7 百合心中
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―アパート―
[暗い暗い部屋の中で、女は一人ソファに横になっている。
不安な時の癖なのか、カチカチと親指の爪を噛む姿は、 まるで親を亡くした子供のようでもあり、 飼い主に見捨てられた子犬のようでもあり――]
――……っ。
[自然と荒くなる呼吸を抑えるように、口元に手をあてている。]
置いていかれるのは、いやだ……。 もう一人は、いや。いや、イヤ、嫌、厭――!
(30) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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――なら、置いて行かれないように、*したらいいんじゃない?
(32) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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……え?
[悪魔の誘惑に、女は顔を上げる。]
……はは。なんだ。 そんな、簡単なことだったんだ。
はは、ははは……あはははははは……っ。
[女は狂ったように、哄笑をあげる。
――そうだ。 置いていかれるのが嫌なら、連れて行けばいい。
しっかりと手を握って。 もう二度と、孤独を感じないように、あの人を私が――]
(38) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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[再び女が顔を上げた時、その眸からは翳りは消えて。 いつになく晴れやかな表情を浮かべているだろうか。]
あの時、結局使えなかったアレはまだ残ってる。 大丈夫。 次はきっと、うまくやれる。
[ぶつぶと呟きながら、ゆらりと立ち上がる。]
ふふ……。先輩が帰ってくるまでに、 準備しておくことがいっぱいだ。 コリーンを迎える準備もしないといけないし、ね……。
[コートを羽織り、袖を通す。 あのとき使わなかったアレを、あの人――先生の墓標へと、取りに行くために。]
(43) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―大学前―
[コートの裾を翻し、女は人通りも疎らな大学へと続く道を歩く。 あの人が眠る場所へ行くには、此の道を通るのが近道だから。
その表情はいつになく、穏やかで。 ひどく安らいでいるようにも見えるかもしれない。
ふと、前を見ると見たことのある顔の少女の姿>>22が見えて。]
やあ、赤ずきんちゃん。奇遇だね。 今日はお友達と、一緒?
[にっこりと、微笑みながら声をかけた。]
(53) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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[二人の前まで歩いて行き、 俯く眼鏡の少女の方を向いて。]
やあ、こんにちは。 ローズが悪い狼に食べられそうな赤ずきんちゃんだから、 君は…赤毛のアンかな?
[くすり、と笑って。]
せっかく可愛い顔をしてるのに、俯いてたらもったいないよ。
(61) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>62 今日…? ああ、昨日の話ね。私は別に今からでも良いけど。 ただ、今日はあまり長く時間が取れなくて、ね。 急がせることになるかもしれない。
[どうする…?と尋ねて。
ケイトを紹介してもらえば、にっこりと微笑み]
赤毛のアンはケイトって謂うのか。可愛い名前だね。 私はグロリア。一応、此処の生徒をしてるよ。
(65) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>68 [真っ赤になる少女の初心さに、眸を数回瞬かせる。 苦笑すると、ケイトの方へと手を伸ばし、 逃げられなかったらぽんぽんと、頭を撫でるだろうか。]
そんな事ないよ。君も十分、可愛いさ。 自信持ちなよ。
お願い? うん、良いよ。 ただし、私にお願いするって事は、 こういうことをされても良いって事になるけど……良いのかな?
[謂いながら、キスをするように顔を寄せて。 寸前で止まると、にっこり微笑み、離れる。]
そう、此処の生徒だよ。
(72) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>69 [ローズの呟きには、]
昨日、私にあんな事されたのに、警戒しないところをみると、ね。
[と、答えて。 もう一回、食べちゃっても良いのかな? と、自分の唇を指でつついてみせる。]
うん。ちょっとね。忘れ物を取りに行かなくちゃいけなくて。 大事な大事な、忘れ物を、ね。
[くく…っと、愉悦を交えて笑う。]
うん。また後日、日を改めようか。 連絡先を教えてくれれば、メールするよ。
(77) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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……やれやれ。 これは、また。随分と純粋培養で育てられたものだなぁ…。
[ケイトのまっさらな反応に苦笑いを浮かべながら]
”こういう事”に、興味ある…?
