158 雪の夜に
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― 雑貨屋 ―
[店から集会所に向かった時の時間はとうに鐘の音の聞こえない時だった。 遅くなってしまったのは、聖鏡をつい思いついて研磨剤で磨いてしまったからであり、磨いたのは、それを教会に戻そうと考えたからである。
ともかくも、柔らかい布に包んだあと、箱に収め、雑嚢にいれて店を出た]
(31) 2013/12/22(Sun) 09時半頃
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― 集会場 ―
[そこについた時は、酔って上機嫌になっているものも多く、 雑貨屋という手前愛想悪くするわけにもいかない。
自然と話すものも多く、船員にもそれなりに一年ぶりの常連もいた]
――・・・ほう、あの船はそんな都も回るようになったかい。
[耳にしたことしかない、美の都の名を聞いて、目を細めた。 ひそかに雑貨屋の客がいない時間にイーゼルにぼそぼそと鉛筆画を描いていることはソフィアも知るだろう。 それは雑誌や本でみた風景画の模写が多かったが、たまにソフィアや、どこか若い娘のものもある。 年寄りになれば、恥ずかしがることもないが、人に見せびらかすようなこともしなかった]
(32) 2013/12/22(Sun) 09時半頃
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[喪服の女がヒューとやりとりした時間はそれよりはずっと前だっただろう。 ただ、船員から美の都からのやけに金持ちの女も乗っているときいて、世間話として、頷いておいた。
人狼の話をきいたのは、宴が終わる前のこと。 思わす、眉をしかめ、バッグをちらと眺めた*]
(33) 2013/12/22(Sun) 09時半頃
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誰がそんなことを言っていたのかわかるかね?
[それだけ尋ねるとサイモンだという。 少し、引きこもりがちの、でも、嘘を吹聴してまわる男ではない。
老人は、やや厳しい顔をする。
ちなみに、ソフィアの姿はいつのまにかなかった。 きっといろいろ話し込んでいるのをみて、先に帰ったのだろう。 まぁ、おそらく、あの船乗りの男と一緒だろう。 ホレーショーのことも、ソフィアが仲良くなってからは知っている。 老人はそれを咎めることはとくにない。 ソフィアが泣けば別だが]
(34) 2013/12/22(Sun) 13時頃
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とりあえず 人狼などないとは思うが。
[それから、宴の後片付けは翌朝にとなり、場は解散となる。 老人も素直に、帰途についた]
(35) 2013/12/22(Sun) 13時頃
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― 雑貨屋 ―
ソフィア、帰っているかい?
[孫娘は家にいただろうか。 いないのならば、探しに出かけ、いるのであれば、そのまま家からは出ないように言った]
サイモンという男が集会所で騒いでいたそうだね。 人狼か。
とにかく、お前は今晩、そして、明日の朝もひとりで家を出るのではないよ。
[夜は遅い、それから彼女からの話があれば、きいて、とにかく、はやくおやすみと、ホットミルクを飲ませるつもり。
怖い夢などみないように*]
(36) 2013/12/22(Sun) 13時頃
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― 翌朝・雑貨屋 ―
[朝から戸を叩く音がする。 開けると、町長の使いだった]
サイモンが殺された? 人狼?
