri) 22時半頃
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──温泉──
[真面目と口にしたのは滔々と語る言葉>>6から。 首を傾げる様子>>15には、ソルフリッツィの方こそ何を首傾げているのだと、少々変な空気が流れたかもしれず。 ともあれ、ヴェルヌイユの内面は伺いしれずだろう。]
そうだな。
[ヴェルヌイユ>>16が「客の力を借りるのはまったくもって不適当なのかも」と考えているのだとすれば、それこそ不適当だろう。 あれらは、ジェルマンによるバイトだとか、そもそも断りもしていなかった>>1:331>>2:29>>2:30のだ。 ヤツデは客だがソルフリッツィから見ると同業の様にも見えている相手だが。]
[あの一端>>2:225>>3:32と風逆巻く一時(いっとき)>>4:92を思い出し──]
[──ソルフリッツィは口吻近くまで温泉に沈めた。]
(22) kkr 2022/08/20(Sat) 15時頃
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……。
[どうやらヴェルヌイユ>>16にはあまり意味が伝わらなかった様子。 用心棒風の言い回し>>11では、問いかけていた強さの強弱について>>7の言外のニュアンスは伝わらなかったようだ。 尤も、ソルフリッツィも真面目に答えた訳では無かったが。 実際、雇ってくれという意味では無かったが、それを訂正したり直すには眠すぎ、そして特に言葉を差し挟む必要も無いかとゆると判じる。 眠くない普段ならば、暫し考えた後に「強さについての話をしたつもりだ」くらいは言ったろうか。 ヴェルヌイユが普段言う「貴方様がそう思うのならそうなのでしょう」的に会話は流しでもいいと思ったのかもしれない。]
(23) kkr 2022/08/20(Sat) 15時頃
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さあ。 退屈凌ぎと言って戦うのも、火の粉を払う為に武器を手に取るのも見てきたからな。 お前がどういうものかは言えない。
[視界の端を漂ってゆく猪口>>14を、ヴェルヌイユの腕に手をかけた侭、脚先だけで弾くと、猪口はひょいとお盆の上に戻ったか。]
(24) kkr 2022/08/20(Sat) 15時頃
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[一瞬視線は逸れたかもしれないが、またヴェルヌイユを見上げる。 静かに笑っている>>17侭なら、ヴェルヌイユの腕辺りを今度は枕のようにして、目を閉じようとでもするだろう。*]
(25) kkr 2022/08/20(Sat) 15時頃
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──閑話>>1:@39>>1:@40>>1:@41──
[ソランジュからはどう認識されていたかは分からない。 ピアノのある先頭車両、壁に背を傾ける事も出来るカウンターの片隅を定位置の様なもの>>1:11とし、ソランジュが通りがかれば時折にひとつ、気付けばもうひとつ>>2:32、と余っていれば落とすくらいはしていたろうが。 知能も意志も感情も無い「不定形の生命体たる化け物」の討伐>>2:83に、見た事も無いようなものと相対してきて>>2:101尚、ソランジュが皆(みな)に構われる事については、ソルフリッツィから店側に何事か言う事は特に無かったかもしれない。 口はそこまで硬くは無いが、問われなければ、ソルフリッツィも過去の出来事は自らそう口にしていないだろう。]
(39) kkr 2022/08/20(Sat) 22時半頃
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[引っ張られる侭>>1:@40に引かれれば、転がるようにマットレスへと落ちた。 ソランジュのすぐ傍、ソルフリッツィが丸まり眠りに落ちるすぐ傍らで、ソランジュが包んで寄り添うのには、緩く赤い目を向けたろう。 ひんやりとした感触があったからだ。 クッションや柔らかな毛布があろうと無かろうと、クッションの下の固さを気にした素振りは無かったか。 恐らくそれは、クッションやマットレスの上に転がらなくても、固さを感じてもそのまま丸まった筈だ。 固いマットレスにせよ、クッションや毛布にせよ、それがあるだけでもと言わんばかりとも見えたかもしれない。]
…… …
[そのまま、目を閉じる。 部屋の酒やつまみを、訪れた時に望む事は無く、何時もすぐに眠りに就いていただろう。]
(40) kkr 2022/08/20(Sat) 22時半頃
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[そうして初めての来訪の時か、何度目かの目覚めの時か。 目覚めた後に、ソランジュに声を掛けた。]
ここは居心地がいいな。
[主語は店。 このBarだ。 けれどもソランジュに明瞭に伝わったかは不明。]
……
[マットレスに腹ばいになり、右手で頬杖を突きながら話す。 両脚は緩く持ち上げてぶらぶらとクロスしていたろう。 店に居る時よりも無防備な姿で、赤い目にはソランジュの姿が映っている。]
通信機はずっと使わない侭か?