(82) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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私に興味? それは嬉しいな。 可愛い子がいれば、可愛がりたくなるのは自然じゃないかな。 子猫を見て、頭を撫でたいって思うでしょう? それと同じだよ。
[軽く頬が赤く染まる様子を、微笑ましそうに見つめる。]
ん、さんきゅ。
[アドレスとナンバーを登録すれば、携帯を閉じて]
都合がいい日にメール入れるよ。
[にっこりと微笑んだところで、 ケイトが真っ赤になって走り出すのを見て]
……あちゃあ。赤毛のアンには刺激が強すぎたかな。
(89) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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そう? 私はよくやるよ。子猫とキス。ちゅーって。
[絵葉書なんかでもよく見ると思うけど。 と、続けて。]
晴れた日が絶対条件なんだね、OK。
随分と箱入りな娘だったね、あの子。 ちょっとからかいすぎちゃったかな。 明日、からかってごめんねって言付けておいてくれる?
(98) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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野良は……うーん。 でもそんなこと言うと、飼い猫にしちゃうよ。
[いいの?と、意地悪く尋ねる。]
まあ、確かにね。 天気がいい日の方が、気持ちも良いけど。
[ローズの最後の言葉にはしれっとした顔で]
君は逃げなかったじゃない。だから、いいの。
(106) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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違う違う。 飼い猫にするのは、君。
[つんっと人差指でおでこをつついて。]
いいの…?
[と、再度問いかけた。]
あはは、ごめんね。 可愛かったものだから、つい、ね。
[ごめん、ごめんと頭を撫でて。 暫くはそうして話を続けるだろうか。]
…と、いけない。そろそろ私も行かないと。 天気のいい日に、連絡するから。
またね?
(111) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 ローズマリーと別れると、コートの裾を翻しながら、先生が眠る墓地へと向かうだろう。
2010/03/24(Wed) 03時半頃
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―墓地―
[ローズと別れた後、女が訪れたのは……墓地。 花の香りも濃密に、穏やかな死が支配する場所。]
先生……。貴女が遺してくれたものを貰いに来たよ。 あの時、貴女だけが口にして、私には呉れなかった……くすり。
[過去を思い、眸を閉じる。
ずっと一緒よ。死すら、二人を別つことはない――……。
と、微笑む女性の顔。 それが最後に見た、貴女の笑顔。]
(161) 2010/03/24(Wed) 09時頃
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貴女はひどい人だったけど、少しだけ、今は…感謝してる。
[墓石に手を掛けると、ゴトリ…と音を立てて動いた。 ぽっかりと真っ暗な闇が口をあけて、 死を隠すように闇の帳を下ろしている。
女はその中へと手を伸ばし――]
……あった。
[小さなタブレットが入った小瓶を掴んで。 死の香りがするそれに、うっとりと頬を寄せた。]
(162) 2010/03/24(Wed) 09時頃
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[小瓶が入ったそれをコートのポケットに忍ばせる。]
さようなら、先生。 次は、貴女の世界で。逢えたら……良いね。
[小さな呟きだけを残して、女は墓地を後にする。
そして、ヨーランダとコリーンがアパートに来るころには、 何食わぬ顔をして、穏やかに二人を出迎えるのだろう。]
(163) 2010/03/24(Wed) 09時頃
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[呼び鈴が鳴れば、ドアをゆっくりと開けて]
いらっしゃい。 遅かったから、少し心配したよ。
……さあ、どうぞ。
[荷物を一つ取ると中へと案内し、まずはリビングへと二人を通すだろうか。]
(169) 2010/03/24(Wed) 11時半頃
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[甲斐甲斐しくコリーンの世話を焼くヨーランダを見ると、 ふいっと背中を向けて。]
食料は私が閉まっておきますから、先輩はコリーンについていてあげてください。 部屋はあっち。 ピアノがある部屋がいいと思って……。アップライトだけれど。
[と、コリーン用にと用意した部屋の扉を指で指し、 自分はすたすたとキッチンの方へ。]
(171) 2010/03/24(Wed) 11時半頃
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前にシェアしてた子が置いて行ったものだし、別に……。
[それだけを謂い残して、キッチンへ。
食材を生鮮品とそれ以外に分けて、適当に冷蔵庫の中へと突っ込む。 ちらり…と二人が消えた部屋の方へ視線を巡らせれば、 カチカチと親指の爪を噛んで……。]
…………っ。
[感情が抑制できない。 ひどい独占欲と嫉妬に駆られて、思わず近くにあったグラスを手に取り、投げつけようとして……、
――止まる。]
(174) 2010/03/24(Wed) 12時頃
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……はぁ、はぁ、はぁ…っ。
[震える手からゆっくりとグラスを離し、大きく呼吸を繰り返して]
これぐらいで癇癪起こしてどうするの……。 落ちつけ……落ちついて。
