238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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あ、ええ……ッ?
[>>196目の前の少女の瞳に涙。 “勝負”の余波で泣かれる事はあっても 目の前で泣かれるなんて機会がある筈のない男は、慌て]
そうそう、戻ってきちまったっていうか 全然変わってねーよな、此処!
何年か経ってるって聞かされたのついさっきでさ ちょっと向こうまで行ってきただけだっ――――……
[饒舌に、話題を逸らすように]
(198) よつば 2015/09/24(Thu) 23時頃
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〜〜〜―――ッ !?
[そんな男の口を塞いだのは
クレープよりも甘く香る匂いと 背に回された、細くて小さい腕と
>>197腹辺りに当たる、柔らかい感触だった。]
(199) よつば 2015/09/24(Thu) 23時頃
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………げ、 元気そうで 何より
[男の手は未だに空を彷徨い。 やっとの思いで絞り出せたのは、その一言だった。]
(200) よつば 2015/09/24(Thu) 23時頃
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神威様……神威様……っ 嗚呼、よかった…………
[男の戸惑いも知らず。 細い腕に一層の力を籠め、喜びの声を上げる。]
一日千秋の思いで、お帰りをお待ちしておりました。 本当に、よかった……
(201) reil 2015/09/24(Thu) 23時半頃
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[そうして、漸く涙が止まったところで、抱きついたまま見上げ]
ところで、神威様……何故、クレープを?
(202) reil 2015/09/24(Thu) 23時半頃
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[錯乱し続ける頭とは裏腹に >>201自分の胸の中で泣く、彼女の言葉を聞けば 益々“とうに死んでいた筈の麗亞”に似ていると、思った。]
……そ、そンなに待たれてたのか、俺。 聖女様を待たすなンて、罰でも下りそうだぜ。
[そこでようやく、いつもの笑み一つ。 赤みが差した頬は変わっていないが]
(203) よつば 2015/09/24(Thu) 23時半頃
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……ああ、これか。
[手元のクレープを見た。 >>202決して上目遣いの涙を見ない為ではない。
正直、誰に渡すかなんて決めていなかった。 しかし、今ならば何となく分かる気がする]
多分、俺を喚んでくれた誰かさんに、かな。
[そう言って、彼女に手渡そう。 幸運と奇跡の象徴、白と黒のクレープを。]
(204) よつば 2015/09/24(Thu) 23時半頃
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はい、とっても、お待ちしておりました。
[目を紅く腫らしながら、にこりと笑う。 だが、そんなことはどうでもいい。
帰って、きてくれたのだから。]
(205) reil 2015/09/24(Thu) 23時半頃
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私に、ですか……?
[そうして、きょとんとしたままクレープを受け取る。 それと、神威の顔を交互に見て]
……ありがとう、ございます……
あの……一緒に、食べましょう?
[そう言って、掬ったクリームを一口、神威へと。]
(206) reil 2015/09/24(Thu) 23時半頃
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おっ 俺は食べたから!!!
[>>206口へ運ばれる、その前。 居たたまれなくなったのか、飛び退いた。]
……君が元気そーなら 俺はそれでいンだよ。
[頭を掻く。 彼女の魂を蘇らせたのは、恐らく男だ。 誰が彼女を保護してくれたのかは知らない。 けれど、彼女が無事に此処に居ると言う事は]
(207) よつば 2015/09/25(Fri) 00時頃
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―――――…… ホント、それだけだから。
[この数年間。 彼女は魔女から解き放たれて きっと、聖女としての人生を歩んでいく途中だったのだろう、と]
(208) よつば 2015/09/25(Fri) 00時頃
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そう、なんですか……?