[それも何時ぞやの事。 ソランジュに通信機が渡されたのを見ていたからだろう。 部屋にあったのか、それとも持って来たのか、掌に簡単に収まる小さな通信機をコツンと指の関節で叩く。]
(41) kkr 2022/08/20(Sat) 22時半頃
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《聞こえるか。 こうやって使うものだ》
[そのまま見ていたが、ソランジュの反応はどうだったか。 反応が有っても無くても、通信はオフにはしたろう。 店員通信>>1:47──小型機の其れは、ソランジュが持つ>>1:@15に至ったが、受信ばかりが主だったようにも思える。 ソランジュが内部に取り込んでいてもマイク部分への刺激や、或いは思念波を出力する通信機も種類によってはあるが、さて。]
(42) kkr 2022/08/20(Sat) 22時半頃
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──温泉──
[そのいっときの言葉だけ>>24は、確かに眠たげでは無くヴェルヌイユ>>46>>48に応えただろう。]
お前流に言うなら「そう思うのならそうなのでしょう」だ。
[またヴェルヌイユ>>50の流暢な喋りが始まるが、ふいに静寂が取り戻される。 腕はいい感じに頭と首裏辺りに来ただろう。]
少し眠ろうかと。 お前の腕を枕にして。
[目を瞑った>>25まま答え、]
(59) kkr 2022/08/21(Sun) 00時頃
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それにしてもさっきから何だ。 何時もと違うな。
何かの未練でもあるのか。 強さがどうこうと。
[ふぅと溜息の様な吐息]
(67) kkr 2022/08/21(Sun) 00時半頃
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…… それとも 俺と戦いたい口か?
ヤツデと同じように。
[再びヴェルヌイユが下を見れば、その形や色は分からないまでも、赤い赤い目が開かれていただろう。 ソルフリッツィの獲物は温泉傍の地面に突き刺している。*]
(68) kkr 2022/08/21(Sun) 00時半頃
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──温泉>>69>>70──
当たり前だ。
[「強いのか?」の問いに返事>>70はシンプル。]
さっきのは「よくある言い方」だ。
[「雇うなら俺にしておけ」>>11というのは。 相手の強さが分からずとも、仕事が欲しいならば言う傭兵だっているだろう。 ただ、さっきの場では会話を交わす中での面白みとして口にした側面がある。 所謂、にやりと出来るような言葉としてのものだ。]
(72) kkr 2022/08/21(Sun) 01時半頃
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ヤツデと同じ口か。
…… 借りるぞ。
[ヴェルヌイユの答えを聞くと、ぐ、と腕……では無くヴェルヌイユによじ登り、肩近くの背を借りて跳躍しようとした。 断られ叶わぬなら、「そうか」と一言口にして温泉の岸まで泳いだ後、ト、と獲物の柄へと両脚をやや広げて体重を掛けるように降り立ち、その衝撃で獲物を地面から弾く様に抜いて、宙で手に取る。]
(73) kkr 2022/08/21(Sun) 01時半頃
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来い。 ヴェルヌイユ。
[闇の中。 店の灯りやランタン達に写し身>>5:16等だろうか──が温泉や辺りを緩やかに照らし出している。 それでも、周囲には闇がある。 ソルフリッツィが辺りの暗さから薄ら白として浮かび上がるだろう。*]
(74) kkr 2022/08/21(Sun) 01時半頃
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[小型艇に取りに行くまでの間、少し時間が掛かるようならば、ソルフリッツィはぷるぷると体を振る。 時間が開くようなら、多少水気を切ったり、タオルを扱っていたかもしれず。 相対すれば、或いは、直ぐにや不意打ち気味にヴェルヌイユから一打を放たれようとそれに応じるだろう。*]