[自分に言い聞かせるように呟くと、気を紛らせようとリビングへ。 ソファに座り、無造作につけたテレビから流れるのは、 人が花になる>>164奇病のニュース――]
なに、これ……。
[その内容に思わず腰を浮かしかけた時、 二人がリビングへと戻ってくるだろうか。]
(175) 2010/03/24(Wed) 12時頃
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[二人が戻ってくれば、無言でテレビを指し示す。
世界の終わりを告げる、終末の始まりの知らせを。]
(177) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
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どうやらそうみたい、ですね。
[ひどく覚めた気持ちで、テレビを。 そしてヨーランダを見つめている自分に気づく。
どうせいつかは死ぬのだ。先生だって死んだ。私を置いて。 だからその事に感動を持つことはない、けれど――]
大丈夫ですよ、先輩からは花の香りはしません。 安心して……?
[不安に揺れる眸を慰めるように、声をかける。 許されるなら、その手を取って。]
(179) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダの手を取り、許されるなら、そっとその手に口づけて――
2010/03/24(Wed) 12時半頃
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ええ。先輩からはいつもの香りしかしません。 だから、安心してください。
[絡まる指に口づけながら、安心させるようにそう告げる。]
どうしようも……ないです。 感染源も治療法も判っていないみたい、ですから。
[淡々とニュースが語る現実を述べて。]
でも……大丈夫ですよ。先輩は、私が守りますから。
(182) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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[――そう、貴女を連れていくのは、私。 こんな奇病になんて、あげたりは……しない。]
(183) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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先輩に不安な顔をされると、その方が辛いです。 コリーンも、きっと…不安になると思いますよ。
[ね?と、コリーンに話を振って。]
約束します。必ず守るって。
[はにかんだその笑顔に、 女も、自然と……柔らかい笑みを浮かべて。
誰かに必要とされる悦びに、心を震わせた。]
(188) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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>>197
[場の空気を変えようとするように、明るく告げられる、聲。 女はコリーンの提案に頷くと]
そうですね。なら私が付き添いましょうか? 先輩は歓迎会の準備もあるだろうし。
[それに…と言葉を続けて]
私もコリーンの事を知りたいし、 散歩がてらお互いの自己紹介するのも良いと思うから。
[どうですか?と二人に提案し、コリーンが了承してくれるなら、 彼女と一緒に外へ散策に向かうだろうか。**]
(199) 2010/03/24(Wed) 18時頃
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[皆の話を聞きながら、ワイングラスを傾ける。 紅い葡萄酒を嚥下すれば、アルコールの心地よい酩酊に、 いつもよりもリラックスした表情を浮かべるか。
寄り添うヨーランダの言葉>>240には、 優しく「どういたしまして」と答えて。
続くマーゴのお世辞には、一瞬ぽかんとした表情になり]
……太陽と月は、褒めすぎですよ。 それに…私よりも先輩の方こそ、太陽みたいですよ。 温かくて優しくて。
[酔いも入っているせいか、真顔でそう謂い、 ワインをくいっと煽る。]
(252) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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[コリーンの言葉>>246には、前髪を指でいじりながら。]
ええ、ブロンドですよ。 おかげで大したことのない顔なのに、得させてもらってます。 金の髪は七難を隠しますからね。
[と、ジョークともつかない事を謂って。 アルコールの力もあってか、比較的平静に、 団欒の時を過ごすだろう。]
(254) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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別に、謙遜してるわけじゃないんですけどね。 先輩が美人なのは認めますが。
[ピアノを弾くというコリーンに、部屋までの付き添いを。 無事に部屋へ着けば、ピアノの蓋を上げて。]
…………。
[其の指が奏でる音色に耳を傾けた。]
(261) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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[ピアノに合わせて歌うコリーンの聲に呼び起される、遠い記憶。
蜜月のような一瞬を過ごした先生の部屋で聞いた、 レコード同じ歌声に、思わず自分の腕を抱きしめる。]
―――…っ。
[くしゃり…前髪を握る。 痛みを、苦痛を我慢するような、そんな表情を浮かべて。]
(265) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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[ピアノの音が止まれば、顔を上げて。 コリーンの声に、窓を開け外を見る。]
……人が外で騒いでる。 あれは煙…? 火の手が……。 これって暴動……?
