22 共犯者
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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2010/08/04(Wed) 00時半頃
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2010/08/04(Wed) 01時頃
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2010/08/04(Wed) 01時頃
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2010/08/04(Wed) 01時半頃
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…オスカー。
[自分の肉体だったモノに縋る片割れの背後に立ち、辛そうに顔をゆがめる]
…ゴメンね…オスカー…。 悲しませて…ゴメンね…。
[届かぬ言葉を紡ぎながら、その傍らに座り込んだ。 彼が落ち着くまで、何時までも]
(+0) 2010/08/04(Wed) 12時頃
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>>33 オスカー…。
[胸が苦しい…涙がこみ上げてくる。 立ち上がり、イアンに詰め寄るオスカーを、悲痛な面持ちで見つめるしかできないのが悔しくて…。 自分が儀式に参加しなければ、彼の心は痛まなかっただろう。自分がしっかりオスカーの手を離さなければ…。 いくつもの後悔が頭に浮かび、消える。 彼を慰めるために抱擁しようと両の手を伸ばすも、当然、彼に触れることは叶わない。 わかってはいたけれど、ソレが悔しくて、歯がゆくて…]
…オスカー…。
(+1) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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―回想―
[オスカーが何処かへふらふらと歩いて行くのを見送りながら、空を仰ぐ]
私…死んだんだ…。
[ポツリ、と呟く。 正直、どうして死んだのか、その直前になにがあったのかは覚えていない。 しかし、ソレがきっかけで死の直前、ホリーは『自分』を取り戻せた。 なんという皮肉であろうか。 もう少し早く『自分』を取り戻していれば…恐怖を否定していなければ、自分は死なずにすんだのだろうか? オスカーは嘆かずにすんだのだろうか? とにかく今のホリーに判るのは、「自分は死んだ」ということだけだった]
…死んでも、別に天国とか地獄に行くわけじゃないのね…。
[妙に感心しながら呟いた]
(+10) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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…とりあえず…今の私に出来ることは…。
[悲しみの中にも、どこか決意を秘めた目で、オスカーの消えて行った方向を見つめる]
…オスカーを…見守ること。
[それだけしか出来ない。 …それが悔しくて、ぎゅっと手を握り締めた。 今のオスカーを見ていると、とても辛い…しかし、オスカーは、壊れた自分を見守ってくれていた。 そのとき、彼も辛かったはずだ。そのとき、彼も過去を悔いたはずだ。 ソレでも彼は、自分を見守ってくれた。 ならば、自分もそうするべきだと思った。 …いや、ソレがなくても、そうしてあげたいと、そう思った]
(+11) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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−森の中−
>>117 [自分がどうして今ここにいるのかはわからない。 ただ、死んでも直この世に留まっているという事実だけはわかる。 ならば、それだけで十分だ。 何故今ここに?そんなことは関係ない。 やると決めたことをするだけだ。 オスカーからしばらく遅れ、森にはいる。 肉体が無くなり、感覚だけの存在となったせいか、片割れであるオスカーがどの辺りにいるのかだけは何となくわかった]
…あ、オスカー!
[森の中、ぶつぶつと呟きながらさまよう片割れを発見し、駆け寄った。 …もっとも、しっかりと脚に地面が付いているのかわからない今となっては、駆ける、という表現が正しいかは定かではないが]
(+12) 2010/08/05(Thu) 10時半頃
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>>128 あ…!
[もう少しでオスカーに追いつく。 そのとき、オスカーの体がゆらりと傾く。 一瞬、自分の視界が揺らいだかのような錯覚。 次の瞬間にはオスカーが激しい音をさせて地面に倒れ込んだ]
オスカー、大丈夫!?
[その間にオスカーに追いつくと、彼の傍らに座り込み顔をのぞき込む]
痛くない!? 何処か怪我は!?
[眉をひそめながら、おろおろとオスカーの様子をうかがう。 もしかしたら膝をすりむいたかもしれない。 まだ何処か感覚が10年前のままのホリーは、そんなことを本気で心配しているようだ。 しかし、彼の様子を見ようにも、自分では彼を助け起こすことも出来ない]
(+13) 2010/08/05(Thu) 12時頃
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>>152 あ…よかった、怪我はなさそう…?
[起きあがったオスカーの膝をのぞき込み、ホッと胸をなで下ろす。もっとも、掌をすりむいていたりしたら、また心配そうな顔をしただろう。 オスカーが木に体を預け、空を仰げば、自分もその隣に座り込んで空を見上げた。 そして]
…!?
