99 あやかしものと夏の空
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[とまあ、そんなわけで、 風呂騒動やら何やらには、 全く気付いていなかったわけです。]
(150) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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(……おいしそう。) [おかかおにぎりをぱくつくクラリッサ>>123を見た刹那 空腹を訴えて、きゅううううと鳴るお腹。
そういえばまだ、ご飯を食べていなかった。]
(151) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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ううん。
[安堵混じりに感謝を告げる亀吉>>141にはゆっくり首を振って。 手渡された包みの中身が彼の骨だと聞けば、目を丸くしてまじまじ見つめる。]
そうなんだ……亀君の骨。
[じー。]
(152) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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―宿泊所― ……じゃあ、お願いしようかの
[ラルフの様子>>+25から、いらないというと不信がられそうな気がして肯定し]
そうか、それはいかんな。 親の言う事はちゃんと聞かないとのう
[やはりまだ子供のように見てしまうらしく、何かうんうん頷いている]
いいじゃないか、どうせわたしはその内…………なんだし。
[拗ねたようでも哀しげでもある表情で紡ぐ言葉は、か細くて全ては聞こえなかっただろう。 目元を緩める様子に、ふっと安心したようにそれはかき消えてしまうのだった]
(+27) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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な、なんだよ
[なにやらまじまじ見られている。 と、意味も無く戸惑った直後。 そりゃそうだと納得した。 誰だっていきなり骨渡されれば驚くか。]
(153) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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[慌てぶり>>149に、ますますジト目になった。]
[眼福でした?だとか 感想とか問い質しかねないかもしれない。]
(154) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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ゆりは、亀吉に、じゃあ、ご飯、食べに行こう?
2012/08/13(Mon) 23時頃
亀吉は、ゆりの言葉に若干肩透かしに近いものを喰らいつつ頷いた
2012/08/13(Mon) 23時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時頃
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誤解…?
[なんのことかはよくわからないが、 慌てているジェフ>>149が面白くて、じーっ]
(155) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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――……、 [たまこの視線に目を逸らした。 と、そのとき鳴った音(>>151)]
おおっと、たま、腹が減ってるのか。減ってるな? よし、朝食に行こうじゃないか、な。 確か、明くんが出掛けに食事を作っておいてくれると――……、 [全力でごまかした]
(156) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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おとこにしかわらない……?
[みんなに習ってジェフをじー]
(157) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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[バスに乗るのが一番早い移動手段だと分かってはいても、おそらくはこの景色をみるのが最後なのだと思うと、どうしても自分の足で歩きたくなった。]
師匠に鍛えられたのが役に立ったなあ。
[くすりと笑みをこぼす。 齢七十を超す師匠は、自分の着物に使いたい素材があると、そこがどんな野山でも自分で踏み込んで行ってしまう人だった。 兄弟子たちともども、そんな師匠につきあって、幾度染料の素材を摘みに草木をかき分け、けもの道を歩いたことか。]
きっと、僕のことを見てもそれだけで分かる人はもういないだろうな。
[けれどそれでいいのだ思うと、不思議と笑みに苦いものは混じらない。
昔の自分と今の自分がどれほど違っていても、間違いなくその根幹にはこの村で育った子供時代の自分がある。 それに恥じることも臆することもない、と。 そう言って送り出してくれたのは、やはり師匠だった。]
(+28) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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名乗れなくても、楽しいことには変わりないしね。
[カレーを食べた時の皆の顔や、覚えがあると言ってくれた誰かの顔。お前を知っていると言ってくれた誰か。 どれを思い出しても今は嬉しいばかりだった。]
来て良かったな。
(+29) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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――その後:お昼頃――