[ぽつぽつと、見たままを言葉に紡ぐ。 窓を閉めてカーテンを引けば、幾分かは音も和らぐが、 それでも微かに聞こえる騒音を止める手立てはなく。]
なにか、合ったのかもしれない。 みんなは此処にいて。私は、少し外を見てくる。
(269) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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私は大丈夫だよ。危険だと思ったら、すぐ戻るつもりだし。 それに何も知らないことの方が、こう云う時、怖い。
[引きとめる声>>272には、そう答えて。 安心させるように、ぽん、とコリーンの肩を撫でようとする。
マーゴやヨーランダにも中にいるように告げ、 不安そうな眸には、そっと頬を撫でて。]
うん。すぐに戻るよ。 謂ったでしょう? 貴女は私が守るって。
(276) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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[約束の代わりにと、ヨーランダの左手を取り、キスを薬指に落として。]
誰が来ても、絶対に鍵を開けない事。 それじゃ、行って来る、ね。
[笑顔を残し、女は騒音犇めく喧噪の中へと身を翻した。]
(278) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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―住宅街・外―
[コリーンと散策に出た時とは、すっかり様変わりした街中を一人歩く。 濃密な花の香りと、何かが焼けるような匂いが強くたちこめ、女は顔を顰める。]
……ひどい有様だな。 景色だけは結構気に入っていたのに。
[ブツブツと呟きながら歩みを進めれば、 一際強い花の芳香を感じ、そちらに視線を巡らせる。]
……っ?
[その瞬間、小さな音を立てて崩れ落ちる、
人だった、もの――]
(286) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[後はただ、ひらひらと。白い花弁が空を舞い、地へと降り積もった。]
(289) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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あは…あはは、あはははははっ。
[女は嗤う。人だったものを、踏みつけて。 壊れたスピーカーのように、愉しげに笑う。]
まさか本当だったとはね。 事実は小説より奇なりとは、よく謂ったものだよ。
[くすくすと笑みを浮かべながら、街の惨状を見て回る。 軽く住宅街を一周する頃には状況も、ほぼ掴めて。 そろそろアパートへ戻ろうとした時、 ポケットの中の携帯が着信>>234を告げるように震えた。]
(291) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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メール? タバサからなんて、珍しいな。
[呟き、届いたメールを開く。 「今から逢えないか」との内容のそれを、見つめて。
『今は少し、厳しい。 此方から、もう一度メールするよ。』
と、返信。
その後、一度アパートへと戻るだろう。]
(295) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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良家の娘 グロリアは、しっかりと施錠されている事を確認すると、コツコツとドアをノック。
2010/03/25(Thu) 04時頃
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[鍵を開けてもらい中へ入れば、 もう一度しっかりと施錠をして、チェーンを掛けた。
抱きついてくるヨーランダの身体を受け止め、しっかりと抱き返し、 大丈夫だよ――と、優しく微笑み、頬を撫でる。
それから彼女が告げるニュースに耳を傾けて、]
そうか…。それであんなに暴徒が……。 今は……外に出ない方が良い。 少なくとも夜が明けるまでは、 このままじっとしていた方が良いと、思う。
それぐらいに、酷い、有様だったから……。
[眼を伏せて、語る。街の惨状を。]
(307) 2010/03/25(Thu) 04時半頃
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良家の娘 グロリアは、そのあとは無言で。朝が訪れるのを、じっと待ち続ける。**
2010/03/25(Thu) 04時半頃
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[白々と夜が明ける。 怒号や罵声、耳を塞ぎたくなる様な騒音も、太陽と共に少しは収まるか。
朝になればマーゴが。 約束があるからと、帰るらしい。]
