124 Acta est fabula.
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[終わりにしたい、と口にするミルフィ>>2:75に、 同調している己がいると自覚していた。
疑い、失い、奪うことに精神をすり減らす日々からの逃避。 この村に未練がないように、この世にもまた残す未練は少なく。
ただ、自ら命を絶つほどの気概もなければ、 他の者の手を汚させるほどの人間でもない。 流れるまま、残される限り生き長らえていくだけで。
だからこそミルフィの言葉は羨ましく。 同時にそこまで追い詰められている彼女を傷ましく見つめた。]
(+0) 2013/06/07(Fri) 00時半頃
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[伏せた眸に映るのは血の色。 幼馴染の流した血が己を赤く染める。 シビルやミッシェルの気配も其処に感じてはいるが 泣き濡れた顔を見せられず顔を上げることは出来なかった。]
―――……。
[チール―に名を呼ばれ、小さく肩が揺れる。 懐に入れた男の手が短剣を持つのが 涙にぼやけたその双眸にぼんやりと映った。
ああ、これで終わる。 そんな安堵が壊れた心に過る。]
(+1) 2013/06/07(Fri) 00時半頃
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[背に伝う熱とも痛みとも言えぬものは一瞬。 衝撃を感じると同時に刃の冷たさが心臓に触れた。 とく、と痙攣するように一度脈打ち、鼓動は止む。]
――――。
[くちびるが名を紡ごうとするけれど それはカタチにも音にもならぬまま。 抱き留めるチール―の腕のぬくもりを最期に感じ、事切れる**]
(+2) 2013/06/07(Fri) 00時半頃
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[チールーの持つ短剣がミルフィの背に吸い込まれる様を、 顔を歪めるでも止めるでもなく、ただ見ていた。 目を背けるような初心さはとうに失っている。 それはその場にいた者はみな同じ。
ベネットとミルフィを弔うのはミッシェルとチールーに任せ、 ブローリンの手伝いでもしていたか。 その間の言葉は少なく、 わずかに緩み始めていた表情は元の無へと戻っていた。
出来上がった食事は勧められたが>>21。 ブローリンと同じ理由を添えて断った。]
(+3) 2013/06/07(Fri) 07時半頃
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[部屋に戻れば机上の布が否応なしに目に留まる。]
……また、無理になりそうだね。
[それを手に取ることなく、雨を眺めて一日を過ごした。]
(+4) 2013/06/07(Fri) 07時半頃
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[床についても、眠気は浅く、頻繁に目覚める。 数日前までの生活が再び訪れたかと。
前触れもなく部屋に来訪があった時>>25も、 そんな風に意識が浮上した時だった。]
………ああ。あんただったのかい。
[闇の中、かざされた爪に己の先を悟った。]
(+5) 2013/06/07(Fri) 07時半頃
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ーー で、 よかった 。
[避けることはしなかった。 寝台の上、どちらにせよ逃げることは叶わなかっただろう。 裂ける喉から落ちた言葉はブローリンには届いていたか。
首元が熱くなり、そこから命が抜けていく。 未完成のままとなる作品のことが脳裏を過ったが。
それもまた、闇に飲まれ。]
(+6) 2013/06/07(Fri) 07時半頃
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[心の弱さがまた犠牲をうむ。 知りながらも人狼を探そうとはしなかった。 己が人間であることを知りながら 人狼と思い込むことで他の者を危険に晒す。 逃避の為に手を汚させた。
数えきれぬ罪。
善きひとであったサイラスと同じ場所にはいけない。 それがかなしくてまた心が沈む**]
(+7) 2013/06/07(Fri) 12時頃
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[彼の髪と似た色であると、闇の中で人の目では判別できない。 事切れる直前、その手に絡んだもの>>27を掴んだのは、 死を受け入れたはずでも、体が無意識に足掻いたからか。
その結果、彼が正体と結び付けられるのか、どうか。 命を落とした己に知る術はない。
ただ、もし知ったとしたら。 ……残された者のことを思わないのであれば、 望みを叶えてくれた彼には申し訳なく思ったかもしれない。]
(+8) 2013/06/07(Fri) 22時頃
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[まどろみから目覚めるように意識が浮上する。 眠りではなく死からの目覚めというのも妙な話。 伏せていた眸がはたりと瞬き世界を映す。]
――――。
[死んだら終わり。 そう思っていたのに己の存在を未だに感じる。 在る、と思う自分さえも思い込みの産物だろうか。 わからないまま背を撫でる。 刃が貫いた跡はない。 生前と変わらぬ姿のまま――]
ああ。
[けれど物に触れられない。 これまでとの違いの一つを理解して納得する。]
(+9) 2013/06/07(Fri) 22時半頃
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[雨の中、埋葬する生存者たち。 濡れてしまった彼女彼らを見詰め困ったように笑う。]
風邪、ひいちゃうよ。
[ベネットは無実ではあるが。 自分に其処までする必要はないと思う、けれど――]
ありがと。 形だけでもサイラスの傍にあれるのは ……うれしいよ。
[平和で穏やかで幸せだった日々。 三人並んであったあの頃を思い出し 素直な感謝の言葉が漏れた。]
(+10) 2013/06/07(Fri) 22時半頃
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[雨は等しく降り注いでいる。 けれどミルフィは雨に濡れない。 死者は触れられない。]
はやく。
雨、止めばいいのに。
[一緒に村を出るはずだった幼馴染が 村を出てから何処に行くつもりだったか。 何処で何をしようと考えていたのか。 それさえも聞いていなかった。 聞けぬまま、ベネットは命を奪われてしまった。 サイラスは最期何を思っていたのだろう。 知りたいと思う事は、今となっては知れぬ事ばかり。]
(+11) 2013/06/07(Fri) 23時頃
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[閉じられている眼窩とは別に、眼前の光景を知覚する。 伏した己の体を見るのは不思議な気分だったが、 靄がかかったような意識からか、悲観も忌避も感じなかった。
死してなお生者の姿を見ているのは、 この村の最期を見届けろということだろうか。
それが先に死した者の定めかと、 物言わぬ“五人目”としてその場に佇む。]
……早く、止むといいのにね。
[死者の耳に雨音は生前よりも強く響き。 呟いた言葉は、奇しくも雨中のミルフィ>>+11と同じものだった。]
(+12) 2013/06/08(Sat) 00時頃
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