[スプーンと男を再び交互に見返す。 そして、はむ、と自分の口へと運び]
…………はい
[とても幸せそうに、笑った。]
(209) reil 2015/09/25(Fri) 00時頃
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―数年後 破壊の跡残らぬ街中で―
[掌からぱっと鶴の型をした式鬼紙《シキガミ》が飛び立つ。]
ほら、行け。
[よたりと一度傾いた鶴は、何度も羽搏き体勢を立て直すとささやかな風を纏って低空飛行。 前を行く女子高生3人組の足元を駆け抜けスカートが――捲れない。]
(210) simotuki 2015/09/25(Fri) 00時頃
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…………白、白、…赤。
[けれども。 何事かを呟いて、ふっと笑って眼鏡をかけ直す。
目覚めてから数週間。 弟の力による治療と友人の手も借りたリハビリの結果、なんとか松葉杖があれば歩けるようにはなった。 特に土産のクレープを口にしてからは奇跡のように回復も早かった。]
(211) simotuki 2015/09/25(Fri) 00時頃
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[街中でも目立つ真っ赤なコートに伊達眼鏡は、弟が勝手に部屋から持ち出していたのを取り返した。 髪は以前のように切り揃えたが色は黒いまま。
ゆっくり、一歩一歩の足場を確かめながら。 自分の足で歩いて行く。 時々止まって見上げる空は随分と遠くに見えた。]
……探して来い。
[戻ってきた鶴をもう一度飛ばす。 鶴は覚束なくもよろよろと空へと飛んで行く。 式はまだ使うなと言われているが今は特別だ。]
(212) simotuki 2015/09/25(Fri) 00時頃
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[やがて短くない距離を時間をかけて歩いた場所。 カツンと松葉づえをつく音を響かせて、立ち止まる。]
……変わらんな、三黒の。
[飛ばした鶴の式は、黒い男の肩へと着地して、かさかさと翼を鳴らしていた。 以前のように少しだけむすっとして三黒へと話しかける。]
(213) simotuki 2015/09/25(Fri) 00時頃
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うちの当主様が来てくれないと寂しがっている。
[兄が目覚めた事を真っ先に速達の式で知らせたのに、と。 むくれていた当主《弟》を思い出して少しだけ表情を緩め。]
あと……あー……。
ボクが眠っている間、随分世話になったようで。 その。
……。
ありがとう。 ボクの居ない間、守ってくれて本当に感謝している。
[真っ直ぐに男を見詰め、深々と頭を下げた。*]
(214) simotuki 2015/09/25(Fri) 00時頃
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[>>209幸せそうな顔を見れば つられて、男もいつもの笑顔で笑って]
………悪かったな。
何か、心配かけたみたいでさ。
[撫でる為に伸ばそうとした手は やはり途中で空を掴み、代わりに男自身の頬を掻いたけど。]
(215) よつば 2015/09/25(Fri) 00時半頃
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本当に、……でも、嬉しいのです。
[満面の笑みで答え、ふと思い出したように]
そうだ、あと数刻程で、三黒様がお帰りになるはずです。 早くお屋敷に帰って、驚かせましょう?
[今は彼の家に世話になっているというのの説明を失念したまま、手を引いて。]
(216) reil 2015/09/25(Fri) 00時半頃
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クロちゃんが?……って、オーシロちゃん!
どういう、事……ッ
[>>216懐かしい名前に、むず痒さを覚えながらも さすがに引かれた手を振り払う事は出来ない。
きっと道中で説明を求めるだろうが その歩は、三黒の屋敷へ辿り着くまで止まる事はないだろう。]
(217) よつば 2015/09/25(Fri) 00時半頃
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私、やはり、行くところがなくて…… 身寄りも、後ろ盾もない私を、三黒様とひなちゃんが保護してくださったのです。
[屋敷へと向かいながら、そんな説明を。 そうして、屋敷へとつけば慣れた様子で奥へと通し]
軽いお食事を用意してまいります。 そのまま、お待ちくださいね。
[イタズラを思いついた子供のような表情で座らせ、自分は厨房へと消える。 しばらくしたあと、何品か酒のつまみになるような食事を用意して]
私は、表で三黒様をお待ちしております♡
(218) reil 2015/09/25(Fri) 01時頃
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三黒様、おかえりなさい。
[そうして待つ事しばらく。 顔を出した男へ、ここ数年で一度も浮かべた事がないような花の笑みを浮かべ、出迎えた。]
それでは、私は本日は早めに下がりますね。 ご飯の用意はできておりますから、ごゆっくり。
[ぺこり、と頭を下げ、浮いた足取りで仮の自室へと下がっていった。]
(219) reil 2015/09/25(Fri) 01時頃
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―数年後 破壊の跡残らぬ街中で>>210―
[飛んできた折鶴に煙草の煙を吹きかけたりつまみ上げるまではしても、戯れに燃やしてしまう事はもう無く、 紙の翼>>213が擦れる音を耳元に聞きながら、不機嫌そうな青年は表情以外は当主である幸々戸の次男によく似て居て。]
お前は頭が元に戻ったな、長男。
