270 食人村忌譚
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― その昔、まだ幼き頃の ―
[それは何年前の事だったか、まだ娘も生まれていない頃の話。 小さな弟は幼いせいだろう、よく甘えてきた。 夜中に厠へと連れて行けと起こされる事も屡々あったし、布団に潜り込んでくる事もあった。
それを鬱陶しいと思った事はある。 しかしそれ以上に情が優っていたから、だからそんな時は小さな身体を抱き寄せて背中を撫でてやって。 寝付くまで寝物語を囁いたものだ。]
僕を食べるのはお前だよ。 僕の血肉を腹に収めて、
[ゆるりと幼い弟の腹を撫でる。]
僕をずっと忘れないでいてくれたら。
[それが幸せだと囁いた*]
(160) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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―― 母を亡くした夜 / 石動と ――
とう、さん
[母に言い聞かされ、幼き頃から石動を父と呼んだ。 しかし私は石動から、父性を感じたことはなかった。 親子らしい生活などしたことはない。>>78 けれど、この夜ばかりは違った]
父さん 父さん お父さん
[私は荒い息を吐きだす。必死に父を呼ぶ。 全身で父を包み込み、求める]
(161) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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[母を喪った穴を塞ぐように。 私とひとつになった母の意思に突き動かされるように]
(162) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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[きっといい巫女になる。>>78 母に父はそう言ったらしい。 だから父の期待を裏切ることはできない。 例えそれが初めての行為だったとしても]
大丈夫 ですか
[身体をよじらせ、私は父とひとつになる。 この瞬間、私は石動と親子になれた気がした]
私は 母さんのように 父さんを満足させられて いますか
[私は立派な巫女にならなければならない。 村人たちの悦びを満たし、精を搾り取り。 そして最後には――……]
(163) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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[母のように、骨の髄まで食べられたい]*
(164) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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―砂利道― [車椅子を押しながら、錠の家へと向かう。 容の家に世話になりっぱなしでは、申し訳ないから 此処で一食浮くのであれば、願ったりかなったりで。 石動が自宅に居るようにと念じながら、なるべく平坦な道を選んで押してゆく。 車輪が石に躓いては、座り心地も悪かろう 何より、車椅子を押す力が余分に必要になってしまう]
……兄弟、って どういうものなんでしょう。
[>>133怪我をしたときの対処等、自然治癒か 大けがならばミナカタを頼るくらいしか知らない。 僅かに羨望混じる声を落とし 道の先へ視線を投げる]
近しい人が居る、というのは どういう心地なんでしょう
僕には、わかりません
(165) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2017/11/22(Wed) 22時頃
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もしも錠さんが死んだら 先生は、錠さんの目の周りを食べるんでしょう 先生が死んだら 錠さんは、心臓を食べるんでしょう
[近しい人間が、口にする部位を択べるのだ 記憶に残る立ち合い場は何時もそうだった 母はいない 父はわからない ススムには縁者が居ない 故に、未だ人々の深い交わりを知らない。 身体だけでも繋がれば、わかろうかと思ったけれど あれはただの慾を吐き出す行為で 例えば今、櫻子が孕んでいる子の親が自分だと言われても きっと、その顔を見てもピンとこないのだろう]
僕が死んだら、誰が一番近いところを 食べるんでしょうね。
(166) 2017/11/22(Wed) 22時頃
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―― 自宅 縁側にて ――
[必要と思われる薪の量を試算し、 次の頁を手繰り寄せ新たな事柄を記す。
当月を示す文字、 その下に「櫻子身籠る」と。
男の書き起こしはほとんど記録だ。 持ち寄られた茶飲み話から記録して、――この言葉を何度書いたろう。 生きて子供が生まればそれを記し、名を追うなら追って 死んだ子供のおちたなら、また、それを文字にした。 櫻子ばかりでなく、伝え聞き、見聞きすればその都度。]
まあ、また――野良娘なことだ
(167) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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―シノとの別れ際― あ…いや、冗談だったんだが…… 雨漏りしなくなったら……か なんとも、先は長そうだな
[シノの返答に少し驚きながらもそう笑う そうしてシノを見送ると、ぐぅと、腹の虫が鳴き]
りあえず飯だな [と家へと足を進めた]
(168) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[女っ気のない中で育ったからか、男の初めては村の中でも遅い方だった
村の大人達にせっつかれたりはしていたものの、シノに求められるまで結局は一度も経験は無く お互い初めて同士というのもあり、あの時シノに痛いと泣かせてしまったのは今でも申し訳ないと思う
その後、ゆり様や櫻子に相手をして貰った事も何度かあったが 最初のことも有り、あまり積極的ではなく大人のせっつきを避けるために相手を頼むのが常だった]