[オスカーが突然笑い声を上げはじめ、びくりと肩をふるわせた。 そしてオスカーの頬を涙がぬらせば、ホリーもまた、泣き出しそうな表情で、そっと頬に手を添え、その涙を拭う仕草をする。 …むろん、触れられるわけではない]
オスカー…。
[そうして彼を、抱きしめるようにその体を包み込む。 実際触れられなくても、自分にはソレしかできないから…。 そうして、オスカーがいつしか眠りについたなら、それに寄り添い、ホリーも目を閉じた。 幽霊でも眠れるのだろうか? そんなことを考えながら]
(+14) 2010/08/05(Thu) 12時半頃
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>>184 ん…おはよう、オスカー。
[隣でもぞもぞと気配がしたので目を開けると、オスカーが目を覚ましたようだった。 声は聞こえないとわかっていても、自然とおはよう、と小さく笑みを浮かべて声をかけていた。 オスカーが体の様子を確かめるようにうごめき、節々の軋みに顔をしかめたなら]
…こんなところで寝るからだよ? ちゃんとベッドで暖かくして寝ないと、風邪ひいちゃうんだから…。
[心配そうにオスカーの顔を見つめた。 オスカーが水を飲むために泉へと向かうなら、ホリーも後に続いた]
(+15) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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−泉への途中−
それにしても…。
[考える。 自分が死んだときのこと。 しかし、何か衝撃を受けて気絶したところまでは覚えているが、そこから先が思い出せなかった]
…気絶させられた…。 アレは、何か術とか超自然的な物ではなかったはず…。 …私は、ミツカイサマに殺されたの? …だとすれば、ミツカイサマは普通に肉体を持った何か…。 しかも、「知識」や「知恵」を持った何か…。
[そうでもなければ、あんな「気絶させる」なんてまねは出来ないだろう]
…私は…何に襲われたんだろう…。
[真剣な顔で思い返すも、答えは出ないまま]
(+16) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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−泉− >>185 [泉に到着してオスカーが水を飲む]
…幽霊でも飲んだり食べたり出来るのかな?
[先ほどから、お腹が空いたり喉が渇いたりということはない。 だが、イコール飲食できないとは限らない。 知的好奇心を刺激され、そっと水に手を差し込んでみた。 当然、水がホリーの「体」を避けるはずもなく、水面には波紋一つたたない。しかし]
…あ、冷たい。
[冷たい、という感覚は伝わってきた。 が、ためしてはみたが、もちろんのこと水をすくうことは出来なかった。 口を直接つけて試してみようか? …いや、そんなはしたない真似は出来ない。 それに、たぶん飲むことは出来ないだろう。 ならば、わざわざ自分の現状を再確認させられるようなことをしなくても良いだろうと、実行はしなかった。 オスカーは近くの木の実をもぎ取り、ソレをかじる]
(+17) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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あ! ダメだよオスカー、食べる前にはちゃんと洗わなきゃ!
[そこに泉だってあるんだから、と、オスカーの行動に顔をしかめた。 当然彼は、そんなことを言われていると夢にも思わないだろう。 そのまま木の実を食べ進めた]
もう…。 …でも、懐かしいよね…。 小さい頃…もっと森の浅いところだったけど、二人でこうやってピクニックみたいなことをしたこともあったっけ…。
[そう言って、遠い昔に思いをはせた。 ちらりとオスカーの顔を見る。 彼の表情は険しかっただろうか。 恐らく、今夜のこと、ミツカイサマのこと…そんなことを考えているのだろう。 ぐ…と胸が苦しくなる。 彼には生きて欲しい…。でも、一人は寂しい…オスカーとまた一緒におしゃべりをしたい。 そんな相反する思いがホリーの中で渦巻いていた。 頭をふるりとふって、孤独を振り払うと、少し寂しそうな笑みを浮かべて]
(+18) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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オスカー…あなたは生きてね…。
[そっと、彼の手を取る仕草をした。 じっと彼の顔を見つめる。 そして、気が付くと]
…。 …っ!?
[す…と、吸い寄せられるように彼の唇に自らの唇を重ねていた。 今までもそうだったように、もちろんオスカーに実際に触れることが出来たわけではない。 出来たわけではないが、自分の行動に気づいたとき、少なからず驚きを覚えた]
わ、私は何を…!? ち、ちがうの! 今のは…そう、挨拶となんら変わりがないというか…ほっぺにキスする感覚っていうか…!
[場違いに顔を赤らめ、誰へともなく言い訳をした]
(+19) 2010/08/05(Thu) 15時頃
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>>186 !?
[突然背後から声がして、ビクリと肩をはねさせる。 慌てて振り返れば、そこには記者の姿があった]
い、イアンさん…!
[彼に自分の行動が見えたはずはないが、見られてはいけないシーンを見られた気分になって、気まずそうに目をそらした]
…。
[イアンとオスカーの会話を黙って見つめる。 その表情には、先程までの浮いた様子はなく、どこか悲しみをおびた表情だった。 ミツカイサマを殺したい。オスカーはそう言う。 しかしソレは…]
…お願い、オスカー。 生き残ることを優先して考えてね…。
[両手をそっと組み、彼の無事を祈った]
(+20) 2010/08/05(Thu) 15時頃
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