[使いは頷いた。裏通りに噛み殺されたサイモンの遺体があったという。 老人は痛ましげに眉を寄せ、頭を自ら撫でてから、口を塞いだまま、使いにのちほど町長のところにいくと告げる。
そのとき、孫娘はもう目を覚ましていただろうか]
ソフィア、今から教会にいくよ。 お前も来なさい。
[朝食をすませると支度をして、店の看板はクローズで出かけようとするだろう*]
(37) 2013/12/22(Sun) 14時頃
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― 教会へ向かう途中 ―
[裏通りのほうを人がすぎていく。 野次馬もあるか。だが、もちろん、孫娘には見せたいものではない。 もうこの町に人狼騒動など、起きないと思っていたのに。
あの若い時の思い出がよみがえる。
ジェリーの弟を人狼だと見抜いた司祭の横で、彼は呆然とするしかなかった]
ソフィア ああ、何か獣が出たらしい。
いいから、おいで。
[聖鏡を教会へ。 まずはそれが仕事だと思われた]
(39) 2013/12/22(Sun) 15時頃
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[教会に忙しく行こうとしたのは、孫娘に無残な遺体など見せないためだったが、そのせいで、少し早足になってしまったらしい。
孫娘は誰かとぶつかりそうになり、はっとそちらを向く。
そこにいるのは喪服のような服の女。 一瞬眉を寄せた。]
(41) 2013/12/22(Sun) 15時半頃
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失礼、ご婦人。 うちの孫娘がご無礼を。 このようなところに朝からひとりでいると、あまりよくないでしょう。
見れば、船旅の方のようだ。
宿に帰るなり、されたほうがいい。
[帽子が影になってよく顔は見えない。 ただ、ひどく、昔にみたで誰かを瞬間思い出し、瞬いたあと、そう告げて恭しく礼をする]
(42) 2013/12/22(Sun) 15時半頃
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宿はお近くではないのか。
[そのまま放って歩き出すのは簡単だったが、 きっとそれをすぐにしなかったのは、
女の声があまりにもジェリーに似ていたからだ]
(44) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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船が出るのはだいぶ先ですな。 そのほかは、 この町は、美しいところですが、 船が来るときにはいつもましろになってしまう。 だけれども、その景色を楽しむ散策も普段なら勧めているのじゃが、
いまはやはり、屋内で暖をとられたほうがいいでしょう。
[女をじっとみやり]
(45) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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――・・・・・・教会に今から参りますが、 あすこなら、人もいるし、貴方も落ち着かれるかもしれませんね。
[婦人に、教会への道をさす]
(46) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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ティモシーは、じゃ、ご一緒しましょうと婦人につげた。**
2013/12/22(Sun) 17時頃
ティモシーは、ヒューの傷の原因は知らない。
2013/12/22(Sun) 20時頃
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― 教会へ至る坂道 ―
[ましろが覆う教会への道を、滑らないように踏みしめて歩く。 その時、ソフィアの様子はどうだっただろう。
ただ、婦人が坂から船を見下ろし、述べた感想に頷いた]
あの船がここから見える景色がこの町の本当の景色に思えます。 一年に一度しかつかない船ですが、それほどまでに船を皆待ち遠しく思うのです。
[その船に乗って、兄もジェリーも行ってしまった。 町を出ず、ただ、この町でゆるやかに生きてきたことに後悔はない]
教会についたら、神父様にお茶をお願いしておきます。 もし、よろしければ、わしの孫が話し相手にでもなりましょう。
[そして、進める歩み。 ジェリーに似た声は、この年になると、痛みではなく、懐かしさだけが膨らみ、とても心地がよい]
(74) 2013/12/22(Sun) 20時半頃
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――……ええ、ずっとここです。 兄や、幾人かの知人は町を出てしまいましたが、自分は出ることはありませんでした。 ずっと船を迎えてこの年ですよ。
きっと、死ぬまでこの町を離れることはないでしょうな。
[出なかった理由はいくつかある。 けれど、そのひとつが、ジェリーに言った言葉だ。
ここが君の故郷だと、 帰ってきたときに言ってあげたいと思って、毎年船を迎え、 そして、とうの昔にあきらめたのだけれども。
今度は、兄の娘がこの町にやってきて、兄の死とともに、今度は彼女を励ますことが仕事となった。 それでも細かった命が途切れたとき、残されたソフィアはもう、自分の孫と同じ存在だったから]
(79) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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私は神父に用事がありまして。 ええ、返し物をするだけです。
[ジェリーに似た声が、やはりひどく懐かしい。 彼女はこの町には戻ってこなかった。そう、あのとき、本当は自分も船に乗るべきだったのかもしれない。
あとにも先にも船に乗るタイミングはあの一度だったのだろう]
礼拝堂で、孫の相手をしてくださるのなら、助かります。 私では、本当は女の子のことなど、よくはわからんのです。
[それは嘘ではない]
(84) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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>>89
[この町を愛している、そんな言葉に苦笑いを零す]
――……この町を愛している。 そうなんでしょうね。
[それは当たり前のことであるけれど]
少し、違うかもしれません。 そうですね。あの船をこの町が歓迎するのは、 一年たっても、いえ、幾年たっても、
この町は、変わらず、待っている、と、 ただ、
そんなところです。
(95) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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>>91
はい、これでも町の爺ですから。
[聖鏡のことを思い出して、小さくため息をつく]
ええ、是非お願いいたします。 この子は物心着く前に母親たる人をなくしてしまいましてな。
[赤ん坊の面倒を、いきなり年配の男がみることになったのだ。 その苦労は定かではない。 と、いっても、もう、若いものは知らぬ事実だ]
でも、もう、いまは、立派な乙女のようで。 の?