(169) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[独り言ちる調子は、孕んでは産み落とす野兎を言い表すようにもあった。
男自身は、不具が生まれ出たらどうしようもないと、 肉に分け入ることはなかった。 こんななりでなにをしろと、 とわらえば、さもありなんと得心が返る。 宿すべき子種は健康なもののがよいだろうといえば、哀れみにも似た視線を受けるが、気にすべくはない。柔肌に滑らす指先よりも、紙ににじませる墨のほうがどれほど好ましいか自明であって、それを分かち合う必要は感じなかった]
(170) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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―自宅― ただいま。親父
[シノと別れた後、道具箱を担いだまま家に帰り着くと 部屋の隅、自作の仏壇に供えられた骨へと声をかける]
(171) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[実際の血の繋がりがあったのかなどは知らない けれど、男にこの道具箱を、生きるすべを与えてくれたのはこの骨だった
母親は知らない。男が小さい時に死んだと聞いた 泣きながら、与えられた母親の乳房に食らいついていたのだとか
親父と呼んだ男が死んだ時には供えられた骨を。男の腕を貰って食った まるで魔法のように様々な物を直し、作り出したあの手に追いつけるように]
(172) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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ー 道端で −
[村の大きな道を行きながら、 田んぼの黄金の色に赤を添える 冠を抱く花を思い出す。
曼殊沙華。 極楽浄土に咲く花は、死者の手向けによく似合う。 もっとも毒があるから、 共に煮て食うわけにはいかないが。
素直に花を思うのも良いかと感じるのは 美しいユリを愛でた後の余裕だろう]
(173) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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……? 志乃ちゃんか。
今日は傷は痛まないのか?
[掛けれた声に振り向けば、嘗ては 曼殊沙華の花模様のべべが良く似合う女の姿>>150
火傷の治療でしばらく預かっていた分>>157 後ろめたさも含めた上で 患者を超えて、少しばかり娘の様な心配までしてしまう]
(174) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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ちゃんと飯は食えてるか? 一食位なら余裕はあるぞ?
[他の女にの胎にも種は撒いたが、 彼女の母親には撒いた覚えがない。 しかし一際、娘の様に大事にしているのは 村の誰もが周知の事実だろう。
今も大事な薬に漬けた肉でも分けてやろうかと思っている*]
(175) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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― 愛を失った夜/ゆりと ―
[父と呼ぶ女を組み敷いて見下ろす。 己を求めて乱れ悶える女を娘だと思った事はない。]
ゆり、
[女に向けるのは何時でも嫉妬の目。 女の母を愛していたし、それは初恋であったから。 だからその女の腹から産まれたこの女が憎いとすら、そう思っていた。 母から娘へと向けられる愛情が妬ましいとそう思っていた。]
(176) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[なのに、身代わりにもならぬ女を抱いた。]
(177) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[女の胎へと自身を穿ち、生じる快楽に熱の籠った吐息を漏らす。 しかしその反面、脳内は冷えていくようだった。]
ああ、ゆりの中はとても気持ちがいい。 きっと皆に愛される巫女になるだろうね。
[捩る身体を抱き寄せてやり背中を、髪を優しく撫でてやる。 丁寧に優しく優しく抱いてやる。]
愛しているよ、ゆり。
[穿つ自身は精を吐き出すにはまだ遠く。 しかし激しく求める事もなく。 只、優しくゆっくりと、まるで胎内を味わうようにそれは長い時間をかけての交わりだった。
腕の中で悶える女は、妬ましさを覚える女であったはずなのに。 不思議と馴染む肌が血の繋がりを訴えているようで。
嗚呼、これは私の娘なのだと自覚させるには十分であった*]
(178) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[きっと源蔵の帳面の中には、>>167 こんな文字が記されているだろう。
「巫女身籠る」と。
ゆりの子がどうなったかは村人の誰もが知らない。 繰り返される近親相姦の弊害など 村の人々は知らない。知ろうともしない。
巫女が化け物のような不具の子を孕み、 誰も知らぬうちに流したことを。
だからゆりは子種を求める。 跡取りの女児を生まなければならない。 次代につなぐのが巫女の役目。
それができぬ巫女など……生まれた意味が、ない*]
(179) 2017/11/22(Wed) 22時半頃
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[けれど、こんななり、を考えた際に、 ふとよぎることはある。 およそ、1年前。焼けた家。 2つ生じた死体。
力仕事に向くべくもない男は、 その片付けに駆り出されず、 よって肉の損壊を詳細知らなかった。
手遊びに、筆が泳ぐ。 あれは皆で食べたのだったか、すべて焼き炭と化したのだったか。 あれは、 ――あれらは、食べられなかったのなら、]