騒ぎも大分収まったようだけれど、気をつけて。
[アパートを出る彼女に、最後に握手を求めれば、応じてくれただろうか。]
(325) 2010/03/25(Thu) 11時頃
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[マーゴを見送った後、黒衣のコートに袖を通し、 自身もまた外へ。 心配してくれるだろう二人には、笑顔を浮かべ]
もう一度外を見てくるよ。 食料品や飲み物とか、あと消耗品とか……少し仕入れてくる。
心配しないで――……。
[私が戻る場所は、貴女がいる所だけだから。]
(327) 2010/03/25(Thu) 11時頃
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[外に出れば、ポケットに入れっぱなしにしていた携帯を開く。 タバサのアドレスを開き、画面も見ずに指の感覚だけで、
『今から行くよ。店に行けばいいのかな?』
と打ち込んで。 花の香りに包まれた、桜ケ丘を、ゆっくりと歩き出した。]
(328) 2010/03/25(Thu) 11時頃
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[住宅街を出て、桜並木の公園を横切って。 商業地帯へとくれば……街並みが一変する。
住宅街も随分荒れてはいたけれど、]
……これはまた酷い、な。
[暴動の跡が残る街並みを、崩れた瓦礫を踏みしめながら歩く。
タバサの店までは、あと少し――]
(331) 2010/03/25(Thu) 11時頃
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[タバサからの着信に、携帯が再度震えた。 手に取り、開いて。
『もう着くよ。裏口からだね? 判った。』
と、返信。 注意深くまわりを警戒し、裏通りに入ると、 裏口から店内へと――]
……タバサ、いる? 遅くなってごめん。
(335) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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いや、構わないよ。 それに貴女にはたくさん甘えてきたから……気にしないで。
[謂われるままに、椅子に座り、 彼女がテーブルに広げる料理の数々を見る。]
……どうしたの、こんなに。
[驚き、タバサを見れば……眼の端にうっすらと残る涙の跡。]
……なにか、あったの?
(340) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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[その涙の跡を擽るようにぬぐおうと、指を伸ばす]
イリス……? ああ、此処で働いてた栗毛の子?
[つい先日。訪れた際に忙しそうに動き回っていた少女を思い出して。 特徴を聴けば、ああ、うん。判る、と思うよ。と答え]
そっか……。 貴女、好きだったんだね、その子の事が。 だから彼女の幸せが嬉しいのに、心が悲しい。
(347) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[擽るように女の指が、タバサの目元を撫でる。 そのまま指は下り、頬を撫でて。]
私はタバサじゃないから、本当にそうなのか、判らないよ。 ただ、そう見えるってだけ。
うん、聞かせて。貴女の事。
(352) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 タバサの話に、じっと耳を傾けている。
2010/03/25(Thu) 12時頃
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…………。
[頬杖をついて、ただ無言でタバサの話を聞いている。 病弱な少女。 彼女の死が、タバサの謂う普通の少女に与えた事を想って。]
(365) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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どういたしまして、って謂うべきなのかな。
[タバサのすっきりとしたような笑顔に、少しだけ眩しいものを感じて、 眸を伏せる。]
……死になんの意味もない、と、私は思う。 ただ、残された人の心に、何かを残していくだけ。
希望であり、約束であり、絶望であり、悲しみであり……。
出来る限りの人を幸せにしようと思うのは良い事だと思う。 でも、そう誓った普通の子も幸せにならないと、 それはとても綺麗なお話だけれど、とても哀しい事だと、私は想うよ。
(373) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 タバサに微笑む。願わくば、その子にも幸せが訪れるように、と。
2010/03/25(Thu) 13時頃
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私が…?