(75) kkr 2022/08/21(Sun) 02時頃
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──時間軸暈し中・正式に本編になるのか?──
[さて。 ヴェルヌイユとの色々はさておき。 その後あったかもしれない出来事をお伝えしよう。]
[かぽーん]
[再び温泉に戻るか一息ついたソルフリッツィ。 またぽやぽやと過ごしていると、イナリ>>5:100がやってきた。 「腹に溜まるものは食べたい」>>5:88その言葉通りに、何か>>5:98>>5:99を持っている。]
(89) kkr 2022/08/21(Sun) 21時頃
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「大変お待たせいたしました。 「肉を使わず腹に溜まるもの」 私なりに考えてみたのですが、 おひとついかがですか。」
[料理名については「ちまき」と返ってきたろうか。 青い香り、爽やかな香りが立ち昇っている。 ソルフリッツィは、ちまきを受け取ると、皮を食んでみた。]
少し筋っぽいな。
[もぐもぐ、としてみるがすぐにこう言う。]
冗談だ。
[そうして、皮を剥いて中身をじっと見てみる。 何やら、色々が挟まれているようだ。]
(90) kkr 2022/08/21(Sun) 21時頃
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……
[もちもちしている。 渋く深い緑色の具は美味しそうな色に見えるが、茸らしきものや油揚げ>>5:91>>5:92も見え隠れてしていた。 ちら、とイナリを見る。 何となく期待の眼差しをしているようにも思えた。 また視線をちまきに戻す。 少し考えた後、ソルフリッツィは器とお茶か野菜ベースの出汁を求めた。]
[とぽとぽとぽ・・・]
[器に入れたちまきに熱いそれを注ぐと、少しだけ油っぽそうなものが、拡散してゆく。 ふぅ、と吹いて、スプーンで口に運んだ。 強飯(こわめし)から──滋味というものだろうか?>>5:97──そのようなものが感じられるように思える。 ソルフリッツィ自身は、野草みのあるものや、素材そのものの味のものを好むが、少し芯が残るが、リゾットの様なものだと思えば良いだろう。]
(91) kkr 2022/08/21(Sun) 21時半頃
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[無言で食べている。 そうして、黙々と食べ終わった後。]
お腹には溜まるが、菜や根菜の方がいいな。
[とはいえ、彗星キャベツや宇宙トマトの地獄蒸し>>5:8>>5:9では、彗星キャベツは溜まるだろうが、欲求としてはいまいちだ。 その為、後はちぎって手頃な大きさにした蒸しパン>>5:4>>5:5に黄金りんご>>5:11を一欠片乗っけて、口にしただろう。 黄金りんごの熱された果汁が、熱いスープの様に蒸しパンに染み込んでいた。*]
(92) kkr 2022/08/21(Sun) 21時半頃
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──時間軸暈し中・正式に本編になるのか?〜2〜──
[さて、そんなこんなで過ごしていた頃だろうか。 また温泉でゆったりとし始めた頃、ギロチン>>2>>3>>4が流れ着いて来る。 その頃には、またぷかぷかしていたかもしれない。 頭は浮いていたか、温泉の縁にかけていたか、誰かの腕の上だったかもしれないが。 流石に、温泉に入ったり動いたりしている為に、ふわふわの毛並みかどうかはさておき。 仰向きならば、程よい陸地としてソルフリッツィのお腹は魅力的に映っただろう。]
「ぷぅ!」
[眠たげな目だろうか。 最初に耳が音を捉え、その後で赤い目がギロチンへと向いた。 ふわふわの毛玉は今は濡れてはいるものの、ぷかぷかとこちらへ向かって来ている。 丁度、体の近くまで来た辺りで、片腕を湾の様に浮かせて、ギロチンに波立たせないようにしただろう。]
(93) kkr 2022/08/21(Sun) 22時頃
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[腹部に上がれたならば、眠たげだがこう言葉をかけた。]
流されるなよ。 お前はギロチンと言うのだろう?