え、隣村のお祭りの手伝いですか…? でも私、出来ればここに―――…あ。ちょっと待って。
[言うだけ言って、去っていくザックのバイク便に呆然として立ち尽くすことになるのだった*]
(158) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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―回想・朝―
[ゆりとカメちゃんの二人と別れた後、ラルフ、たまちゃんと遭遇する。 線香花火の話(>>362)には、]
いいわねー。
[と返した。 悩んで出した結論。自分は、何事もなかったかのようにふるまう。それは、彼の前でも。]
(159) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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―10年前―
[彼が死んでから、 泣いて、泣いて、疲れて、寝て、起きて、泣いて。 時折訪ねて来てくれる友達にすら気づかず、延々繰り返される様子に、周囲の大人たちからは、「これじゃあオスカーが天国に行けない」と諭された。 けれど涙は止まらず、何もやる気にもならず、ただ泣くだけの毎日を過ごしていた。 そんなある日引きずられるようにして無理やり連れだされた線香花火。 「彼」の兄がいることに身を固くするが、どこを見ているのかいまいちわからない目でいつものように語られるうんちくを右から左へと受け流しながら、自分は、小さな火と、細く登ってゆく煙をいつまでも見つめていた。
それが直接のきっかけかはわからないけれど、それから、徐々に、自分の中で止まっていた時が動き始めた]
(160) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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―少し前・ラウンジ―
・・・あ・・・
[彼(>>2:416)の姿を見て、一瞬体が逃げそうになる。けれど、]
・・・約束…
[告げられた言葉に、彼から目が離せなくなる。 それは、自分と「彼」しか知らないできごと。]
・・・うん。待ってる。
[差し出された指に、小指を絡ませる。 認める。彼はオスカーだ。]
(161) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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―現在―
・・・さいあく…
[隣村へと手伝いに行った彼らを見送った後、だるさと熱っぽさを覚えたら、案の定少し熱が出ていた。 けど、それも恐らく長時間帽子もかぶらずなつの野道を歩いていたからだろう。寝ていたらすぐに治る。と、水分と塩分を取りながら、あてがわれた部屋で休憩中。 下の騒ぎは、知らない**]
(162) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時頃
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[ひたすら徒歩で歩き続け、隣村にたどり着いてすぐに探したのは、墓だった。
高台に集められたその場所を少し遠巻きに眺める。
もとより、その人の墓所を特定するつもりはない。ただ、最初でさいごであろう別れを、遠目にでもすませることが自分なりのけじめだった。
母と自分が村を離れることになった原因――父親の墓を遠巻きに見つめ、一度だけ手を合わせるとその場を離れた。]
(+30) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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んむむむむむ……、
[誤魔化しの色>>156は何となし感知したけれども、 ここは乗ることにした。]
ま、いっか。
んじゃ、 ご飯、食べにいきましょうか!
(163) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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―深夜 大部屋― [やはり一日が短く感じるのは隣村でも変わらない、それは狐にとって未知の感覚で何度も窓の外を見ては首を傾げたり]
……
[狐は床に寝ようとしたがもしかしたら誰かに止められたかもしれない。 何にしろ、やはりラルフの近くにいたことだろう]
[今は何時か、ともかくその部屋の全員が寝床に伏せている時間 狐は静かに起き上がった]
(+31) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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……こんなに大きくなって
[目を開いたなら、あまりにも近くに少年の顔が見えて驚くだろう 覆い被さるような形で、じっとラルフを見つめている。]
……いや、あの頃からこれぐらいだったかのう でも、……年ぶりじゃからな
[まるで子供に対するように、髪を撫でて 酷く優しげな声は確かに少年のもの、けれどあまりにもつりあわない。]
……ごめんな わたしが…………だから、お前と………に何もしてやれなかった。
ごめん、な。 きっとこれは……騙しているのと同じじゃな。
[彼が何か言葉を発すれば、寝ぼけて間違えたなどと言い訳をするか 何にしろ最後に頬を撫で、狐の身体は寝床に帰っていく 泣きそうな声だけを残して*]
(+32) 2012/08/13(Mon) 23時頃
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――しばらく後のこと・林――
[水底に沈む予定のこの地の一つ一つを見て回る。 最後に足を運んだ先が、林の中のこの祠だった。]
課題で提出する予定のペットボトルロケットをさ、 この林の中で、失くしちゃって…
それであの日、この祠で祈ったんだよね。 ロケットが見つかりますように、って!