[タバサの微笑に、伏せていた眸を数度瞬かせる。]
私には誰も幸せになんて、出来ないよ。 私にできるのは、今を忘れさせてあげることだけ。
タバサが私にしてくれたように、 辛い事を一瞬忘れさせてあげられる事だけ、だよ。
(382) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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―回想・アパート―
[信じてると、頬にキスを呉れたヨーランダ>>383を、 ぎゅっと、強く抱きしめる。
其の耳元に、唇を寄せて。]
うん、信じて。 私が還る場所は、貴女のいる所だから。せんぱ…ヨーラ。
[初めて彼女を名前で呼んで、もう一度抱きしめる。
名残惜しげに身体を離して、夜が明けた街へと――]
(386) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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うん。私の帰る場所は…もう決めたから。
[軽く触れるだけの口付けに、苦笑いを浮かべて。]
タバサに逢えて良かったよ。 タバサがいてくれたから、 きっと私は自分が壊れそうな夜を耐えられた。
貴女がいてくれて。 貴女に逢えて、本当に……感謝してる。
[柔らかく微笑み、右手を差し出す。]
(389) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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[ふるりと頭を振って]
約束なんて……。 そんな約束がなかったとしても、 私はきっと、今。同じ思いを貴女に抱いてたと思う、よ。
[確りと握られた右手。 送るという言葉には素直に有難うと礼を述べて。]
貴女も、戻る時は気をつけて。
[途中までをタバサに送ってもらい、 適当な店に入ると保存の効く食料をいくらか分けてもらって。 アパートへ戻るだろう。
私が還るべき場所と、決めた人の元へ。]
(392) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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良家の娘 グロリアは、コツコツ、とドアを叩く。手には少しの荷物を持って。
2010/03/25(Thu) 15時頃
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―アパート―
いない、のかな。
[なかなか開くことのない扉に、小さく呟いて。 ポストの中を探るけれど、指は虚しく空を切る。]
鍵がないから、いると思うんだけど……。
――っ!
[嫌な想像が脳裏に浮かぶ。
咽かえる様な、甘ったるい花の香り。 ひらひらと花弁が舞って、そこにはもう、誰も――]
(409) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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[ドアが開き、ヨーラの顔を見れば。 自然と涙が頬を伝う。]
いなく、なっちゃったのかって…思った。 貴女も、私を置いて逝ってしまうのかって……。
[背に腕が回されると、自らも腕を回して。 その存在を確かめるように、強く強く抱きしめる。]
好き。 貴女が好きだよ、ヨーラ。
だから貴女まで、私を置いて逝かないで。
(411) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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貴女までいなくなったら……私はきっと、壊れてしまう、から。
(413) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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私も……愛してる。
ありがとう、ヨーラ……。
[唇が重なれば、深く深く、 一つに溶けてしまうほどに、交わって。
少しだけ恥ずかしそうに、笑い、おでこをこつんとぶつける。]
私。すごい、今カッコ悪い……。 勝手に変な想像して、泣いちゃって……。
[照れ隠しなのか、くすくすと笑って。 もう一度、今度は自分から唇を重ねた。]
(420) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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[>>418の言葉には、ただ一言]
……うん。壊れるときは、二人、一緒に――…。
(421) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダを抱きしめた。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダに、マルグリットが?と目を瞬かせて、そう…それは楽しみだね、と穏やかに微笑むだろうか。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
良家の娘 グロリアは、長老の孫 マーゴと別れた時の事を思い出しながら、彼女も無事でよかったと、安心する。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
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もう、からかわないでよ。 可愛いのは貴女の方だよ……。
[少しだけ拗ねたように唇を尖らせて、 でも微笑むその顔が愛しくて、自然に唇が重なる。]
大丈夫だよ。 前にも謂ったでしょう?
貴女を守るって。
貴女を連れていくのは、私……。 誰にも、渡さない。
[許されるなら、首筋を抑える手を取って。 約束――と、その手にキスを。]
(424) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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私もいつの間にか、貴女を見てた。貴女だけを、見てた。 コリーンと一緒に居る貴女を見て、嫉妬で狂いそうだった、よ。
[口づけの合間に、贖罪をするように、告解して――。
柔らかなヨーラの唇が薬指に触れれば、 今まで感じたことのない幸福感に包まれる。]
うん、ずっと一緒だよ。愛してる――
[不安も何もかも、通じあえた喜びに、かき消える。
今、この瞬間だけは幸せな時を、愛する人と二人、ともに――**]
(430) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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良家の娘 グロリアは、受付 アイリスに話の続きを促した。
2010/03/25(Thu) 16時頃
良家の娘 グロリアは、受付 アイリスに話の続きを促した。
2010/03/25(Thu) 16時頃
良家の娘 グロリアは、牧人 リンダに話の続きを促した。
2010/03/25(Thu) 16時頃
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