[イナリかティム辺りにか聞いた名前を口にし、温泉で濡れた指先を向けた。 名乗るのではなく、勝手に呼ばれているだけかもしれないが。 指の腹辺りで、ギロチンの頭か体かを撫でようとした。]
お前を養うのも悪くないな。
[それはヤツデとの先程の会話>>1:330>>1:331>>2:29>>2:112。*]
(94) kkr 2022/08/21(Sun) 22時頃
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[「少し待て」>>100という間は勿論大人しく待っているだろう。 盲目のヴェルヌイユから周囲がどの様に見えているのか。 それは『心の目で見ている』>>5:127として、今のソルフリッツィには然程、意味を持っていなかった。]
(109) kkr 2022/08/21(Sun) 23時頃
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──温泉──
[火は付いていたのだろう。 持て余し気味>>1:210と言えばそんな日々。 久々に「動いた」のだ。 足りないと思える闘争の火。 最初は星火の様でも焼き尽くす燎原の炎。 ならず>>3:28、剥き出し>>4:32>>4:46>>4:52に一度されたものは。]
ふぅ──
[目を閉じた。 頭の中が熱い。 直ぐに眠りに落ちる何らかのものを起こして。 先程のクリームサンドで霧の効果は消えているが。]
(熱い)
[カチ、と黒い爪が獲物の柄に当たり音を立てた。]
(110) kkr 2022/08/21(Sun) 23時頃
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[ぎゅん]
[そんな響きが聞こえそうな程か。 ヴェルヌイユの最初の一射、杭型弾体>>101。 彗星飛翔──杭を中心軸(核)としてイオンテイルが如き、光の尾を伸ばし、外側から襲い来る。 綺麗な尾だ。]
[ガキィン!]
[杭型弾体が飛来してくる方向、そちらへと、迎え撃つよう身を一回転しながら、地面へとめり込ませる様に、獲物で杭を上から叩き落とさんとする!*]
(111) kkr 2022/08/21(Sun) 23時半頃
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ヴェルヌイユ。 もっとやれるのだろう?
[赤い目が、闇の中で問うた*]
(112) kkr 2022/08/21(Sun) 23時半頃
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──温泉──
[鋭くも鈍い金属音と共に>>122>>111、その棒とも言える杭型弾体は地面にめり込んだ。 ヴェルヌイユの掌くらいの長さは最低でもありそうな長さだ。 誘(さそ)うように誘(いざな)うように>>123。 揺れる耳は白い。 その耳が、弦楽器のような音を捉えた。 空気を震わせる、ピアノでは無いにせよ、情感を宿すような響き。]
それはいい。
[赤い赤い目が、ヴェルヌイユを見ている。]
(128) kkr 2022/08/22(Mon) 02時半頃
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[ステップを踏む様に、小さく左右に跳躍。 音はまだするだろう。]
[杭型弾体が、まっすぐにソルフリッツィを狙っている。 射手と獲物にも見える構図。 杭の側面には、紋様じみたものが複雑に刻まれている。 その意味を読み取ろうとはしない。]
…… 確かめたいのだろう? 自分の中の力を。 何処まで届くのかを。
[其れは問いかけ>>124の答えではない。 ゆらゆら揺れる耳が、何処か楽しげでもあり、炎の上で舞うアテられた何かのようだ。 そのステップは、「示してみるがいい」と口にされたものへ、ただ応じるというかのよう。]
(129) kkr 2022/08/22(Mon) 02時半頃
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[ゴッ]
「捧げよう、決して胸の内で消えることのない炎を。 《FINALLY BLAZE》、展開――」
[放たれた直後の展開。 番えた杭型弾体は先程の2倍の長さ。 内側から爆発するかの様に膨れ上がったかと思えば、爆ぜ周囲に燃え盛る火花が放たれた。 火花というのは相応しくは無い。 まるで光学弾幕の様に、前方、つまりはソルフリッツィの方へと放射状に、数十では効かない、数百以上には弾け分裂する炎の弾を作り出した。 時に火の花を散らし、時には二重螺旋を描き迫り、時には飛翔跡にリング状の炎を撒いて、飛来して来る。]