[この祠の、昔と現在の差異に気付きもせず、 ただしばし、その前で佇んでいた―――*]
(164) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
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―隣村・宿泊所― [それからしばし歩いて人に尋ねれば、すぐに準備のために用意された宿泊所へと案内された。
[古いつくりのそれは古民家を改築した旅館だと言われたら思わず納得してしまっただろう。]
え、と…芙蓉の間?……まんま旅館じゃないかな。
[何はともあれ、案内された個室へと向かう。 こちらは鍵がかかるらしい。]
(+33) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
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[>>164 そして、あの時には、たしか 我が家の団子をお供えしたのだったか――。]
(165) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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亀吉は、ジェフの奴は、そういえばあの後どうしたろう。とかふと思った
2012/08/13(Mon) 23時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
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――うん、飯は大事だ、飯は。 [ほっと胸を撫で下ろしつつ、たまこに笑い(>>163)
そうして――その日は、何事もなく平穏に過ぎた]
(166) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
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[荷物を預けて、どこへ手伝いに行けばいいのか尋ねると、祭りに使う食材を宅配業者から受け取って、婦人会の集まりに運んでくれ、と頼まれた。]
ええ、分かりました。
[二つ返事で引き受け、女性が運ぶには骨であろう調理器具や果物、野菜の入ったコンテナを運ぶ。
そのうち、人手が足りないから、とあっという間に厨房の炊き出しへと引っ張られてしまった。]
おにぎり、ですか。 ああ、業者さんやおとうさんたちへ差し入れで。
[隣り合わせた奥様とそんな他愛ない話をしながら、いつの間にか話の流れで婦人会の賄いを作っていた。]
(+34) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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―昼過ぎ・宿泊所付近のどこか―
[風の噂か、はたまた本人に聞いたのか。 どちらにしろゆりが隣村の手伝いに行くという。
それなら一緒に行ってしまえと、準備を始める。 もちろん、残っているものたちへの悪戯の。]
〜♪
[完成!落とし穴〜!!]
(167) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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おや。
[作っているうちに増えてしまった。
アマゴの甘露煮、蒸し鶏ともやしの棒棒鶏風生春巻き、蒸し茄子のつゆびたし、トマトと豆腐の青紫蘇サラダ。
少し考えて、宿泊所へいくらか持って帰っても構わないかと確認すると、にこやかにいいよと言われた。
婦人会の奥様方の作ってくれた昆布のおにぎりと高菜のおにぎりも頂戴して、宿泊所へと帰る。
何故か帰り際に『明日も是非来てね』と念を押されてしまった。**]
(+35) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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― 午後:二階・宴会場 ― [そこでは、ザックにそっくりな役員が場を仕切っていた。 親戚ででもあるのだろうか、ほんのちょっと笑みを堪えながら。]
はあ、なるほど。 呼んでいる夜店とは別に、村でも食べ物の屋台を出す、と。 その準備をしているわけですか。
[たしかに、周りは日の置ける食べ物の入ったダンボールを搬入している様子だった>>+18。ザラメに袋麺、調味料の類やソースせんべい。 ちなみに、人混みと近眼とで、こちらからは知った顔を発見できず。]
は? ……明日はさらに、神社に会場設営も?
[あれだ。あの、テントとか組むやつだ。 肉体労働は好きではない。どころか、大嫌いだ。
明日はばっくれたい、と心底思ったのだった。]
(+36) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/08/13(Mon) 23時半頃
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―昼過ぎ―
……平和だ。 [ラウンジで珈琲を飲みながら、静謐を噛み締める。 というより、朝方からあんな騒ぎに巻き込まれたのが不運だった。 朝食のあと、たまこの追及を避けつつ、泥と埃を落とすのにまた入浴しないといけなかったし、危うく茹で犬になるところだった白犬には目が合うたびに吠えられるし。 付け加えるなら、その飼い主は目さえ合わせてくれなかったし]
(168) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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―回想 小さなお客―
『……ろけっと?』
[その日祠には珍しい客>>164が現れた しかし、その内容に狐神はきょとりとするだけ]
『ふむ、そんなものは知らないが……』
[知らない名前だからきっと変なものだ、何だか分からなくとも記憶には残っている筈 そんなことを考えながら団子>>165を頬張り、狐は尾を揺らす。 そうして暫くすれば、すっくと四つ足で立ち上がる 探すぐらいはしてやろうという気になったらしい。 子供の落とし物探しに深い理由はいらない、団子が美味かった、それで十分だ。]
(+37) 2012/08/13(Mon) 23時半頃
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