[ホレーショーとの仲は多分、そのような仲なのだろうと老人は、思っていたが、実際は、よくわかっていない]
(97) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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ティモシーは、この時ばかりはソフィアをちらと眺め、目を細めた。
2013/12/22(Sun) 22時半頃
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>>102
[婦人の様子がやや、変わったので、首をゆるく傾げる]
優しいだけだと言われました。
[ジェリーが行ってのち、もちろん、縁談の話がなかったわけではない。ただ、付き合ってみても、面白みのない彼は、若い頃はてんで、だったというだけだ]
(105) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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>>103
ええ、わしにはもう、この孫娘しかおりませんですがの。
[雑貨屋の店の中、泣き声はいつも背中の上に。 それから大きくなって、大変だとわかると、自然に家事をこなすようになった孫娘。
そう、感謝している。彼女がいなければ、老人の人生は本当に寂しいものだっただろう]
じゃ、わしは神父様のところに行ってくるよ。 ああ、ご婦人、失礼しました。
ティモシーと申します。こちらはソフィア。 貴女のお名前は?
[そして、名を尋ねた**]
(108) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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ティモシーは、パピヨンの名のりをきけたかどうか。ともかく神父の部屋へ。
2013/12/23(Mon) 00時頃
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― 教会・神父の部屋 ―
[婦人とソフィアは礼拝堂に向かっただろう。 老人は、神父に会いにいく。
いつのまにかこの何十年かで、司祭ではなく、神父とみなこの教会の主を言うようになった。 もちろん、老人が過去、ジェリーの弟を告発した時の者と同じではなく、だから、老人よりも神父はずうっと若かった]
――…その昔、人狼がこの町に入り込んだことがあります。 その時、司祭様が使った聖鏡です。
[老人は鏡を神父の部屋のテーブルに置く]
昔、司祭が使っていたように、我が孫を今朝映してみました。 もう古い記憶ですが、人狼であれば、魔物であれば、その鏡は姿を映しません。 ソフィアはそのまま、映りました。 その鏡によれば、彼女は人狼ではありません。
[神父は神妙な面持ちになる。 そして、過去の司祭の記録、日記を取り出し、老人と一緒に照会をはじめるだろう]
(125) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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ティモシーは、>>122の問いにはソフィアの手前、答えることはなく
2013/12/23(Mon) 00時半頃
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>>124
[ローズという名前に、微かに笑む。 声が似ていて、名前も似ている。 老人は幸せな気持ちになった]
ああ、貴女がかの美の都からのご婦人ですか。 マダム・ローズ。
[美術という言葉にも反応を示す]
雑貨屋をやっておりますが、 きっと貴女の扱う美術品は、桁違いなのでしょうな。
[そこには至極残念そうに、 そして神父の部屋に向かったのだった]
(127) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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[その少し、幸せそうな老人をソフィアをどう見ていただろう。 もし、そのことを尋ねられたのならば、 そっと、耳元に囁くのは、
このご婦人はかつての初恋の人に似ているのだと、 老人は、孫娘に柔和な笑顔を見せることだろう]
(128) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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― 教会・神父の部屋 ― >>125
[そのかつての記録を記した司祭の日記を神父と目を通したあと、 老人は、新たな事実を聞かされる。
それは、鏡が人狼を区別していたのではない。 その時の若者、つまりはティモシー自身にそういった能力が潜んでいたということ。 もちろん、聖鏡はその大切な道具となる、ということ]
――……なんと
[神父と老人は目を合わせて、老人は、やや動揺して頭を掻いた。 ただ、そのあと、老人、ティモシーにその能力があるのであれば、その孫娘も聖鏡により見分けをつかせる能力があるかもしれないと、神父が述べたとき、 老人は、ああ、とやや項垂れて、神父様には話しておくべきでしょう、と、ソフィアが本当は実の孫ではないことを伝えることとなった]