……。
[生身では焼け焦げそうだと過ぎるも、其れよりも先に体は動いていた。*]
(130) kkr 2022/08/22(Mon) 03時頃
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──それは何時かの──
[何時かは、ソルフリッツィが半ば無意識にか眠る時に潜り込みに来るというのも無くなるだろう。 それはある日、ぷっつりと。 甘やかさも何も無く、眠りに陥る事も無く。 その日が来たとしても、特に店を回す事に支障などは出ないだろうけれども。 その「何時か」が来た後で、潜り込みに行った相手達とそれぞれお互いにどのような行動を取ったのかは、ここでは恐らくは全ては書き切れないだろう。]
(131) kkr 2022/08/22(Mon) 03時半頃
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[それでもひとつ。 その日が来ようと来まいと行われた事はある。 それはイナリとの約束だ。 巨きな樹に抱かれた小さな小さな星。 その*神社*に共に行く事は。]
(132) kkr 2022/08/22(Mon) 03時半頃
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[流石>>@28に、望んで床の上に丸まりはしなかった。 眠りかけの其れであっても、適当な力加減で引っ張られ誘導されたのなら、ちゃんとマットレスやクッションの上に最初から丸まったろう。 軟体生物であるソランジュの眠りの間隔は、ソルフリッツィ自身も眠っている間の事なので分からない。 けれども、眠っている間は動いていなさそうだという事は理解していたろう。]
(133) kkr 2022/08/22(Mon) 03時半頃
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──閑話>>42──
[目を閉じる。
宇宙の暗黒を背景に山の如きその巨体。 どんなに身を装備で覆おうと、その身ごと覆われれば、悪くて隙間より溶かされ、良くて窒息。 衝撃を加えて後退させようと、効果的な武器は物理的な物には在らず。 尤も、それよりも遥か強い衝撃を加えれば別だったかもしれないが──
知性も意志も感情もあるこの生き物は、似て非なるものだろう。 もしも、それが仇為す存在に変わるのであれば、それはかつてのように討伐対象となるのだろうが、それよりも先ず先に、マスターがそれは許さないだろう。 一度は店員となったのならば、先ず、改める事が出来ないかを試みるだろう。 討伐は最終手段だ。 ここは、戦場では無い。 一杯を求めて足を運ぶ場なのだ──という事は、ソルフリッツィもこのBarに身を寄せてから、思う事。 こういう店に足を運ぶ事はあったが、逆の店側の立場になって分かるものもある。]
(134) kkr 2022/08/22(Mon) 03時半頃
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[マスターであるロゴスが何をもって店主をしているのか、その心の内までは分からずとも、それでも分かる事はある。 ここは、居心地がいい。 それだけは。*]
(135) kkr 2022/08/22(Mon) 03時半頃
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──閑話>>@29>>@30──
[つややかな水色の軟体にソルフリッツィ自身の姿が映っている。 小さく縦に弾んだ様子>>@29に、耳が心地よさげに、ぴ、と動いた。 その後の緑色のボタンで反応する様子も見ていたが、反応がありソランジュ自身の発信があるならば、それ以上何かを言う事は無かった。 その後>>@31で、赤色のボタンを押されれば、判断は付かずといった所。 強いて言えば、話すのは嫌だ、くらいだろうか? 元々、反応があっても無くても通信はオフにするつもりだったが、その頃にはオフにしていたろう。]
(136) kkr 2022/08/22(Mon) 04時頃
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[普段、ソルフリッツィは通信機を使う機会は無いだろう。 よって、ソランジュと通信機でのやり取りをしたのはこれが初めてで、場合によっては最後になる可能性もあった。]
ソランジュ。 俺の意識がはっきりしていたら、そのうち花でも一緒に食べるか。