(180) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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どういうものって聞かれても、僕は物心ついたときから兄さんと暮らしてたし、ほかの生き方を知らないからなぁ。
[>>165兄弟とは、と問われても、すぐには、気の利いた答えが出てこなかった。 己のそばに石動がいることは、あまりにも自然で。 それがどういうものかなど、今まで、考えたこともなかった。 車椅子に揺られたまま、申し訳無さげに、眉を下げる。]
……うん。
そうだね、僕が死んだら、兄さんに食べてもらいたいと思うし、兄さんが死んだら僕がそうする。 兄さんも、そう言っていたからね。
[幼いころの、けれど鮮明な記憶。>>160 兄が撫でてくれた時のように、己の腹を軽く撫でる。]
(181) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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そうすれば、きっと兄さんを忘れない。 兄さんもきっと、ずっと僕のことを覚えていてくれる。
だから本当は、すべて僕だけで食べてしまいたいし、食べてほしいって思うけど。 それは無理だろうから、さ。 一番美味しい、大切なところを、余さず食べて、食べられたいと思うよ。
[>>166おそらく、多くの村人が、そう考えるのだろう。 淡々と、けれど少し嬉しそうに話していれば、進の声が、どことなく淋しげなものに聞こえた。]
……あのさ進くん。
[緩やかに、首を後ろへと向ける。]
(182) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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進くん、まだ、脳みそを食べたことないって言ってたよね。 だったら、僕が死んだ時は、脳みそは半分、進くんにあげるよ。
兄さんが良いって言えば、だけど。 半分がダメなら、一口でも分けてあげてよ、ってさ。
だからそのかわり、進くんは僕が食べたいな。 心臓でも、脳でも良いや。 軟骨だったら、きみが好きなように、塩を振ってこんがり焼こうかな。
(183) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2017/11/22(Wed) 23時頃
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進くんにはいつも世話になってるからね。 どうだろう、そんな約束。
[視線を向けて、問いながら。 指切りでもしてみようかと、小指を伸ばした。*]
(184) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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田の畔に咲く赤い死人花、水晒しをすれば少しは腹の足しになるだろうか。昔母が最後の非常食だって教えてくれたっけ。 よく潰し、数日水で洗えば毒は抜けるって
ふとそんなことも思い出しながら、振り向くミナカタさんの顔色をみる。>>173>>174>>175]
……傷は、おかげでよくなったよ。 食事は‥…頂けるなら欲しいよ。
[笑顔でもない、気遣う言葉と慎重な話し方。 言葉を選んでいるのだろうか。 しかし貰えるに越したことは無い。コクリと頷き手を差し出したなら、その手に乗るのは食料か、それともそれのある場所へと導く掌か*]
(185) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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[詮無い思考の落ち着く先はない。 ずり、と眼鏡のふちが視界に入り、たたずまいを直しかけ、――諦めた。 筆をおく。詮のないことがよぎるくらいだ、書を捨て、村に出よう。 探す事柄はいつでも同じだ]
なんぞ、書くことでもあるだろ
(186) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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[続くの記録のない、 >>179いつかの頁。
人に噂されねば、あるいは男の、 見聞きの範囲でなければ。 文字として残らない、 流れる時間が記録の墨までも霞ませていく。
子は生まれる。流れもする。 いつだか。 親に連れられた時分よりあと、 さほど神社に足を向けなかった男は、 かたわの、不具の、人間の模型のような男は、 続きのない記録を携え石段を上ったこともある。 なんぞ子供の声はしないかと、 子供のなりして耳を傾け、 ―― きっと、還ったのだろうと当をつけもした。 尋ねるのはいまではなかろ。と袂に紙をねじ込み*]
(187) 2017/11/22(Wed) 23時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/22(Wed) 23時頃
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―砂利道―
僕は誰かと暮らした記憶がないから ……真逆ですね。
[錠が眉を下げたことを、ススムは知らない。 椅子を押してゆく、景色ばかりが目に入る。 もう間もなく、砂利道は終わり、幾らかまともな道に出る。 そうすれば錠たちの家は近くだ]
ひとりで食べてしまいたい……? そういうものなんですか
[既に兄弟のうちで、死んだあとの話は出ているようで>>181>>182彼の想いを聞きながら、ゆるく首を傾ぐ。 振り返った錠と、眼が合った]
(188) 2017/11/22(Wed) 23時半頃
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[足を止め]
錠さんの脳髄を、半分?
[瞬きを一つ]
僕は、きっと錠さんより後に死ぬでしょうけど もし、僕が先に死んだなら その時は。
[口元で笑って見せたけれど 少し歪んでしまって 俯いて、伸びてきた小指へ 怪我をしていた手を差し出し、指同士を絡める]
(189) 2017/11/22(Wed) 23時半頃
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