(130) 2013/12/23(Mon) 01時頃
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ですが、本当に知りませんでした。 自分にそのような能力があったとは。
司祭様はいつ見抜かれていたのでしょうか。
[ティモシーはそう頭を傾げるが、もう、司祭は生きてはいない。 聖鏡を携え、かつてのティモシー青年と町を探索した司祭ブルーノは、やはり只者ではなかったのだろう、ということしかわからない]
そして、でも、今また人狼が現れたというのであれば、 それは自分の仕事がまだあるということですな。
[サイモンのこと、神父が知らぬわけはなく、 人狼がまた現れたという事実はもう、確定に近いもののようだ]
はい、気をつけます。 また、人狼探しをする羽目になるとは思いませんでした。
[老人は厳しい顔で神父に頷き、 話終えると、礼拝堂のほうへ戻っていく*]
(133) 2013/12/23(Mon) 01時頃
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― 礼拝堂 ―
[礼拝堂にもどる時、そういえばお茶のことを忘れていたと思い出し、彼女らのために教会の給湯所でレモンを拝借し、蜜と一緒に湯を注いだものをマグに用意して運んだ]
お待たせしました。 あたたかい飲み物をどうぞ。
[腰掛けて話す貴婦人と孫娘におなじくカップを差し出す]
(200) 2013/12/23(Mon) 23時頃
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お話は弾みましたかな. 申し遅れましたが、この町で雑貨屋をしております。
マダムは、宿までお送りしましょう。
[教会を去る時、そう申し出るが、パピヨンとソフィアは同返事をしただろうか]
(205) 2013/12/23(Mon) 23時頃
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― 海に面した坂道 ―
[降りる景色は老人にはもう、見慣れすぎているものだ。 だが、幾度見ても美しい海の果て。
海に出る理由ができたのはあの一回だけ。 それを逃してしまって、もう、老人にはそれを眺める側となり、町も彼を離す理由がなかった]
おや
[朝凪亭の前に止まれば、ここが止まり宿かと思う。 ダーラと朝凪亭も上得意であるのは間違いない]
(213) 2013/12/23(Mon) 23時半頃
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ティモシーは、懐には聖鏡を忍ばせている。
2013/12/23(Mon) 23時半頃
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>>219>>222
[ハナという少女も見かけたことはある。 彼女ラの話す言葉を黙ってきき、
ただ、パピヨンがこちらを向いた時、
煽られた帽子。 その帽子の奥に見えた眸の色、そして、瞬間見えた顔。
思わず、こちらも目を見開く]
(224) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[海とも空と違う、ジェリーの眸の色がそこにあった。 まくろな髪が続いて海風に凪ぐ。
老人は、口を半開きに彼女が帽子を追いかける様子を見つめ、 そのあと、微かに笑む]
(225) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[間違いない。ローズという名前。 似た声、そして、ジェリーの眸の色。 あの頃と変わらぬ黒髪。
ああ、ジェリーもどこかの町で、誰かに愛され、 そして、子を宿したのだ。
その美しい貴婦人に、次には眉を垂らして]
大丈夫ですか? ここは風がつよいですから。
[彼女はこの町を出て幸せになったのだろうと、思えば、 それは酷く嬉しく、そして酷く寂しかったが]
(229) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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ティモシーは、赤いフードの男に会釈をして
2013/12/24(Tue) 00時頃
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>>228
了解しました。マダム いえ、美しい方。
[ジェリーの娘であろうパピヨンに、また恭しく礼をして、 踵を返す。
このままだと、きっと彼女にその母のことを聞きたくなってしまうだろう。 だが、この町を出て、彼女が幸せになった軌跡をきいてどうなるというのか。
ひとつだけ、確かなことは、 もう、彼女はここには帰ってこなかったということだけだ。]
(231) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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では、お気をつけて
[そして、老人は、自身の店のほうへと帰っていく**]
(234) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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