[寝る前に>>1:@40だが、流石にそれは無いだろうか。 そうして、ゆらゆらと揺らしていた後脚>>41をマットレスに戻して立ち上がると、ぐっと背伸びをする。 ちょいちょい、とソランジュを撫でるように素手で触った。]
じゃあな。
[何もない「普通の日」。 「特別なことのない一日」の始まりでも、それは居心地のいい1日なのだ。**]
(137) kkr 2022/08/22(Mon) 04時頃
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ソルフリッツィは、>>131 ×甘やかさも何も無く、眠りに陥る事も無く。→ ◯甘え眠りに陥る感じに潜り込んで来るのが無くなるかもしれない。
kkr 2022/08/22(Mon) 07時半頃
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──温泉──
[音を置き去りにして。 眩く、劈(つんざ)く空間に飛び込んだ。 赤い目に映るのは、様々な色。 赤から橙、黄色、緑、青──へと色相はグラーデション>>127。 華やかに夜を彩るとも見えれば、そのひとつひとつが、相手への中・遠距離攻撃と見えるかは、見るもの次第。 勿論、今のソルフリッツィは後者寄りだ。 筋引く炎弾は、低い姿勢をし勢い侭に躍り込むソルフリッツィの足元後方に着弾。 着弾は無数に。]
[チッ]
[槍状の切っ先が火球を切り裂くように滑る。 感触は無し。 破裂し火球内部に金属片を含んでは居ない。 更に前へ向かい、再度、脚が地面に触れる。]
(139) kkr 2022/08/22(Mon) 17時半頃
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[低い姿勢から、ヴェルヌイユの元へと一挙に跳ぶ軌道。]
[ひゅ]
[振るうのは一閃。 目の前の炎弾を鋭い回転と衝撃で強引に掻き消し押し通る。 追尾し炎弾があるならば、それは、見事に鋭角で折り曲がり追尾したろう。 ソルフリッツィの軌道が鈍角であろうとほぼ水平であろうとも、迫る炎弾は急な移動に鋭角になるは必然。 後ろに迫る炎弾への対処ではなく、目の前のヴェルヌイユのみを捉え、武器の切っ先を、首元近くに定めた。]
(140) kkr 2022/08/22(Mon) 18時頃
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[ヴェルヌイユからすればどうだろう? 音もなく距離が詰められる。 視認が困難な程の速度で。 それでも『心の目』や『視ている』のなら、その進行、その狙いめいたものを知覚されていたかもしれない。]
(141) kkr 2022/08/22(Mon) 18時頃
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[少しだけドキリとする赤い目が間近。 武器の切っ先を真っ直ぐに、ヴェルヌイユの鎖骨の辺りへ突く軌道。 それを防がれたなら、体は勢い侭に武器の柄を滑るよう前方へと動き、振るうのは爪。 首を薙ぐ軌道に見えたろう。*]
(142) kkr 2022/08/22(Mon) 18時頃
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──温泉──
[空を突く。 赤い目が下>>164を見る。 そのまま滑り動く様に、爪で薙ごうとしていたが、ヴェルヌイユの体勢的に腕を振るうには少々位置が悪い。 尚、耳は揺れる。 客観的には、耳が揺れているのは移動が所以(ゆえん)だろうが、突きが避けられたのを楽しそうに、だろうか。]
[ぱしゃ]
[掛けられたのは流星群の星屑が泳ぐインク>>2:147。]
[ト]
[空中で半回転し、地面に脚が着く音。 つまりは、ヴェルヌイユを通り越し着地をしたが、体の向きはヴェルヌイユへ向いている。 片脚を後方へ大きく上げて、ヴェルヌイユに宙へと浮かせるような軌道で勢いよく蹴りを放つ。*]
(175) kkr 2022/08/23(Tue) 00時頃
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──温泉>>177>>178──
[ぽた] [ぽたっ]
[蹴りを放った後、暫しその侭の姿勢で居たソルフリッツィは、脚を戻した。 顔から垂れているのは、先程投げつけられたインクだ。 インク特有の香りが辺りには満ちていた。 目を瞑り、目元を拭う。 ひとまずは垂れるインクは目には掛からないくらいにはなったろう。]
[ぽた]
[ぽた]
[ぽた]
[それでも顔の下辺りからインクは垂れているだろう。 胸元の毛にもインクは掛かっているようだ。]