[眩しく染めた金髪は長い時の中ですっかり黒髪に戻っており、ついでに言えば歳も取って大人になったなと、 しかし、後半の内容を口にする事は無かっただろう。
死体の様な青年を幸々戸の家に送り届けたのは、もう随分前の事。 …いや、様では無い。 それは確かに死体だった。 あの日、鼓動無き身体が徐々に冷えて行くのを己はどうしようもないほど感じていたし、 送り届けた玄関先で彼の血筋の者や当の次男が慌てふためくのを、己は確かに間近で見た。
次男による蘇生が施されるも、結局意識が戻らなかったのも、丁度あの日。]
(220) mzsn 2015/09/25(Fri) 01時半頃
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[それから数年を彼は自宅で眠ったまま、 しかし今は目覚め歩き、リハビリも問題なしと風の噂に聞いている。 目覚めたという知らせ>>214は確かに届いていたものの、生憎会ってやる理由もなし。 以前は次男と長男の様子を見に小まめに幸々戸へ通っては居たが、目覚めてからはそれもパッタリ途絶え。
自分が目を離さなければ長男は昏睡に落ちる事も無かったのでは、心臓が止まってしまう事も無かったのでは、 もう少し早く連れ帰って居れば、 そんな懺悔が次男に受け入れられる事は、結局なかった。]
(221) mzsn 2015/09/25(Fri) 01時半頃
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…もう幸々戸の当主殿には、 十分すぎる程顔を合わせたと思ったんだが、なあ。
[さて自分はどれほどあの家に通い詰めたか。 長男がうろついていた頃と比べ随分姿を変えていく幸々戸家の様子を間近で見据え、しかしそれを悪と思う事は決して無い。 何時の間にか懐かれた幸々戸の次男にこれ幸いと幾つかの問題の解決を頼みこむ事も、在りはした。 全ては、以前の幸々戸と三黒の様子からは考えられない程の事であろう。 唯、日に日に兄を真似始める次男の姿に対しては、家の者と共に困ったものと頭を抱えていたのだが。]
別に、 俺が好きでした事だ。
三黒も十分恩恵を受けてるし、 痣無しが気にする事じゃねえよ。
[当主間で交わされた事はお前の管理の外側と、 静かに紫煙をくゆらせながら、口調も放つ内容も、全ては彼の古い記憶のまま。]
(222) mzsn 2015/09/25(Fri) 01時半頃
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…――だがまあ、 礼の言葉ぐらいは、受け取っておいてやる。
[頭を下げる黒いつむじへ、 そう、ほんの少し笑って。*]
(223) mzsn 2015/09/25(Fri) 01時半頃
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― 三黒の家 ―
だから、 そんな使用人みてーな事、……は、
[>>219この数年ですっかり家族レベルまで馴染んだ居候へ、かける言葉は普段と同じ。 だった筈なのだが、珍しい満開の笑みを向けられれば流石にそれも止まってしまうという物で。
…いや、珍しいどころか初めてでは?]
ぁ? お、おう…?
[自室へ下がるらしい女の背を見送りながら、暫くぽかんと呆けていたか。 何か、機嫌のいい事でもあったの、か? 日々を明るく過ごす彼女の、たまに見せる不安げな影。それを気にする事もありはしたが、生憎癒しは己の力の外側で。 どの道俺ではあの心配事は無くせぬと、長い時をそのままに。暮らす中に微かな悲しさを感じても、それを抱えているのは此方も同じ。
白の欠けた穴を、その影を、 胸の奥に色濃く落として。]
(224) mzsn 2015/09/25(Fri) 02時頃
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[しかし彼女は今、その影が今取り払われたかのように微笑んでいる。
何か、あったな。 はて恋人でも出来たかと僅か首をかしげていたものの、浮いた足取りからは何もつかめず。 普段であれば共に食事を取るのにと、向かう先は居間としている広い部屋。]
(225) mzsn 2015/09/25(Fri) 02時頃
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[三黒が綴る仰代麗亞の報告書に目立った変化は出る事は無く、 警戒を張って居た筈の他家からも何時の間にか気も緩み、 三黒の家の者は完全に彼女の存在に馴染む始末。 むしろ彼女が来てからはやりたい放題たっだ当主がきちんと家に居ると有難がる者さえ居たのだが、それは今はどうでもいい。
硝煙と紫煙。 変わらぬ二つの香を漂わせ、上着や武器は廊下の途中で使用人に剥がされた。 軽装であるスタンドカラーの白いシャツと、黒のスラックスを身に纏い、 火傷の滲む手はそのままに、手袋は、先ほどのコートと共に使用人の手の中に。
廊下を歩く黒の足音は、きっと客人にも聞こえていただろう。 片側に庭の覗く木製の長い廊下を踏みしめて、 足音は、部屋の前で止まったか。
火傷の手が、ゆるりと古い障子戸を撫でる。
一枚隔てた向こうから香る料理の香と、人の気配に眉をひそめて。 僅かな木の摩擦抵抗と共に軽い扉を横に引けば、目が合ったのは見覚えのある青い瞳。]
(226) mzsn 2015/09/25(Fri) 02時頃
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幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。
simotuki 2015/09/25(Fri) 02時半頃
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……!!?
[>>55>>56抱き締められて、耳元で低く囁かれた言葉に、 はくはくと口を開けるが驚きすぎて声が出ずに硬直する。]
(227) kosake 2015/09/25(Fri) 02時半頃
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