(181) kkr 2022/08/23(Tue) 02時頃
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[全力の蹴りでは無いにせよ、勢いよくヴェルヌイユの体は宙へと浮いた。 上へと放たれた其れを一度見上げ>>127、ソルフリッツィはヴェルヌイユの元>>179>>180へと歩いて来た。]
……
[小さく溜息の様な吐息がこぼれた。 「貴方ももう一回入り直せばいいのに」それに何事か言おうとし、結局、温泉の湯でだろうか、誰かが準備していた湯桶に温泉を汲むと、顔を洗い始める。 インクが少しずつ流れてゆくが、インクの香りは辺りに漂っていただろう。]
(182) kkr 2022/08/23(Tue) 02時頃
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ふぅ。 腕は動くか、ヴェルヌイユ。
[赤い目を向けて問う。 そうして一言か二言か交わしたかもしれないが、温泉へと脚を浸ける。 前後はするが、歩いて来た辺り>>182で、獲物はまた先程>>68のように地面に突き刺している。 インクをぶっ掛けられたからだろうか、否、インクの強い香りでか、少しばかり冷静になったのかもしれない。*]
(183) kkr 2022/08/23(Tue) 02時頃
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──温泉──
ならいい。
[蹴りを放った際のソルフリッツィの状態はさておき。 闘争の火で熱かろうと、相手をどうこうしようとまではならなかったようだ。]
面白いことを言う。 それはまた──
[ヴェルヌイユの手>>186が伸びて、悪戯げにも聞こえそうな声>>187が響いた。]
(190) kkr 2022/08/23(Tue) 03時半頃
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[ぽちゃん]
(191) kkr 2022/08/23(Tue) 03時半頃
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[ぷかー]
何時も聞いているだろう。 お前の曲を。
[それはピアノのある部屋が定位置のようなものではあるからだが。]
…… 分かった。 聴こう。
[それでも重ねて、普段はこのような事を言わないとヴェルヌイユ>>189が言うのであれば、耳傾けることを伝えた。]
こうやって会話を交わすのも悪くないものだな。
[インクは洗い流していても星屑は微かに白い毛に残ってもいたのだろう。 数年前に流れたという流星群の話>>2:147は聞いてはいないものの、温泉と湯煙に、星屑の燦きが仄か淡く混じ入る。]
(192) kkr 2022/08/23(Tue) 03時半頃
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次はお前の戦場だな。
[燐く星屑の残るソルフリッツィは、ヴェルヌイユにはどう見えていたのだろう。 ヴェルヌイユの腕を枕にしながら、ソルフリッツィは、闘争の火を眠らせるように目を細め、見上げながらそう言った。**]
(193) kkr 2022/08/23(Tue) 03時半頃
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──それは何時かの>>155──
[部屋の暗闇の中、溜息の様な吐息がこぼれる。 その期は終わった、と言えるのだろうか。 期の間、寝床に潜り込んで直ぐに眠りに陥るのには、何となく原因が浮かんでいた。 それは甘えたいのもあるが、深い深い眠りは、理性が薄れている故に眠りに陥るのだろう。]
[それでも。 星光の様な灯りをともす。 あたたかい温もり、かそけき儚げな面影。]
[寝台の上で目を閉じる。 あたたかい、その身を思う。]
(194) kkr 2022/08/23(Tue) 04時頃
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「そろそろ終わりそうだ」
[眠りが薄くなって来た頃に、一度ソルフリッツィはイナリに伝えていた。]
「お前は、一度も拒まなかったな」
[赤い目を細める。 その自身の眼差しが、目覚めの時であっても熱帯びるものであるのには、気付いていた。 甘く熱に灼かれるように。]
(195) kkr 2022/08/23(Tue) 04時頃
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[このまま、時を過ごしていたいという欲求。 期を越えても、身を寄せていたいと思う、気持ち。 それを言葉にすれば、恐らくは頷いたのかもしれない。 けれども、ソルフリッツィはこう言葉にする。]
(196) kkr 2022/08/23(Tue) 04時頃
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「期が終わった後。 俺が来なくなってから、教えてくれないか。」
[それはお前の気持ちをとも、来てもいいか、とも口にはしないもの。 曖昧な名付けられない関係は悪くはない。 其れをもしもイナリが望むなら、それもいい。 それでも、否、様々なものを含みながら、そう言葉を置いた。 期が終わった後、イナリの答えが出るまで、ソルフリッツィは、店ではその話題には触れないだろう。*]
(197) kkr 2022/08/23(Tue) 04時頃
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[ぼふっ]
──朝焼けの穹:Bar──
[温泉から少し先の時間のお話。 「終わったら貰おう」>>2:31との言葉通りに、口にした。 珍しく、カウンター席で貫頭衣を着て飲んでいる。 白虹カクテル>>1:236>>1:237の虹の味を、指で掬い先に舐めて。 それから紅色の稲妻鳴るカクテル>>0:50>>0:51を飲んだ。 乾いた白い毛は、ふっくらと膨らむ。 やはりと言いたげだった。 彗星キャベツと似たような狙い。 或いは、イナリの少しの悪戯心を知ってのことか。]
(201) kkr 2022/08/23(Tue) 08時半頃
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[しゃく。 その後は、マスターの料理を口にする。 さっぱりとした柑橘をほんの少しだけ効かせ、塩をぱらっと振り掛けただけの、菜を一番外側の器として、内側にはぎゅっとした野草の蕾が茹でられて置かれている。 そちらは根菜にも似ていなくは無いが、ほくほくと口に出来る一品。 あの手から、こんなに素朴な料理が出てくるのかと思えば、逆に豪快そのもののざっくり飯が出て来たりもする。 それでも、不思議と旨いのだから面白いものだ。]
いい店を作ったな。
[ゴブレットの水を傾ける。 オリオンの近くの天の川産>>0:22というものだろうか。 産地はさておき、ソルフリッツィは食事時には水入りゴブレットを大体傾けている。*]
(202) kkr 2022/08/23(Tue) 08時半頃
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[ゴブレットの水を傾ける。 オリオンの近くの天の川産>>0:22というものだろうか。 産地はさておき、ソルフリッツィは食事時には水入りゴブレットを大体傾けている。 淡い明星の光>>@26が覗いた。 後味のさっぱりとした余韻を感じながら、カウンターの奥>>95>>96を見遣る。]
カクテルは飲んではいないな。 俺は何時も、水を飲むくらいだから。
だから、こういうのは珍しい。
[底に、光の輪が宿っている。 青い銀河の中、花咲くモイが美しい。 星々の中に咲いた命は、まるで何かの画のようだ。 見ているだけで濡れるモイの馥郁たる香りが漂って来そうなほど。 何かに見立て、つくりあげるのはイナリの得意とすること。]
(209) kkr 2022/08/23(Tue) 08時半頃
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[傍らにいるギロチンのグラス>>204。 そのグラスにソルフリッツィは、自身のグラスを響き合わせていたことだろう。 乾杯をする為に。 見る眼差しからは感情は読み取りづらくても、耳は緩やかにリラックスしているように見えるだろう。 この先、ギロチンがどうするかは、ぷぅぷぅと喜び鳴いていたその様子>>206が物語っていただろう。]
(216) kkr 2022/08/23(Tue) 09時頃
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お前に頼んで良かった。
[一度目の朝焼けの穹と同じ言葉>>1:153を。 この一時のみは客>>97として舌鼓を打つ。 *やわく、透き通る味*を口にした。]
(217) kkr 2022/08/23(Tue) 09時頃
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